トッテナムを温かく・時に厳しく見守るブログ

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ELとの向き合い方
Category: EL・国内カップ  
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2011/12シーズンのUEFA EUROPA LEAGUE(以下EL)のプレーオフ組み合わせ抽選会が行われた。
トッテナムの対戦相手はハーツ(スコットランド)に決定。対戦する可能性のあった5クラブには実力的にさほど大きな差があるとは思えず、地理的に近く遠征にかかる負担が少ない点を考えれば最高の結果と言えるだろう。
対戦相手も決まり、気持ちは早くもプレーオフへと向かっているわけだが、ELの存在意義、引いてはこのELにどのように向き合うのか?という点において、あくまで個人的ではあるが考え方を明らかにしておきたい。

結論から先に言う。僕はあくまでプライオリティはリーグ、ELに注力する事に否定的であるというスタンスです。
それは何故か?をELを戦うことでのメリット・デメリットを検証して改めて考えてみたいというのが今回の趣旨。

ELのメリット
・ヨーロッパの舞台で戦うことによって得られる経験値
・普段出場機会の少ない選手(特に若手選手)に出場機会が生まれる
・放映権料、獲得賞金、グッズ、チケット等の収入増加
・ヨーロッパのコンペティションに出場することでの知名度・ブランド力の向上
・あくまでファン視点から、1試合でも多くの試合が楽しめる(リーグ戦では起こりえないカードの実現)

ザックリと挙げるとこんなところだろうか。確かにそのどれもがクラブにとって重要であり、決して軽視出来ないものだし、それを否定するものでは無い。リーグ戦とはまた違った環境で培われる経験は必ずや選手の成長の助けとなるし、長い目でみればチームの総合力の底上げに繋がるだろう。特に伸び盛りの若手にとっては。
わずか数試合で完全に消せるとは思えないが、出場機会が少ない控え組の不満を抑える貴重な場にもなり得る。

ELのデメリット
・試合数の増加によって疲労の蓄積、怪我などのリスクの増加(試合間隔が狭まり、日程がハードに)
・EL前後のリーグ戦のパフォーマンスに与える影響が甚大(メンタル、フィジカル両面において)

一方でデメリット面として考えられるのはおよそ上記の2点。一見するとメリット>デメリットでは無いか?とも思える。メリットに比較して少ないから。だが、主にリーグ戦への影響が如実に現れる点が最大の懸念なのだ。
昨季を思い返して欲しい。CLの前後のリーグ戦はどうだったか。散々たる有り様だったではないか。CLに重心が傾き、モチベーションのコントロールに苦心した。集中力は薄れ、単純なミスが増え、リーグ戦のパフォーマンスの低下は目に見えて明らかだった。結果、下位からの取りこぼしが増えてポイントは思うように伸びなかった。
負傷者も続出した。決してCLとの並行だけが原因では無いが、蓄積した疲労は確実に選手の負担を増加させた。

メリットとして挙げた収入面について。やはりCLとの差は余りにも大きい。一昨季、ELで準優勝に輝いたフルアムが大会を通して得られた収入はわずか€1000万程度。一方でCLで準優勝したバイエルン・ミュンヘンが得たのは約€4500万。無論、これは賞金、放映権料の分配のみの額だが、ELとCLでは得られる収入が段違いなのだ。
そして、ELにおいての知名度・ブランド力向上について。確かにヨーロッパの大会に出場することで少なからずクラブの名声はアップする。だが、これもまたCLとでは比較にならない。「CLに出たいから」と移籍先の希望を口にする選手は数多くあれど、「ELに出れるから」などという台詞を聞いたためしが無い。少なくとも選手の野心を満たす程の魅力がELには無いことは明らかだ。建前ではELへの意気込みを語るコメントも目にするが、それはあくまで建前であって本音とは程遠い。実際、選手のステータスに影響を及ぼすのはCLであって、ELでは無い。

以上を踏まえたまとめ
幾つかの要素を考えてみたが、残念ながら僕にはELに価値を見出すのが難しい…というのが現実だ。誤解しないで欲しい。ELが無価値であると言っているわけではないし、そのレベルを過小評価するものでは無い。
事実、昨季のELを数試合観戦したがどの試合もレベルが高く、内容もエキサイティングで面白かった。各クラブのレベルが拮抗しているという点においてはELの試合の方が面白いのでは?とも思ったぐらいで。

ただ、現在のスパーズがノルマとすべきなのは、目先のELに勝ち進む事、タイトルを目指す事では無い。
あくまでプレミアリーグで4位以内を達成し、再びCLの出場権を得ることこそが目指すものであるべきだ。
その目標は簡単な事では無い。常にタイトルを争える実力を備えたマンU、チェルシーの二強、もはや覇権すら伺える陣容を擁すマンC、大型補強で復調気配のリバプール、お隣だってコンスタントにCLを確保し続けている。
それらの強豪の一角を崩す事は容易では無い。今のスパーズはリーグ戦一本に集中して、やっとこ針の穴ほどのわずかな道が開けてくるのが現実なのだ。一昨季、4位になれたのはリーグ戦に集中出来たからに他ならない。

ELとの並行をこなせないんじゃ、CLなんて夢のまた夢…という意見もある。正論だろう。だが、僕に言わせればそれはビッグクラブが口にすべき言葉であって、スパーズのようなクラブの現実からかけ離れた理想論だ。
二兎追うものはなんとやら…という言葉があるが、ELに力を注げば、そこに待っているのは再びのEL出場だ。
モドリッチの移籍騒動でもよく分ったであろう。残念ながらELレベルではこういった問題がまた降りかかる。

唯一、ELに存在意義を見い出せるとするならば思い切って若手の修行の場を位置づけることだ。主力を休ませ若手主体で臨み、経験を積ませる為にこの大会を活用する!と言うならば、百歩譲って頷ける。だが、果たしてそれが可能なのか?ハリー爺は若手登用を示唆しているが、どこまで思いきれるのか。中途半端に主力を起用するってんなら、また昨季の二の舞になるのは目に見えてる。ELの為にグダグダなリーグ戦を見せられるのは勘弁だ。

そこで皆様に問う。それでもELに夢を託しますか?それとも「勇気ある撤退」でCLを目指しますか?

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