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10/11 シーズン総括 ~ネガティブの巻、其の壱~
Category: 評価・査定  
色々あった10/11シーズンが幕を閉じて約1ヶ月。早くも心は来季に向かっているわけなんだけど、夏の補強も含めて来季についてあれこれと語る前に今季を振り返っておかねばならん!ということで10/11シーズン総括を。
ネガティブサイドとポジティブサイドを数回に分けて。ちょっと長い記事になっちまいますがお付き合いを。

今回は10/11シーズンの反省点、問題点などを炙り出すネガティブの巻。批判したりネガティブな部分を語るのは正直しんどいし、あまり楽しいもんでは無いものだ。でも、目を背けず、そういうのを含めて考えるのもまた大事なこと。ここは心を鬼にして。大前提として全ては愛ある批判・叱咤であることをご理解頂きたい。

1-a.想定外のラフィー獲得で余儀なくされたシステム変更

今季は4位を達成した昨季からの継続路線で行くものだと思っていた。いや、そうするべきだと表現するのが正しいだろうか。しかし、蓋を開けてみれば、戦い方がまるで違った。まるでもう別のチームかと思うぐらいに。
理由は幾つかあるのだろう。サイドを活かしたシンプルな戦術だけでは、限界を感じていたのかもしれない。
だが、恐らく戦術をガラリと変えた一番の要因は会長独断で強行した「ファン・デル・ファールトの獲得」だ。

当初から嫌な予感はあった。トッテナムにとっては久しぶりの”ビッグネーム”の獲得に沸くファンの喧騒をよそにどこか冷めていたというか、不安な部分を隠せない自分がいた。大丈夫だろうか?彼はチームにハマるのか?と。
※参考記事リンク ラファエル・ファン・デル・ファールト獲得 (2010.09.01)

トップ下に適正がある(というよりトップ下で無ければ凡庸な)彼をチームに組み込むにはどうするべきか?
この問いかけへの答えはザックリ言うと以下の2つだ。
A.トップ下を置かない4-4-2から4-4-1-1、もしくは4-2-3-1といったトップ下を置くシステムへの移行
B.従来のスタンダードな4-4-2のアウトサイドに彼を無理やり当てはめる

言うなれば前者はファン・デル・ファールト(以下ラフィー)を最大限活かすためにチームが彼に合わせる形。
後者はあくまでチームのベースとなっており、一番得意なシステム(4-4-2)に彼が合わせる形とも言える。
レドナップは前者を選択した。チーム状況によって多少の例外もあったが、今季の基本布陣はラフィーがトップ下を努める4-4-1-1となった。これによって、前述したように戦い方が大きく変わった。そして、それは大きな混乱をもたらすこととなる。試行錯誤を繰り返す日々の始まり。戦術が定まらず迷走する日々の始まり・・・である。

1-b.戦術の変化 堅守速攻→ポゼッション重視へ

今季のトッテナムの戦い方を観ていて、どこか違和感を感じた方も多かったのではないか。特に昨季をくまなく観てきた方にとってはその傾向が強いのでは?と想像するのだがいかがだろう。きっと、僕だけでは無いはずだ。
攻守の切り替えは遅く、縦に速いダイナミックな展開も前線からの激しいプレスも影を潜めた。どう攻めて、どう守るのか?という約束事が徹底されておらず、個々のヒラメキに頼ったバラバラな攻撃が増えてしまった。
適材適所の選手が力を発揮するスタイルから、ラフィーを軸とする戦い方にシフトした弊害が一気に噴出した。

もちろん、ラフィーだけに全て責任があるわけでは無い。僕が強調したいのは、彼に依存するスタイルの弊害だ。
ラフィーは運動量に乏しく、守備に力を発揮するタイプでは無い。類まれな得点力を含めたゴールに直結する仕事をさせてナンボの選手。そんな彼に制約を設けず自由にプレーさせたことで、彼に依存しすぎてしまった。
元々ボールサイドに寄りがちになる彼のプレースタイルがそれに拍車をかけ、ほとんどの攻撃が彼を経由することに。序盤戦にゴールを量産したことで、彼を頼る割合が日増しに高まり、それに比例して遅攻に傾倒していくことになる。必然的にサイド攻撃の頻度が減り、強引な中央突破が増えた。スピードのあるサイド(レノン、ベイル)に良い形でボールを持たせて勝負させるのがストロングポイントだったはずなのに、自らその長所を消してしまうジレンマに陥ってしまう。ラフィーが調子を落とした中盤以降、結果が伴わなかったのは必然の流れだった。

1-c.来季に向けた改善点
ラフィーの個人の働きだけでいえば十分に合格点を与えられるが、それがチームに還元出来ていたかと言われればノーだ。いくら個人が輝いてもチームとして機能しなければ意味が無い。そういう意味ではラフィーの補強は現段階では成功したとは言い難い。彼の獲得で得たものも多かったが、失ったものの方が今は多いのが現実だ。
ラフィーの為に昨季の安定していたシステム・戦術を変更したのだから、どうしても槍玉に挙がってしまうのは仕方ない。だが、大事なのはそれを踏まえてどう修正していくか。恐らくは来季も彼が攻撃の中心なのだから。

レノン、ベイルを今ひとつ活かせなかった点、攻撃のダイナミズムを欠き必要以上にポゼッションに偏った点、曖昧になった中盤における守備体系、全体的なバランスの欠如。これらの課題を克服していかなければならない。
ラフィー自身はもっとゴールに近い位置での仕事に専念し、もう少し組織の駒としての制約を設けるべきだ。
実はラフィーはいらないんじゃないか?と思ったりもする。彼がいなければこんな悩みを抱える必要が無いのでは・・・と。でも、一方では彼の是非を判断をするのはもう1シーズン見てからでも遅くは無いとも思う。
せっかく今季1シーズンもがき続けてきたのだから、それを乗り越え、一段レベルアップした姿が観たいのだ。
来季は振り返れば昨季の試行錯誤も無駄じゃなかったな!と言えるシーズンになればいいな・・・と心から願う。

長くなってきたので今回はこの辺でおしまい。次回はネガティブの巻、其の弐を。

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