トッテナムを温かく・時に厳しく見守るブログ

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【第22節】 vs Manchester City
Category: プレミアリーグ  
epl-22.jpg

England Premier League 2011/12
Etihad Stadium

Man City Manchester City  3
tottenham.jpg Tottenham Hotspur   2

得点
Spurs:デフォー、ベイル
Citizens:ナスリ、レスコット、バロテッリ

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Unused subs: Cudicini、Bassong、Dawson、Kranjcar、Pavlyuchenko

首位をひた走るマンチェスターシティと3位につけるトッテナム。長らく続いた「ビッグ4の時代」を終わらせた両チームによる「首位争い」の大一番。両者が一歩も引かない壮絶な死闘の末に待ち受けていた結末はロスタイム、正に試合終了間際のPKによる決着だった。95分間、互いに死力を尽くした好ゲームを制したのは…。

前半:互いの良さを消し合う、息詰まる消耗戦
破壊力抜群の強力攻撃陣を擁し、今季ここまで57得点を記録しているマンCとこれまた多彩な中盤を中心として、今季プレミアでも屈指の魅力的なアタッキングフットボールを見せてきたスパーズ。共に攻撃的な戦術を志向する両チームの激突とあって開始早々からオープンなど突き合いも予想されたが、思いの外に序盤は慎重な立ち上がりとなった。開始15分まではややスパーズが攻勢、その後はマンCが盛り返す流れとはなったが、互いに多くの決定機を作り出すには至らず、自分たちの長所を前面に押し出すというよりかは、相手の長所をしっかり消すことに重点を置く緊迫した消耗戦が展開された。互いに呼吸を合わせ、虎視眈々と機を図る一進一退の攻防が続く。

この日のスパーズの布陣はデフォーが最前線で張り(アデバヨールがローン元との試合の為欠場)、レノンとベイルが両翼に構える形。しかし、ほとんどの時間帯で両翼は守備に重点を置き、やや下がり気味で中盤でモドリッチ、ラフィー共にラインを形成していたので、中盤の底でパーカーを潰し役に配置した4-1-4-1といった方が適切かもしれない。プランとしては積極的に仕掛けて主導権を握ろうとするのではなく、まずはしっかりとブロックを固めてマンCの攻撃を抑えて、隙あらばショートカウンターでチャンスを作れれば…といったところ。攻撃の手数自体は少なくても急所を突く一発を常に狙う感じ。これがある程度は効果的に機能しているように感じた。

この試合のキーポイントは主に2つ。攻撃ではデフォーを孤立させずに全体でサポート出来るか、守備においては相手の攻撃陣でもリズムを作り出すシルバ、アグエロをどう抑えるか。守備面でのそれはバックラインを中心として全体が高い集中力を保ち、粘り強く対応出来ていた。しかし、デフォーを上手く活かす形はなかなか作れなかった。スパーズの攻撃は左SBのエコトが起点になることが多いが、マンCはそこに厳しいチェックをかけるとともに、同サイドのリチャーズが押しこむことで封殺してきた。モドリッチもヘルプに回るので精一杯、ラフィーも自由にさせて貰えず、ボールを前に運ぶのに苦労した。結果的にバックパスで難を逃れ、フリーデルのパントで仕切り直すも、ロングボールではデフォーでは分が悪く相手の攻撃ターンになる…という場面が目立った。

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後半:取られたら取り返せ!白熱の攻防戦
お互いが慎重な中にも勝利への確かな闘志がみなぎる互角の展開だった前半を0-0で終え、迎えた後半。ホームのマンCが一段ギアを上げ、じわりじわりと圧力をかけ押し込んでいく。55分、ここまで何とか凌いできたスパーズの守備網が遂に決壊。右サイドからカットインしたシルバからのスルーパスがスパーズのディフェンスをあざ笑うかのように見事に通り、受けたナスリが豪快に蹴り込みマンCが先制。その余韻も醒めやらぬうちに、CKからレスコットが体ごと突っ込み2点目。その間、わずか5分間。マンCの嵐のような攻勢で均衡した展開は一気に崩れた。

ここまで10戦無敗と無敵の力を誇るエティハドでのマンC。許した2点のビハインド。余りにも重すぎる2点を立て続けに喫し、8月に1-5と屈辱的敗戦を喫した悪夢が脳裏をよぎる。またしてもマンC攻撃陣の前に屈するのか?
だが、ここで諦めないのがスパーズ。選手たちの目は死んではいなかった。わずか3分後、反撃の狼煙を上げる。
ここまでは前線でのチェックは懸命にこなしていたものの本来の仕事が出来ずじまいで半ばゲームから消えかかっていた「飢えた獣」がその牙を剥く。相手CBサビッチとGKハートの連携ミスを突き、デフォーが1点を返した。

わずか数千ばかりの一角から発せられる野太い歌声は4万数千人詰めかけた大観衆の中にあっても決して遮られない、むしろ圧倒するかの如き声量でチームを鼓舞したのはスパーズサポーター。高らかに鳴り響く「聖者の行進」はピッチで闘う面々に、どれほどの勇気を与えたことだろう。そんな彼らに背中を押されたスパーズは簡単に屈するわけにはいかなかった。レノンがサイドでキープしながら中央に折り返したボールを絶妙なコントロールで蹴り込んだのはベイル。鮮やかな軌道を描いたボールはスパーズサポーターの想いを乗せて、ゴールネットに突き刺さった。名手ハートですらも防ぎきれないビューティフルゴールでスパーズが遂に同点に追いついた。

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静かな展開で始まったゲームはいつしか激しい点の奪い合いに。両指揮官もすかさず動く。マンCはジェコに代えてバロテッリ、スパーズはラフィーに代えてリバモアを投入。時間の経過と共に次第に流れはスパーズに傾き、ベイルのクロスやレノンの鋭いカットインでチャンスを作り脅かす。焦ったマンCはレスコットのカブールへの肘打ち(故意)、バロテッリのパーカーの頭部への踏みつけ(故意)など余りにも汚い、姑息なプレーの数々でスパーズの勢いを削ぎにかかるも、スパーズはあくまで正々堂々としたプレーで対抗、ゲームの熱量はヒートアップ。

試合も残り時間わずかとなり、レノンを下げてピーナールを入れて引き分けも視野に守りを固めに入ったスパーズだったが、ロスタイムにビッグチャンスが到来。サビッチのもたつきを突いて奪ったボールをベイルがものすごいスピードで持ち出し折り返し、デフォーが詰める。しかし、無情にもボールはわずか1個分枠を逸れてしまった。ベイルのクロスも絶妙だったし、デフォーもよく詰めた。だが、ほんの少しだけタイミングが合わなかった。
すると、ゲームは思わぬ結末へ。ラフプレーで「退場して然るべきだった」バロテッリのエリア侵入をここまで素晴らしい守備で支えていたキングがたまらず倒しPK、これをバロテッリに決められジ・エンド。ロスタイムにゲームの明暗を分けた2つのビッグプレー。悲しいかな、フットボールの神様はスパーズに味方をしてくれなかった。

管理人採点&ザックリ総評(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル4、エコト3、カブール5、キング4、ウォーカー3、モドリッチ3、パーカー4、ファンデルファールト3、ベイル4、レノン3、デフォー3、リバモア3、ピーナール-

たら、れば、を言えばキリが無い。バロテッリが退場になってたら、デフォーがあれを決めていれば、キングが最後に焦らなければ…etc。でも、0-2から脅威の粘りを見せて、同点に追いつき、最後にはあわや大逆転勝利の決定的チャンスを作るほどに奮闘したこの日の選手たちの、誰を責めることが出来るだろう。僕にはとてもじゃないけど、そんな事は出来ないな。結果は残念なものだった。内容的には勝利に値したとまでは言えないまでも互角の戦いをしていただけに、勝ち点を持って帰りたかった。それこそ叫びたいぐらいに、心底悔しいさ、そりゃ。

でもね。この日のスパーズの戦いには心打たれるモノがあったよね。負けてなお、スパーズの誇りは見せたと思う。そして、ここまで優勝争いに絡んでいるのが偶然では無く、必然であるということを確かに示してみせた。
選手たちは下を向く必要は無いし、胸を張っていいはず。この日は負けた、でも、まだ戦いは続くのだから気持ちを切り替えて次に臨んで欲しい、そう思います。マンCは強かった、だけど、スパーズも見劣りしなかったよ。
スパーズサポで良かったと改めて感じた試合だったし、上位争いに相応しいグッドゲーム。最高に面白かった。
厳しい6連戦の初っ端は黒星だったけど、必ずや好成績で乗り越えてくれるはずさ。今の彼らなら、きっと。

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