トッテナムを温かく・時に厳しく見守るブログ

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【第26節】 North London Derby!!
Category: プレミアリーグ  
epl-26.jpg

England Premier League 2011/12
Emirates Stadium

Arsenal Arsenal  5
tottenham.jpg Tottenham Hotspur   2
得点
Spurs:サハ、アデバヨール
Gunners:サニャ、ファンペルシ、ロシツキー、ウォルコット2

1112w26.gif
Unused subs: Cudicni, Rose, Lennon, Defoe.

戦前の状況で両者の間には実に10ポイントの差。しかも、スパーズが上位で迎えるノースロンドンダービー。崖っぷちに立たされたアーセナルがトッテナムを迎え撃つ、これまでとはやや趣の違う「決戦」。だが、ダービーというものはリーグ戦での順位、最近の調子などでは測れない特別な舞台。互いが意地とプライドを懸けて…。

前半:やられたら、やり返せ!
ローカルライバル同士の決戦、しかもこの両者の対戦は常に激しい点の奪い合いになる。この試合もそうなるだろう…との戦前の予想だったが、やはりこの日も予想を裏切らなかった。だが、展開はやや意外な方向で進む。開始4分、自陣でボールを奪ったスパーズが素早く前線にボールを運ぶとアデバヨールが相手DFを引きつけ、空いたスペースにサハが入り込む形であっさりとスパーズが先制。その後もスパーズはややロングボールが多かったものの、優位に試合を運ぶ。敵地で上々の立ち上がり。しかし、落ち着きを取り戻したアーセナルはベナユン、ロシツキを中心にボールを回して主導権を手繰り寄せていった。ファンペルシの強烈なミドル、ロシツキのヘッダー。いずれもスパーズはヒヤリとさせられる場面が増えていく。気づけば完全なるアーセナルペース。スパーズとしてはなんとか耐える厳しい時間帯が続いた。だが、そんな苦しい状況をたった2人で打開。中盤からモドリッチが前線に縦パスを入れるとベイルが抜群のスピードで持ち出し、エリア内でのファールを誘う。これで得たPKを終始ブーイングを浴びていたアデバが落ち着いて流し込み2-0。押され気味ながら2点をリードする願ったりな展開に。

26-1.jpg 26-2.jpg

歓喜するスパーズサポーター、対照的にエミレーツは苛立ちが蔓延。敵将ベンゲルの表情も硬くこわばっていく。
しかし、この日のアーセナルはここで崩れなかった。いや、むしろこの2点が眠れる獅子を揺り起こしてしまったのかもしれない。サニャのヘッダーで瞬く間に1点を返すと、直後にはファンペルシの豪快なミドルで加点。苦しみながら2得点で勝ち取ったスパーズのアドバンテージはわずか5分の間に無くなっていた。アーセナルの意地、執念は凄まじく、リードしていたスパーズの選手たちもその猛威に気圧され、どこか浮き足だっていた。2-2。これぞダービーという展開の中で前半は終了。決してこのままでは終わらないという異様な雰囲気を醸しつつ…。

後半:屈辱の3失点。守備陣の崩壊
お互いが2点ずつ取り合っての後半戦。しかし、流れは俄然アーセナルに傾いていた。スパーズは2得点したものの、自分たちの良さを存分に出させては貰えず、相手のミスに上手く乗じてのもの。半ばラッキーな形だった。どこか危うく、いつもと違う。その気配を指揮官レドナップも察したのだろう。後半頭から2枚替え。サハ、クラニチャルを下げ、ラフィー、サンドロを入れて攻撃的な4-4-2から中盤を厚くする4-3-3へと変更。早めに動く。
だが、これが結果的には火に油を注ぐことに。前半からサイドを有効活用することが出来ず、相手に思うようにさせてしまっていたが、ベイルがサイドから中に動く頻度が増した&守備にはあまり期待出来ないラフィーを入れたことで、一層サイドが手薄に。ここをアーセナルが見逃すはずもなく、やや前がかりになったスパーズをあざ笑う如く赤のユニフォームが躍動。この日のアーセナルにとって、逆転するまでにたったの10分も必要なかった。

26-3.jpg 26-4.jpg

ロシツキー、ウォルコット、再びウォルコット。アーセナルサポーターにとってはさぞかし楽しい時間だったことだろう。正直、僕はロシツキーの得点以降の記憶がほとんどない(笑)もう、止めようのない大きな力、何か恐ろしい魔物が襲いかかってくるかのような錯覚だった。正に茫然自失。気がつけばスコアは2-5。屈辱的な差が開いていた。うっすらと覚えているのは、圧倒的な点差をつけられ敗戦濃厚になる中で、一人なんとかしようと懸命に喰らいついていたパーカーの姿。勢い余って2枚目のカードを貰い退場になってしまったが、相手を気遣い、手を差し伸べてからピッチを去る彼らしい姿には心打たれた。そして、キングと代わって入ったドーソン、彼もまたこの日最初からピッチに立っていたかっただろう選手。もはや挽回が難しい局面ながら、周りの選手を鼓舞し、奮い立たせようとする姿に頼もしさを感じた。結果は2-5というこれ以上なく屈辱的で、惨めなもの。それでも、二人のように最後まで戦う姿勢を見せてくれる選手がいる限り、彼らは大丈夫だと、この惨敗から必ずや立てなおして再び力強く立ち上がってくれると確信した。選手たちは悔しいだろうが、この経験がまた彼らを強くするはずだ。

管理人採点&ザックリ総評(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル3、エコト2、キング1、カブール2、ウォーカー3、ベイル3、モドリッチ2、パーカー3、クラニチャル2、アデバヨール3、サハ3、サンドロ2、ファンデルファールト2、ドーソン3

正直、ショックです。そして、悔しい。認めたくないのだけど、この日は完敗。アーセナルが強かった。ここ数年のノースロンドンダービーの中でも断トツで強かった気がしたな。僕は試合前に追い込まれてるのはアーセナルだと書いた。スパーズの方が精神的に優位で試合を運べるだろうと、そして、今季のスパーズなら接戦にはなるだろうが敵地でも勝機は十分あると踏んでいた。それは決してアーセナルの力を侮るとかそういうもんではなく、今季のスパーズの成長を実感していたからだ。だけど、甘かったね。自分たちの力で憎き「ベンゲルのアーセナル」に引導を渡す絶好の機会だったはずなのに、それが出来なかったばかりか、鼻っ柱をへし折られるような惨敗。ここまでの差をつけられるとは予想出来なかったです。まあ、これが限界だとは思わないけども、まだまだ現在のスパーズには経験が足りないというか、真の強さを備えるには至っていないということなんでしょう。

こういう結果になったのは色んな要因があるとは思う。戦術的なミス、采配が裏目。確かにそれもあったとは思う。ただ、あの時点でハリー爺が打った手は悪くなかった。数ある選択肢の中で最良とまではいかないまでもほぼほぼ納得する采配だったよ。ただ結果的に裏目に出ただけでね。この試合に関してはそんな事よりも、何よりアーセナルの意地、執念がスパーズのそれを上回っていた、これに尽きると思う。アーセナルの球際の当たり、ルーズボールへの寄せ、半端無かったじゃないか。攻守の切り替えのスピード、運動量…どれもがスパーズは劣っていたよ。まあ、ダービーの戦績も今年はこれで1勝1敗だし、まだ順位もスパーズが上。この1試合をもって「今季の」立場が逆転したとは思わないが、少なくとも「この試合においては」スパーズが勝てる要素はほとんど無かった、そんな試合だったんじゃないかな。潔く負けを認めます。悔しいけれどもね。大事なのは、この試合を次にどう活かすか。まだシーズンは続く。残り12試合。凹んでる場合じゃないよ。シーズン終わった時にアーセナルよりも上でフィニッシュしようじゃないの。それが叶えば、この屈辱的な敗戦も笑い話に出来るよ。そうしなくっちゃ。

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ノースロンドンダービー直前スペシャル 
Category: 企画  
日曜日にはシーズン最大にして最重要の一戦が行われる。そう、宿敵アーセナルとのノースロンドンダービー。
我等がトッテナムは3位。アーセナルは4位。宿敵相手に勝ち点10ポイント突き放し、プレミアリーグ発足後初めて「両者の立場が逆転」して迎えたノースロンドンダービー。敵地エミレーツでの試合にも関わらず下馬評ではスパーズ優位の声も少なくない。しかし、侮るなかれ。アーセナルはいつだって、簡単な相手では無いのだ。

スパーズが持つ3つの強み 

1.両者の置かれた状況
試合前の状況でスパーズはガナーズを10ポイント突き放し、順位も上だ。仮にこの試合に敗れたとしても依然として7ポイント上回っているし、勝利を飾れば両者の差は13ポイント。正にスパーズの3位確保を更に確実にするもので、翻ってガナーズは4位以内確保の崖っぷちに立たされる事を意味する。スパーズにとっては実に1995年以来となるリーグ戦でのアーセナルを上回る順位を確定させる絶好の好機であり、ガナーズにとっては16年続いたベンゲル体制の崩壊の序曲となり得る。現在、両者の置かれた状況は全く異なる。これまでの、どのNLDとも。
試合に臨む選手、監督により大きなプレッシャーがかかるのはどちらか?当然、追い込まれたガナーズだ。

2.モドリッチ&パーカーのCMFコンビ
今夏に加入したパーカーとモドリッチの織り成す中盤の絶妙なバランス、相互の補完性はプレミアリーグでも屈指だ。わずか£500万という破格の安値で獲得が実現したパーカーは献身的なハードワークで毎試合、獅子奮迅の働きを見せ、コンビを組むモドリッチの負担を減らすとともに、その攻撃性能を引き出している。ウィルシャーが怪我で離脱という不運もあるし、ソングの成長は目を見張る。それでも、CMFコンビではスパーズが一枚上だ。

3.充実のセンターバック
今季のスパーズの躍進を支えているのは爆発的な攻撃力では無い。むしろ、毎試合概ね安定したパフォーマンスを見せている守備陣の奮闘あってこそと見るべきだろう。特に顕著なのがCBの充実。カブール、キング、ドーソンの3人に出場の可能性があるが、誰を出しても遜色が無い盤石の布陣だ。一方のガナーズはどうだ?コシエルニー、ベルマーレンと実力者はいるものの、怪我での離脱が多く満足な面子が組めない。ジュルー、スキラチ、メルテザッカーらはプレミアリーグレベルと言えるのか甚だ疑問だ。ベンゲルが守備陣の補強を怠った代償は大きい。

両チームの負傷者情報&予想スタメン

tottenham.jpg Tottenham Hotspur
FAカップのスティーブネイジ戦ではアデバヨール、エコト、ラフィーが怪我で、モドリッチは風邪で欠場したが、その4名はいずれも間に合う見込み。キングは当日のフィットネス次第だろうが、ほぼベストの布陣で試合に臨む事が出来そうだ。負傷欠場はハドルストン、ギャラス、サンドロ、ベントリー。

予想スタメン:フリーデル、エコト、キング、カブール、ウォーカー、レノン、パーカー、モドリッチ、ベイル、ファンデルファールト、アデバヨール

Arsenal.jpg Arsenal
相変わらず負傷者が続出してるご様子。A・サントス、ウィルシャー、フリンポン、メルテザッカー、スキラチ、コクラン、ディアビが欠場。コシエルニー、ギブスらは微妙だったが、出場は可能なようで、バックラインは体裁が整うだろう。ANCからジェルビーニョも戻り、新鋭のチェンバレンも控える(先発?)陣容は悪くない。

予想スタメン:シュチェスニー、ギブス、ヴェルマーレン、コシエルニー、サニャ、ソング、ラムジー、アルテタ、ウォルコット、ジェルビーニョ、ファンペルシ

勝つか負けるかの決戦、それがダービーなので予想に意味は無い。一つだけ確かなのは、激しいゲームになるということだけだ。なんとなくだけど、激しい点の取り合いになるんじゃないかな~という予感はするかな。いずれにしろ、好ゲームになるのは間違いない。北ロンドンの盟主の座を賭けて、互いが意地と誇りを胸に激突する今季最大のビッグマッチ。絶対に負けられない、いや、絶対に勝たなければいけない試合。一大決戦です。勝利以外の結果などいらない。願うは憎き宿敵相手のシーズンダブルのみ。絶対に勝つ。COYS!

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2012’フットボールクラブ収入ランキング
Category: 企画  
毎年この時期の恒例ではございますが、国際的会計監査法人デロイトが発表している世界クラブ収入ランキングの今年度版(昨季:2010/11シーズンの実績)が出ましたので今年もお届け致します。

Deloitte Football Money League - 2012 
※引用元リンク:Deloitte Football Money League2012(PDF)

Deloitte Football Money Leagueの概要を簡単におさらい
単純にクラブの収入のみをフォーカスしたものであり、支出を含めた営業利益を考慮したものでは無い。
よって、オーナーの資産やポケットマネーの類、選手の移籍で発生した収入・税金等も対象外。
Matchday(入場料収入)、 Broadcasting(放送料収入)、Commercial(商業収入)の3本立てで構成
当ブログではより解りやすいようにTicket、TVRights、Tradeとして表現してます。
今年度のランキングは昨季、すなわち2010/11シーズンの実績を基に算出されている

※(単位:百万ユーロ 2011/02/21現在のレート 100.0 = 約105億8400万円)
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※Ticket:入場料 TVRights:TV放映権料 Trade:商業収入(スポンサー、ユニフォームサプライヤー契約含む)

全体の傾向
トップ10の顔ぶれはシャルケを除き(代わりに陥落したのはユベントス)昨年と一緒である。
ユベントスがCL出場を逃し、シャルケがCLでベスト4に進出して放映権、入場料収入が増大した事が主な要因。
トップ10の中でも、上位の7クラブは昨年と同じ。しかも、順位の変動も無し。
トップ10までは総収入が2億ユーロ以上を記録。トップ10圏外のクラブとの差にやや開きがある。
上位20クラブ中、14クラブがチャンピオンズリーグで決勝ラウンドに進出している。
CL出場におけるTV放映権料、入場料収入等の収入増加は顕著。微々たる収入のELとは比べ物にならない。
トップ20における、欧州5大リーグ各々の割合は昨年とほぼ同じでパワーバランスの大きな変化は見られず。
変化はプレミア1減(アストンヴィラ)、セリエ1増(ナポリ)に留まる。シャルケの躍進(ブンデスリーガのクラブではバイエルン以外のトップ10入りは初)とドルトムントの健闘でややブンデスリーガの勢いを感じる。一方で、リーグアンは緩やかな落ち込み。リーガは相変わらず2強が飛び抜け、もう1つ送り出すので精一杯。

TV放映権料:2強が突出したリーガの歪な体制
今年も昨年に引き続きレアル・マドリー、バルセロナがワンツーフィニッシュ。3位以下を大きく突き放している事からも、この2クラブが「リーガ2強」に留まらず「欧州2強」である状態が、ここ数年続いていると言える。
しかし、この2クラブが突出しているのはリーガの歪なTV放映権料の分配方式にあるのは、周知の事実でしょう。かろうじてトップ20入りしている19位のバレンシアと比べれば一目瞭然。リーガ最高位のレアル・マドリーと最低位のクラブとの格差がおよそ12.5倍あるとされる状況がもはや「異常」なのであって、20クラブ全てに約£3000万が分配され、格差がおよそ2倍しかないプレミアリーグや、リーグの厳しい管理の元で放映権料に頼ること無く堅実な経営を維持し、今や欧州中の見本とされるブンデスリーガが「本来あるべき姿」だとは思う。

入場料収入:安定した増員力を確保するプレミアリーグとブンデスリーガ
この分野においては概ねスタジアムのキャパシティーに依る部分も大きいと感じるが、比較的箱の大きいセリエの上位クラブが入場料収入が少ないのは、セリエA全体の客離れが依然として深刻であるのも一因か。やはり、自前のスタジアムを持てないというのが一番大きいのかな。ユベントスが素晴らしい新スタジアムを建設したが、その影響がどれぐらいの差となって来年出てくるかは興味深い。プレミア、現在では1試合平均の入場者数が欧州一とも言われるブンデスリーガは堅調。後はCLでの上位進出が収入増加を後押しするのは言うまでもない。

商業収入:長い年月で積み上げた実績、メガクラブの強み
スポンサー契約、ユニフォームサプライヤー契約を中心とした商業収入は、そのクラブのこれまで積み上げてきた実績、営業努力がモノを言う分野。ここは一朝一夕では築く事の出来ない「クラブのブランド力」を図る一番わかり易い指標と言えるかもしれない。もちろんユニフォーム、グッズ等の売上も含まれているので、世界的な人気、知名度が現れる分野でもある。リーガ2強、バイエルン、マンUらメガクラブがやはり強い。

感想
各クラブやリーグの現状をきちんと把握しているわけでは無いので、ツッコミどころも多々あるでしょうが、こんなもんか~と参考程度にして頂ければ。今回はかなりザックリとしたまとめなので、詳しく分析したい方はリンクのPDFを見てみるのも面白いかも。かなり長いけど(笑)各クラブの細かい内訳とか、色々書かれてるので、読み応えありますよ(僕はザッと目を通した程度だけどもね…笑)

去年も似たような事を書いたとは思うんだけど、今後はFFPの段階的な導入が控えているので、各クラブはこれまで以上に収入の確保と、支出の減少が求められる。UEFAがどれほど厳格に取り締まるかわからんし、FFPが機能するのかもわからないけど、今冬の補強の動きを見ても影響は少なからず感じるので、今後は天文学的な移籍金が飛び交う時代が終焉に向かうかもしれない。各クラブが収入、支出のバランスを考えて補強を行うようになれば、異常とも言える現在のフットボールを取り巻く現状が、ある程度は「正常な世界」に戻るかもしれない。

このランキングは支出を加味せず収入だけにフォーカスしたものだけど、今後はクラブの収入を超える支出がしにくくなると考えれば、収入をどれだけ上げるかがますます重要になるのは自明。このランキングに安定して名を連ねるのはもちろん、身の丈に合わない支出を抑える事が、ビッグクラブの至上命題と言えるかもしれません。

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11/12シーズン中間査定 (6)
Category: 評価・査定  
前回に引き続き、ここまでの選手の働きぶりを中期の通信簿という形で評価する企画の第三回を。今回はFW編。
評価は5段階(Great,Good,Average,Poor,Bad)で、個人的に毎試合後につけてたレーティングを基に査定した。
なお、評価対象者はリーグ戦出場者のみとする。(カップ戦はサンプルが少なく、評価基準が曖昧なため)

FW

10  Adebayor 出場12試合3ゴール  Good.jpg
序盤戦の10試合で7ゴールと量産した彼だが、中期はややゴールから遠ざかった。どこか精彩を欠いた試合も幾つかあり、試合毎の波はあったかな~という印象。だが、得点こそ少なかったが相変わらず前線では献身的に動いてくれていた。彼の場合は何よりメンタルコントロールが鍵。気分よくプレー出来ていれば、結果はついてくる。

18  Defoe 出場7試合2ゴール  Average
アデバヨールの1トップが軸になっているので、どうしてもデフォーの出場機会は主に途中出場に限られてしまう。今季は調子が悪くないだけに、彼にとっては不運だが巡ってきた少ない機会でも結果は出している。サハの加入によって更に競争は激化するだろうが、ここぞの得点能力はチーム随一。大事な場面で重要なゴールを頼む!

Harry Redknapp Good
中期の成績は13試合で7勝2敗4分け。ハイペースで飛ばした序盤戦に比べると、過密日程の影響もあって、やや息切れしたか。それでもここまでリーグ戦で首位から7ポイント差での3位をキープ、FAカップも5回戦進出とタイトルの可能性を残している。無罪ではあったが、自身の脱税裁判で結果的にチームを一時期離れたので、若干評価は落とした。それでも、彼のチーム作りがここまでの躍進を導いたのは間違いないし、チーム内からネガティブな話題が出て来ないのは彼のチームマネジメントの手腕の高さ故。大事な大事な終盤戦、イングランド屈指のモチベーターの真価が問われる絶好の機会だ。イングランド代表監督就任の噂も一時封印、今はスパーズの仕事のみに集中するベテラン監督の元で、一致団結したチームがどこまで行けるか。楽しみでならない。

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11/12シーズン中間査定 (5)
Category: 評価・査定  
前回に引き続き、ここまでの選手の働きぶりを中期の通信簿という形で評価する企画の第二回を。今回はMF編。
評価は5段階(Great,Good,Average,Poor,Bad)で、個人的に毎試合後につけてたレーティングを基に査定した。
なお、評価対象者はリーグ戦出場者のみとする。(カップ戦はサンプルが少なく、評価基準が曖昧なため)

MF

3  Bale 出場12試合5ゴール  Great
「フリーロール」として左サイドに張るだけではなく、前線で自由を与えられているが、まだまだ課題は多く、思うように持ち味を発揮出来ていない場面も目立つ。それでも12試合で5ゴールと結果を出しているし、日々成長していることは実感出来るかな。周囲との連携を深めて、試合状況に応じて柔軟にプレー出来ればなおよし。

7  Lennon 出場7試合2ゴール  Average.jpg
序盤戦で出遅れたもののコンディションを取り戻し状態は上向き気配だっただけに、再びの負傷離脱が残念だった。出場が半分に留まったのは今後の課題。両サイドでのプレーの精度は向上してるが、相変わらず試合から消える事が多く、コンディション調整も含めて、もう少しコンスタントに結果を残せるようになって欲しい。

8  Parker 出場11試合0ゴール  Great.jpg
序盤戦からフルパワーで戦っていて溜まった疲労の影響か、本来の実力を見せられない試合も幾つかあったが、ここ数試合は再び「らしい」彼が戻ってきた印象。攻撃陣が自由気ままに攻撃に専念出来るのも彼が中盤の底で献身的に支えてるからこそ…というのは忘れてはいけない。彼の戦う姿勢はチームに良い影響を及ぼしている。

11  Van der Vaart 出場11試合1ゴール  Average
序盤戦の10試合で6ゴールをあげた彼も、その後の11試合で1ゴールとやや精彩を欠いた。昨季に比べて出場時間は長いものの、いかんせん負傷離脱お多さと試合毎のパフォーマンスに差があるのは気になるところ。ベイルのフリーロール化に伴って役割がカブる場面も少なくないので、そこら辺は上手く修正したい。まずは早期復帰を!

14  Modric 出場13試合2ゴール  Great
彼に関しては特に何も言うことは無いかな~と。13試合にフル出場。コンスタントに高いパフォーマンスを維持しており、目に見えて出来が悪かったという試合がほとんど無いのが流石。パーカーのおかげで前に行ける場面も多いし、状況に応じて低い位置でのコントロールに徹しても存在感を示している。改めて素晴らしい選手です。

21  Kranjcar 出場5試合1ゴール  Average
怪我の影響とチーム事情で出場機会が限られていた彼だが、レノン、ラフィーらの負傷やピーナールのローン移籍もあってチャンスがようやく巡ってきた。ここ3試合連続先発起用。その期待に応え、久しぶりに生き生きとプレーしている。課題の運動量、守備にも努力の跡は見える。主力が戻ってもレギュラーを守れるかに注目。

29  Livermore 出場9試合0ゴール  Good
主に途中出場だが、主力の誰かが負傷離脱しても彼がいる!と言える存在に近づきつつはある。相変わらずボール捌きも落ち着いてて、良いポジションを取って的確なカバーが出来るようになってきた。後は判断スピードの向上と、大胆さというかプレーのメリハリが欲しいかな。まだ若いし、器用貧乏で終わって欲しくないからね。

30  Sandro 出場6試合0ゴール  Good
パーカーの加入もあって、ベンチを温める機会が多くなってしまった彼だが、序盤の出遅れをカバーするかのようにこの時期は良いプレーを見せていた。パーカーとコンビを組んだ際の役割分担にやや課題を残しているが、誰と組んでも持ち味を出せるように成長して欲しいね。パーカーの充実もあって、今は耐える時期。頑張れ。

ピーナールのローン移籍で中盤の層はやや手薄に。そのぶん一人一人が一層奮起することで厳しい終盤戦を乗り切って欲しいところ。長期離脱が続いてるハドルストンは足首の再手術で今季は絶望、後半戦から登録リスト入りを果たしたベントリーはMLSへローン移籍の噂アリ。サハ、デフォーらが好調で2トップ回帰の可能性もあるので、今後はニコ、ラフィー、サンドロらをどういう形でチームに組み込むか?という嬉しい悩みが出てくるかもね。

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11/12シーズン中間査定 (4)
Category: 評価・査定  
前節を終えてリーグ戦ではシーズン38試合のほぼ3分の2にあたる、25試合を消化したことになる。13~25節の選手の働きぶりを、中期の通信簿という形で評価したい。ポジション別に何回かに分けてお届けする。
評価は5段階(Great,Good,Average,Poor,Bad)で、個人的に毎試合後につけてたレーティングを基に査定した。
なお、評価対象者はリーグ戦出場者のみとする。(カップ戦はサンプルが少なく、評価基準が曖昧なため)

GK

24  Friedel 出場13試合  Great.jpg
依然としてリーグ戦の連続出場記録を更新中の鉄人。13試合中、7試合がクリーンシートと鉄壁を誇ったこの時期の守備陣を最後方から支えている。目立ったミスはほとんどなく、毎試合安定した働きは流石。ピンチにも慌てず騒がず対応している。セットプレーからの失点がやや多い印象だが、彼の高評価の妨げにはならないだろう。

サブはクディチーニが努め、ゴメスは3番手の状況は変わらず。フリーデルが絶好調で変える必要性は無く、このポジションに関してはポジション争いとは無縁。今冬の移籍も噂されたゴメスも残留。盤石な布陣を維持しており、フリーデルにもしもがあっても何ら問題は無い。

DF

4  Kaboul 出場9試合  Great.jpg
不運な判定による退場と怪我でリーグ戦のフル出場こそ途絶えたものの、そのパフォーマンスは非常に高く、ここまでの躍進を支える一番手と言える。試合毎の出来にバラツキも無く、不必要なファールも減った。タイトな守備や空中戦の強さはもちろんのこと、大胆な攻め上がりを見せて攻撃にアクセントをつける場面も。

13  Gallas 出場7試合  Good
現在は負傷離脱しているが7試合に出場。キング、ドーソンらが不在の間を安定したパフォーマンスでしっかりと埋めた。そのプレーぶりはいつもクレバーで、味方のピンチの芽をを的確なカバーリングで摘んでくれていた。まずはコンディションをしっかり整えて欲しい。彼の豊富な経験もまた、これからの息詰まる終盤戦に欠かせない。

20  Dawson 出場4試合  Good
序盤の長期離脱からようやく戻ってきた「副主将」。出場は13試合中4試合に留まるも、その4試合では持ち前のリーダーシップと冷静な守備でチームを引き締めた。カブール、ギャラスが離脱中、キングが万全では無い状況なので、後半戦の鍵を握るのは彼の出来かもしれない。序盤戦の出遅れを取り戻す働きに期待したい。

26  King 出場6試合  Great.jpg
相変わらず満足に練習出来ず、試合にぶっつけ本番で臨むギリギリの状態ながら、半分の試合に出場は上出来か。マンC戦で自身のファールによる痛恨のPK献上によって「無敗神話」は途切れたが、彼が出場した試合の安定感がピカ一なのは変わらない。これからの息を呑むような終盤戦、彼の経験が必ずチームの助けとなるはずだ。

28  Walker 出場13試合  Great
中期の13試合全てに出場、今や完全に右SBのレギュラーを確保した。彼の台頭がチョルルカのローン移籍を促したほどだ。戦術のマイナーチェンジで持ち前のダイナミックな攻撃参加の頻度はやや減った印象だが、攻守の切り替えが早く、運動量も豊富だ。課題の守備でも成長を感じさせている。後は、一列前との連携をもっと深めたい。

32  Assou-Ekotto 出場13試合2ゴール  Good.jpg
彼も13試合全てに出場。序盤に比べてやや試合毎の出来にバラツキがあるのは気になるが、それでも現在のエコトのスパーズにおける貢献度は高い。彼のパスから攻撃のスイッチが入る事が多く、影の司令塔と言っても過言では無い。高い位置で攻撃に絡む頻度がますます増え、驚きの2得点。「プレミア屈指の左SB」の評価は揺るがない。

怪我人続出で一時期は心配されたが、長期離脱していたドーソンが復帰、カブールは好調をキープ、キングもそれなりに出場出来ているなど、CBの充実ぶりを感じる。ギャラスとカブールが戻ってくれば更に万全だろう。ここに今冬加わったネルセンもいる。ただ両SBの負担は大きく、控えも薄い。大事な終盤戦に向けて両SBの離脱が無いことを祈りたい。特に左SB。ローズがちょっと頼りないだけに…。

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【第25節】 vs Newcastle United
Category: プレミアリーグ  
epl-25.jpg

England Premier League 2011/12
White hart lane

tottenham.jpg Tottenham Hotspur   5
Newcastle Newcastle United  0
得点
Spurs:アス-エコト、サハ2、クラニチャール、アデバヨール
Magpies:

1112w25.gif
Unused subs: Cudicini, Bongani, Rose, Livermore.

強敵との対戦が続く「試練の6連戦」の最中にあるトッテナム。今節ホームに迎えるのはCLを狙える好位置につけるニューッカスル。アウェーでの対戦は2-2でのドローに終わった両者。スパーズとしては4位争いの集団と差を広げる為に、絶対に欲しい勝ち点3。脱税疑惑裁判を終えたレドナップも無罪を勝ち取り合流、役者は揃った。

Harry Redknapp, We want you to stay
指揮官レドナップが2週間に及ぶ脱税疑惑裁判で無罪を勝ち取り、ホッとしたのも束の間、イングランド代表監督カペッロが電撃退任。レドナップがイングランド国内の圧倒的な支持を集め、その後任候補の筆頭に祀り上げられている状況で、少なからずスパーズにも動揺が広がったのではないか?選手たちは浮き足立ってやしないか?と少しだけ心配していた。前節リバプール戦ではハリー爺が不在の影響をどこか隠しきれなかっただけに…。

だが、そんな事は杞憂だった。ホワイトハートレーンではそんなハリー爺の続投を望む「Harry Redknapp, We want you to stay」の大合唱。ハリー自身も手を挙げてその声に応えた。選手たちもこの騒動を受けて、混乱するどころか、むしろ一つになっていたように見えた。スパーズサポーター、選手、クラブのスタッフ…etc その全てがただ一つの想いを胸に結束していた。「迷えるチームを立て直し、戦う集団に変えてくれたハリーの為に」。

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勝利への揺るぎない決意と結束。相手が今季好調を維持する強敵ニューカッスルであっても、それらを前にすれば赤子も同然。決して相手への敬意を欠くつもりは無いが、この日のスパーズは、ホワイトハートレーンは、どんな相手すらもねじ伏せる無敵の雰囲気を作り上げていた。当然、このシチュエーションで選手たちが燃えないはずが無い。大声援の後押しを受けて、純白のユニフォームは躍動した。終始、圧倒しての一方的な展開。これぞトッテナム!という極上のエンターテインメント。叩き出された5ゴール全てで普段は悠然と構える指揮官が、拳を突き上げ、叫び、その体全体で喜びを表現してみせた。「私の心はスパーズと共に」。この日の完勝は、必然だった。

2トップ揃い踏み!無敵のアデバヨール、電光石火のサハ
上位同士の直接対決、共に攻撃が持ち味の両者の激突とあって点を取り合う接戦が予想された試合だったが、前半だけで勝負は決した。試合を決めたのはスパーズ攻撃陣の爆発。ここ最近は守備陣の奮闘でポイントを拾ってきたスパーズだったが、この日は久しぶりのゴールラッシュとなった。この爆発を引き出した最大の立役者はアデバヨール。開始2分、ベイルとのコンビで抜け出してエコトの先制点をアシストすると、直後にはサイドを疾走してスパーズでの先発デビューとなったサハにドンピシャのクロスでアシスト、更にはエリア内に持ちだしたモドリッチからのボールを受けてサハのゴールをお膳立て、更に更に、自陣でボールを奪ってからの電光石火のカウンターからシュート、こぼれ球をニコに渡してアシスト…と前半だけで脅威の4アシストを記録。後半には自らもボレーで加点。12月のチェルシー戦以来、ゴールから遠ざかること実に8試合。この日も含めてゴール以外の貢献が絶大な彼だが、自身の久しぶりのゴールは嬉しかったに違いない。やっぱりストライカーだしね。

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この日のアデバヨールは無敵だった。サイドに流れてボールを受けて鋭いクロスを供給、前線でしっかりボールを収めて中盤の攻撃を引き出すポストプレーも正確かつ効果的だった。そして、コンビを組んだサハ。初めてのコンビだったが、アデバヨールと共に前線で精力的に動きチャンスに絡んだ。アデバからのクロスを槍のような動きでジャンピングボレーで叩き込んだ1点目、アデバのポストプレーからのボールを冷静に突き刺した2点目、どちらも見事で、その獲得にやや懐疑的だった声が間違いであることを、加入2試合目で早くも証明してみせた。今季は変則3トップを採用する事が多いスパーズだが、この2トップも魅力的。後半途中から入ったデフォーもゴールこそ無かったがその動きにはキレがあり、レギュラー争いも熾烈。また嬉しい悩みが復活するかもな…。

攻守ともに充実のパフォーマンスに手応えアリ!
5得点と爆発した攻撃陣は本当に素晴らしかった。前述した2トップの働きはもちろん、この日はややサイドでの崩しに専念して相手を脅かしたベイル、気の利いたポジショニングと鋭いパスで好機を演出したニコ、相変わらずの運動量と視野の広さでゲームをコントロールしたモドリッチ、全員が良かった。だが、デンバ・バ、パピス・シセという強力2トップを完璧に封じ込めた守備陣もまた讃えたい。途中交代したもののキングは的確なカバーリングを見せたし、ドーソンもしぶとい守備で対応、ウォーカーも嫌らしいグティエレスにしっかり付いて行った。

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「2年に1回ゴールを取る男」だったはずのエコトは前回のゴールから1ヶ月足らずで早くも今季2ゴール目。本職の守備でも盤石で、攻撃の起点としても機能していた。フリーデルもビッグセーブを2つ。パーカーは余裕の点差にも関わらず球際に激しく当たりチームを引き締めた。これで、2試合連続のクリーンシート。一時期、下り坂だったコンディションも上がりつつあるように感じるし、次節の宿敵とのダービーに向けて視界は良好だ。

管理人採点&ザックリ総評(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル5、エコト5、ドーソン5、キング4、ウォーカー4、モドリッチ5、パーカー4、ベイル4、クラニチャール5、アデバヨール5、サハ5、デフォー4、レノン3、ネルセン3

グッドゲームでした。試合後もしばらくは興奮が醒めやらぬ感じで、なかなか寝つけなかったぐらいで。ハリーの喜ぶ姿にも熱いものを感じたし、なんか久しぶりに心がスカっとするゲームだったな~と。2トップがズバっとハマった快勝って感じがするんだけど、この日に関しては戦術とかシステム云々、誰が出てどうとかこうとかってもんでもないような気がしたんだよね。とにかく勝ちたい、ハリーの為に勝ちたい!っていう想いが選手全員をつき動かしていたというかね。とにかく面白かったし、スパーズサポにとっては最高の試合だったんじゃないかな。

これで「試練の6連戦」も残り2つ。ここまで2勝1敗1分けか。残すは次節敵地でのノースロンドンダービーとホームでの鬼門マンU戦。もちろん、その後にもアウェーでのチェルシー、エバートンと難しい試合が続くんだけど、今後のこの2連戦が、スパーズにとってはとてつもなく大きな連戦だと思う。僕は現実的に3位に入れれば…と思ってるんだけど、もしもこの連戦で連勝してわずかに可能性が残るタイトル争いに加われたなら、嬉しい事だよね。

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カペッロ退任と後任の行方
Category: NEWSについて  
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え~と、驚きました(笑)イングランド代表ファビオ・カペッロがその職を退くことがFAより正式に発表。EURO本大会を4ヶ月後に控えたこのタイミングでのまさかの電撃退任劇となりました。カペッロとしてはテリーの主将剥奪の件に絡んでFAに自身のプライドを傷つけられた、信頼関係が崩れたと主張するでしょうし、FAとしてはどのみち監督交代はずっと考えていて、その機を伺っていたところ体よくカペッロとの関係がこじれて、それならばEUROまで引っ張らずにさっさと解任しちゃいましょうやってところでしょうか。実際のところはわからんが。

当然のことながら英国メディア大騒ぎ。そりゃ、そうだ。W杯で大コケして、今夏のEUROはフットボールの母国の威信を取り戻さんと是が非でも結果を残したいと意気込んでいる。その大事な舵取りを誰に託すのかは非常に重要な問題。FAは会見に後任候補の選定にこれから着手する事、その候補は噂される英国籍に限らない事、まだ具体的な名前は出せない事、オランダとの親善試合は暫定的にコーチのピアースが指揮を執る事…などのコメントを出しております。で、今後の焦点はもちろん「誰が、いつ」カペッロの後任に収まるのか?という事になるだろう。

メディアはカペッロの在任期間の反省もそこそこに、誰が後任になるか?の予想で持ちきりでございまして、数名の有力候補の名前を出して誰がいい?などと投票なんぞ始めております。SKY BETのオッズはどうかというと…
イングランド代表後任は誰だ?
ハリー・レドナップ 1.25倍 スチュアート・ピアース 5倍 フース・ヒディンク 6倍
ジョゼ・モウリーニョ 8倍 ロイ・ホジソン 12倍 アーセン・ヴェンゲル 25倍
マーティン・オニール 25倍 ラファエル・ベニテス 33倍 アラン・パーデュー 50倍 他

主だったところを挙げましたが、これを見ても一目瞭然。最有力の候補は断トツで我らがハリー爺(苦笑)
まあ、ずっと言われ続けていたのでさもありなんというところ。昨日の記事で「遠くない将来に」スパーズは大事な局面に迫られると書きましたが、予想より早くこの非常に厄介な問題に直面する事になりそうです。

もちろん、スパーズとしては簡単にレドナップを代表に引き渡すわけにはいかない。現在はリーグでも3位につけ、FAカップでのタイトルの可能性も残している。これからいよいよ大事な終盤戦を迎えるというこの時期に監督を失う事態だけは絶対に避けなければならない。この問題をどう乗り切るか、クラブの手腕が問われる。
まだハリー爺が後任になると決まったわけでは無いが、FAが打診してくるのはほぼ確実(もう内々には話が進んでる可能性はあるが…)なので、まずは今季中は断固として阻止し、最悪でもシーズン終了後まで引き伸ばさなければならない。そして、同時に来るべきハリー退任に備えて、スパーズの後任監督の選定も進める必要がある。

当のハリー爺本人は「トッテナムでの仕事に集中しているし、代表については考えたこともない。ファンからの厚いサポートに感謝しているし、心はスパーズにある」と語った。とりあえず否定すると共に、煙に巻いた形だ。
無論、これが100%本心では無いかもしれない。微妙な時期だけに慎重になっているという見方も出来る。だけど、今の僕らに出来ることはハリーの言葉を、そしてクラブの命運を握るレヴィ会長を信じることだけだよね。
今はただ、このイングランド代表監督を巡る騒動が、せめてシーズンが終るまでは収まる事を祈るのみだ。
選手たちにも少なからず動揺はあるだろう。でも、ここは集中して次のニューカッスル戦に備えて欲しい。

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ハリーは無罪
Category: NEWSについて  
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2週間に渡って行われていたスパーズ監督ハリー・レドナップの脱税疑惑裁判。その判決が昨日下された。
陪審員、満場一致による『無罪』。ポーツマス監督時代に数度に渡ってレドナップがモナコに開設していた口座に現金が渡り、それが脱税目的では無いか?との疑いが持たれていた。レドナップは一貫してその疑惑を否定し続けてきたが、今回晴れて司法の場でその主張が認められた。ハリー本人も長く続いた騒動に終止符が打たれ、大いに安堵している事だろう。僕らスパーズサポにとっても、同様だ。ハリー爺は断じて犯罪者などでは無いと信じていたが、いざ審議が始まってみると、やはり心配は尽きなかった。ホッとしたというのが正直なところだ。
これでスパーズでの仕事に心置きなく専念出来る。シーズンは佳境。CL復帰に向けて大事な終盤戦が待っている。

しかし、この朗報に喜んでばかりもいられない。なぜか?そう、イングランド代表監督ファビオ・カペッロの身辺を取り巻く雰囲気がどこかざわついているのだ。人種差別問題の渦中にいるジョン・テリーの主将剥奪がカペッロのあずかり知らぬところで行われていた事で、FA(イングランド・サッカー協会)とカペッロの関係が怪しくなっている。カペッロの去就は、それ即ちレドナップの去就にも影響を与える事を意味する。予てよりカペッロの後任の最右翼との噂が尽きないレドナップの疑惑が晴れたことで、再びその流れが加速している感すらあるのだ。

ロイ・ホジソン、アラン・パーデューらを抑えて断トツで後任候補の筆頭であるレドナップ。果たしてこのままカペッロがEUROを前にして退くのか、それともEUROまでは指揮を執るのか。いずれにしろ、そこまで遠くない将来にトッテナムは、ハリー爺をクラブに留められるかどうかの大変難しい局面を迎えることになりそうだ。
個人的にはハリーの作った現在のチームが好きだし、彼自身も大好きだから、長く率いて欲しいんだけれど…。

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【第24節】 vs Liverpool
Category: プレミアリーグ  
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England Premier League 2011/12
Anfield

Liverpool Liverpool  0
tottenham.jpg Tottenham Hotspur   0
得点
Reds:
Spurs:

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Unused subs: Cudicini, Khumalo, Nelsen, Luongo, Lancaster.

ホームでの対戦は4-0で一蹴したリバプールとの再戦。舞台は変わってアンフィールド。3シーズンぶりのCL出場権を得るためには「絶対に勝たなければいけない」リバプールと「負けなければドローでもいい」トッテナム。
結果はスコアレスドロー。攻め続けるリバプールの攻撃をスパーズが一糸乱れぬ執念の守備で抑えきった。

怪我人続出+監督不在=現実的なプラン
長期離脱中のハドルストン、ギャラスに加えて新たにファンデルファールト、サンドロ、カブール、レノン、デフォーら主力の多数を負傷で欠き、監督のレドナップもロンドンで行われている自身の脱税疑惑による裁判に出席でゲームに間に合わず不在、ベンチにはローンバックのクマロ、加入したばかりのサハ、アカデミー上がりたてで実績皆無の若手ランカスター、ルオンゴらを置かざるを得なかったこの日のスパーズ。加えて相手は強敵でありホームのアンフィールドでは無敗を誇るリバプール。諸々の状況を考えれば、是が非でも勝ちに行くよりも、ポイントを拾う現実的な戦いでOK。まずは「点を取られない守備を」というプランがあったのではないだろうか。

90分間を通してスパーズのチャンスはほぼ無し。強いてあげればベイルがヒールでトリッキーに狙った場面と、これまたベイルが絶妙にオフサイドラインをかいくぐってGKレイナと一対一になった場面ぐらいだろうか。それ以外の時間帯ではボールを保持しても闇雲に攻撃に人数をかけず、リスクを負ってまで攻めようという意思は感じなかった。しっかりと相手の攻撃を受け止めつつ、カウンターから一発取れれば儲けものといった現実的な戦術。ベイルの一対一の場面は象徴的で、もしもあれを決めていれば、時間帯を考えても1-0で終わっていただろう。スパーズとしてはチーム全体で守り切ろうという意思統一がしっかり取れており、そのタスクを高い集中力と粘り強い対応、執念のブロックで完遂した形だ。つまらない内容だったかもしれないが、非常に価値あるドローだ。

バックラインの奮闘と鬼神の如きパーカーの貢献
クリーンシートと貴重な勝ち点1をもたらしたのは全員の頑張りの賜物だが、とりわけバックラインの奮闘を讃えないわけにはいくまい。今季レギュラー筆頭格のカブールを欠いたCBにはドーソンとキングが入ったが、キャロルの高さに手こずりながらも要所はしっかりと抑え、決定的なピンチでは体を投げ出して防ぐ執念の守備が光った。
普段は高い位置を取り、攻撃に厚みを加えている両SBもこの日は守備に重きを置いて貢献。エコトは相変わらず堅調だったが、特にそのパフォーマンスを讃えたいのが右SBのウォーカー。再三に渡ってベラミー、G・ジョンソンとのマッチアップを強いられたが、持ち前のスピードを武器に粘り強く対応して穴を開けなかった。また、右サイドのニコ、中盤のリバモアもきちんとヘルプ、連携した守備が出来ていたのでほとんど崩される事は無かった。

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そして、何と言っても彼の絶大な貢献を忘れてはならない。スコット・パーカーだ。誰よりも走って、ユニフォームを泥だらけにしながら中盤の底で相手の攻撃を潰し続け、ピンチになりそうな場面ではいつも顔を出した。もう、ピッチ上に何人パーカーがいるんだ?と思ったぐらい、その存在感は際立っていた。執念の顔面ブロックや腹部に蹴りを入れられながらも不屈の闘志で立ち上がり、何事も無かったかのようにタックルかます姿は神懸っていたね。彼の活躍が無ければ結果は違ったものになっていたかもしれない。本当に頭が下がるプレーの数々だった。

リバプールは流石、リバプールと思わせる戦いぶりだった。少なくともホームで圧勝した時の彼らでは無かった。中盤に入ったスピアリングはモドリッチに密着マークで自由にさせてくれなかったし、前線のキャロルは空中戦の競り合いに強く、サポートを受けられず孤立していたアデバヨールとは対照的にボールをきちんと収めていた。
9試合ぶり?にピッチに戻ってきたスアレスも嫌らしい切り返しと鋭いシュートで好機を作っていたし、ベラミー、カイトの運動量は言わずもがな。スパーズは頼みのベイルも不発で、ほとんど何もさせて貰えなかった。あ、ベイルはダイブしてアッガーに逆ギレしてたのは反省な(笑)こうやってフラストレーション溜まる試合でも自分をコントロールしないとね!まあ、まだまだ彼も成長途上。苦い経験は次に生かしてくれればそれでいい。

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管理人採点&ザックリ総評(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル5、エコト4、ドーソン5、キング5、ウォーカー5、モドリッチ4、パーカー5、リバモア4、ベイル3、クラニチャール4、アデバヨール3、サハ3、ローズ-

出来れば勝ちに行って欲しかったんだけど、状況考えればドローで良しとするべきだと思う。狙うべきは優勝では無く、あくまで4位以内。そういう意味では玉砕覚悟で勝ちに行き、何も得られず帰るよりかはポイント1を持ち帰った方が何倍も良い。実際、守りにいってきちんと守り抜いたんだから大したもんよ。数シーズン前ぐらいのスパーズだったら0-3ぐらいでやられてたかもしれない。でも、この日は見ていてもヒヤリとした場面は少なかった。確かにずっと攻められっぱなしで、苦しいゲームではあったけど、なんか負ける気はしなかったんだよね。

逆に、点取れる感じもしなかったけど(笑)。無得点に終わったのが実質の開幕戦となったマンU戦以来、実に半年の間、必ず毎試合1点は挙げてたので、平日の早朝に早起きして見るゲームとすればエンターテインメント性には欠ける展開だったけど、不思議と90分間あっという間に感じた。地味ではあるけど、お互いが持ち味を出させない中盤の攻防は見応えがあったし、久しぶりにスパーズが押されながらも執念で耐えしのぐ展開だったからかもな。今季不調とはいえ、やっぱりリバプールは強いよね。それを凌ぎ切ったスパーズの成長も感じて、嬉しい。
あ、そういやサハがデビューだったな。動きは良かったよ。ただ、この日は何かしろ!って方が酷かも。
乱入した猫が可愛かったのと、それを見つめるフリーデルという画がなんとも微笑ましい一戦でございました。

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2 In, 4 Out ~2012 冬の移籍市場総括・後~
Category: 獲得・放出  
前回に引き続いてトッテナムの今冬の移籍市場の簡単な総括を。今回は放出選手を中心に。

4選手の放出

■ ヴェドラン・チョルルカ (→レバークーゼン 今季末までのローン)
スパーズに加入いて以降の3シーズンで右サイドバックのレギュラーとして活躍してきたチョルルカだが、今季は怪我もありなかなかコンディションが整わなかった。同時にこのポジションでは若手のウォーカーが台頭、チョルルカはめっきり出場機会を減らし、序列が下がった格好だ。昨季も思うように本来の力を発揮出来ない時期が長かったが、それでもスパーズの右SBの中では守備力は随一、レノンとのコンビネーションの良さにも一日の長があるので、正直ローンとはいえ、放出は驚いた。サブとして置いておきたかったところだが、本人も出場機会の確保を望んでいたので、クラブとしてしぶしぶ認めたといったところか。EUROも控えてるし、仕方ないかな。

■ ロマン・パブリュチェンコ (→ロコモティフ・モスクワ 完全移籍)
スパーズに加入してから3年半過ごしたパブリュチェンコも遂に移籍の時を迎えた。FWでは3~4番手の序列になっていたし、これから先も序列の変化は望めないだろうと思っていたので、この移籍はクラブ、彼本人双方にとって良い移籍となるとは思うな。無論、新天地での彼の活躍を祈ってるし、今までの貢献には感謝してる。

■ セバスティアン・バソング (→ウォルバー・ハンプトン 今季末までのローン)
スパーズは怪我人さえ出なければCB陣の層が厚いので、バソングにとってはちと厳しい状況にあったのは事実。昨季もあまり出場機会は無かったけど、今季も同様。今夏にG・ケイヒル獲得が目前に迫っていた時も、バソングはQPRへの移籍が目前だった。結局ケイヒル獲得が失敗に終わり彼自身も残留となったが、戦力構想からはやや外れてたのでローンでの放出となった。こちらもクラブとしては出来ればサブとして留めたかったのが本音だとはお思うが、やむを得なかったかな…と。おかげで急遽ネルセン獲得したわけだが、ちょっとバタバタした印象。

■ スティーブン・ピーナール (→エバートン 今季末までのローン)
こちらもチョルルカ、バソングと同様にハリー爺としては選手層の厚みを維持する為に、留めたかったのが本音だろう。ピーナールの後日談を聞いてもやはり最後の最後まで放出には否定的だったようだ。だが、結局彼本人の希望を叶える形で1年ぶりの古巣への帰還が決まった。彼も出場機会は少なかったが、怪我で出遅れたのと、レギュラー組が好調だったという2つの不運が重なっただけ。中盤どこでもこなせるマルチロールだし、代わりの選手を確保出来なかった事を踏まえれば、この移籍に関しては失策だったかもしれないな。本人は嬉しいだろうけど。

ジオバニの放出には失敗で3選手がローン。獲得同様、夏への先延ばし
ある程度メンバーを固定して戦っているし、既にEL、CCから敗退で残るはリーグとFA杯のみ。全ての選手に機会を与えるのは難しい。ローンで放出した3選手に共通するのは実力者だが、やはりレギュラー組に何かのアクシデントが無い限りはベンチが濃厚である点。選手層を考えれば残したい選手ばかりだが、彼らの希望を考えてしぶしぶ放出を認めたというのが実情だ。ただ、それならば完全移籍で移籍金を得るという選択肢もあったはずで、やや補強戦略が後手を踏んだ感は否めない。獲得選手が「夏までの繋ぎで、決断を先延ばしにした」と先日述べたが、放出に関しても去就の決断を夏に伸ばした形。これが忙しくなりそうな来夏に吉と出るか凶とでるか…。

そして、放出面において最大の失策はドスサントスの放出失敗。ビジャレアルとの交渉はかなり込み入ったところまでいったが、結局成立には至らず。本人も移籍を希望、ハリー爺も放出を認め、後は行き先が決まるだけ…という状況だっただけに、なんとかまとめて欲しかった。この背景にはやはりレヴィの少しでも高く売ろうという強かな交渉が影響しているんだろうが、ジオの交渉に関しては何度同じ事を繰り返してるんだ?という想いも少なからずあるな。まあ、まだ若いし売り急ぐ必要は無いが、ちょっと引っ張りすぎて双方にとってあまり良い状況では無いよね。ジオ本人だって、ここからスパーズでレギュラー奪取に心入れ替えろってのも酷な話だしねぇ…。

ただ、獲得同様に今冬は動きづらい状況ではあった。ハリー爺の去就含めてクラブの行き先が定まれば、一気に動くんだろうな…と。パブ以外の3選手をローンで放出し、4人出して2人の獲得なので戦力的な上積みはほぼ無し。しかし、いずれもレギュラー格では無くやや余剰であった戦力を整理しただけなので、大きな影響は無いのが救い。噂にはならなかったけど、主力組をしっかり確保しただけでも十分及第点をあげてもいいんじゃないかな。

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2 In, 4 Out ~2012 冬の移籍市場総括・前~
Category: 獲得・放出  
1ヶ月間の移籍市場でほぼ動きが無かったトッテナムだが、さすがに何もないまま終わらないのがまたトッテナム。もはや恒例となった移籍市場最終日(特に最後の1時間)に駆け込み移籍交渉が続発。締め切り直前に余りに一気に動いた為に情報も錯綜、大混乱のまま移籍市場閉幕を迎えたわけだが、蓋を開けてみれば2選手の獲得、4選手の放出が決定した。移籍市場最終日に成立した動きを軸に今冬の移籍市場総括を。獲得・放出2回に分けて。

2選手の獲得

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■ ルイ・サハ (エバートン→ 6ヶ月ローン+1年の延長オプション)
放出となったFWパブリュチェンコの代わりとしてスパーズに加わる事になったのはエバートンのサハ。これまでの移籍報道でもあまり噂に挙がっていなかった名前だけに最終日に突如浮上した際には驚いた。33歳という年齢、近年の不振、怪我がち…と不安要素が少なくないだけに、本当にサハでいいのか?と正直思わざるを得なかったんだけど、その契約内容の詳細が明らかになると、多少考えは変わったかな。基本的には今季末までのローン、しかし、1年の契約延長オプション付きなので実質的には18ヶ月の契約でスパーズ側の移籍金負担はほぼ無しという内容。これまでのプレミアリーグでの彼の実績を考えれば、かなりお得な形で獲得にこぎつけることが出来た。

それでも今更サハ?と思う方もいるだろう。確かにその気持もわかるし、僕自身もやや懐疑的な部分はある。欲しいのはアデバのバックアッパーであり、1トップに適性のあるFW。サハは決してそういうタイプではない。ただ、最近は不振を極めてるとはいっても、復調さえすれば、その得点力は確か。3試合に1点は決めるFWだ。
また、多額の移籍金を費やしたわけでは無いので、リスクも少ない。実質的にはアデバ、デフォー、FW然と振る舞うラフィーに続く4番手の位置づけだし、オプションとして考えればそう悪い選択肢でもないと思う。
本人も新天地での挑戦に意欲的で気合も十分。コンディションさえ整えば、本来の輝きを取り戻す可能性は十二分にあるはず。若手が多いスパーズにあって修羅場をくぐり、酸いも甘いも噛み分けたベテランの加入は大きい。

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■ ライアン・ネルセン (ブラックバーン→ フリー、6ヶ月契約)
サハの獲得もサプライズだったが、それ以上のビッグサプライズとなったのがネルセンの獲得。もちろん、ここまでの報道でもほとんど触れられなかった名前だったので、正直ひっくり返りそうになった(笑)CBは確かに怪我がちの選手が多く、計算が立ちづらい陣容ではあるんだけど、ここでネルセンを獲るのはそれこそパニック・バイで、この選択はどうなんだろう?と思う気持ちも無くは無い。だが、彼もまた契約内容が非常にスパーズにとって好都合。ブラックバーン側が契約解除しての移籍金ゼロでの獲得、期間はとりあえず半年(1年延長オプション付きという話も)。これなら、当面の緊急事態を回避するリスクヘッジの意味でも納得出来るかな…と。

キングとギャラスが怪我がち、バソングとチョルルカがローン放出となったのでCBの層はやや手薄。そこにネルセンが加わることで、何らかのアクシデントが重なってもCB不在という最悪の事態は避けられる。サンバらの名前も挙がっていたが、ここにお金を使うことなく問題を解決。来夏以降は状況をみながら去就を判断すればいい。
もちろん、彼自身も現状CBの5番手である事は承知の上で、しかし、あわよくばレギュラー奪取の想いも秘めて加わってくれただろうし、その熱いプレースタイルやリーダーシップは心強い援軍になるのは間違いない。

費やした資金はほぼゼロ。大きな投資は夏に先延ばし?
ローン獲得と、フリーでの獲得、それも両名ともに半年契約。その内容をみても、将来にわたって軸となるべき選手を加えたというよりかは、当面の選手層を維持しつつ来夏以降に判断を先延ばしした、言わば「繋ぎ」の補強と言えるだろう。EUROを半年後に控えている、ファイナンシャルフェアプレー施行、世界的不況、来夏以降のレドナップの去就が不透明…と様々な要因が絡みあって、今冬は大方の予想通り資金を費やし辛い状況。ある意味では妥当な補強戦略と言えるかもしれない。今冬は現状維持で、来たるべき改革の夏に向けて節約。そう考えれば、プレミアリーグでも実績十分の実力者2名を資金を費やさずに加えたのだから、獲得に関しては十分に合格点だ。

今回はここまで、次回は放出編を。

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愛すべき’Super Pav’との別れ
Category: 獲得・放出  
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クラブ公式サイトにてFWロマン・パブリュチェンコのロコモティフ・モスクワへの移籍が発表された。メディアによってその額は異なるものの、移籍金は£750万(プラス出来高)とのこと。2008年8月にスパルタク・モスクワより加入後、スパーズでは113試合に出場して42ゴールを叩き出してくれた。

彼にとってのスパーズでの日々は決して平穏なものでは無かったと思う。むしろ、悩み、苦しむ時間の方が遥かに長かったんじゃないだろうか…と、この3年半を改めて振り返って想像する。加入した時期からして彼にとっては難しい状況だった。08/09シーズンの夏はそれまでチームで圧倒的な成績を残していたキーンとベルバトフが同時に退団し、主力含めて10数人が入れ替わるスパーズの改革期。当然、チームは大混乱し、開幕から最下位に沈む大不振。彼自身も慣れない英国生活、喋れない英語、イングランドのスタイルへの順応に戸惑い、前任の「9番」ベルバトフと再三に渡って比較され、移籍金£1380万の価値に見合うのか?と散々非難され続けた。

当時はベントとのポジション争い、その後はハリー爺の就任に伴って呼び戻されたデフォー、キーンとのポジション争い。その中でも黙々と頑張り続けてチャンスを掴んだのも束の間、クラウチ、アデバヨールと新しいFWが来る度に序列は下がりベンチを温める事も多くなっていった。スパーズのようなトップクラブでは激しいポジション争いは宿命、とはいえ、彼にとってはあまりにも不運というか、過酷な状況が重なってしまったな…とは思う。

無論、彼自身にも問題はあった。出場時間が限られている中で挙げたゴール数こそ立派なものだが、ゴール以外での貢献(例えば、前線での守備だったり、ポストプレー、味方へのアシスト、ハードワークなど)に乏しく、そのプレースタイルも闘志を前面に押し出すというよりかはどこか飄々としていたから、やる気あるのかな?と感じる場面も少なくなかった。僕自身もあれだけの上背がありながら競り合おうとすらせず、ロングボールを収められない姿に何度も落胆を覚えたし、試合から完全に消え失せがちな様に絶大な信頼はとても寄せられなかった。

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でもね、なんだか憎めなかったよね。コンスタントな活躍とは無縁だったけど、チームが得点力不足に陥った時、連続ゴールで救ってくれたのはパブだった。簡単なシュートは外すのに、難しいゴールは見事に決めてみせたりさ。セレブレーションもお茶目で、あの笑顔を見せられたらちょっとぐらいの不安定ぶりも、なんだか許せちゃうというか、そんなキャラだった。その意外性のある活躍から『Super Pav』と呼ばれてサポからも愛された男。
勝手知ったる母国への帰還。パブの事だから、また愛されるに違いない。僕らがそうであったように…。

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【第23節】 vs Wigan Athletic
Category: プレミアリーグ  
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England Premier League 2011/12
White hart lane

tottenham.jpg Tottenham Hotspur   3
Wigan.jpg Wigan Athletic  1

得点
Spurs:ベイル2、モドリッチ
Latics:マッカーサー

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Unused subs: Cudicini, Dawson, Rose, Pienaar.

3位をキープしているものの、ここ2試合勝てていないトッテナム。大一番のマンCでの惜敗のショックを振り払うためにも大事なホームゲームの相手は最下位ウィガン。移籍市場最終日の喧騒の最中で行われた一戦は、トッテナムが余裕の試合運びで3発快勝。3試合ぶりの勝利を飾り、上を行くマンチェスター勢との差をわずかに詰めた。

眩い光を放ったクロアチアン
負傷欠場のレノンに代わって右サイドに入ったのは久しぶりに先発起用されたニコ。今季ここまではベンチを温める日々が続いた不遇のテクニシャンがこの日はキラリと光るプレーの数々で再三好機を演出した。コンディションもすこぶる良さそうで、動きも軽快、何よりこの日は久しぶりに巡ってきたチャンスでやってやろう!という気合いが漲っていたように見えた。チーム全体が流動的に動くな中で気の利いたポジショニングも良く、潤滑なパス回しに一役買っていたし、機を見てエリア内に飛び出して行ったり、逆に味方を走らせる絶妙なパスを入れてみたり…と僕らがニコに求めていたプレーを存分に見せてくれていた。惜しくもゴールにはならなかったが、強烈なミドルを放つなど見せ場は十分。後半は運動量も落ちてやや尻つぼみだったけど、今日のニコは良かったよ。

そして、そんな彼と久々の共演となったクロアチアが誇るもう一人の司令塔モドリッチもまた素晴らしい出来だった。長短のパスでゲームメークしながら、パスの出し手としてだけじゃなく、受け手としても積極的に顔を出してチームに貢献。貴重な追加点も奪ってみせた。こちらもニコ同様、後半はやや力をセーブしていた印象で中盤のフィルターも機能していなかったけど、試合途中のシステム変更がそれなりにスムーズに行くのも、状況に応じて柔軟に対応出来る彼の戦術理解度の高さに依る部分が大きい。そこら辺が彼の魅力だし、一番評価したい点。
中盤で並ぶパーカーがピンチの芽を摘み取り、ボールを奪ったらすかさず彼が前に運ぶ。絶妙なコンビだよね。

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貫禄の2得点、充実のベイル
前半は得意の流動的アタックで完全にゲームを支配しての圧倒、後半は思いっきり力をセーブしての省エネと両極端の色を見せたこの日のスパーズにあって、一人だけ90分間フルパワーだったのがベイル。ポジションに囚われない新スタイルもだいぶ板についてきた感があり、右に中央にと動きながら相手を翻弄、ひとたびウィガンの右サイドの守備が脆いと見るや、エコトとの連携から緩急のついたドリブルで切り裂き、何度も鋭いクロスを入れるなど躍動。モドリッチのパスを絶妙なタイミングで受け、冷静にボールコントロールして沈めた1点目、エリア内でボールを受けるや瞬間のスピードでマークを外して左足一閃の2点目、どちらのゴールも素晴らしかった。
どこか弛緩した雰囲気を引き締めるかの如く、相手3人を引きずりながら強引に単独突破する姿には痺れたね。

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温存と実験。余裕の采配と新星のデビュー
前半半ばにラフィーが、後半にはウォーカーが共に負傷(試合後、大事には至らない事が判明)でピッチを退いた事、3点のリードを奪い一方的な試合展開だった事、次節に強敵リバプールとのアウェー戦がある事などなどの条件が重なった為、後半は全力で追加点を奪いにいくというよりかは、とりあえずボールを回しながら時間を使い、しっかりとゲームをクローズさせる戦い方になった。余りにギアを落としすぎて相手につけこまれるぐらいに。
また、ハリーには珍しく交代カード3枚を使い切り、尚且つ試合中に幾つかの実験を試みる余裕の采配を見せた。

実験その1:リバモアの右SB起用
ラフィーの負傷交代によって入ったリバモア。最初は本来の仕事である中盤のフィルター役、ボールの捌き役としての起用だったが、ウォーカーが退いた後はサンドロにその役を引き継ぎ、右SBでプレーした。今季何度か試されてはいるが、この日も無難に務めた。失点は彼とCBのギャップを突かれた側面もあるのでまだ太鼓判は押せないが、及第点は与えられる働きを見せた。チョルルカがローン移籍したので右SBはやや手薄、カブールをコンバートする手もあるが、今季のカブールはCBで充実の時間を過ごしてるので、リバモアが穴を埋められれば助かる。

実験その2:若手ランカスターの大抜擢
デフォーが負傷欠場、パブリュチェンコが移籍交渉の為に欠場でFWがゼロと苦しい状態、一足先にトップチームデビューを飾っていた生え抜きのケインもローン移籍中とあって、同じくスパーズアカデミー育ちのランカスターがベンチに名を連ねた。そんな彼が後半、アデバヨールに代わりピッチへ。正直自分自身も初めてそのプレーを見たのだが、よく頑張っていた。ボールタッチの機会こそ少なかったし、ゲーム展開も楽だったけれど、大歓声と共に迎えられたプレミアリーグデビュー戦は、彼にとって一生忘れられないものになったと思う。
移籍市場終了間際にサハの加入が決まったものの、パブの放出が決定。相変わらずFWの駒数は少ないだけに、今後もひょっとしたら出番が回ってくるかもしれない。この日の気持ちを忘れずに、逞しく成長して欲しいな。

管理人採点&ザックリ総評(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル4、エコト3、カブール5、キング4、ウォーカー3、モドリッチ5、パーカー4、ファンデルファールト3、ベイル5、クラニチャール4、アデバヨール4、リバモア4、サンドロ3、ランカスター3

前半は点が入るまでちょっと時間がかかったけど概ね文句なし。ただ、後半はちょっといただけないかな。ギアを落として力をセーブしながら逃げ切りを図るプランは良いと思うし、前述したように今後を見据えながらの采配は悪くなかったと思うんだけど、運動量を抑えるのと相手を舐めて集中切るのは別物だからね。残念だけど後者の選手がチラホラいたぞ。左SBのボンバーアフロは反省な(笑)相手の拙攻に助けられたけど不運が重なってたらドローもあるような後半だったのはいかん。こういう展開でもクリーンシートか余計な1失点与えるかは大きな違いなんでね。結果自体は満足だけど、後半は若干イライラしながら観てたわ。逃げ切り方もよく考えましょう。

久々先発のニコが良かったのは嬉しいし、カブールの充実感が半端ないね。ヘッダーで惜しい決定機が2度。どちらも頭一つ抜けてたし決まっててもおかしくなかった。ピンチの場面も体を投げ出す執念のブロック。ドーソンを押しのけて先発を守ってるのが当然のプレーぶりを続けてるね。ベイルと並んでMOMをあげたいです。
試練の6番勝負も2戦を終えて1勝1敗。次はアンフィールドですか。相手も調子上げてるだけに怖いが必勝で!

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