トッテナムを温かく・時に厳しく見守るブログ

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皆様、良いお年を
Category: お知らせ・その他  
時間が経つのは早いものですね。なんか、ついこの間2011年になったと思ったら、もう12月31日ですってよ。大晦日。最近は特に時間の歩みが早く感じます。歳とったせいでしょうかね。早朝観戦も辛くなってきたし(泣)
そんなこんなで(どんなだ…笑)本日の更新で年内は終了でございます。旧ブログ、The Great Escapeを休止すると宣言してもうブログも辞めようかな~と思いながら、結局は形を変えて続けるという、しかも内容もゆる~く、適当にやるぞと言いながら、なんだかんだで前のブログとあんまり変わってねーじゃないか!という体たらくですが(笑)今年1年、こんな駄ブログを覗きに来て頂いて、ついでに、応援の1クリックまでして頂きまして、皆様には感謝でいっぱいでございます。本当にありがとうございました。

さて、お正月気分でまったりと過ごしておりますが、プレミアリーグ、通常営業でございまして、我らがスパーズの試合も除夜の鐘も醒めやらぬ1/1の0:00キックオフ。新年がスパーズの試合で始まるなんて最高じゃ、ございませんか。勝ちましょう。ええ、勝ちましょう。そして、1/1は冬の移籍市場開幕。あまり動きは無さそうな静かな冬になりそうだけど、何が起こるかわからないのが移籍市場。補強関連の報道も随時追っていく予定です。

挨拶だけで締めるのもアレなんで、個人的なプレミアリーグ前半戦の素敵やん!11を発表して終わりとします。
スパーズの選手にはどうしても肩入れしてしまうので、スパーズの選手は選外とし、なおかつ、出来る限り、自分が試合を見て新たな発見があった、驚きが大きかったなどの新鮮なインパクトを重視して選んでみました。

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GK:クルル(ニューカッスル) 
DF:エンリケ(リバプール)、ジョーンズ(マンU)、コロッチーニ(ニューカッスル)、リチャーズ(マンC)
MF:ダイアー(スウォンジー)、エザリントン(ストーク)、ムルンブ(WBA)
FW:スタリッジ(チェルシー)、アグエロ(マンC)、バ(ニューカッスル)

GKではフォルム(スウォンジー)、ヘネシー(ウルブス)DFではウィリアムス(スウォンジー)、バーネット(ノリッジ)MFではピルキントン(ノリッジ)、ファウルリン(QPR)、マタ(チェルシー)FWではホルト(ノリッジ)、ロング(WBA)、バロテッリ(マンC)あたりは惜しくも選外だけど、好印象だったかな。

とまあ、こんな感じで。今後もとりあえず暇を見つけて更新していきますので、来年もよろしくお願いします。
それでは皆様、よいお年を。

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トッテナムの2011年10大ニュース
Category: 企画  
色々あった2011年も、残すところあと2日。もうすぐ新しい年、2012年がやってくる。ということで、年末特別企画をお届け。題して『トッテナムの2011年10大ニュース』。激動の2011年を写真と共に振り返ってみたい。

第1位 クラブ初のチャンピオンズリーグ出場でベスト8の快挙!
2009/10シーズンに4位に入り、遂に念願のCL出場を果たしたスパーズ。インテルらが入る厳しいグループステージを首位で通過して迎えた決勝ラウンドでも接戦の末にACミランを撃破、続くレアル・マドリー戦では実力差を見せつけられ惨敗を喫したものの、初出場でベスト8進出は快挙。夢の対戦の連続に大興奮だった。

第2位 破竹の6連勝、プレミア発足後最高のペースで年内折り返し
今季のスパーズは何かが違う。開幕2連戦はマンチェスター勢に連敗したが、夏の補強で戦力が増したチームはその後、怒涛の反攻を開始。クラブ史上タイ記録となるリーグ6連勝を含む11戦無敗の快進撃。例年以上にハイペースで飛ばす上位組に一歩も引けを取らない試合内容で、勝ち点を積み上げた。3位での折り返しに夢は膨らむ。

第3位 モドリッチ移籍騒動
夏に突如として振って湧いたこの騒動。発端はモドリッチの突然の「チェルシー移籍希望」宣言。何の前触れも無かっただけに大きな衝撃と動揺がクラブ内外を襲った。夏の移籍市場の間はメディアもこの話題一色。レヴィ会長が「断固阻止」の姿勢を貫き、モドリッチも来夏までの残留を宣言。とりあえず収束したが、騒がしい夏だった。

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第4位 オリンピックスタジアムへの立候補
新スタジアム建設計画が思うように進まない中で巻き起こった、ウエストハムとのオリンピックスタジアム後使用を巡る泥沼の争い。スパーズが後出しの形で参戦した事、東ロンドンへの移転の可能性が持ち上がった事は大きな論争を呼んだ。結局、ハマーズが使用権を獲得。スパーズは現在の本拠地周辺を開発する当初の計画に戻った。

第5位 夏の補強に大成功
夏の移籍市場において、GKフリーデル、MFパーカー、FWアデバヨール(ローン)を獲得。課題だった人員整理も進み、大成功の補強となった。加入した3選手は瞬く間にフィットし、チームの力を大きく底上げした。しかも、かかった移籍金はわずか£500万程度。大型補強を繰り返す他クラブを尻目に堅実で効果的な補強を実現した。

第6位 新トレーニングセンターの着工
スパーズの未来に大きな影響を与えるプロジェクト、新スタジアム建設との二本柱である、新トレーニングセンターの着工。世界最先端の施設を備えるトレセンの建設が始まった。トップチームの練習効率を大幅にアップするはずで、非常に楽しみだ。ようやく芽が出つつあるアカデミーの育成推進にも大いに期待したい。

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第7位 ハリー爺の心臓手術
以前から不安視されていたが、その不安が現実のものに。チームを降格圏から立て直し、上位を争えるチームに変えた指揮官ハリー爺ことレドナップが心臓疾患で一時戦線を離脱した。長期離脱も懸念されたが、手術は無事に成功し、すぐに戻ってきた。心からホッとしたし、やっぱり爺が元気にベンチにいるのは心強いよね。

第8位 ヨーロッパリーグで決勝ラウンド進出ならず
リーグにプライオリティーを置く方針をとり、ELでは主力を温存、若手主体のメンバーで臨んだスパーズ。しかし、その若手達が躍動して大いにファンを喜ばせた。キャロル、タウンゼント、ケイン、フレデリクス、ローズ…。スパーズの未来を担う事を期待させる若手の奮闘は、予選敗退とはいえ、とてもポジティブなものだった。

第9位 ベッカムの練習参加
昨冬の移籍市場で獲得を狙ったものの、残念ながら獲得には至らなかったベッカム。しかし、約1ヶ月半に渡って練習に参加した。スパーズロッジでスパーズの練習着に身を包んで練習するベッカムの姿はスパーズファンを楽しませてくれた。彼の真摯に取り組む真のプロファッショナルな姿勢は多くのものをもたらしたに違いない。

第10位 ロンドン暴動で開幕戦延期
大成功に終わった南アフリカでのプレシーズンツアーを経て、迎えた今季開幕戦。首を長くして待っていた僕らファンを落胆させたのはトッテナム地域に端を発したロンドン暴動による開幕戦延期の報。燃え上がり、破壊されたロンドンの街並みの様子を見て、大きな驚きを覚えた。今後、同じことが怒らないことを切に願いたい。

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どちらかと言えば、明るいニュースが多かった2011年。来年も一つでも多く希望に満ちたニュースを聞きたい。またCLのアンセムを聞きたいし、07/08以来のタイトルにも期待大。クラブ創設130年を迎える来年のスパーズ。
リーグ屈指のエンターテインメント性溢れる攻撃的フットボールで僕らファンを必ずや楽しませてくれるはず!

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【第18節】 vs Norwich City
Category: プレミアリーグ  
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England Premier League 2011/12
Carrow Road

Norwich Norwich City  0
tottenham.jpg Tottenham Hotspur   2
得点
Canaries:
Spurs:ベイル2

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Unused subs: Gomes、Bassong、Pienaar、Pavlyuchenko

3位と好位置につけるトッテナム。年内残り2戦は昇格組とのアウェー2連戦。一発目は堅実な守備をベースに一桁順位をキープする健闘を見せているノリッジ。試合はスパーズが前半から攻め立てるも、粘り強く守るノリッジの牙城を崩せない展開。しかし、迎えた後半。更なる高みへと成長を続ける背番号3が躍動、一気に勝負は決する。

粘り強い守備で健闘したカナリア
今季はすこぶる好調のスパーズだが、この昇格組のアウェー2連戦は真価の問われる試合になると考えていた。ビッグクラブとの一戦はもちろん重要だけど、こうした昇格組との一戦でしっかりとポイントを取り切る事もまた重要なミッション。ノリッジとて、簡単な試合にはならないだろうと覚悟していたが、前半は思った通り、ノリッジの局面でのフィジカルファイトに手を焼き、得点を奪うには至らなかった。前半開始10分で早くもCKを5本獲得したし、ボールポゼッションも圧倒的。パスもよく繋がったし、チャンスもそれなりに作った。ピンチらしいピンチはほとんどなく、完全にスパーズが支配する展開。それでも、ノリッジの奮闘、粘りの前にゴールは遠かった。

ノリッジの戦い方は至ってシンプルだ。守備の際にはガッツリ人数を割いてゴール前を固めつつ、ボールホルダーにはしっかりと体を当ててチェックする。抜かれても決して諦めずに追いかけ、スペースを埋めて自由にさせない。そして一度ボールを奪ったら、サイドに展開か前線のホルトめがけて蹴っ飛ばし、そこに突っ込む。古き良きイングランド・スタイルが色濃く残り、個人的にはとても好印象だった。上手い選手は少ない、タレントもいない、それでもこういう戦いを続けていれば、大崩れすることは無いだろう。近年の昇格組は健闘が光るが、昨季のブラックプールや一昨季のハル・シティのように旋風を巻き起こす事は無いかもしれないけど、それらのように折り返し以降、ガクっと落ち込む事も無いんじゃないかな。P・ランバートのアプローチは間違っていないし、しっかりと訓練された好チームだった。今後も機会があれば観てみたいな~と思わせる、そんなチームだったな。

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魅惑のポジションチェンジ、変則3トップに見る新たな可能性
前述した通り、攻めながらもノリッジの最後の牙城を崩せずにいたスパーズだが、そこに風穴を空けたのが今季、更なる成長を見せ、新境地を開拓しつつある「FW」ベイルの活躍だ。この日のスパーズは中盤5枚の4-2-3-1の基本布陣よりも、より各々の自由度が高く攻撃的な4-3-3風の布陣を敷いた。今季ここまでの試合でも、少なからずそういう形になりかけた事もあったが、この試合はより顕著に出た印象だ。といっても、両翼のウイングに位置するベイルとラフィーがサイドに張って仕掛けるそれではなく、むしろポジションに囚われずフリーダムに動き回る変則的な3トップ。なので、状況に応じてにラフィーが中盤の底に下がったり、ベイルが右、或いはアデバと並んで2トップ的に前線に張る時間帯も。システムはこれだ!と論じるのが無意味にすら思えるほどの流動性。

一つだけ確かな事はサンドロが中盤の底でしっかりと支えた事。それによってモドリッチとパーカーがより前にポジションを取って組み立てに絡む事が出来ていた。モドリッチはいつものように運動量豊富でパスを散らしていたし、パーカーのオフザボールの動き出しも秀逸で相手の危険な位置で受け、チャンスに繋げていた。サンドロが潰し屋に専念する事で、二人のCMFが攻撃に厚みを出せていたし、3人の役割分担も明確。バランスも良かった。

3センターが安定したことで、ベイルとラフィーは自由気ままに攻撃に出られた。ラフィーが下がった時にはCMFのいずれかが上がったり、アデバがサイドに流れてボールを受けた時には、そのスペースにベイルが入っていくなど、前線の流動性が混乱をもたらすのでは無く、それぞれの良さを引き出していた。元々、得点力があったベイルはサイドでのチャンスメークに留まらずフィニッシャーとしての役割でも結果を出せるようになってきたことで、それこそ中盤から前線まで誰でも得点が出来るんじゃないか?と思えるぐらい、選択肢が広がってきた気がする。

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無論、良い面だけでは無い。前半は特にSBからの単調なクロスの放り込みを跳ね返され続ける事も多かったし、相変わらず中央に密集しすぎてサイドに人数がいない時間帯もあった。今回は相手があまり攻撃に人数を割かずに、こちらの守備を問われる場面が少なかった。もう少し、実力が拮抗した相手とやるまでは、「これが最良の選択肢」と断言するには早いと思うんだけど、一つのオプションとしてこの日の変則3トップは面白いぞ…と感じた。特に引いた相手を崩す局面では、これだけ攻撃に厚みがあるのは心強い。観ていても攻撃的で面白いしね。

管理人採点&ザックリ総評(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル4、エコト4、ギャラス5、カブール5、ウォーカー4、モドリッチ5、パーカー5、サンドロ5、ファンデルファールト4、ベイル5、アデバヨール4、ローズ3、クラニチャール-、リバモア-

昇格組とのアウェー2連戦の一発目を勝利で飾ったのは嬉しいね。まだ順位を気にする時期では無いけど、今節は上位陣が軒並みドローで足踏みしたため、この3ポイントの持つ意味は大きい。新たな可能性を見せてくれたチームに頼もしさも感じるし、久しぶりに内容と結果が伴った試合を観れて満足。攻撃陣に目を奪われがちだけど、この日はサンドロの奮闘が光ったし、ギャラス、カブールの出来は本当に素晴らしかった。ウォーカーも課題の守備面で成長を感じさせてるしね。依然として怪我人も多いし、ハリー爺もターンオーバーすると言いつつガチガチの基本メンバーで戦ったので主力の疲労も気になるところだけど、次のスウォンジー戦も勝って良い形で2011年を締めくくりたい(日本はもう年明けてるけど)ね。しかし、3位で年越しなんて、ホント信じられんわ(笑)

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週間移籍ゴシップ Vol.14
Category: 補強関連  
ここ1週間のトッテナムの補強についての噂を取り上げる『週間移籍ゴシップ』。
移籍市場が近づいた今頃は様々な憶測が飛び交い、予測不能のドラマがてんこ盛り。嘘?ホント?それは誰にもわからない。真贋入り混じる移籍関連報道に一喜一憂しながら楽しむのもまたこの時期のフットボールファンの楽しみの一つということで、スパーズ関連の報道を中心にアレコレと突っ込み入れていきたい。

Mihaylov.jpg  Brkic.jpg  Butland.jpg

まずはニコライ・ミハイロフ。エールディヴィジのトゥエンテに所属する23歳のブルガリア代表GK。名前を聞いてあれ?と思った方もいるでしょう。実はこのミハイロフ、2007年にリバプールに加入してる。結局、労働許可証の問題で1試合も出場することなく、トゥエンテにローン移籍、結局2010年に完全移籍したという経緯がある。で、このミハイロフに現在はスパーズが興味を示している…と。移籍金は£500万とのこと。

お次はゼリコ・ブルキッチ。以前にも噂に挙がった事がある25歳のセルビア代表GK。所属はウディネーゼだが、現在はシエナへのローン移籍中。そのシエナで良いパフォーマンスを継続しているらしく、スカウトの目に止まった模様。195cmの長身で、その評価を高めている有望株だとか。本人が「トッテナムが関心を示してくれているけど、今はシエナでのプレーに集中している」とのコメントが出てるので、スパーズが何らかのアクションを起こしているのは間違い無さそう。ただ、現段階では具体的に交渉に進展するかは微妙かな~という感じ。

最後にジャック・バトランド。バーミンガムに所属する18歳で、U-21イングランド代表GK。U-15から現在のU-21までイングランド代表の全ての下部カテゴリーで招集されている有望株で多くのクラブが獲得に関心を示しているようだ。スパーズも獲得に動くとの報道があり、移籍金は£200万。現在はリーグ2のチェルトナムにローン移籍中。彼の所属元のバーミンガムの監督は皆様御存知の通り、スパーズのレジェンドであり、元コーチのクリス・ヒュートン。で、面白い事に彼が現在プレーしているチェルトナムはFAカップ3回戦でスパーズが対戦する相手なのです!何か運命的なものを感じるのは気のせいか(笑)この試合で見せ場を作れば一気に交渉は進む?
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今冬は静かな冬になりそうなので補強関連の報道も少なめなのだが、今回は3人全てGKをピックアップしてみた。
現状、GKの層だけで言えばスパーズはたぶんプレミアNO.1だと思う。正守護神のフリーデルに加え、サブに屈指の実力を誇るクディチーニと昨季までの守護神ゴメスが控える錚々たる陣容。だが、ゴメスは出場機会の少なさから移籍希望を示唆しているし、クディチーニとの契約は残り半年で契約延長するかも微妙。フリーデルとはあと1年半の契約があるが40歳と高齢。そう考えると、地味ながら結構重要な補強ポイントとも言えるかもしれない。

仮にゴメスが移籍となればその必要性は更に増す。一部ではニューカッスルのクルルの獲得を狙う?との報道もあるように、GK補強に動いても何ら不思議では無いのだ。一応、クラブにはアニック、ブットン、ヤンセンら若手GKも複数いるのだが、今のところ五十歩百歩。正守護神を争える即戦力、或いは将来的な守護神候補。考え方次第ではあるが、そのいずれかを補強する可能性は十分あるのではないか。まあ、来夏に考えれば良いとも言えるが。

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【第17節】 vs Chelsea
Category: プレミアリーグ  
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England Premier League 2011/12
White hart lane

tottenham.jpg Tottenham Hotspur   1
Chelsea Chelsea  1
得点
Spurs:アデバヨール
Blues:スタリッジ

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Unused subs: Gomes, Bassong, Rose, Kaboul, Livermore, Kranjcar.

3位につけるトッテナムにとって、年内最後のビッグマッチ。CL返り咲きの為には負けられないライバル、強敵チェルシーをホームに迎えた一戦は激しい中盤のせめぎ合いで一進一退の攻防。どちらに転んでもおかしくない展開の末に結果は1-1のドロー。勝ち点1を分けあい、スパーズは3位をキープしてクリスマスを迎える事に…。

激しい中盤の攻防、拮抗した展開の前半
お互いが自分たちの長所を出すよりも、相手の長所を潰す事を優先させたような、タフな展開となった前半戦。ある程度バックラインを高く設定して全体をコンパクトに保つチェルシー、基本的にはリトリートながら中盤に5枚を配し、1トップのアデバヨールを筆頭に前線から激しくプレスを仕掛けるトッテナム。非常に狭い地域に選手が密集し、スペースを与えないせめぎ合いが続いた。どちらかというとスパーズがボールを丁寧に動かしながらチェルシー守備陣の穴を探すといった具合だったが、チェルシーは高い集中力と連携した守備で綻びをなかなか見せなかった。ミスをした方が負ける。そんな緊迫した時間帯がずっと続き、互いに中盤でボールが収まらなかった。

先制したのはスパーズ。前半7分の出来事だった。サンドロのカットから左サイドをドリブルで進軍し、中央へグラウンダーのクロス。そこに詰めたのはアデバヨール。飛び出すツェフより一寸早くボールに触りゴールに押し込んだ。しかし、チェルシーも負けていない。ドログバのポストプレーからオーバーラップしたA・コールがハンド気味のトラップからクロス、それをスタリッジが難なく押し込み同点に。マークを外したエコトは油断したか。何ともあっさりと試合は振り出しに。1-1になり、そこから更に試合は硬直、閉塞の趣を濃くいていく。

スパーズはラフィー、チェルシーはマタ。違いを生み出せる両軍の司令塔が完全にゲームから消され、流れの中からのゴールは難しそうに思えた。ならば…と個人技で打開を図ったのがベイルであり、ドログバ、スタリッジだ。怪我で欠場すら危ぶまれたベイルだが、動きは溌剌で何ら問題を感じさせなかった。3人に囲まれながらもキープし、CKに持ち込むなど攻撃を力強く牽引。一方のドログバも試合直前に痛めたらしい膝の影響をあまり感じさせず、個人技からポスト直撃のシュートを放つなど脅威になっていた。スタリッジも鋭い動き出しからチャンスを作り出し、危険な匂いを醸しだす。それでも全体としてはシュートが少なく、相手を崩す形は作れずじまい。

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ややゲームはオープンに。決定機を外しあった後半
前半のうちにイバノビッチ、ミケルの2人を負傷で交代となるアクシデントが降りかかったチェルシー。一方のスパーズもハムストリングの負傷でラフィーが退くことに。だが、これは試合後に分かった事で、戦術的な交代だと思っていた。交代で入ったのはパブリュチェンコで2トップへの移行。ラフィーは完全に消えてたし、ベンチメンバーを見渡しても試合の流れを変えられそうな駒がいない。中盤を潰しあうタフな流れではニコを入れても効果は薄いだろうし、デフォーやピーナールが欠場となれば入れるのはパブぐらいしか見当たらない。妥当な選択だ。

しかし、結果的にはこれが裏目に出た。いや、怪我だったのだからラフィーは下がらざるを得なかったわけだが、2トップになったことで、中盤の枚数が一枚減ったことでチェルシーが中盤のスペースを上手く活用出来るようになり、シュートまで持ち込む場面が増えたような気がする。スパーズとしては中盤の潰し合いから、斬り合い上等の2トップで攻撃に出たかったのだが、肝心のパブが期待はずれの動きの連続で全く機能せず、アデバと二人で前線に孤立、そこにエコトらがフィードを放り込むだけ(しかも精度がイマイチ)の単調な攻撃に終始してしまう。
だが、悪い面ばかりだったわけではない。前半の形ではどこか役割分担が曖昧で力を発揮出来なかったサンドロが思い切った攻撃参加やここぞの場面での素晴らしい守備で存在感が増し、惜しいシュートを幾度か見せた。中盤がゴチャゴチャして各駅停車のパスを繰り返した前半に比べてモドリッチも自由に動けるようになった。

それでも、前半に比べてヒヤリとする場面が増えた。ラミレスが2回の決定機のいずれかを決めていれば結果はまた違ったものになっていただろう。スパーズは前半のプレスで体力を消耗したのか時間を追う毎にみるみる運動量が低下して、更に単調な攻撃が増えていったが、ロスタイムには最後の力を振り絞って決定機を作る。しかし、ツェフの好セーブや、テリーの気迫溢れる守備の前に結局ゴールは割れず。悔しい、悔しい痛み分けとなった。

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管理人採点&ザックリ総評
(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル3、エコト2、ギャラス4、キング4、ウォーカー3、モドリッチ3、パーカー3、ベイル4、サンドロ4、ファンデルファールト2、アデバヨール4、パブリュチェンコ1

近年、WHLでのチェルシー戦の相性は悪くないし、実力もこれまで以上に接近した中で行われた一戦。どうしても勝ちたい試合だったのでドローに終わったのは残念、無念。素直に悔しいです。ただ、内容を考えればドローは極めて妥当な結果。何度かあった相手の決定機を決められていれば負けていたし、こちらの決定機を決めていれば勝ってた(当たり前なんだけど…笑)なと。それぐらい拮抗した展開で、どちらに転んでもおかしくなかった。
ただ、立てつづけに負傷交代のアクシデントが起こり、SBのボシングワが急遽CBになったチェルシーとすればドローはむしろ御の字で、どちらかといえばスパーズは勝ち切らないといけない試合だったのかな~と思う。

でも、試合自体は緊張感あるナイスゲームだったし、やっぱりチェルシーは強いな…と改めて再確認したな。彼らにとっては過渡期で難しい時期なんだろうけど、ここぞの集中力の高さとか迫力はやっぱり怖かったし、スパーズはあまり良い面を出させて貰えなかった。何かと話題でこの試合もボールを持つ度にブーイングを受けていたテリーも以前に比べて衰えてるんだろうけど、最後のブロックなんかは流石テリーと思ったしね。憎らしい選手だけど、精神面の強さは健在ですな。結果は悔しいけど、3位と4位の激突に相応しい好ゲームで面白かった。

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右サイドの選択
Category: NEWSについて  
前節のサンダーランド戦で右サイドのファーストチョイスだったレノンがハムストリングを負傷した。ハリー爺のコメントによれば少なくとも数週間の離脱は決定的とのこと。これで年内の残り3試合欠場はほぼ確定、年明けも1/3のWBA戦は厳しく、長引くようだと1/11,1/14の連戦までは微妙かもしれない。この間をどう乗り切るか?これは非常に悩ましい問題だ。今季のレノンの離脱はこれが2度目。最初の離脱は4節のウルブズ戦~8節のニューカッスル戦までの5試合。この間の右サイドの選択はベイルが2試合、ニコ、モドリッチ、ラフィーが各1試合と日替わりで努め、4勝1分けという好成績で乗り切っている。悩ましいが、選択肢は多くカバーは十分に可能だ。

右サイド

レノンの離脱中の右サイドの選択はどうするのか?穴埋めの候補を考えれば5人の中からのチョイスとなる。
基本的に得意なのは左サイドながら右サイドもこなせるベイル、モドリッチ、ニコ、ピーナール、そして決してサイドの適正があるとは言えないが今季も幾度か試されているラフィーのコンバート。どれがベストだろうか?
5人からの選択とはなるが、ザックリと分けてパターンは3つ。その3パターンの長所・短所を考えてみる。

右サイドの選択
パターンA(モドリッチを左右のサイドいずれかで起用):ベイル、モドリッチ
パターンB(モドリッチを中盤センターで起用):ニコ、ピーナール
パターンC(モドリッチを中盤センターで起用、尚且つ4-4-2):ラフィー


パターンA:ベイル、モドリッチ
まず一つ目。モドリッチを左右のいずれかのサイドで起用する方法。右サイドにベイルを起用すればモドリッチは左サイド、もしくはそのまま右サイドにモドリッチを入れる。必然的にCMFはパーカーとサンドロのコンビに。
恐らくは一番手堅い策だろう。CMFのサンドロ&パーカーの2枚で守備は堅く、モドリッチを一列前にすることで攻撃に専念させられる。中央に流れ気味になるのでウォーカーの攻撃参加もスムーズで、守備意識の高いモドリッチならばサイドでも穴はそれほど目立たないはずだ。ただ、CMFコンビの役割分担が曖昧だと攻撃が手詰まりになる危険性も。サンドロ、もしくはパーカーが上がれないと、ラフィーやモドリッチが下がって前線が孤立しがち。

パターンB:ニコ、ピーナール
基本的な形はそのままにニコかピーナールをそのまま右サイドに据える。個人的には見てみたい形だが、これまでのレドナップのチョイスを考えると可能性は低いかもしれないね。左からはベイルが突破を図り、右ではニコかピーナールがパス主体で組み立てるので両翼突貫型よりバランスは良さそう。どちらもサイドで勝負するというよりかは中央寄りになるのでウォーカーとノッキングする心配も無い(連携面の不安はあるが)はず。ただ、ピーナールはともかく、ニコは右サイドではあまり良いプレーを見せないので右が完全に機能不全になる懸念も。

パターンC:ラフィー
こちらはラフィーを敢えてサイドで起用し、2トップを採用する超攻撃型。まあ、皆さん御存知の通りラフィーは基本的にフリーダムに動き回るので右サイドにはほとんどいないだろう(笑)。この形の長所としてはラフィーとデフォーを共存させ、尚且つモドリッチをゲームメーカーとして中央で起用するという条件を全て満たせる点。
ただ、かなり諸刃の剣でラフィーは他の選手に比べて守備をしない(最近はするようになってきたけど、絶望的に緩いので守備面では期待薄)ので、カバーする他の選手(特にウォーカー、パーカーら)にかかる負担が大きい。
右サイドに空いたスペースを上手く活用出来れば爆発力を秘めるが、そこを突かれると弱点にもなり得る

さて、これからの数週間、ハリー爺はどのようなプランで臨むのだろうか。パーカーも累積警告が4枚であと1枚で出場停止とリーチがかかってる。それによっても都度変更があるだろうが、今後の采配はとても興味深い。

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【第16節】 vs Sunderland
Category: プレミアリーグ  
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England Premier League 2011/12
White hart lane

tottenham.jpg Tottenham Hotspur   1
Sunderland Sunderland  0
得点
Spurs:パブリュチェンコ
Black Cats:

1112w16.gif
Unused subs: Cudicini, Bassong, Pienaar, Kranjcar.

前節ストークに敗れ、連勝がストップしたトッテナム。上位に踏みとどまる為にも大事なホーム2連戦の一発目は新監督M・オニールを迎えて反攻へと盛り上がるサンダーランド。両チームにチャンスが少ない拮抗した展開を打ち破ったのは「忘れかけられた男」。冬になると不思議と爆発する「スーパーパブ」の一撃が決勝弾となった。

スピードスター不在の影響
ベイルを練習中の足首の負傷で欠き、左サイドにモドリッチを据えて臨んだゲームだったが、前半25分という早い時間に今度はレノンがハムストリングを痛めて途中交代のアクシデントがチームを襲う。ここまで、スパーズの攻撃にアクセントをつけ、相手の脅威となっていたベイル、レノンの両翼のスピードスターのどちらもが不在という緊急事態が発生してしまう。レノンに代えてピーナール、或いはニコを入れる選択肢もあったが、レドナップはパブリュチェンコを投入して4-4-2に移行する手を選択した。しかし、前半は全く機能せず枠内シュートは0。
ボールポゼッションは出来るもの、チャンスらしいチャンスは作れぬまま前半を終える苦しい展開だった。

モドリッチがサイドにずれた事で、この日はサンドロ&パーカーのCMFコンビ。このコンビで度々見られる役割分担の不徹底と、両翼のアタッカーを欠いたことで完全に攻撃が手詰まりとなってしまった。パーカーもサンドロもどちらかといえば守備に重きを置くし、ラフィーは中盤の底まで降りてきてゲームメークに絡みたがるし…でバランスが悪く、攻撃にリズムが生まれなかった。サンダーランドも基本的には引き気味だが、中盤では積極的にプレスをかけて自由にプレーさせてもらえなかった印象だ。ココら辺は策士オニールの本領発揮といったところか。
サイドから仕掛けられるアタッカーがいないことで中央突破に頼らざるを得ず、必然的にサンダーランドが守りやすくなっていたとも言える。全く得点の気配を感じられない前半の戦いは凡庸で、ヤキモキする展開だった。

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スーパーパブ、意地の決勝弾!
サンダーランドの運動量が落ちてきたのと比例してスパーズのエンジンがようやくかかってきた後半戦。もうそろそろゴールが欲しいな~と思ったところでパブがやってくれた。中盤でパーカーがボールをカットしてモドリッチに預けると、素早くラフィーに展開、ラフィーから素晴らしいパスがパブに通ると冷静にゴールに流し込んだ。不遇の時期を過ごし、8試合ぶりのリーグ戦起用だった忘れかけられた男の意地。ゲームの流れに乗れずほぼ消えていたパブが、巡ってきた数少ないチャンスを一発で仕留めた。正にストライカー。見事だったし、嬉しかった。

両サイドバックの奮闘と潰し屋サンドロの貢献
前半とは違って後半はほぼゲームを支配したスパーズ。サンダーランドに単発の攻撃しか許さなかった。キングとギャラスの安定感も光ったが、この試合で奮闘が目立ったのは両SBだ。エコトは再三に渡って攻撃参加し、最後のクロスだけは合わなかったものの攻撃に厚みを加えた。そして、ウォーカー。素晴らしいパフォーマンスだった。ここまでは攻撃参加こそ迫力があるものの、守備面では不安を覗かせる事が多かった彼だが、この日の守備は完璧だった。しっかりとマークして相手の突破を許さず裏を取られる事も無かったし、攻守の切り替えも早く、敵陣深くに突進したかと思えば、相手ボールになると猛然と帰陣し、相手の攻撃を遅らせた。90分間上下動を繰り返したスタミナにも脱帽だが、この日は守備面での頑張りを讃えたい。成長を感じさせる働きぶりだった。

そして、久しぶりの先発出場だったサンドロの貢献も見逃せない。攻撃面では良さを出すことは出来なかったが、ボール奪取能力を見せつけ、的確なカバーリングで何度も味方のピンチを救った。守備面では及第点以上の働きを見せてくれたので、あとは思い切った攻撃参加をもっと見たいね。前半は良い飛び出しからのシュートはあったけど、まだボールを持った時の判断が遅いかな~と。それでも彼とパーカーが中盤の底で支えてくれるとモドリッチやラフィーが安心して攻撃に専念出来るのは大きいと感じる。頻繁にSBのフォローもしていたし、ピッチを幅広くカバー出来る能力は流石に高い。ここまで出番は少ないけど、久しぶりに彼の良いパフォーマンスを見れて満足。

16-1.jpg 16-2.jpg


管理人採点&ザックリ総評
(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル5、エコト4、ギャラス5、キング4、ウォーカー5、モドリッチ3、パーカー4、レノン3、サンドロ5、ファンデルファールト5、アデバヨール3、パブリュチェンコ4、リバモア3、ローズ-

前節で連勝がストップ、それも判定に泣かされたいや~な感じの敗戦だったので、そのすぐ後にしっかりと勝ち点3積み上げたのが良かったね。ここで取りこぼしてたら流れが悪くなりかねないところだったので価値ある1勝だと思う。前半は散々な出来だったけど、パブの一発が効いた。そこからは追加点こそなかったが盤石な試合運びだったと思うし、あれは助かったな。サンドロとかパブなんかは出場機会に恵まれていないけど、こういう試合で結果を出してくれるとチームとしては大きいよね。日替わりヒーローが生まれるのはチーム全体が良い状態にいる証だと思うから。レノンの怪我がちょいと長引きそうなのが不安だけど、幸いデフォーとベイルは戻ってきそうだし、キングも状態は良さそう。次節は大一番のチェルシー戦。強敵だけどホームだし、ここ数年は互角の勝負が出来てるんで、ここは是非とも勝ちたい!これを取れるか取れないかは今後を占う鍵になるかもね。楽しみです。

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週間移籍ゴシップ Vol.13
Category: 補強関連  
ここ1週間のトッテナムの補強についての噂を取り上げる『週間移籍ゴシップ』。
移籍市場が近づいた今頃は様々な憶測が飛び交い、予測不能のドラマがてんこ盛り。嘘?ホント?それは誰にもわからない。真贋入り混じる移籍関連報道に一喜一憂しながら楽しむのもまたこの時期のフットボールファンの楽しみの一つということで、スパーズ関連の報道を中心にアレコレと突っ込み入れていきたい。

Kaka.jpg  Elm.jpg  Lawal.jpg

まずは実現性はともかくとして派手な噂から。レアル・マドリーに所属するカカのローン獲得を画策か?という報道がいきなり飛び出した。カカについては今更あれこれ語る必要は無いでしょう。ご存知、ブラジルを代表するMFで世界的な人気・知名度も抜群のスーパースター。怪我で苦しんで全盛期ほどの輝きは見せていられてないようだけど実力は一級品。万が一に移籍となればビッグニュースになるだろうね。まあ、たぶん無いとは思う(笑)

お次はラスムス・エルム。エールディビジのAZアルクマールに所属する23歳のMF。早くからスウェーデン代表の次代を担うのでは?と期待されてきた逸材とのこと。ポジションはCMFらしい。全く知らん選手なので何とも言えんのだが、強烈なFKを持ち、184cmと恵まれた体躯を生かしたスケールの大きさは魅力でこれから化けるかもよ?と評判が高い選手ってのは気になるね。マンUも狙っているようだが、地元メディアではスパーズが€750万で合意との報道も。なんか聞いた事ある名前だと思ったら、元フルアムのダヴィド・エルムの弟なんだってさ。

最後に全く無名のお宝発掘枠としてラヒーム・ラワル。現在はスペインリーグの3部に所属しているナイジェリアU-23代表FW。2週間前のアルジェリア戦でハットトリックを達成して評価を高め、リヨンの他に幾つかのクラブが獲得に興味を示しているとか。即戦力の補強も大事だけど、将来を見据えて若手有望株を確保するのも重要なミッションなので、積極的に幅広くスカウト活動を行うのは良い事だよね。この選手かどうかはわからんが(笑)

OUTの噂
・デフォーは来年のEUROに向けてもう少し先発で試合に出たいと発言。メディアは移籍希望!と煽る(笑)
・チョルルカにはローマへのローン移籍の可能性が浮上
・パブリュチェンコには多くのクラブが関心。プレミアではQPR、サンダーランド、ニューカッスルら
・ドスサントスはあくまでセビージャ移籍を希望。果たして今冬の念願は叶うか?
・ゴメスが現状に失望しており、移籍を検討。クラブも放出の方向か?
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現状、チームが好調であることに加えて、ハリー爺が現有戦力に満足していて冬の補強の動きは少ないだろうと発言しているので、メディアの補強関連情報も例年に無く少ない印象。一部ではカカだ、テベスだと必死に盛り上げようとしてくれるところもあるんだけど(笑)全体的にはおとなしいね。モドリッチ、ベイルら主力の流出もほぼ確実に無いし、獲得も少なそうなので静かな冬になりそうね。どっちかといえば、サブ組の行方が気になるな。

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冬に主力は売らない
Category: NEWSについて  
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先日、トッテナム・ホットスパーフットボールクラブのAnnual General Meeting(以下AGM)が行われた。このAGMにおいて、株主に向けてクラブの会長であるダニエル・レヴィが現在進行中である新スタジアム建設計画Northumberland Development Project(以下NDP)の進捗状況や今冬の補強方針、はたまたイングランド次期監督候補と噂があるレドナップについてなど興味深い発言を幾つか出している。それらをザックリとまとめた。

今冬の移籍市場について
・現在、我々は素晴らしい戦力を有しているが、今冬の移籍市場で主力の放出をする意思は無い
アデバヨールはあくまでローン移籍で、完全移籍での買取は夏に状況を吟味して検討する事になる

依然としてモドリッチ、ベイル、サンドロら多くのスパーズの選手が様々なクラブの補強ターゲットとして名前が挙がっているが、レヴィ会長はそれらを完全に否定した。今夏にもモドリッチへのチェルシーからの執拗なアプローチを毅然とした態度で跳ねつけたが、今冬も同様の方針であることを宣言した形だ。一方で、完全移籍での獲得も噂されたアデバヨールについては即時の獲得を否定。とりあえず夏に持ち越されることになりそうだ。

レドナップのイングランド代表監督就任の噂について
・ハリーにはあと18ヶ月契約が残っており、彼自身もスパーズでの仕事に満足している
・あくまで『現段階では』スパーズを去る意思は無いが、夏に状況が変われば話し合う事になるだろう

ハリー爺の代表監督就任の噂も尽きませんね。EUROの結果次第かもしれないけど、夏での監督交代はほぼ既定路線とみられており、依然として後釜の最有力候補はレドナップ。レヴィ会長も明言こそ避けたものの、夏の体制刷新に含みを持たせたている。ハリー爺の過去の脱税疑惑の裁判が年明けに控えているが、恐らくは大きな障害にはならず、彼自身も常々代表監督への意欲を口にしていることからも、監督交代は避けられないかもしれない。

新スタジアム建設計画(NDP)、株式非公開化について
・オリンピックスタジアムの入札に力を注いだが、現在はNDP推進に集中している
・経済状況が非常に厳しいがプロジェクトを現実的なものとするため、財政をやりくりしている
・スタジアムの命名権(ネーミングライツ)譲渡の交渉を進めている
・株式非公開化はNDP推進の為に必要だ。なぜなら、資金調達をよりスムーズにするからだ
・ロンドン市からの公的資金の融資は直接的なものではない。周辺インフラの整備を要請した

僕は財政的な話には疎いので株式非公開化がどういう意図なのか、それがどうクラブに影響するのか全て把握出来てはいないんだけど、非公開化することによって資金調達をスムーズにして、より柔軟に立ち回れるように考えられてのものだと会長は説明してます。まあ、ここら辺は投資関連分野にかけては超敏腕でキレ者のレヴィ会長の専売特許なので信頼を置いて良いんじゃないかな~と(はい、ただ自分が分からないだけなんですが…笑)。

当ブログでも再三に渡って強調してるけど、この新スタジアム建設計画が今後のスパーズを占う重要な鍵。
是が非でも計画を前に進めなければいけないし、出来れば一刻も早く完成に漕ぎ着けたいところ。NDPの具体的な話が出て早3年が経過、当初の計画からかなり遅れてはいるけど様々な諸事情を一つ一つクリアし、現在ではなんとか前に進んでいる感があります。ファイナンシャルフェアプレー精度の導入で今後はますます、財政の健全化が求められる。今後ビッグクラブと互角に渡り合っていくためにも、主力選手を留めるためにも、36000人収容のホワイトハートレーンでは限界がある。60000人規模の新スタジアムへ移ることがスパーズの至上命題なのです。

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【第15節】 vs Stoke City
Category: プレミアリーグ  
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England Premier League 2011/12
Britannia Stadium

Stoke.jpg Stoke City  2
tottenham.jpg Tottenham Hotspur   1
得点
Potters:エザリントン2
Spurs:アデバヨール

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Unused subs: Gomes、Sandro、Corluka、Pienaar

前節のボルトン戦に勝利し、プレミアリーグにおけるクラブの最多連勝記録を更新したトッテナム。7連勝を目指して乗り込むはホームのブリタニアスタジアムでは上位陣とも互角以上の戦いを見せるストーク。激しい雨の中で行われたゲームはストークお得意の空中殺法にスパーズは劣勢。挙句、誤審の嵐で幸運の女神にも見放され…。

ストーク自慢のフィジカルバトルに大苦戦
ブリタニアでのストークは侮れない。今季もマンU、チェルシーとはドローに持ち込み、リバプールからは僅差で勝利をもぎ取っている。だからこそ、連勝で最高潮のムードと言えども決して簡単な試合にはならないはずだ。そう思っていた方も多かっただろう。僕もそうだったのだが、その何とも言えぬ嫌な予感が悪い意味で的中してしまった。規格ギリギリまで狭められたピッチ、肉弾戦を厭わないハードなファイト、前線のクラウチ目掛けた愚直なまでの放り込み、そしてロングスロー。ストークのフットボールは単純明快、至ってシンプルだ。すなわち自分たちのストロングポイントとは何か?「勝てる部分で勝負する」を究極まで突き詰めてたどり着いた形。
ブレない。全くもってブレが無い。補強方針から、戦術に至るまで全てが一貫している。ピューリスによって鍛えられたファイター達がここ数年、残留争いに巻き込まれない理由、今季はヨーロッパの舞台にすら立っている理由が凝縮された、そんな試合。特に前半は完全に彼らの独壇場。これぞストークという姿を見せつけられた格好だ。

スパーズは前半に2失点を喫した。そのどちらもが彼らの武器であるロングスローから。この日は驚異的なロングスローを放るデラップはいない。だが、ショットンがいた。彼もまたデラップに負けず劣らずの「長距離砲」。
恐らくは警戒していただろうし、対策は十分に練っていたはずだ。だが、ロングスローというのはオフサイドにかからず、対応するのは非常に困難だ。ことごとく守備陣は混乱させられ、いずれもエザリントンに詰められた。
このロングスローや、前線のクラウチへのシンプルな放り込みが非常に厄介で守備陣は手を焼いていた印象だ。
クラウチの癖はよく解っていたはずなので、もう少し競り合いに工夫が欲しかったかな。ギャラスもカブールも正直に競り合ってことごとく負けていたのが残念。挟んで飛ばせないとか、対処法はいろいろあったとは思うんだけどね。あと、彼からのこぼれ球、所謂セカンドボールを拾えなかったのも失点に繋がった要因かもしれない。

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反撃に水を差した主審クリス・フォイの3つの誤審
前半はストークの素早い出足や、ロングボール戦法にペースを握られ、なかなかリズムが生まれなかった。前線のアデバにもボールが収まらず、ラフィーはじれて中盤の底まで降りてきて前線が孤立、サイドも完全に封じられる…といった昨季よく見た悪い形。そこでレドナップが動く。後半頭から精彩を欠いていたエコトとレノンを下げ、バソングとデフォーを投入。ベイルとウォーカーをウイングバック的に起用する変則の3-5-2という奇策に打って出る。正直、これはどうだろう?と思ったんだが、ストークの運動量が低下してスペースが生まれた事も重なってか、思いの外に機能した。ベイルとウォーカーがサイドをえぐってクロスという場面が増えるとともに、前半は激しいpレスに手を焼いていたモドリッチのコントロールが冴えてきた。そんな中でPKから1点を返す。

流れは完全にスパーズに傾いていた。怒涛の反撃。しかし、主審のフォイの不可解な判定の数々がスパーズの反撃ムードに水を差した。1つ目、エリア内で手を引っ張られて倒されたカブールにはPKが与えられず、抗議したカブールにイエロー。2つ目、オフサイドラインを絶妙にかいくぐったアデバは何故かオフサイドでゴールは取り消しに。リプレイで見ても明らかにオンサイド。3つ目、カブールのシュートをゴールライン上で肘でブロックしたショウクロスのハンドは見逃される。当然PKは与えて貰えず。ゴールに直結するプレーでこれだけ誤審が続けばもうお手上げですわ。最後はカブールが2枚目のイエローカードを貰って退場。これでジ・エンド。

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管理人採点&ザックリ総評(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル3、エコト2、ギャラス3、カブール3、ウォーカー4、モドリッチ4、パーカー3、レノン2、ベイル3、ファンデルファールト3、アデバヨール3、デフォー3、バソング4、ドスサントス-

判定を敗戦の理由にするつもりは毛頭ない。これもまたフットボールで、判定に笑うこともあれば、泣くこともあるだろう。それがこの日は後者だったというだけ。だが、フォイには一言物申したい。あとラインズマンにも。余りにもお粗末。ジャッジの基準も曖昧。これが無ければ勝てたとまでは言わないが少なくとも勝ち点1は持って帰れたはずだ。まあ、終わったことを悔やんでいてもしょうがないし、切り替えて次に向かうしかないね。

連勝が遂に止まり、敗戦。リーグで負けたのは8月以来なので、久しぶりに悔しい週の始まりだったね。でも、前半はともかく後半に修正してあと一歩のところまで詰め寄った内容は悪くはなかったし、そこまで悲観しなくてもいいと思う。連勝だっていつかは止まるわけだしね。大事なのはこれを引きずらないこと。こういう判定に泣かされた試合の後に、またドローで終わったり、連敗しようもんならそれこそ勢いが完全に止まっちゃうからね。
こういう日もあるさ~、ケセラセラ~ってな具合ですっぱりと忘れて、次にすっきり勝てばいいさ!

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週間移籍ゴシップ Vol.12
Category: 補強関連  
ここ1週間のトッテナムの補強についての噂を取り上げる『週間移籍ゴシップ』。
移籍市場が近づいた今頃は様々な憶測が飛び交い、予測不能のドラマがてんこ盛り。嘘?ホント?それは誰にもわからない。真贋入り混じる移籍関連報道に一喜一憂しながら楽しむのもまたこの時期のフットボールファンの楽しみの一つということで、スパーズ関連の報道を中心にアレコレと突っ込み入れていきたい。

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まずはギャリー・ケイヒル。ご存知、ボルトンに所属するイングランド代表のCB。空中戦の強さに定評があり、ここ数年の安定したパフォーマンスで評価をグッと高めた選手。今夏に獲得に動いており、移籍市場最終日に契約寸前まで行きながらボルトンの土壇場の移籍金アップによって破断となったという経緯がある事、常々ハリー爺が高い評価を与える発言をしている点からもCB補強では本命とみられる。彼の契約は来夏で切れるので、夏には£1700万と強気の交渉に出たボルトンも、値下げせざるを得ない状況で£700~1000万の攻防か。コイル監督も「チーム構想を考えるうえで、出来れば早く決めて欲しい、何なら1月1日でも。」と完全に慰留に白旗。ただ、国内では人気銘柄で底上げを狙うアーセナル、将来的なテリーの後釜候補としてチェルシーが参戦と競争は激しい。

お次はアレックス。D・ルイスの加入によってめっきり出場機会を減らし、トランスファーリクエストを提出し、クラブも容認。移籍は既定路線と見られているが、プレミアリーグでの実績は十分で計算出来る実力派CBだ。こちらも空中戦には滅法強く、強靭なフィジカルで人に対する守備も強い。加えて破壊力抜群のFKも持つ。チェルシーの補強動向次第ではあるが、交渉の余地はありそうだ。ただ、移籍先としてはセリエAが濃厚と見られており、ユベントスらが興味を示している。ハリー爺もとりあえずは「獲得に動いていはいない」と否定しているが…。

最後にヤン・ヴェルトンゲン。アヤックスに所属している、ベルギー代表の大型CB。まだ24歳と若く、その実力から多くのビッグクラブが興味を示す注目株とのこと。CBの他に、左SBや守備的MFをこなせる器用さを持ち、足元の技術の高さからバックラインからの繋ぎにも期待できるタイプらしい。僕は残念ながらエールディビジをあまり見ないのでわからないんだけど、良いCBだと名前はよく聞く選手。アヤックスがCLから脱落したことで、クラブも半ば慰留を諦めており、交渉の準備は出来ているとの情報が幾つかあるので、後は条件次第という事になるだろうか。移籍金は£1000万との報道が多いが、もう少し上がるかもね。かなり前からマークしているトッテナムがリードと言われているが、アーセナルも獲得を狙っているとか。お隣もCBには困ってるのね。
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他にも沢山あるんだが、キリが無いので夏と同様に毎回3選手に絞る。で、今回はセンターバック祭り。
正直、CBは現有戦力で乗り切れないことは無いポジション。現在ドーソンが離脱中とはいえ、キング、カブール、ギャラス、バソングとおり、ローン中のコールカーもいるし、本来は守備的MFのリバモアのコンバートも可能。チョルルカも出来るしね。ただ、一見すると数は多いが、キングとギャラスは怪我がちで計算は立たない。彼らの安定稼働を前提に考えるのはいささか厳しいという見方も出来る。目先を考えれば補強は不要だと思うんだけど、バソングが移籍志願している事と、2~3年先、或いはもっと長期的なスパンで考えるならば必要かな…と。

上記3選手が中心軸だとして、まあ、一長一短な印象。貴重なホームグロウンで安価に獲れる絶好の機会のケイヒルと、同じく移籍を容認されているアレックスはプレミアでの実績は十分でフィットするのにそう問題は無い。
ただ、典型的なCB専任タイプで凡用性には欠けるし、現有戦力と比較的同タイプの選手が揃う懸念がある。
一方のヴェルトンゲンはプレミアでは未知数。ただ、複数ポジションこなせて、現有戦力とは違った個性を持つので上手くハマればチームとしての幅は広がりそう。移籍金次第だが、可能ならばヴェルトンゲンを推したい。

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トッテナムの序盤戦総括
Category: 評価・査定  
ロンドン暴動の余波で開幕戦が延期され、他のクラブより1試合少ないが、ここまで13試合を消化した。
シーズンの約3分の1を終えたわけだが、13試合で10勝2敗1分け。勝ち点を過去最高のペースで積み上げている。
上位陣(いわゆるBIG6)との対戦もチェルシー戦を残すのみの状況で、この勝ち点を記録しているのは立派だ。
ここらで一旦序盤戦のトッテナムの総括を。併せて心臓手術から無事に復帰した指揮官レドナップの評価も。

夏の補強に成功。センターラインが強固に
今夏の補強で前線にアデバヨールを、中盤にパーカーを、GKにフリーデルを加えセンターラインにしっかりとした軸が通ったことでチームは驚くべき変化を遂げた。新戦力を数人加えたものの、それはオーバーホール(大改革)では無く、あくまでチューンナップ(微調整)であり、ベースは昨季のチームからの継続路線だ。
そのため、連携面ではアドバンテージがあり、そこに新加入の3人(+ローンバックしたウォーカー)がすんなりと溶け込んだ事で他の選手の長所もより引き出された。正に昨季足りなかった最後のピースが埋まった感がある。
夏の補強に成功した事でチームが安定し、勝つ事で得た自信が確固としたものに変わり、更に勝利を重ねる…という好循環が生まれた。恐らくチームはかつてないぐらいポジティブな雰囲気に満たされている事だろう。

懸案だった1トップの布陣が遂に形に
昨夏にラフィーが加入したことで、それまでに安定感を誇り長らくスパーズのメインシステムとなっていた4-4-2から1トップの布陣へと移行した。昨季はCLベスト8、リーグ戦で5位と上々の成績を残したものの、試合内容は芳しくなく、内容と結果が伴った試合は数少なかった。最後まで勝手知ったる2トップに戻すべきか?それとも試行錯誤を続ける1トップを信じるべきか?の議論が絶えず、答えは先送りとなったままシーズンを終えた印象だ。

しかし、今季は懸案だった1トップの布陣が遂に形になった。まず、前線にアデバヨールが加わった事が大きい。
ポストプレーに長け、中央でキープすることも出来れば、サイドに流れてボールを受けて展開する器用さも併せ持つ大型ストライカーの加入で、昨季あれだけ悩まされた得点力不足が嘘のように沢山のゴールが生まれている。
パーカーの加入でモドリッチがより攻撃的に振る舞える時間が長くなり、ラフィーも決定的な仕事に専念出来るようになった。両サイドのプレーの幅が確実に増えつつあり、それと共に両SBの攻撃性能も引き出されている。

また、昨季は不慣れな1トップでの先発が多く不振を極めたデフォーが今季は絶好調。ここまでチーム最多の8ゴールを叩き出している。それも先発の機会は限られ、途中出場が多いにも関わらずだ。アデバヨールとのコンビはまだまだこれからといったところだが、得意の2トップでの起用に固定されたデフォーはゴール量産体制だ。
1トップでも2トップでも、どちらでもクオリティーが落ちず、しっかりと結果を残せる体制が確立したことで、初めて「本当の意味で」オプションを2つ持つ事が出来た。これが昨季とは遥かに大きな違いだと思う。
システム議論も上手く行かない事によるネガティブなそれではなく、どちらも結果を出せるのでどちらも捨て難いというポジティブなものに変わったのではないか。少なくとも僕はそう感じているのだが、いかがだろう。

主力メンバーがほぼ固定化、層の厚さに課題?
ELとのターンオーバーで戦っているが、リーグ戦での先発メンバーは怪我等のアクシデントが無い限りはほぼ固定化されつつあるのが現状だ。「勝っている時は変えない」との格言があるかどうかは知らんけど、結果が出ている以上は変える必要は無いし、このままで行くべきだ。ただ、それは裏を返せば主力と控えの差が拡大していることを意味している。今、アデバヨールが、パーカーが、ベイルが抜けたらどうなるか。そりゃあ、どのクラブだって主力が抜ければ大打撃に違いないが、現在のトッテナムはその傾向がより顕著なのでは?という危惧はある。

リーグ戦はまだまだ先が長いし、これからどんなアクシデントが起こるか分からない。毎試合フルパワーで働いてるパーカーなんかは特に心配だし、チームを劇的に良化させた最大の立役者アデバヨールが仮に離脱したら、根本的にFWの枚数は少ない。今はなんとか回せているが相変わらずCB陣は怪我がちで計算が立たない…という不安点も幾つかある。来るべき冬の補強で文字通り「補う」のか、はたまたサブに甘んじてる選手の奮起による「底上げ」がなされるかは分からないが、敢えて課題を挙げるならば、主力への依存度の高さが挙げられるだろう。

最後にハリー爺の評価を。心臓手術や過去の脱税疑惑、はたまたイングランド代表の後任候補に…と話題には事欠かないが、現在の躍進も彼の巧みな手腕があってこそ。会長との関係もなんだかんだで良好みたいだし(笑)

Harry Redknapp  Great.jpg
現在、暫定ながら3位につけ、13試合消化時点で31ポイントはペースだけで言えば優勝争い確実の驚異的なもの。開幕2連戦でマンチェスター勢に連敗したものの、その後は11戦負けなし(10勝1分け)は凄まじい記録だ。
当然ながらレドナップには最高レベルの評価を与えてもいいはずだ。特筆すべきはそのチームマネジメントの巧みさ。かなり勝ち抜けは厳しくなったもののELでは主力を温存して若手選手中心のスカッドを組み、その成長を促した。二足の草鞋を履きながら、主力に疲労を残さずに出場機会の少ない選手にチャンスを与えてチームの底上げを図った。豊富な手駒を生かしてターンオーバーしながら結果を残している点は本当に素晴らしいと思う。

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【第14節】 vs Bolton
Category: プレミアリーグ  
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England Premier League 2011/12
White hart lane

tottenham.jpg Tottenham Hotspur   3
Bolton Bolton Wanderers  0
得点
Spurs:ベイル、レノン、デフォー
Trotters:


Unused subs: Cudicini, Bassong, Corluka, Pienaar, Pavlyuchenko.

リーグ5連勝中と快進撃を続けるトッテナム。今節ホームに迎えるのは序盤戦から守備が崩壊し、思わぬ下位に低迷するボルトン。明暗分かれる両クラブの現状を象徴するかのように、ゲームは90分間に渡ってトッテナムが圧倒。一方的に攻め立てての3発快勝。スパーズらしかぬ?(笑)盤石のゲーム運びで連勝を6に伸ばした。

試合に先立って、先日、惜しまれながらこの世を去った、ギャリー・スピード氏の追悼セレモニーが行われた。スピード氏は、この日の対戦相手であるボルトンにもかつて所属し、ウェールズ代表監督を務めていた。魂のこもった熱いプレーで多くのファンを魅了したスピード氏。いちフットボール・ファンとして哀悼の意を表したい。
まだ若く、ほんの数年前までプレーを観ていた選手。余りに突然の訃報に本当に驚いてるし、彼が率いていたウェールズ代表も良いチームで正にこれからという時。とても残念でなりません。ご冥福をお祈り致します。

スパーズ怒涛の猛攻と立ち塞がる名手ヤースケライネン
試合は立ち上がりからスパーズが好調の勢いそのままに、積極的に仕掛けた。開始6分にして早くも先制。モドリッチのCKをベイルがニアで上手く合わせてゴールに流しこむ。ひとしきりチームメートと喜びを分かち合った彼は、おもむろにサポーターの近くに歩み寄り、自身の履いていたスパイクを脱ぎ、高らかと掲げた。スパイクには『RIP GARY SPEED』の文字が刻まれていた。ウェールズ代表で指導を受けたスピード氏への想いを込めて。
自身の成長を後押ししてくれた偉大なる先輩に対する尊敬の念。試合の2~3日前から準備したものだった。大きなショックと悲しみを乗り越えて立ったピッチで、今まで受けた恩にゴールという最高の形で応えてみせた。

スパーズの勢いは止まらない。左サイドからは何度もベイルが脅かし、右からはウォーカーが攻め立てる。前線からのプレスも強烈で、2トップが相手DFを猛然と追いかけると、中盤のパーカー、モドリッチらもそれに呼応し、ボルトンを自由にさせない。そんな積極的な姿勢が幸運を呼び込む。アデバヨールとパーカーが連携したプレスで相手にプレッシャーをかけてボールを奪うと、対応したG・ケイヒルがたまらずパーカーを倒しレッドカードで一発退場。確かに抜けていればGKと一対一という局面だったが、ゴールからは40mぐらいの距離。レッドカードは少々気の毒に思えた。数的有利になったスパーズはそこからまた一段ギアを上げて、怒涛の猛攻を開始する。

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しかし、そこに立ち塞がったのがボルトンの守護神ヤースケライネンだった。40歳のフリーデルも衰えを感じさせぬプレーでスパーズを支えてくれているが、対するヤースケライネンも36歳。ベテランの風格を漂わせるプレミア屈指の名手がこの日は絶好調。雨あられのように浴びせられたシュートをことごとく弾き返した。
デフォーが、アデバヨールが、ベイルが…、何度も決定機を作るものの、ヤースケライネンの鋭いセーブも前に防がれる。彼の奮闘が無ければスコアは5-0、或いは6-0ぐらいになっていたかもしれない。それ程に一方的に攻め立てたものの、前半を終えてのスコアは1-0。最高に面白いが、最高に悔しい、そんな前半45分間だった。

左右のサイド入れ替えがいよいよ熟成の時?躍動する両翼
ここ最近のスパーズの攻撃を牽引しているのが好調な両翼のスピードスターだ。左のベイル、右のレノン。
昨季までは基本的には各々のサイド際でドリブルで勝負してクロスを供給するのが持ち味だったが、今季はお互いのプレーの幅がぐっと広がった。ベイルは頻繁に中央、或いは逆サイドに移動し、それと呼応するようにレノンも逆サイドに回って仕掛ける。積極的なポジションチェンジだ。レドナップが硬直した展開を打開するために、昨季途中からたまに試行していた左右入れ替えが、ただの「付け焼刃的なオプション」では無く、相手に脅威を与え、攻撃に厚みをもたらす「武器」へと進化を遂げつつあるのだ。これがまた非常に面白いのである。

基本ポジションにいる時は緩急をつけたドリブル突破とシンプルなクロスがメイン、一方でサイドを入れ替えた時は利き足と逆サイドなので中央へのカットインが格段に増える。この精度が二人共に増し、決定的な仕事が出来るようになってきた。彼らが中央に攻めこむことで、開いたスペースにはSBが飛び込んでいくといった副次的な効果も生まれ、たやや単調だったサイド攻撃、手詰まり感のあった中央突破の歳の引き出しが増えた。ここに2トップと中盤のモドリッチ、パーカーが絡むのだから、そりゃ面白いよ。どこからでも得点が取れる雰囲気すらある。
このスタイルがこの日も実を結ぶ。あれだけ苦労した前半が嘘のように、後半開始早々にレノンが左サイドからのカットインで見事なゴールを叩き出すと、60分にはCKからベイルが逸らしてデフォーが詰めて3-0。勝負アリ。

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管理人採点&ザックリ総評(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル4、エコト4、ギャラス4、カブール4、ウォーカー4、モドリッチ5、パーカー5、レノン5、ベイル5、アデバヨール4、デフォー5、リバモア3、ファンデルファールト3

贔屓目抜きにしても現在、プレミアで一番観ていて面白いチームはスパーズだわ。いや、ホント。まあ、この日は1人多かった時間が長いので差し引いて考える必要はあるけど、それにしても観ていて面白い試合してる。
終盤はやや全体的に省エネなスタイル(余裕の展開で気が抜けたとも言う…苦笑)に移行して、まったりとした時間が過ぎたが、裏をかえせば盤石な試合運び。今までのスパーズからは想像もつかないような横綱相撲。
そんな時間帯でも一人だけ気を抜かない男がいまして、例のごとくお役御免となるまで走り回って、チームに活を入れ続けてくれましたね。そう、パーカー。ああいう姿勢があってこその6連勝なのは忘れちゃいかんね。

ここ11戦、10勝1分け。選手の口からもチラホラとタイトルという言葉が出始めて、ファンの僕らも色めき立ちたくなるところだけど、楽観は禁物だと思う。僕はそんなに甘く無いと思ってるし、まだまだ先は長いよ。
別に必要以上にネガティブになる事は無いし、上を目指して戦うのは大いに結構。志は高い方がいいしね。
ただ、あくまで目標は4位以内に入ること。もっと細かく言えば、目先の一戦、一戦を大事に戦い続ける事。
まずはそこに集中して欲しい。今は飛ぶ鳥落とす程の勢いだし、勢いだけじゃ片付けられない凄みも感じるんだけど、必ず苦しくなる時期が来るはず。チームは生き物だし、どこのクラブも多少なり波があるもんだから。
だからこそ、好調な今の時期に出来るだけ勝ち点を積んでおきたい。1ポイントでも多く。それが後から効いてくるはずだから。その為にも次節は重要。アウェー、ブリタニアでストーク。必勝体制で乗り込みましょう!

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週間移籍ゴシップ Vol.11(冬の移籍市場予習編)
Category: 補強関連  
個人的には年から年中、補強について語るのはあまり好きじゃない(シーズン中くらい新しい選手の話じゃなくて、現有戦力を応援しようぜ!)ので、補強の話題は市場開幕1ヶ月前くらいからでいいんじゃないか?と思ってる。で、12月に入った事だし、冬の移籍市場が開幕するまであと1ヶ月を切ったので、そろそろ補強に関する話題を解禁しようかな~と。補強に関する報道も目立ってきたし。ってことで、夏にも週一ペースでお届けしていた「週間移籍ゴシップ」を。基本的には週に一回、その週のスパーズ関連の補強の噂を幾つかピックアップする。

スパーズの補強の噂に入る前に、今回は今冬の移籍市場を見る上で、抑えておきたいポイントをおさらい。

1.来夏には移籍金フリー(今冬に市場に出される?)プレミアリーグ所属選手

現在の契約が残り半年で来夏には移籍金がフリーになる選手というのは注目です。なぜか?どこのクラブだって出来るならば選手をフリーで手放すのは避けたいというのが本音。なので、必要な選手には必死で契約延長交渉を纏めようと急ぐわけだが、それが不調に終わった(或いはその可能性が高い)選手に関して、それらの選手から移籍金を得られる機会は今冬がラストチャンスであるため。来夏フリーの選手は、その選手の通常の市場価値よりも遥かに安い移籍金で手に入る絶好のチャンス。特に倹約志向のクラブはこれを利用しない手はありません。

そりゃ、そうだよね。売り手のクラブとしては下手に粘って売り逃したら、来夏に移籍金を得られないリスクを負う。買い手とすればそういう事情が解ってるので、当然足元を見て出来るだけ安く買い叩こうと動く。
このギリギリのせめぎ合いが非常に面白いし、これが多く発生するのが冬の移籍市場の一つの特徴でもある。

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上の図が来夏にフリーとなる予定の主な選手。まあ、他にもいてギグスやウッドゲイト、スパーズの選手で言えばキングとクディチーニが該当するんだけれども、とりあえずスパーズの補強と関係無さそうなので今回は割愛。
で、ザッと見渡してもなかなか実力者揃いなんだよね。特にチェルシー組の4人は豪華な面子ですわ(笑)
自分はスパーズ以外の情報を細かく追っていないので、これらの選手の延長交渉がどの程度進んでいるのかまでは全て把握していないので、あくまで目安と捉えて下さい。これだけの選手が市場に出るかもよ?ってことで。
これらの選手をフリー覚悟で留めるのか、売りに出すのか、出されたらどこが手を挙げるのかは要チェックや。

2.冬の補強は即戦力重視(プレミア経験者)が望ましい

これは完全に持論なんだけど、冬の補強と夏の補強を同じように考えるのは少々危険だと思っている。夏の補強は基本的にはシーズン開幕前でプレシーズンの間に連携を深める事が出来るし、開幕直後であれば、その選手がフィットするまで待つ時間の余裕がある。使いながらじきにフィットしていけばいいや…と、待てる。
だが、シーズン真っ只中でこれから大事な中盤戦~という、冬の補強ではそうはいかない。獲得しました、でもなかなかフィットしません、そのうち…じゃ困るわけで、実験の為に勝ち点をロストする余裕が無いわけです。

もちろん、将来を見据えての若手有望株というなら話は別だが、冬の補強を施す一番の理由は「不振にあえぐクラブの立て直し、起爆剤」としてのもの。裏を返せば、現在好調でスカッドが満たされているチームというのは下手にいじる必要が無いんです。極論を言えば、冬の補強が必要なのは、現在思いの外成績を伸ばせず苦しんでいるクラブか、怪我人が続出して満足にメンバーが組めない状況にあるクラブだけなんじゃないかな…と思う。

それも出来るだけリスクを回避した形で。となると、プレミアリーグ経験者(在籍者)が望ましいのではないか。
プレミアの速い流れは異質なので、他のリーグで活躍していても、即フィットするのはなかなかに難しいもの。
中にはすぐにフィットする選手もいるけど、早くて2~3ヶ月、悪けりゃ半年かかってようやくってのが普通で、半年もかかってたらシーズン終わっちゃうからね。他のリーグの選手をシーズン途中のこの難しい時期に合流させて、即時の結果を求めるのはとてもギャンブル度が高い、ってのが僕の考えです。

3.アフリカネーションズカップがあるよ

最後にこれも少しは考慮する必要があるかな~と思うのが、アフリカネーションズカップ(ANC)の存在。隔年で行われるこの大会、今季が開催の年にあたる。そもそも、このANCで主力が離脱する穴を埋めようと考えるクラブが、冬の移籍市場でANC出場国の代表選手を獲得しても、意味が無い。また、主力を奪われないクラブであってもANCで1ヶ月程起用出来ないとなれば、補強の旨みが少ない。しかも、合流出来ないのなら、それだけチームと連携を深める時期も遅くなる…と考えると、あまり良い面が見当たらない。それでも、獲得の条件が合えば補強に踏み切る事も考えられるが、タイミングとしては好ましくないんじゃないかな~とは思うよね。今年は。

とりあえず、3つのポイントを挙げてみた。これが全てでは無いんだけど、こういうポイントを踏まえながら補強関連の情報を追っていくのも面白いんじゃないかなと思う。特に1の契約残り期間ってのは重要な要素。
今回は冬の移籍市場予習編、来週からは週末(土曜か日曜)に週間移籍ゴシップとして補強の噂をお届けする。

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【EL】 vs PAOK
Category: EL・国内カップ  
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UEFA Europa League Group stage
White hart lane

tottenham.jpg Tottenham Hotspur   1
PAOK PAOK  2
得点
Spurs:モドリッチ
PAOK:サルピンギディス、アタナシアディス


Unused subs: Cudicini, Townsend, Fredericks, Carroll.

ヨーロッパリーグ(以下EL)のグループステージもいよいよ佳境。僅差でのグループ3位につけるトッテナムはホームにPAOKを迎える。これまでと比べて主力数名を含むスカッドを投入して勝ちに行った試合だったが、早々に2失点する苦しい展開に。逆転に向けて怒涛の猛攻を仕掛けたスパーズに守るPAOK。激戦の行方は…?

やや中途半端になった、この試合の位置づけに生まれた隙
試合前のコメントにおいて指揮官レドナップは「勝ちを狙いに行く」と語った。この試合で勝利を納めれば、最終戦はアウェーとはいえ、グループ内でも一段レベルが落ちるシャムロック戦。言わば、決勝ラウンド進出の鍵を握るのは事実上この日の一戦だったわけだ。だからこそ、スパーズは若手中心のメンバー構成で臨んでいた方針を半ば捨ててまでも「ある程度」強力なスカッドを投入したのだ。前線にはデフォー、中盤にはレノンとモドリッチ。
まあ、モドリッチは前節のリーグ戦は体調不良で欠場だったため、コンディション調整を兼ねての起用だろうが、それでも得意のホームで一蹴出来るはずだった。だが、その思惑はわずか開始15分で脆くも崩れる事に。

ギャラスが不用意に自らのポジションから飛び出し敵陣でボールロスト、そこからの流れであっさりと失点を許してしまう。チョルルカの対応も緩く、ゴメスもただゴールに吸い込まれていくボールを呆然と見守るだけだった。止まらない負の連鎖は逆サイドにも。左SBで先発したローズの守備は余りにも軽く、度々突破を許した。失点もサイドを崩され簡単にクロスを許したもの。急造バックラインで連携不十分であることを差し引いても、余りにお粗末。立て続けの2失点。守備陣が落ち着かない間に許した2点のビハインドが重くのしかかる事になってしまう。

試合の入り方はそう悪くは見えなかった。選手たちの動きも、特段重そうには映らなかったし。だが、肝心の精神面、この試合にかけるモチベーションはどうだったか。リーグ戦はすこぶる好調、舞台はホーム、相手はアウェーで若手主体ながら互角の戦いを見せたチーム。「それなりに」戦えば普通に結果はついてくるだろう。例え、主力をゴッソリ投入した布陣じゃなくても、勝てるだろうと弛緩した空気があったのではないか?そこに何らかの隙が生まれた可能性も否めないんじゃないか…と。そう勘繰りたくなるぐらいの前半の戦いぶりだった。

レドナップも勝ちに行くとは言ったものの、あくまでプライオリティはリーグ戦で、土曜日に控えるボルトン戦は出来るだけフレッシュな状態で臨みたい。だから、この一戦は半主力の面子で勝利を得てくれ!と少し色気が出たのではないか。本気で勝ちにいくならば、ベイルやウォーカー、パーカーらを最初から使っていたはずだ。
そうした諸々から生まれたわずかな隙をPAOKは見逃さず、強かに突いた。そういう試合だったんじゃないかな。

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攻めども、攻めども遠いゴール
ややラッキーな判定で得たPKをモドリッチがきっちり沈めて1点差で迎えた後半。スパーズは逆転に向けて怒涛の猛攻を開始する。相手は退場者を出して既に10人。数的不利となったPAOKは追加点を諦め、ほぼ全員でゴール前をひたすら固める作戦に出た。スペースが無く、ガッチリ固められたゴールをこじ開けるのはなかなかに難しいもの。「何が何でも守る」と腹をくくった相手ならば尚更だ。ベイル、ウォーカー、ファルケを立て続けに投入し、さながらハーフコートマッチの様相で攻め立てたスパーズだが、結局最後まで得点は奪えなかった。
デフォーのゴールも不可思議な主審の判断に取り消され幻に。決勝ラウンドが遠くに霞む手痛い敗戦となった。

ボールは回った。相手はポゼッションを放棄したのだから当然といえば当然。だが、そこからの崩しにもう一工夫足りなかったし、矢継ぎ早に動いた采配も効果的とは言えなかった。チョルルカとレノンの連携が良かったのに、チョルルカを左に回したり、ベイルとウォーカーというサイドを崩してクロスを挙げられる選手を入れたのに、前線のケインを下げデフォーの1トップにしたため、中央に的が無いなど。とりあえず、ベンチにいた主力を数人ヤケクソに投入しただけで、こう崩すんだ!という明確な意図は感じられなかった。十重二十重に連なる相手DF陣に踏み込めず、ボールが足元から足元へ行ったり来たりするだけで、無情に時間は過ぎ去っていった印象だ。
確かにPAOKの守備はしぶとかった。よく組織されたチームだったし、サポーターの後押しも強力だった。
だが、この日のスパーズの戦いぶりが少々情けなかったのも事実。観ていてヤキモキする時間が長かったな。

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結果的には主力組とサブの面々の実力の差が出てしまったということだろうか。レギュラーを奪われているチョルルカやピーナール、ギャラスにローズ…彼らがこういう試合で必死にアピールする姿に期待していたんだけど、これじゃサブでもしょうがないよな~と思っちゃうパフォーマンスで終わったのが少し残念ではあった。

これで可能性は残っているとはいえ、決勝ラウンド進出はかなり厳しくなった。自力突破は既に消滅。他力本願での最終戦ということになる。僕はELにそんなに注力しなくても…という考えなので、この敗戦にもそこまでのショックは無いし、むしろこれでリーグ戦に集中出来て良いじゃないか…と前向きに捉えてすらいるんだけど、この試合が若手主体で敗れたのならいざ知らず、主力含めたスカッドでしかもホームであっさりと負けたのがなんとも言えない気持ちにさせられたな。先発したケインはともかく、若手に経験も積ませられず、結果は敗戦となれば「何も得られなかった試合」と言ってもいいよね。二兎を追った結果、どちらも逃したというか、何というか。
まあ、それも結果論で、この日勝っていればターンオーバーしてしっかり結果残したと賞賛されて然るべき采配なので、(ただそれが裏目に出たってだけで)仕方ないっちゃ仕方ないんだけどさ。悔いは少し残るかな。

管理人選定マン・オブ・ザ・マッチ:ルカ・モドリッチ

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11/12シーズン中間査定 (3)
Category: 評価・査定  
前回に引き続き、ここまでの選手の働きぶりを前期の通信簿という形で評価する企画の第三回を。今回はFW編。
評価は5段階(Great,Good,Average,Poor,Bad)で、個人的に毎試合後につけてたレーティングを基に査定した。
なお、評価対象者はリーグ戦出場者のみとする。(カップ戦はサンプルが少なく、評価基準が曖昧なため)

FW

9  Pavlyuchenko 出場9試合2ゴール(リーグ戦2試合0ゴール) Poor.jpg
アデバヨールの加入とデフォーの好調によって、リーグ戦ではほぼチャンスを貰えない状況に追い込まれてしまったパブリュチェンコ。もっぱら出場はカップ戦限定で、2ゴールはしてるもののプレーぶりは凡庸。冬の放出候補と見らている。安定とは無縁でたまの爆発力が売りのパブだけど、そろそろ移籍も近いかなとは思ってる。

10  Adebayor 出場10試合7ゴール(リーグ戦10試合7ゴール) Great.jpg
今夏にマンCからローン加入後、リーグ戦はフル出場。10試合で7ゴールは立派な数字だ。得点だけではなく、前線でのポストプレーやサイドに流れる動きなど1トップとして、これ以上ないパフォーマンスを披露している。前線からの守備もサボらず献身的なプレーで、ファンの心をガッチリ掴んだ。ここまではMVP級の働きでしょう。

17  Dos Santos 出場7試合1ゴール(リーグ戦3試合0ゴール) Poor.jpg
こちらもリーグではなかなか出番が無いドスサントス。カップ戦で輝くプレーを見せたと思ったら、一転ガッカリさせられる怠慢さを見せたりで、今季も過去数シーズンと同じかな~ともはや期待するまでの域にいっていないのが正直なところ。彼もパブ同様、移籍の噂アリ。彼にとっても、ここらで環境を変えたほうがいいと思うよ。

18  Defoe 出場15試合7ゴール(リーグ戦10試合6ゴール) Good.jpg
アデバヨールの大活躍で1トップ採用がメインの今季、デフォーの出場機会は主に途中出場に限られている。が、そんな中でも7ゴール叩き出してるのは流石。昨季は絶不調だったが、ツボにはまった時の決定力は錆び付いていないと証明してみせた。出場時間が少ないのはただ「不運」というだけ。もう少し長くプレーが観たい!

とりあえず3回に渡って、今季序盤戦(12試合)においてリーグ戦に出場した全選手の通信簿をお届けした。
前期の中間査定も残り1回。次回はチームを指揮するレドナップの評価と、スパーズの序盤戦総括を。

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