トッテナムを温かく・時に厳しく見守るブログ

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11/12シーズン中間査定 (2)
Category: 評価・査定  
前回に引き続き、ここまでの選手の働きぶりを前期の通信簿という形で評価する企画の第二回を。今回はMF編。
評価は5段階(Great,Good,Average,Poor,Bad)で、個人的に毎試合後につけてたレーティングを基に査定した。
なお、評価対象者はリーグ戦出場者のみとする。(カップ戦はサンプルが少なく、評価基準が曖昧なため)

MF

3  Bale 出場13試合5ゴール(リーグ戦12試合4ゴール) Good.jpg
ここまではリーグ戦フル出場、リーグ戦でも4ゴールあげるなど上々の出来をキープしているベイル。試合毎のパフォーマンスの波も改善されつつあり、ある程度安定した働きが出来るようになってきた。左サイドの突破のみならず、右からのカットインや、中央での連携で絡む動きにも磨きがかかってきた。この調子で頼むよ!

6  Huddlestone 出場4試合0ゴール(リーグ戦2試合0ゴール) Bad.jpg
開幕2戦は出場したものの、いずれも途中出場に留まり、その後は足首の負傷で長期離脱するなど苦しんだハドルストン。復帰は年明けの予定で、まだプレーを見られるのは先になりそうだが、スパーズの中盤の中でも独自の武器を持つだけに復帰が待ち遠しい。ただ、CMFのレギュラー争いは熾烈で割って入るのは厳しいぞ。

7  Lennon 出場10試合2ゴール(リーグ戦7試合1ゴール) Average.jpg
怪我やチーム事情などで出場試合は約半分だが、コンディションを取り戻し状態は上向き気配。昨季から取り組んでいる左サイドでのプレーも精度が向上しつつあり、右サイドで仕掛けるだけのプレースタイルからの脱却に光が見え始めた。相変わらずキレあるドリブルは健在なので、もう少しゴールに直結した仕事を増やしたい。

8  Parker 出場10試合0ゴール(リーグ戦10試合0ゴール) Great.jpg
今夏に加入して以降はフルで出場し、闘志溢れるハードワークで獅子奮迅の働きを見せているパーカー。ピンチの芽をことごとく摘み取り、誰よりも走りまわってチームの躍進を支えている。ファンが選ぶ月間最優秀選手に2ヶ月連続で選ばれたのも頷ける。文句なく前半のMVP。逆に猛烈に働き過ぎて、怪我しないか心配なぐらいだ。

11  Van der Vaart 出場12試合7ゴール(リーグ戦10試合6ゴール) Good.jpg
相変わらず試合毎の出来にバラツキがあるのが難点だが、ここまでチーム最多の7ゴール。5試合連続ゴールを記録するなど得点力は流石だ。アデバの加入で彼の攻撃性能も存分に生かされてる感があり、昨季に比べて「浮いている」印象は無い。気がかりなのがハムストリング等の負傷離脱が多い事。コンディション維持が今後の課題か。

14  Modric 出場11試合1ゴール(リーグ戦10試合1ゴール) Good.jpg
移籍騒動に揺れた開幕直後はやや精彩を欠いたが、徐々に本来の輝きを取り戻した。中盤の底でのゲームメークは相変わらず安定感があるが、相棒にパーカーが加わり、より攻撃的に振る舞える時間が長くなった。毎試合、守備も決してサボらず、運動量も豊富。ゴールこそ少ないが、今季も欠かせない「チームの心臓」だ。

21  Kranjcar 出場6試合0ゴール(リーグ戦4試合0ゴール) Poor.jpg
開幕直後は先発を勝ち取ったものの、怪我とともに出場機会が激減してしまった。未だ離脱が続いており、ファンをヤキモキさせている。出場試合ではCMFも任されたが、お世辞にも良い出来とは言えなかったので、復帰後はまたサイドでのレギュラー争いになるだろうか。中盤は層も厚いので茨の道だが、頑張って欲しいな。

29  Livermore 出場14試合1ゴール(リーグ戦7試合0ゴール) Average.jpg
サンドロ、ハドルストンらの離脱でやや手薄になったCMF陣を支えた一人がリバモアだ。リーグ戦は主に途中出場ではあるが、機会を結構貰っているのはレドナップの信頼の高さ故か。守備でも体を張れるし、ボール捌きも落ち着いててELに出てる若手連中の中でも頭一つ抜けてる印象。今後は一層レギュラー陣を脅かして欲しい。

30  Sandro 出場8試合0ゴール(リーグ戦6試合0ゴール) Average.jpg
夏に負った負傷の影響で出遅れたサンドロ。パーカーの加入もあって、ベンチを温める機会が多くなってしまった。出場した試合では可もなく不可もなくといった働きはしてるが、未だ本調子には遠いかな~と。パーカーらの負担を減らすためにも一層の奮起を期待したい。スパーズ随一の守備力が、必ず必要な時がくるはずだ。

ピーナールは怪我で長期離脱していたのでここまでリーグ戦の出場は0。ただ、戦列には戻ってきており、今後は出場の機会を目指して猛アピールして欲しいな。中盤ならどこでもこなせる彼は貴重な戦力だと思うしね。

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11/12シーズン中間査定 (1)
Category: 評価・査定  
前節を終えてリーグ戦ではシーズン38試合のほぼ3分の1にあたる、12試合を消化したことになる。ここまでの選手の働きぶりを、前期の通信簿という形で評価したい。ポジション別に何回かに分けてお届けする。
評価は5段階(Great,Good,Average,Poor,Bad)で、個人的に毎試合後につけてたレーティングを基に査定した。
なお、評価対象者はリーグ戦出場者のみとする。(カップ戦はサンプルが少なく、評価基準が曖昧なため)

GK

24  Friedel 出場12試合(リーグ戦12試合) Great.jpg
今夏に新加入したばかりだが、いきなりゴメスから守護神の座を奪って見せた。ここまでのリーグ戦フル出場、当然の事ながらプレミアリーグの連続出場記録も更新中だ。開幕2戦こそ8失点したが彼には責任は無く、その後の試合では鋭い反応でビッグセーブを連発、チームを救った。不満な点はフィードの精度がやや悪い事だけかな。

サブはクディチーニが努め、ゴメスは3番手に降格した。現段階ではフリーデルが絶好調で変える必要性は無く、ゴメスにとっては苦しい状況だろう。今冬の移籍もあり得る。クディチーニはカップ戦のみの出場ながら働きぶりは安定しており、彼がサブに控えている現状はとても心強い。GKの選手層だけならプレミアNO.1だろうな(笑)

DF

4  Kaboul 出場16試合1ゴール(リーグ戦12試合1ゴール) Great.jpg
ここまでチーム最多の16試合出場、リーグ戦もフル出場。これだけでもまず評価したい。今季は特にCB陣に怪我人続出して苦しい状況だが、その穴が最低限で留まっているのも彼の存在が大きい。試合毎のパフォーマンスの波も改善されてきており、成長も感じさせる。課題もまだまだ多いが、ここまでの出来は十分に満足出来るものだ。

19  Bassong 出場9試合0ゴール(リーグ戦3試合0ゴール) Poor.jpg
可もなく不可もなくといったところ。リーグ戦では出番が乏しいが、カップ戦では主将を任せられて、それなりにやってくれてはいるんだけど、やっぱり彼にはリーグ戦でレギュラー陣を脅かす存在であって欲しいとの期待を込めて、評価は少々辛口にした。冬の移籍市場での補強動向次第だけど、ひょっとしたら放出もあるかもね。

20  Dawson 出場4試合0ゴール(リーグ戦2試合0ゴール) Bad.jpg
今季序盤戦で最大の誤算が、守備の要と期待されたドーソンの長期離脱。アキレス腱の負傷が発覚し、手術を行い未だ復帰までは遠い。他の選手がなんとか埋めてくれてはいるし、欠場は怪我が原因だからしょうがないとも言えるけど、評価はやっぱり低くなっちゃうかな。とりあえず、まずは怪我の完治を!復帰を心待ちにしてるよ。

22  Corluka 出場7試合0ゴール(リーグ戦2試合0ゴール) Bad.jpg
チョルルカも怪我で度々離脱するなど、苦しんでるね。プレーも精彩欠いてる印象で、今季はほとんど彼の良いところを見られていないのが残念。同ポジションでウォーカーの台頭もあり、出場機会も激減。彼にとっては踏ん張りどころかな~と。守備面やレノンとの連携ではウォーカーに勝るので、手放すには惜しい選手ではあるよな。

26  King 出場9試合0ゴール(リーグ戦9試合0ゴール) Good.jpg
ドーソンの離脱が誤算なら、一方でキングが出場機会を増やしてるのは朗報(本当はこの2人が揃って欲しいんだけど…)と言える。ここまでリーグ戦9試合出場、彼が出場した試合では8勝1分けで未だ負け無しの戦績からも分かる通り、その存在感はやはり絶大。彼と組む事でカブールの成長も促されてる面は見逃せない。

28  Walker 出場15試合1ゴール(リーグ戦11試合1ゴール) Good.jpg
今季はチャーリーとの激しいレギュラー争いになるだろうな~とは思ってたけど、ここまでは開幕前の想像以上によくやっていると思う。正直に言えば守備はまだ危なっかしい。簡単に裏を取られ、追いかけてギリギリで防ぐ場面も目立つ。だが、攻撃参加は迫力がありNLDのゴールも見事。課題の守備とレノンとの連携向上を!

32  Assou-Ekotto 出場15試合0ゴール(リーグ戦12試合0ゴール) Good.jpg
安定してるね、エコトは。すこぶる安定している。もう、不安定で守備の穴とまで言われてた時代が遠い昔のようだよ(笑)リーグ戦もフル出場。アデバやパーカーの活躍にスポットが当たる事が多いけど、彼の働きがどれだけ支えてるか。地味に抜けられると一番ヤバイかもよ?今季は攻撃参加も増やし、新境地も開拓しつつあるしね。

昨季は主力だったギャラスがここまで1試合出場、リーグ戦は0。彼もまたドーソンと同様に怪我に悩まされた序盤戦だった。復帰は果たしたもののキングとカブールのコンビがそれなりに機能していて結果も出てるので当分はサブかな。カップ戦ではローズ、タウンゼントら若手が起用されてるが前者はイマイチ、後者は持ち味を少し出せてるかな。ただレギュラーを脅かせるか?と言われればNO。一層、頑張って欲しいね。

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【第13節】 vs WBA
Category: プレミアリーグ  
epl-13.jpg

England Premier League 2011/12
The Hawthorns

WBA.jpg West Bromwich Albion  1
tottenham.jpg Tottenham Hotspur   3
得点
Baggies:ムルンブ
Spurs:アデバヨール2、デフォー

1112w13.gif
Unused subs: Cudicini, Gallas, Bassong, Kane, Pienaar, Fredericks.

目下リーグ4連勝中、1試合消化が少ないながらも3位に浮上した好調トッテナム。モドリッチ、ファンデルファールトの2人を欠く布陣ながら、意気揚々とリーグ5連勝を目指して乗り込んだホーソンズに乗り込む。しかし、前半から積極的にゲームを進めるWBAに先制を許す大苦戦。だが、後半は一転、怒涛の反攻。逆転勝利を飾る。

前半:お久しぶりの2トップ、噛み合わない歯車
開始早々からWBAは積極的に仕掛けてきた。基本は前線のロングへのロングフィード、そこに中盤が絡んで押し上げるといったスタイル。これがシンプルながら脅威だった。ロングはポストプレーが上手く、しっかりと体を入れボールを収めていた。その良い流れのままWBAが先制。クロスボールも素晴らしかったが、カブールとキングのギャップを突いて絶妙なポジショニングを取り、ピンポイントで合わせたムルンブが見事。今季では珍しく追いかける展開となったスパーズ。だが、なかなかエンジンがかからない。というか、歯車が上手く回らない。

目立ったのが連携の悪さ。まず2トップ。アデバヨールとデフォーの距離感が遠く、2人の連携で崩す場面が皆無でせっかくの2トップの利点が全く生かせないでいた。なぜ、距離感が遠ざかってしまったのか?この2人でコンビを組む機会がそもそも少なかったというのもあるが、この日のスパーズが抱えていた構造的な欠陥が原因とみた。
それは中盤でタメを作り、パスを受け、散らしながらゲームを作る『ゲームメーカーの不在』だ。CMFのサンドロとパーカーは互いの共通理解が乏しく、役割分担が曖昧で二人共中盤の低い位置でのプレーに終始してしまった。

両翼にはスピード溢れるアタッカーが二人いるが、彼らに良い形でボールが入らない。そんな有様なので一体全体、誰がボールを運ぶんですか?となる。その解決に動いたのがアデバで、サイドに流れたり、中盤に降りてきて組み立てを助ける側に回ることとなったが、これが逆に相手を助けることに。なぜなら、アデバがゴールから遠ざかることによって、必然的にデフォーとの距離も開く、サイドに流れることでサイド攻撃のスペースが詰まってサイドが仕掛けられない…といった具合。ラフィーやモドリッチがいるならば、前線と中盤、或いはサイドをリンクさせる役割を担えるんだが、彼らがいないことでその仕事をアデバが無理にやろうとしすぎてしまったのだ。
チーム全体もどこか最近の戦い方に慣れてしまったせいか、昨季までは安定していた4-4-2で逆にギクシャク。
結局、なんとかレノンの個人技でPKをもぎ取り1-1に追いついて前半を終えたが、完全に押された展開だった。

13-1.jpg 13-2.jpg

後半:バランスを修正し、見違えるように好転
で、後半。このままではヤバイ!とハリー爺も考えたのだろう。余りにも不甲斐ないチームに、ハーフタイム中に激を飛ばしたに違いない。前半とはやや戦い方を変えてきた。主な変更点が3つ。これがズバリと当たった。

変更点その1、アデバをあまり中盤に下がってこさせないようにして、出来る限り相手のゴールに近い位置(すなわち相手が脅威に感じる位置)でのプレーに専念させた。それによってデフォーとの連携で崩す場面が増えた。
変更点その2、両翼の入れ替え。前半も場面によって入れ替えたりしていたはず(覚えてない…笑)だけど、後半はほぼ全ての時間で右にベイル、左にレノンを配した。これで噛み合ってなかったサイド攻撃の活性化を図った。
変更点その3、CMFの役割分担の明確化。パーカーをより前に出し、サンドロがカバーという形を徹底。アデバが担っていたゲームメークをパーカーに託した。パーカーはその期待に応え、チームにリズムを生み出した。

前半はどこかギクシャクしていて各々の持ち味が上手く出せない時間帯が続いたが、面子やシステムを変えずとも、個々の役割をしっかりと明確化したことで、ようやく回っていなかった歯車が回りだした印象だ。
今季の特徴である流動的なアタックは無かったが、そのぶん、それぞれの個の力が上手く噛みあえば、結果を出せるのだ…という本分を思い出したかのようにチームはみるみるうちに良化した。相変わらず守備陣はヒヤヒヤさせられる場面を何度か作られたが、キングもカブールも要所はしっかり閉めて失点は許さなかった。

一度、歯車が上手く回りだすとこっちのもの。デフォーが今までの先発落ちの鬱憤を晴らすかのように素晴らしいミドルで逆転弾を叩き出すと、終盤にはスパーズ得意の高速カウンターが何度も発動。ベイルが、エコトがアデバがグングンと敵陣に進軍し、決定機を何度も作り出す。この日は枠内シュートを沢山放ちながらも取り憑かれたかの如く外しまくったアデバも最後にはしっかりと決めてPKに続く、この日2点目。これで試合は決した。

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管理人採点&ザックリ総評(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル4、エコト5、キング4、カブール4、ウォーカー3、サンドロ3、パーカー5、レノン4、ベイル4、アデバヨール4、デフォー5、リバモア3

ここ3試合、先発の11人は固定され不動だったが、この日はモドリッチが体調不良、ラフィーがハムストリングを痛めてそれぞれ欠場、中盤でパスを供給出来る司令塔の2人を欠く苦しい布陣となった。だが、上位を争う野望があるならば彼らの不在は言い訳には出来ない。主軸を欠いてもしっかりと結果を残せるか否か。良い試練となったと思う。前半は苦しんだけど、終わってみれば3-1と快勝。修正して臨んだ後半の戦い方は見事だった。ハリー爺は良い仕事をしたよね。今までだったらドロー、或いは負けもあったかも?という展開をひっくり返して勝ち点3取り切ったのはポジティブ。これでリーグ戦5連勝で3位をキープ。正直、これ、本当に強いんじゃねーか?と思ったぐらいですわ。なんか全てが上手く行きすぎて怖いというか。すげー落とし穴待ってないだろうな?(笑)

個人的にはエコトの頑張りが印象的だった。仕事自体は地味だったけど、ほとんどの攻撃の起点となっていたのはエコトだったし、守備も一度抜かれた以外は概ね安定。アデバと共に組み立てに奮闘していたよ。
MOMはエコトにしようかとも思ったが、やっぱりデフォーかな。あのデフォーのゴールが大きかったしね。
前半は見事に消えてたけど(笑)後半はアデバとのコンビも可能性を感じさせたし、ここぞの得点力は流石。ラフィー、モドリッチが戻るとまたサブかもしれないけど、デフォーももっと観たいよな~と改めて思ったわ。

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トップ4に導くためにここにきた
Category: 選手の話  
Adebayor-2.jpg

今夏にマンチェスター・シティーからのローン移籍という形でスパーズに加わったエマニュエル・アデバヨール
ここまで9試合に出場し、5ゴールと信頼に応えている。かつて宿敵に在籍したこの男の加入にサポーターの多くは複雑な反応を示した。だが、その確かな得点力、懐の深さと靭やかなボディーバランスを生かした前線での巧みなボールキープで瞬く間にスパーズサポの心を掴んでいった。人種差別的な侮蔑を含んだチャントを浴びせたのも今は昔。スパーズの白に身を包んだ、このトーゴ人ストライカーを嘲る者など、もはや存在しないであろう。

当のアデバヨールはこう語る。『スパーズをトップ4に導くためにここにきた』と。彼の加入以降、9戦して8勝1分け。その力強い言葉に違わぬ活躍を、多大なる貢献をしてくれている。彼の加入によって、スパーズはまた一段高いレベルに上った、そう言っても決して過言では無いほどに、現在のチームは昨季までのチームから大きく変貌を遂げた。彼こそがスパーズに足りない「最後のピース」のだったのかもしれない。そう思える程に。

昨季まではどこか不安定で、面白みに欠けた1トップの布陣が今ではプレミアでも最高レベルの面白さと爆発を秘めるスタイルへと変化したのは、彼の存在あってこそ。ピッチ中央でのポストワークに留まらず、精力的にサイドに流れてボールを受ける事で、多彩な中盤の力を思う存分引き出している。それだけではない。前線からの守備も決してサボらず、懸命にプレスをかけ、諦めず追い回す。そんなハードワークが僕らの心を打っているのだ。

ここには素晴らしい監督がいる。僕はここにきて、ようやく自分を取り戻すことが出来たと感じているんだ。もちろん、自分がプレーするのはお金を稼ぐ為さ。だけど、一番大切なのは自分自身が楽しめるかどうかだ。今後どうなるかは分からない。それは両クラブが解決を探る事だからね。僕はただトップ4という目標に向けて全力を尽くすのみ。それが出来なければ失敗さ。大きな信頼で迎えてくれたスパーズに報いたいんだ。
(アデバヨール)

出来ることならば彼を今後もスパーズで見ていたい。だけど、現実的に考えると非常に難しいのが現状だ。
彼の週給は£17万。スパーズのトップクラスの約3倍だ。仮に完全移籍で獲得に動くとする。マンCはもはや彼を構想に入れるとは考えづらく、移籍金に関しては多少なりとも減額出来るとは思う。恐らくは£2000万以下でも応じるだろう。だが、給料の問題は簡単にクリア出来るだろうか。スパーズだと出せてもせいぜい£7~8万というところ。およそ半額になる給料ダウンを彼が呑む事が要件となってくる。いくら、スパーズでのプレーを今は心から楽しんでいると言っても、給料が半分以下となってもなお、スパーズでプレーしたいと言ってくれるだろうか。
いくらなんでもそこまでは望めないし、彼が首を横に振ったとしても僕らは責めることなど出来ないはずだ。

今はまだこの話は早いかもしれない。彼もまた今は目の前の戦いに集中し、全力を尽くしてくれている。
「スパーズのアデバヨール」を1試合、1試合、目に焼きつけたい。心からプレーを楽しんでいる彼の姿を。
リーグ戦は残り27試合。まだ道は長く険しい。CL返り咲きに向けて、アデバヨールとトッテナムの戦いは続く。

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【第12節】 vs Aston Villa
Category: プレミアリーグ  
epl-12.jpg

England Premier League 2011/12
White hart lane

tottenham.jpg Tottenham Hotspur   2
Astonvilla Aston Villa  0
得点
Spurs:アデバヨール2
Villans:


Unused subs: Cudicini, Bassong, Gallas, Pienaar, Dos Santos.

リーグ戦3連勝中と好調のトッテナム。先週末に無敗のニューカッスルがマンCに敗れ、チェルシーもホームでリバプールに敗戦。今節の結果次第では3位のチャンスも見えてきた中で迎えたアストンヴィラ戦。心臓手術で療養していた指揮官レドナップも元気に復帰した一戦は、スパーズが好調の勢いそのままに圧倒、一方的な展開に…。

盤石な試合運びで圧倒
相手はアストンヴィラ。ここ数年の戦績を見れば相性は良いが、本来なら決して優しい相手では無いはずだ。彼らは常に上位を伺う地位につけ、タレントも揃っている。しかし、スパーズがホームとはいえ、ヴィラにはチャンスらしいチャンスはほとんど作らせず、ボールポゼッションでも圧倒、パスは面白いように繋がり、前線~中盤の流動的なアタックがこの日も冴え渡った。完全なる一方的な展開。付け入る隙も与えないほどの完勝だった。

試合開始早々こそアストンヴィラ攻撃陣に脅かされたものの、落ち着きを取り戻した5分以降はスパーズの独壇場。しっかりとパスを繋いで相手の穴をじっくりと探しながらも、中央からの強引な突破にこだわりすぎず、サイド攻撃も織り交ぜ、その崩しのパターンは多彩だった。右からはレノンの鋭い突破とウォーカーのダイナミックな攻撃参加、左からはベイルが緩急を使ったドリブル&ピンポイントクロスで脅かし、この日は何故か編み込みでは無く、ボンバー仕様で登場のエコトもしっかりサポート。いや~、ボンバーエコトを久しぶりに見たわ(笑)

ラフィーは広範囲を動いてパスを散らし、CMFのパーカーとモドリッチは絶妙なバランスを保って、ゲームをコントロールした。アデバヨールも中央で張るだけでは無く、サイドに流れてボールを受け、攻撃にリズムを作る。
なんかこう、どこからでも崩せるんじゃないか?と思うぐらい多彩だったな。バランスも驚くほど良かったし。

12-3.jpg 12-2.jpg

ほとんどの選手が常にポジションを変え流動的に動くのだから相手とすれば厄介だろう。現に、ヴィラはプレスもかけられず、的を絞る事を出来ないでいた。引き気味に守って一発カウンター狙いだったのだろうが、それすらもパーカーの献身的でツボを心得た守備と、両CBを中心としたバックラインが集中して対応。ベント、アグボンラホール、ヘスキーら攻撃陣をほぼ完璧に封じ込めた。昨季までスパーズに所属していたハットンを右SHで起用する奇策も、対面するのがベイルとあっては自慢の攻撃参加も影を潜めるのは必定、守備に追われるので精一杯。
この日のスパーズは何もかもが上手く行った。そんな印象だ。ハリー爺も楽に見ていられたに違いない。

お久しぶりのアデバヨール
2得点はどちらもアデバヨール、実に2ヶ月ぶりのゴールだ。毎試合、的確なポストワークや前線からのチェイスもサボらない献身的なプレーで貢献してくれていた彼だが、5節のリバプール戦以降、ゴールからは遠ざかっていた。やはり彼はストライカー。喉から手が出るほどゴールが欲しかっただろう。その鬱憤を晴らすかのような2ゴール、素晴らしかった。特に1点目。浮いたボールをその体躯を生かしたアクロバチックなバイシクルシュートで決めて見せた。翻って2点目はごっつぁん。押しこむだけだった。だが、しっかりと詰めているからこそ、チャンスをモノに出来る。ここまでの試合での彼の頑張りに報いて、フットボールの神様がくれたささやかなご褒美。

2ゴールがアデバなら、その2ゴールをアシストしたのはベイルだ。彼もまた鋭い突破力は健在、2点目のゴールに繋がった相手を抜き切らないで放り込むクロスは彼の真骨頂。DFとGKが対応に苦慮する絶妙なスピード、コース、タイミングだった。もう、クロスの時点でゴールは約束されたかのようなアシスト。最近は中央にポジションを変えたり、逆サイドに回って仕掛けたりとプレーの幅を広げつつある彼だが、得意の左足で結果を出した。

12-1.jpg 12-4.jpg

管理人採点&ザックリ総評(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル4、エコト4、キング4、カブール5、ウォーカー4、モドリッチ5、パーカー5、レノン4、ベイル5、ラフィー4、アデバヨール5、デフォー3、サンドロ-

みんな良かったんだけど、その中でも一番良かったな~と個人的に高く評価したいのがカブール。本当に素晴らしいパフォーマンスだった。守備機会こそ多くなかったが、高い打点のヘッダーで次々と跳ね返し、ベントにもしっかりと体を預け自由にさせなかった。セットプレーから惜しいシュートも放ったしね。次も頼むぜ!
パーカーは良い意味で「通常運転」。まあ、彼の場合その通常が尋常じゃないほどのクオリティーなんだけど。
モドリッチも良かったね。前半はバランサーに徹してたけど、後半はボールタッチも増え、その頻度と比例して、チームにリズムが生まれていった。パスミスも殆ど無く、縦横無尽に駆け回り、コントロールしていた。

久しぶりのリーグ戦。代表戦を挟んだとはいえ、しっかりと休養を取れたのが幸いしたのだろう。チーム全体のコンディションは明らかに良く見えたし、ほとんどの選手に体のキレを感じた。また、良かったのはフィジカルだけではない。ここまでの試合で好調をキープしていることが、選手たちに自信を植え付け、メンタル的にも良い状態で試合に臨めているんだと思う。皆が、楽しそうに活き活きとした表情でプレーしてるのが印象的だった。

欲を言えば追加点が欲しかったけど、それはちと贅沢かな。この日に関しては全くケチをつける要素が無いな。
今季はリードしても後半にバタバタする悪癖があったけど、後半も自分たちでコントロールして試合を進めた。
つまらないかもしれないけど、これこそが見たかったもの。エンターテインメント満載の試合もたまにならいいけど、毎度毎度やっちまう状態からはそろそろ卒業しないとね。そういう意味ではむしろ、ややつまらないと感じるかもしれない後半45分間にこそ価値があった。そんな試合だったと思う。こういう戦いを今後も続けてくれ。
これでリーグ戦4連勝。暫定ながら3位!まだ順位を気にする時期では無い。でも…気持ちいい~~!(笑)

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数字で見るスパーズ Vol.2
Category: 企画  
前回に引き続き、スパーズに関するあらゆる数字・統計に焦点をあててみようという企画をお届け。
なお、今回も取り上げたデータは、僕自身がいくつかのサイトを参考にして採取したものなので、正確な数字じゃない場合があります。なので違うじゃねーか!という厳しいツッコミは無しでお願いします(笑)あくまでこんなもんかと参考にする程度ということで。それでは今回も今季のスパーズを象徴する数字のお話を幾つか。

5 第6節のウィガン戦でのゴールを皮切りに、ファンデルファールトの連続ゴールは始まった。アーセナル、ニューカッスル、ブラックバーン、QPR戦とゴールは続き、遂にシェリンガム、キーンと並ぶ5試合連続にまで伸びた。残念ながらフルアム戦はノーゴールで、クラブ記録の6試合連続ゴールはならなかったが、偉大な記録達成には変わりない。今季は7ゴールを叩き出している司令塔、今季はどれだけのゴールが生まれるだろうか?

23 パーカーがここまでに記録したインターセプト数が実に23。スパーズファンが選ぶ月間最優秀選手に2ヶ月連続で輝いたのもダテじゃない。出場試合数などが違うので単純比較は出来ないが、参考までに同ポジション(CMF)でプレーしている上位クラブの選手との比較が下の表。パーカーのインターセプト数、パス成功率が高いのが解る。相手の攻撃を封じ、味方の攻撃に転じるキッカケとして攻守両面での活躍を如実に表している。 

cmfhikaku.jpg

17 今季は既に2回行われたホーム、ホワイトハートレーンでのロンドンダービー。実はここ最近のスパーズはホームでのロンドンダービーで無類の強さを誇っているのだ。QPR戦の勝利でその無敗記録は17まで伸びており、未だ継続中だ。最後に敗戦を喫したのは4年前のアーセナル戦(2007.09.15)まで遡る。今季残るはフルアム、チェルシー戦。記録継続に期待したい。そう、ロンドンの盟主は我らがトッテナム・ホットスパーなのだ!

0 慢性的な膝の負傷に悩まされながらも、今季は7試合に先発出場している、我らが頼れる主将キング。その存在感はやはり絶大で、彼が先発に名を連ねた時の安心感は半端ない。印象だけではなく、データもそれを後押し。今季キングが先発した7試合で6勝1分け。そう、彼がピッチに立った試合では未だ負けは0なのだ。コンビを組んだのはいずれもカブールだが、二人の奮闘が今季の好調を支えている。今季は最低でも20試合出場を!と意気込むキング。これからも負傷離脱することなく、1試合でも多くピッチに立って守備陣を引っ張って欲しい!

14 プレミアリーグの公式記録の中に、Disciplinary pointsというものがあるのをご存知だろうか。イエローカードで1ポイント、レッドカードで3ポイントが計上され、合計ポイントが少ないほど『警告を受けていないフェアなチーム』ということだ。現在、トッテナムは14ポイントで首位。そう、現段階ではプレミアで一番クリーンなチーム(拍手!)。まあ、消化試合が他より1試合少ないわけだが(笑)それでも同じく10試合消化のエバートンは24ポイントで12位ですからね。ちなみに最下位はレッドカードを既に3枚貰ってるチェルシーの37ポイント。

285 今夏にアストンヴィラから加入して、ここまでの10戦で見事な活躍でゴールを守ってくれているスパーズの新守護神フリーデル。ここまで46ものセーブ数を記録してるのも驚きだが、彼が本当に凄いのはその連続出場記録。ブラックバーン時代から継続しているプレミアリーグの連続出場試合数が前節のフルアム戦で285にまで伸びた。現在の調子を考えれば、よほどのアクシデントが無い限りは起用されると思うので、この記録がどこまで伸びるかも楽しみの一つ。齢40にして衰えず。正に鉄人でありプロの鑑。本当に凄い選手だ。

2回に分けてお届けしたが、調べていて自分自身も楽しかったし、意外な記録もあって興味深かった。
この記事自体を書くのは楽なんだけど、なんせ調べるのが大変だったわ(苦笑)次回はあるかは分らんけど、またいつか気が向いたらやってみたいと思ったな。たまには数字からチームを見てみるのも意外と楽しいかも?

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数字で見るスパーズ Vol.1
Category: 企画  
今回はちょっと趣向を変えて、スパーズに関するあらゆる数字・統計に焦点をあててみようという企画を。
僕はフットボールにおける統計だったり、データを鵜呑みにするのは危険だと思うし、それに縛られ過ぎるのはよろしくないと思う方で、どちらかというと直感的にフットボールを楽しんでいるタイプなんだけど、たまには数字から読み取ってみるのも面白いんじゃないかというのが今回の趣旨。なお、今回取り上げたデータは、僕自身がいくつかのサイトを参考にして採取したものなので、正確な数字じゃない場合があります。なので違うじゃねーか!という厳しいツッコミは無しでお願いします(笑)あくまでこんなもんかと参考にする程度ということで。

22 10戦で7勝2敗1分け。合計で22ポイントを獲得しているが、これはスパーズにとって1992/93シーズンのプレミアリーグ発足以来、最高のペース。ちなみに、22ポイントに達したのは過去最高の4位に入り悲願のCL出場権を確保した2009/10シーズンでも12試合目。ヨル政権下で2年連続で5位となった2005/06、06/07シーズンもそれぞれ14試合目、16試合目だ。序盤戦から好調のスパーズ、再びのCL出場に向けて視界は良好?

7 ここまでの10試合で記録した総得点は21。そのうち3分の1にあたる7ゴールを試合開始から61~75分の間に記録している。今季の特徴として『早い時間で先制、後半はバタバタしてのヒヤヒヤの逃げ切り』が挙げられるが、試合が終盤に向かう前の時間帯できっちりと追加点をあげられているのが好調の要因かもしれない。ちなみに、後半になるとなぜかガクッと状態が悪くなり前半とはまるで別のチームになる不思議な現象は数字にも如実に現れている。ここまでの総失点15のうち、実に12を後半に喫している。後半の戦い方が今後の鍵を握る?

1172 リーグ戦、国内カップ戦、EL全てのコンペティションを合わせて今季ここまで最多出場時間を記録しているのがカブールで、合計1172分間プレーしている。守備の要のドーソンや昨季主力として活躍したギャラスが早々に怪我で離脱したが、カブールがリーグ戦フル出場をはじめとして、頑張ってくれているのが解る。ちなみにリーグ戦フル出場を果たしてるのはカブールを含めて4人。他はベイル、フリーデル、エコトだ。

75 全てのコンペティション合計で一番直接得点に絡んでいるのはデフォー。ゴール数とアシスト数を合わせた数値が11でチーム最多。最多得点は7点とってるラフィーだが、アシストは2で合計は9だ。この数値を総出場時間で割って平均を出すと、デフォーは75分で1つはゴールかアシストのどちらかを記録しているのだ。ちなみに2位のラフィーは86分、以下、アデバヨールの102分、レノンの118分と続く。デフォーをもっと見たいぞ!

あんまり長々やるのもアレなんで、今日はこんなところで。明日もこの続きをお届けする予定っす。

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環境を変える時期
Category: 選手の話  
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不遇の時期を過ごす二人
10試合を終えて、7勝2敗1分けで5位と好調なトッテナムだが、その好調の輪にどこか加わる事が出来ず、もがき苦しんでいる選手がいる。ジオバニ・ドスサントスロマン・パブリュチェンコだ。共にプレミアリーグでは短い時間の交代出場に留まり、起用はもっぱらELや国内カップ戦に限定されている状況だ。それでも、パブは2ゴール、ジオは1ゴールを記録しているものの、戦力として計算されているとは言い難い。FWは新加入のアデバヨールがファーストチョイス、トップ下でラフィーが起用され、6ゴールをあげているデフォーでさえサブに回る事が多いのが現状。よほどの事が無い限りこの序列が変わるとは考えられず、パブとジオにとっては辛い日々が続く。

無論、黙っていてもチャンスが巡って来る程に、プロの世界は甘くない。例え、練習で良いアピールをしていてもレギュラー組が結果を残している以上は変える道理は無いし、僕自身もアデバやラフィー、デフォーらを差し置いて彼ら二人を推す理由を見つけられない。もちろん、彼らは共にスパーズで4シーズン目、昨日今日加わった選手じゃないし、愛着はある。彼らのプレーだって見たいし、出来ることなら彼らの活躍で喜びたい。それでも…。

当然、出場機会が少ない二人の不満は募るばかり。早くも1ヶ月半後に迫った冬の移籍市場開幕を前に、移籍を希望する旨の発言がチラホラ出始めている。短い選手キャリア、不遇の時期を過ごす彼らの気持ちも解る。
本来はこの手の泣き言に厳しい僕だけど、流石に彼らも4シーズン目。もう、闇雲に頑張れとも言えず…。

現在の状況が変わるとは思えないんだ。自分が監督から戦力として見られていないってのは、なんとなく解ってるんだ。もちろんクラブが判断する事だけど、僕自身は環境を変えたい。EUROも翌年に迫ってるし、出たいからね。良いオファーが来れば検討してくれると信じたいよ。(パブリュチェンコ)

選手とすれば出来るだけ長くプレーしたいと思うのは当然だよね。僕は長いことここにいるけど、満足な時間を与えて貰えなかった。でも、僕には契約が残っている。出ていきたいとは言えない。僕が今言えるのはただプレーがしたいって事。多くのオファーが届いてるのを知ってるという事だけさ。(ドスサントス)

環境が変われば選手も変わる
もちろん、彼ら二人が言うようにあくまで最終的な判断を下すのはクラブだ。来月30歳を迎えるパブはともかく、ジオはまだ22歳。クラブは出来るだけ高く売却したいという思惑が働くので、簡単にはいかないだろう。
パブはクラブでもたまに爆発するけど、ジオはこの3年間スパーズではほぼ何もやっていないと言っていい。
それでも、代表では活躍する事が多く、キラリと光る才能や秘めたポテンシャルはある選手だと思うんだ。
だからこそ、クラブを、プレーするリーグを変える事が、本来の輝きを取り戻すキッカケになるかもしれない。

今年のアフリカ年間最優秀選手の候補を見てごらんなさい。エトオ、Y・トゥーレ、ドログバら錚々たる面子に混じって元スパーズの2選手がノミネートされているじゃないか。アデル・ターラブとケヴィン・プリンス-ボアテンク。ハッキリ言って彼らがここまでの選手になるだなんて、当時は思いもしなかったよ。ターラブはテクニックはあるけど自己中心的でチームプレーは皆無、ボアテンクはハートの強さは感じたけど、ただ荒いだけの選手だった。まあ、ターラブは所詮は2部で無双しただけで、まだ評価を勝ち得たとするには時期尚早な気もするけど、ボアテンクは強豪ACミランで堂々と頑張ってる。当時は背番号すら与えられず干されかけた選手だよ?

彼らの可能性を信じられなかった、或いは彼らの力を最大限引き出せなかったスパーズが悪いのか?確かに、それも一理ある。だけど、彼らがスパーズで機会を与えられて今日の姿があるだろうか?僕はそうは思わない。
指揮する監督との相性、共にプレーする選手との相性、採用する戦術、リーグの特性、環境、その他諸々…。
何か一つの歯車が噛み合うか、噛み合わないかで選手の運命は大きく変わると思うのだ。上に示したのは良い例で、他にもそういう選手は沢山いるはず。パブもジオもスパーズでは思ったほどに輝けていないけど、環境を変えて大きく飛躍、復活するかもしれない。彼らの身の丈にあったクラブが、リーグが、他にあるんじゃないかって。
彼らにとって今は正に環境を変えるべき時期だと思う。願うならば、今冬彼らにその機会が与えられることを。

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EURO 2012'への道~激闘プレーオフ編~
Category: NEWSについて  
先週末から今週のミッドウィークにかけては各国リーグはしばしお休みで、インターナショナルマッチウィークとなっております。世界各地で親善試合やW杯予選やらが行われてるんだが、その中でも一番の注目は来年開催される欧州選手権(EURO2012’)の本戦出場をかけたプレーオフ。スパーズの3選手が所属するクロアチアはトルコとの対戦。その他親善試合も含めてスパーズ所属選手たちの代表戦の模様を簡単にまとめたのでど~ぞ。

cro.jpg CROATIAルカ・モドリッチ、ニコ・クラニチャール、ヴェドラン・チョルルカ
敵地でトルコと激突したクロアチア。異様な雰囲気の中で行われた一戦だったが、3-0で快勝。ホームでの第二戦に向けてこれ以上ないアドバンテージを握った。しかも、先制点はこの日左SBとして先発出場したチョルルカのアシスト。2点目はモドリッチがゴール正面で放ったシュートの跳ね返りを上手く右サイドに展開して生まれた。ここまでは自分も見ていたんだけど、二人共気合入ってたし、素晴らしい出来だった。その後、チョルルカがダメ押しとなる3点目を叩き込んだ模様。チャーリー大活躍じゃないの(笑)残念ながらニコは負傷欠場だったけど、スパーズ所属組の活躍で本戦出場に大きく前進。クロアチアは2010’W杯を逃してるし、このEUROに懸ける想いは相当強いと思うんで、ホームの第二戦も油断せずに戦って、是非本戦への切符を手にして欲しい!

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イングランド ENGLANDスコット・パーカー、カイル・ウォーカー
こちらは親善試合、ホームにスペインを迎えたイングランド。世界王者相手に完全に劣勢ながらも1-0で勝利。内容は芳しくなくて、ある意味親善試合らしいと言いますか、ひじょ~~につまらん試合だったんだけど(苦笑)とりあえずルーニー抜きで結果を出したのでカペッロも一安心ってところかな。まあ、こんなんで安心されても困るんだけども(笑)で、そんな中でもひときわ輝いてたのがパーカー。獅子奮迅の働きで文句なしのMOMでした。
ホント、この選手はどんな試合でも手を抜かないね。真摯なプレーぶりに頭が下がる。素晴らしかった!
終盤まで奮闘してお役御免、代表デビューとなったウォーカーと交代。こちらは時間が少なかったのが残念。

wal.jpg WALESギャレス・ベイル
お次も親善試合のウェールズ。相手はノルウェーだったが、ホームで4-1と快勝。おまけにベイルもゴール!
EURO予選は早々に敗退が決まったウェールズだけど、ベイルをはじめラムジーだったり、元スパーズのガンターだったり若手有望株が続々出てきてて面白いチームになってきてはいる。ベイルは例のグレートブリテン代表のユニ写真の影響か、ブーイング浴びてたみたい。ココら辺はやはり英国4協会の複雑な事情もあり難しいかな。

オランダ NETHERLANDSラファエル・ファンデルファールト
もう一つオマケに親善試合。スイスと対戦したオランダ。結果は0-0のドローに終わった模様。ラフィーは先発出場したようだが、どうやらハムストリングの負傷で途中交代。あまり重くはないみたいだけど、ハムストリング負傷を繰り返してちょっと癖になりつつあるのが心配。ラフィーはホント、怪我に悩まされるね。代表戦の度に心配になってるんだけど、あ~またやっちゃたか…という。まあ、無理せず治して早期の戦列復帰に期待しよう。

ブラジル BRAZILサンドロ
最後も親善試合。ガボンと対戦したブラジルは2-0で勝利。この試合でサンドロがセレソンでの初ゴールを記録。これはめでたいね。ハイライトで確認しただけなんだけど、ゴール前の混戦でよく突っ込んだよ。形はどうあれ初ゴールおめでとう!コパは怪我で無念の帰国だったので、これから定着に向けて更なるアピールだ!

クロアチアはEURO本戦出場に大きく前進した価値ある勝利、しかもチャーリー大活躍、その他の親善試合でもスパーズ所属選手の活躍が目立った週末だった。これはやっぱり嬉しいよね。プレミアリーグが無い週末はどこか味気ないんだけど、こうして代表でスパーズの面々が頑張ってるのを見るのもいいもんです。あとは、個人的に大好きなアイルランド代表もキーンのゴールでEURO本戦出場をほぼ確定。実はこれが一番嬉しいのは秘密(笑)

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Spurs Next Generation #3
Category: S.N.G  
スパーズのアカデミー上がりの生え抜きや若手有望株、題して『Spurs Next Generation』(以下S.N.G)
を紹介する不定期企画の第三回。
第一回はこちら → Spurs Next Generation #1(2011.09.22)
第二回はこちら → Spurs Next Generation #2(2011.10.09)

今回もスパーズの将来を担うであろう期待の若手たちをちょっと知ったかぶりも交えて(笑)紹介します。
ここから一人でも多くの選手がトップチームに定着し、大活躍する未来を夢見て。では、行ってみよう!

ケイン
  37 Harry Kane  
  ハリー・ケイン
  Position:FW  Age:18  Nationality:England

09/10シーズンにはアカデミーチームで22試合18ゴールの記録を残したケイン。U-17,U-19とイングランド代表の下部カテゴリーで着実にステップアップしており、サポーターの間でもその期待は大きい有望株だ。レイトン・オリエントへのローン期間を経てスパーズに戻った今季は少ないながらもELでチャンスを貰っている。前線でも体を張ることが出来るし、動き出しも俊敏で負けん気も強そうな選手だな~というのが第一印象だった。現在のトップチームには若手FWがいないんで、ケインには是非その一角に割って入って欲しいね。
 
コールカー
  45 Steven Caulker  
  スティーブン・コールカー
  Position:DF  Age:19  Nationality:England

現在は今季からプレミアへ昇格を果たしたスウォンジーへローン移籍して武者修業に励んでいるコールカー。移籍早々にしてレギュラーを奪取し、開幕から4戦で先発出場。怪我での離脱が無ければフル回転していたかもしれないと思うぐらいの好パフォーマンスを見せていた模様だ。僕は残念ながらそのプレーぶりは見れていないんだけど、19歳ながらその体つきはしっかりしていて、人に強くハードな守備でその評価は高いみたい。将来のイングランド代表を担うのでは?と期待されている大型(191cm)CB、一回り成長しての復帰が楽しみだ。

当ブログでは今後も若手を応援しつつ、全く定着しないであろうS.N.Gという造語をゴリ推ししていきます(笑)

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ドーソンの離脱が長引く
Category: NEWSについて  
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昨季はほとんどの試合でゲームキャプテンを努め、守備陣のリーダー格としてチームを引っ張ってくれていたドーソンの復帰がまた伸びることになった。今季は開幕から2戦は先発出場したものの、アキレス腱の負傷が発覚してその後は欠場を余儀なくされていた。復帰までは3ヶ月と見られていたが、先日手術に踏み切ることを決断。
手術は無事に終わり経過は良好とのことだが、少なくとも年内の復帰は絶望的で年明けまではそのプレーは見られそうに無い。同じくCBのギャラスも状態は万全では無く、チームにとっては大きな痛手となるニュースだ。

幸いなことに今季はキングが出場機会を増やしており、ここまでの10戦で7試合に先発出場。相変わらず膝に不安を抱え練習には満足に参加出来ていない「ほぼぶっつけの状態」でも流石のパフォーマンスを見せているし、カブールがここまではリーグ戦フル出場を果たし、概ね及第点のプレーで頑張ってくれてはいるが、やはりドーソンの安定感には劣る。ドーソンの一つの持ち味である後方からのフィードが無いことで、バックラインからの組み立てにも苦心している感があるし、今季何度も見られる課題であるバックラインの後退も彼の不在がやや影響しているんじゃないかな~と思っている。あ~、ドーソンがいればなあ…と試合を見ていて何度思ったことか。

チームはここ8戦で7勝1分けと好調、ほぼ毎試合失点し、クリーンシートこそ少ないが守備陣が大きく崩れてはいない(かなり危なっかしいけどね…笑)。頼れる男の不在でもなんとか踏ん張っているチームに頼もしさを感じる一方で、この好調なチームの輪の中にいつも見慣れた20番の姿が無いのはやっぱりなんだか、寂しい。
僕は試合前の円陣でチームメートを鼓舞するドーソンが好きだ。早く怪我を治して、元気に戻ってきて欲しい。
もちろん、彼自身が一番悔しいだろう。翌年にはEUROを控えている。きっと、試合に出たくてうずうずしているんだろうな~って。でも、彼の事だから厳しいリハビリを乗り越え、また一つ逞しくなって帰ってくるはずさ。

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【第11節】 vs Fulham
Category: プレミアリーグ  
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England Premier League 2011/12
Craven Cottage

Fulham.jpg Fulham  1
tottenham.jpg Tottenham Hotspur   3
得点
Cottagers:カブール(O.G)
Spurs:ベイル、レノン、デフォー

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Unused subs: Cudicini , Bassong , Corluka , Livermore , Pienaar

今節乗り込むのは、ここ数年の相性の悪さからトッテナムにとって鬼門となりつつあるクレイブン・コテージ。待ち構えるフルアムを率いるは2004~2007年までトッテナムを指揮したマルティン・ヨル。今でもスパーズサポから愛されるヨルとの再会となったゲームは、緩やかな前半から一転、思いもよらぬハラハラドキドキの展開に…。

慎重にコントロールして2得点、安定の前半
前半のスパーズは、苦手のクレイブン・コテージながら落ち着いたゲームの進め方で、とても安定していた。
開始早々にCKからシドウェルのドンピシャのヘッダーで脅かされ、フリーデルのビッグセーブで逃れる場面こそあったものの、その後はフルアムに決定機をあまり作らせず、攻撃においてもあまりリスクは冒さずに自分たちでしっかりとポゼッションして主導権を握ろうという意図が感じられた。前節のQPR戦で見せたような流動性こそ少なかったが、状況に応じてアデバがサイドに流れたり、レノンが中に絞ってウォーカーの攻め上がるスペースを開いたり…とそれなりに工夫の跡は見られたし、全体的なバランスが崩れる事は無かったように思う。

開始10分で先制出来たのも大きい。アデバが右サイドのウォーカーのスプリント力を活かすような展開力を見せると、ウォーカーもそれにしっかりと応えた。やや低い位置からではあったが、自慢の快足を飛ばして猛然と走りこむと、DFを置き去りにしてカットイン、絶妙な折り返しを供給した。パスを受けたレノンのクロスは惜しくもアデバには合わなかったが逆サイドのベイルに繋がり、ベイルが思い切り蹴り込んだ。アデバのキープ力、ウォーカーの突進力、ベイルの積極性…個々の持ち味が一つの線として繋がる連動性から生まれた見事なゴールだった。

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追加点の時間帯も良かった。前半終了も見えかけたロスタイム、エコトのパスを受けたレノンがベイルとのワンツーで抜けだすとグングンと加速、エリア内でマークについたベアードを巧みなステップで翻弄して左足を振り抜くと見事にゴール右隅に突き刺さった。前節はレノンがベイルの2得点をアシストしたが、この日はその借りを返すかのようにベイルがレノンの決定機をお膳立て。昨季途中から頻繁に試されたレノンとベイルの両翼入れ替えが彼ら二人のプレースタイルを広げつつある。彼ら二人がただサイドで張り続けて縦を狙うだけではなく、周りとの連携でゴールまで持っていけるようになってきた。チームとしてまた一つ新たな武器を手にした意義は大きい。

フルアム怒涛の猛攻、冷や汗と幸運と爆笑の後半
前半を2-0で折り返し、本来ならば少なかからず余裕を持って戦えるはずのところだが、どうも今季のスパーズはそうはいかないらしい(苦笑)。後半は前半と打って変わってフルアムの猛攻をもろに受け、守備陣が必死に堪える苦しい45分間+αとなった。今季何度も見せられた課題だが、中盤から相手に激しく寄せられたらボールを下げたり、ズルズルとバックラインが後退したりで、攻撃に人数を割いて圧力をかけてくる相手の勢いを素直に受け止めてしまう。この悪癖は改善の必要性を強く感じる。キングとカブールは共にそんなにスピードがある方では無いので、どうしても裏にスペースを与えなくないという意識が強く働く。どちらかというと前からのプレスよりもリトリートしての守備に重きを置いてるのは分かるが、中盤との連携が不十分だったりでポッカリとスペースが空き出すと一気にピンチの回数が増えだしてしまう。それと共に焦りが募り、クリアが中途半端で二次攻撃を受ける…という悪循環。パーカーの運動量で誤魔化してはいるが、チームとしての守備としてはあまりに稚拙だ。

試合の終盤は本当にピンチの連続で失点も時間の問題だったが、ダメだ!と思った場面でことごとく立ち塞がったのが守護神フリーデル。雨あられのように降り注いだシュートを再三のビッグセーブで防ぎ、救った。
ゴール前での混戦でウォーカーがハンドしたものの見逃して貰える幸運や、ゴールラインでギリギリで防いだモドリッチの奮闘もあった。最後の最後の場面で懸命に体を投げ出したパーカーをはじめとする守備陣が何とかかんとか耐え凌ぐ厳しい時間帯が続き、観ているこちらの心臓はバクバク。ホント、お前たちは心臓の病で療養中の為、TVで観戦しているハリー爺を殺す気か!(笑)ロスタイム4分間の表示出た時は生きた心地しなかったぞ!

が、そんな試合のクライマックスは突然やってきた。ほとんどボールすら触れずじまいで存在感が感じられなかったデフォーがワンチャンスをモノにして、ちゃっかりとゴール(笑)流石、生粋のストライカーだわ。
あんなに45分間攻められっぱなしで同点も覚悟したのに、巡ってきたたった一つのチャンスを決めるとは…。

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管理人採点&ザックリ総評(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル5、エコト4、キング4、カブール4、ウォーカー4、モドリッチ3、パーカー3、レノン4、ベイル4、ラフィー3、アデバヨール3、サンドロ3、デフォー4

相変わらずセットプレーの守備でも脆さを見せ、フリーでヘッダーを許す場面も。この日もそこから1失点。
6試合連続ゴールのクラブ記録を狙ったラフィーもこの日はどこか精彩を欠き、デフォーを投入してシステム変更、続けざまにサンドロを入れ守備増強を図るも状況は一向に改善しなかった。両CBがもっと勇気を持ってラインを上げなければいけないし、彼ら二人がどこかバタバタしているのは事実だがCBだけの問題では無く、チームとしての守り方(特にリードを奪ってからの試合の進め方)をもっと突き詰めていかないとな~とは思うよね。

今はフラフラしながらも結果が出ているし、終盤までハラハラさせられるエンターテインメント性の高さがスパーズの一つの魅力だったりはするんだけど(笑)こういう試合を続けていると上位には通用しないし、最終的には転げ落ちてしまうよ。ただ、この試合だけを考えるならば上々の結果だとは思う。だって、枠内シュートはフルアムの20に対し、スパーズは8、CKなんてフルアム11にスパーズ1だよ?このスタッツで結果は3-1なんだもん、フットボールとは分らんもんだよね。ドローが妥当な試合だったはずなのに、スコアだけ見たら快勝じゃないか(笑)
苦手なコテージで勝ち点3だし、最後は笑ったからよしとしよう。ハリーの退院祝いを勝利で飾れて良かったよ。ただ、もうちょっとハリーの心臓に負担のかからないような試合をしてやれよ!とは思うんだけどね(笑)

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【EL】 vs Rubin Kazan
Category: EL・国内カップ  
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UEFA Europa League Group stage
Centralni

RubinKazan.jpg Rubin Kazan  1
tottenham.jpg Tottenham Hotspur   0
得点
Rubin:ナチョ
Spurs:

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Unused subs: Gomes , Stewart , Nicholson , Pritchard , Lancaster

ヨーロッパリーグ(以下EL)グループステージもいよいよ折り返しの第4戦。ホームでは1-0で下したルビン・カザンとのアウェーマッチ。気温も氷点下に届きそうな勢いの厳しいロシア遠征に向かったのは主力を大幅温存した若手主体の「ヤング・スパーズ」。結果はロースコアだが、内容はほぼ一方的のタフなゲームとなった。

待ってました!ピーナール&ギャラス復帰
リーグ戦から11人を総入れ替え、ベンチにもズラリと若手が並ぶ徹底した念の入れ様で主力を温存したスパーズ。当然、先発にも若手選手が多く起用されたが、長期離脱していたギャラスとピーナールがようやく戦線に復帰、今季の公式戦では初めてメンバーに名を連ねた。CBでは要のドーソンが離脱中、キングも計算が立たないのでギャラスの復帰は心強いし、中盤ならどこでもこなせるピーナールが戻ってきたのもチームにとっては非常に大きい。

で、肝心の二人の状態なのだが明暗が別れた格好。まずはギャラス。若手が並び不安定なバックラインだったが、懸命に統率し及第点の働きを見せてくれていたものの、後半途中で負傷して交代。幸い、大事には至らなかった模様で日曜日のリーグ戦には戻れそうとのことだが、復帰初戦での負傷交代で今後に向けての不安を残した。
一方のピーナール。こちらは上々の復帰戦となった。軽快な動きを随所で披露、相変わらずのテクニックで時折見せ場を作り、ピンチには全力疾走で守備に戻るなど、復活に向けて良いアピールになったんじゃないかな。

この苦い経験を糧に…
若手選手たちにとってはやはりルビンは厳しい相手だった。ホームではそれなりに戦えた相手でも、アウェーとなれば話は別。ルビンの厳しいプレッシャーと素早いカウンターに終始苦しめられた。特に苦い経験となったのは両SBのタウンゼントとフレデリクス。両名とも本職は一列前の選手だとは思うし、対したのはカラデニズとカザエフという実力ある曲者。彼ら二人には少々荷が重かったかもしれないが、ま~コテンパンにやられてた。
気になったのがポジショニングの悪さで中途半端にスペース空けたところを、上手く使われていた印象で、得意の攻め上がりはあまり見せられず守備に追われた。ただ、彼らにとっては本当に良い経験になったはず。

ここでガツンとやられたことは決してマイナスにはならないと思うんだ。ベイルもかつてはSBで散々守備の脆さを指摘された。それでも課題を克服して、今や大きく羽ばたいてる。今のベイルの活躍だって元を辿ればSBとして暴れたのが発端だし、一列前でプレーしてる現在もSBとしてやってた経験が生かされてるだろうからね。
タウンゼントもフレデリクスもまだまだこれからの選手。こういう厳しい相手にこうやったらやられるんだ、こうやれば自分の持ち味を出せるんだ…と、成長の糧にしてくれれば、この経験も意義あるものになるはずさ。

中盤のキャロルやファルケも同様。キャロルは比較的落ち着いてて、密集の中でも冷静にボールを捌いたり、巧みにポジショニングしたりで苦労しながらもよくやってたと思う。だが、効果的な楔を入れる回数は少なかったし、リスクを恐れて全体的にこじんまりとした働きに終始してしまった。ファルケも数は少ないながらもキラリと光るセンスは見せたけど、球離れは悪いし、状況判断の遅さはとても目につく。加えてボールロストも多い。
彼らにとっても苦い経験になっただろうけど、リーグ戦で起用されるには、こういう試合から学ばないとね。

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試合全体を通してチャンスらしいチャンスは少なく、見所に乏しい試合ではあった。終始ルビンの素早いカウンターにさらされピンチの連続、その度にクディチーニのビッグセーブに救われるといった具合。正直1失点で済んだのが不思議なぐらいに散々な有り様だったけれど、まあ、若手主体だし、こんなもんだろうとは思うさ。

何度も言ってしつこいかも…だけど、僕はELで勝ち進む事なんぞどうでもいい。この試合の勝敗でグループステージの勝ち抜けの可能性がどうこうにも全く興味が無い。ただ、若手たちが与えられたチャンスでどれだけのアピールを出来るか、また、今後大きく成長して、一人でも多くの選手が現在の主力を脅かす存在になって欲しい、その為の大事な過程として捉えてるだけ。その点から言えば、少し物足りなかったかなというのが正直なところ。
強敵相手によくやったと思う一方で、リーグ戦に抜擢してもいいんじゃ?と思う出来の選手はいなかった。

あとは、既にトップチームで経験積んでる選手のだらしなさね。デフォーは彼らしさをやや見せたものの、パブの空気っぷりたるや凄まじいし、失点のキッカケとなったバソングの対応はあまりにお粗末。彼らの立場はかなり危ういわけですよ。それが、巡ってきたこういう少ない機会でこの体たらくじゃお話にならんっての(怒)
もっとシャッキリせんかい!と、活を入れたいね。レギュラー奪う気持ちがあるなら、もっと気合入れんと。
もっと出来るはずの選手よ、二人共。良い時の二人を知ってるだけに、一層の奮起を求めたいですな。

管理人選定マン・オブ・ザ・マッチ:カルロ・クディチーニ

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ハリーの手術は成功
Category: NEWSについて  
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本日に行われるヨーロッパリーグのグループステージ、ルビン・カザンとのロシアでのアウェーゲームには監督であるハリー・レドナップは帯同していない。実はハリー爺、火曜日に病院で受けた検査において、軽度ではあるが心臓疾患が見つかったのだ。水曜日にさっそく手術(冠状動脈を広げる手術らしい)を受け、無事成功したことがクラブ公式サイトでも発表された。以前から心臓があまり良くないから薬を服用しているとは聞いていたけど、突然の手術の報だっただけにちょっと驚いたし、心配したよ。でも、無事に手術が成功して本当に良かった。

レドナップも64歳。決して若くはない年齢だ。プレミアリーグで上位を争うプレッシャーはそれこそ相当なもんだろうし、スパーズの試合はただでさえ最後までハラハラドキドキさせられるからね(笑)TVの前で呑気に観ている僕らでも手に汗握って鼓動が速くなるんだから、直接現場を預かっているハリー爺の心労はいかばかりか。
最近では『プレッシャーで夜も満足に眠れない時もあるし、年々体もキツくなってきたよ』とこぼす事も少なくなかったけど、常に情熱を失わず、意欲的に取り組んでいるハリー爺には本当に頭が下がる思いです。

ここ数年のスパーズの好調はハリーのおかげ。人心掌握に長けたハリーだからこそ、チームは結束し、うまく回っているのだ。今回は幸いにも症状は軽く、無事に手術は成功したし、2日以内に退院も出来るという。だけど、決して無理だけはしないで、ゆっくり休んで欲しい。今のスパーズにはまだまだあなたの力が必要なのだから。

本日のELでは若手中心のメンバーで強豪ルビンに挑むことになる。そして、日曜には元スパーズ監督のヨル率いる難敵フルアムとのクレイブン・コテージでのアウェーゲームが待っている。恐らくはその2戦ではコーチのジョー・ジョーダンとケヴィン・ボンドが率いる事になるだろうが、ハリーの退院祝いにスッキリとした快勝をプレゼントしたいね。日頃にハリー爺から受けてる恩を、最高の結果で応える時だ!今こそチーム一丸で勝利を!

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【第10節】 vs Queens Park Rangers
Category: プレミアリーグ  
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England Premier League 2011/12
White hart lane

tottenham.jpg Tottenham Hotspur   3
QPR.jpg Queens Park Rangers  1
得点
Spurs:ベイル2、ファン・デル・ファールト
Hoops:ボスロイド

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Unused subs:Cudicini, Pavlyuchenko, Gallas, Defoe, Bassong, Livermore.

今節ホームに迎えるのは15シーズンぶりにプレミアリーグの舞台に戻ってきたQPR。ハリー・レドナップとニール・ワーノック、共に通算1000試合以上を率いてきたイングランド屈指のベテラン監督同士の対決はここ6試合で5勝1分けの好調そのままにトッテナムが前半から圧倒、攻撃陣がガッチリ噛み合っての3発快勝劇となった。

魅惑のアタッキングフットボール
この日のスパーズは序盤から積極的な攻撃を仕掛けて相手を圧倒、攻撃陣が面白いように噛み合った。特徴的だったのはその恐るべき流動性。1トップのアデバにトップ下のラフィー、両翼にベイルとレノンというお馴染みの布陣だったが、各々がそのポジションに囚われずに状況に応じてグルングルン動き回った。アデバは前線でボールをしっかり収めるだけではなく、時にはサイドに流れて起点となり相手の的を絞らせなかったし、両翼の二人はサイドに張り付いて縦への突破を狙い続けるのではなく、積極的にカットイン、或いは逆サイドに流れて組み立てに絡んだ。レノンとベイルが並んで位置する場面すらあり、一見すると各自バラバラでその戦い方はカオスそのもの。
だが、この日はこの流動的な攻撃的フットボールが面白いように機能し、選手たちが楽しそうに躍動した。

それらの点と点をチームとしての線として結びつける役割を果たし、存在感を存分に発揮したのがラフィーだ。
ここまでの試合では彼自身は「ゴール」という目に見える結果は出していたが、「チームとしての機能性」として考えればお世辞にも褒められたものでは無かったし、僕も彼の働きにはそれほど満足していなかった。しかし、この試合においての彼は素晴らしいの一言だった。脅威の5試合連続ゴールはもちろんだが、的確なポジショニングでボールを受け、鋭いパスで何度も相手を脅かした。これぞ正にトップ下として彼に望んでいた働きだった。

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この日の3得点中2点がベイルのゴールだが、アシストしたのは2つとも本来は逆サイドのレノン。しかも、2ゴールともに彼らが得意とするサイド際で放りこむクロスからのゴールではなく、ピッチ中央でのコンビネーションから生まれたもの、というのも流動的なポジショニングを象徴するかのようだ。特に評価したいのが、ベイルの2点目。相手に1点返されて流れが傾きかけた時に生まれた追加点で、結果的にはこれが大きかった。また、その形も素晴らしい。ラフィーからボールを受けたレノンとベイルがポンポンとリズミカルにパス交換し、最後はベイルが狙いすましてゴール左隅に叩きこむ。まさかこの二人がピッチ中央で並んでの絡みでゴールが生まれるとは(笑)

闘志溢れるタックルの数々に鬼神の姿を見た
前線の4人と、中盤から頻繁に顔を出すモドリッチ、そして高い位置で攻撃に厚みを加えた両SB…。今までにない流動的なポジショニングと創造性豊かなアタッキングフットボールは観ていてもとても面白かったし、今後に大きな可能性を感じさせるものだった。だが、それらが実現出来たのも、この男の中盤での鬼神の如き奮闘があってこそだ。そう、パーカーである。ピンチになりかければ体を投げ出しブロック、サイドにスペースが空けば、もの凄い勢いで走ってカバーする。この日彼が見せた相手ボールを掻っ攫う魂のタックルはゆうに二桁を超えたはずだ。

彼の奮闘には毎試合本当に頭が下がる。誰よりも走り汗をかき、足がつっても動きを止めない。真っ白いはずのユニフォームは汚れ、顔にはピッチの芝が張り付いていた。終盤、お役御免で後退で退く際にレドナップは肩を抱き抱え、労いの言葉と共に背中をポンポンと叩いてこの日最大の功労者を迎え入れた。あの光景こそが全て。
ベイルのゴールも凄い、ラフィーのゴールやテクニックももちろん素晴らしい。だけど、この日のMOMは間違いなくパーカーだった。彼がどれだけ裏で支えたか。むしろ、負担をかけすぎだろ!と心配に思うぐらいで。

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管理人採点&ザックリ総評(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル4、エコト5、キング5、カブール4、ウォーカー4、モドリッチ4、パーカー5、レノン4、ベイル5、ラフィー5、アデバヨール4、サンドロ-

前半の出来はほぼ完璧だったと思う。これがハリー爺が昨季から求め続けてきた1トップの理想型なんだろうな…とすら思うぐらいに。両翼の二人がサイドを入れ替えたり、カットインに意欲的にトライしてきたが、ようやく実になった。これが、大きな花を咲かせるかはまだ分からないけど、少なくとも可能性を感じれただけでも嬉しい。
僕は基本的には適材適所で役割固定、サイド攻撃特化の4-4-2を推してきたし、安定感を踏まえてもこれがスパーズらしさだと思ってきた。ただ、そんな観念を全て吹き飛ばしてもいいかな?と思うぐらいのインパクトはあった。たぶん、この日の前半のような創造性や爆発力は、4-4-2では出せないものかもしれないな…とも思う。

ただ、後は、これを続けられるかだよね。昨季もおっ!と思う試合はあったけど、続かなかったわけでね。
この日の出来はそれとして別に卑下する必要は無いし、大いに讃えて良いとは思うけど、大事なのは継続して行くこと。毎試合ここまでビシッ!とハマるのは難しいかもしれんが、こういうトライは続けて欲しいと思う。
あと、気になったのがリードしてからの試合運びの稚拙さ。より一段階のレベルアップを求めるならば、やはり改善していかないとね。相変わらずズルズルとライン下げて相手に勢いづかせたり、合わせちゃう部分がある。
それでもポジティブな要素が多かった試合だったのは確か。この調子を維持して連勝といきましょう!

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