トッテナムを温かく・時に厳しく見守るブログ

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【EL】 vs Shamrock Rovers
Category: EL・国内カップ  
El-6.jpg

UEFA Europa League Group stage
White hart lane

tottenham.jpg Tottenham Hotspur   3
Shamrock R Shamrock Rovers  1
得点
Spurs:パブリュチェンコ、デフォー、ドスサントス
Rovers:ライス

1112el4.gif
Unused subs: Gomes, Kaboul, Bale, Modric.

ヨーロッパリーグ(以下EL)グループステージの第二戦。ホーム、ホワイトハートレーンにシャムロック・ローバーズを迎えた一戦は、スパーズ圧倒的優位の戦前予想を覆し、先制を許すまさかの展開。だが、その1点がスパーズに火をつける。わずか5分間の3得点逆転劇。輝きを放ったのは一時は構想外となったあの男だった。

ジャイアントキリングの条件
試合前はかなり楽観的な予測が大半だった。かたや世界最高峰のプレミアリーグで上位を争い、昨季はCLでベスト8に進出したクラブ、もう一方は決してレベルが高いとは言えず、世界的にも無名なアイルランドリーグの強豪。だが、試合終了の笛を聞いた時に、このゲームに詰めかけた3000人のアウェーサポーターの誰一人として愛するクラブに対して罵声を浴びせる事は無かっただろう。いや、むしろ胸を張り誇らしげに家路についたはずだ。
シャムロックローバーズは獅子のように勇敢に戦い、(わずか束の間ではあったが)リードを奪ったのだから…。

フットボールの世界においては稀に圧倒的な戦力差が存在する試合において、格下が格上を打ち負かすことがある。それを人はジャイアントキリングと呼ぶが、この試合は正にその「稀に起こる奇跡」が起こりかけた。圧倒的格下がジャイアントキリングを起こすのに必要な条件、それはチーム全員の献身的なハードワークであり、ゴール前で体ごと投げ出す執念の守備であり、GKのスーパーセーブであり、運だ。この日のシャムロックにはその全てが備わっていた。そして、彼らは少数ながらWHLを「占拠」した熱狂的なサポーターに支えられていた。

試合は序盤からスパーズが圧倒。素早いテンポでのパス回しに、質の高い個人技にシャムロックはついていくのがやっと。ほぼ90分間全ての時間帯でハーフコートマッチの様相だった。それでも60分間は執念で耐え凌ぎ、ワンチャンスで先制点を奪ってみせたのだから立派だ。むしろ冷や汗をかいたのはスパーズの方だ。攻めに攻めながら50分にリードを許し、その後10分間程度はあわやの場面を作られたのだから。シャムロックにとっては結局は自力の差を見せつけられての逆転敗北となったが、奇跡はすぐ目の前にあった。素晴らしき敗者だった。

el4-2.jpg el4-1.jpg

嵐のような5分間~圧巻の3連発~
前半から何度も決定機はあった。だが、シャムロックの執念のDFと、2~3度クロスバーに当たる不運も重なってゴールだけは決まらないヤキモキした時間帯が続く。それでも、ゴールは時間の問題の様にも思えた。それほどに内容では完璧だった。キャロルとリバモアの両CMFは堅調、両SBのローズとウォーカーは幾度も敵陣深くまで切り裂きクロスを供給し続けた。パブは雨あられのように(その大半をDFにぶつけたが…笑)シュートを放った。

リードを奪われてお尻に火がつくと、流石に集中が研ぎ澄まされたのかわずか5分間で3得点。怪我明けでイマイチだったレノンに代わって後半から投入されたタウンゼントが左サイドでアクセントをつけると、パブがヘッダーで同点弾、直後にはまたしても左サイドのクロスからデフォーがヘッダーで逆転。とどめはドスサントス。自陣でタックルでボールを奪ったデフォーが4、50mをドリブルで持ち出しお膳立て、それを豪快に蹴り込んだ。

ドスサントスのパフォーマンスは素晴らしかった。彼がここまで躍動したのは久しぶり…いや、スパーズ加入4年目にして最高のパフォーマンスだったかもしれない。実力差を考えればあまり参考にはならないのも事実だが、シンプルにボールを捌き、思い切ってシュートを放つ積極性、巧みなパスセンス。守備にも全力で戻るなど、スパーズサポが長年待ち続けた彼の姿がそこにはあった。これがプレミアレベルでも出来たなら…と思ったよな。

管理人選定マン・オブ・ザ・マッチ:ジオバニ・ドスサントス

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2/3の熾烈な競争(2)CBの回
Category: 選手の話  
前回に引き続き、熾烈なポジション争いにスポットを当てて、各々のベストマッチを探る企画の第二回を。

怪我人続出のCB~ドーソンの穴を埋めるには~
守備の要とも言えるドーソンがアキレス腱の負傷で長期離脱中。戻ってくるのはまだまだ先になりそうな気配なのは正直かなりの痛手である。加えてギャラスも怪我で離脱中(練習試合で90分プレーし、復帰は近い)、同じくチョルルカも離脱と、CBはやや苦しい台所事情だ。一方で、昨季はあまり出場出来なかったキングがここ3戦連続出場と今のところコンディション調整が上手く行っているのは朗報だ。よって2枚のCBを巡る争いはキング、カブール、ギャラス、バソングの4人で繰り広げられる事になりそう。え?2/3の争いじゃないって?キングは膝に爆弾を抱え、ギャラスも怪我がち。この2人は出られればラッキーで計算が立ちにくいと考えるのが妥当でしょう。

king.jpg Kaboul.jpg Bassong.jpg

ここまでの5戦の組合せ
vs Manchester United ● 0-3 ドーソン、カブール 
vs Manchester City ● 1-5 ドーソン、カブール
vs Wolverhampton ○ 2-0 キング、カブール 
vs Liverpool ○ 4-0 キング、カブール
vs Wigan Athletic ○ 2-1 キング、カブール  

開幕2戦で8失点を喫したがその2戦でコンビを組んだのはドーソンとカブール。相手がマンU、マンCという強豪だったことを差し引いても、どちらもお世辞にも良い出来とは言えなかった。ドーソンの負傷が判明した後の3戦ではキングとカブールのコンビ。3試合で1失点クリーンシートが2つと安定感を誇った。キングの存在感はやはり絶大で彼が出場出来るのならば1枚は堅い。当然酷使は禁物でリーグ戦のみに絞って慎重に起用する必要はあるが。
今季は20試合以上の出場が契約更新条件との見方もある。何とかこのまま体調を維持して欲しいところだ。

今回はキングが常時出場が可能と仮定して、問題は相方探し。個人的には経験豊富なギャラスを推す。
理由その1:経験豊富で的確なカバーリングとコーチング、味方を鼓舞するリーダーシップに期待出来る
理由その2:左が得意なキングと右が得意なギャラス。タイプ的にも相性が良いのではないかと予想
理由その3:他の選手に比べて繋ぎの巧いギャラスならCBからの組み立てがスムーズになる
デメリット:過去にほとんどこの二人でコンビを組んでいないので未知数、共に怪我がち

こうして改めて考えてみるとギャラスを強烈にプッシュ出来る程の説得力には欠けるかもしれない(笑)
ただ、単純に見たいな~と。アーセナルの主将としてならしたギャラスとスパーズで主将を担うキングのコンビを。キン肉マンとテリーマンが最初に組んだ時のワクワク感というかね。もしくはラディッツが地球にやってきた時の悟空&ピッコロ、はたまた流川&桜木でもいいや。剛のギャラスと柔のキング。夢のタッグ。

ただね、やっぱりこの二人が常時出場でずっと行けるってのが現実的では無いかもしれない。となるとやっぱりカブールにも頑張ってもらわないとね。キングとカブールの二人の連携が深まっておらず怪しい場面が少なからずあるんだけど、しっかりと役割分担が出来れば良いコンビになる気がしないでもない。タイプは異なるしね。
もちろんバソングも忘れちゃいかん。だけど、現状の起用法を見るかぎりは序列は低くカップ戦メインかな。

結論
共に怪我がちで酷使は出来ないながらもキングとギャラスのコンビが実現して、結果を出せればこれほど頼もしいコンビもない。希望も込みだが、キング&ギャラスで。バックアップにカブール。これでどうだ。

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2/3の熾烈な競争(1)CMFの回
Category: 選手の話  
開幕から5戦を終えて、3勝2敗。いきなり2連敗を喫したものの、その後3連勝と復調気配のトッテナム。
今のところチーム状態は決して悪くはなく、むしろポジティブな雰囲気に満ちている。少なくともマンU、マンCに連敗した8月のチームと破竹の3連勝を飾った9月のチームは全く別物に思える。そんな好調のチームの原動力となっているのが昨季以上の高いレベルによる熾烈な競争だ。新加入選手が軒並み優れたパフォーマンスを披露する事で、いかなる選手も決してうかうかしていられない。そんな緊張感が生まれつつあるのではないか。

激しくポジションを争う姿勢が、更なる好パフォーマンスを生み、チームのレベルアップに繋がる好循環。
といこうことで今回は好調スパーズを支える原動力、「熾烈なポジション争い」にスポットを当ててみたい。
幾つかのポジションで存在する二つの枠を巡る三つ巴の争い。現段階でのベストマッチを探る。

最激戦区のCMF~モドリッチの起用法~
トッテナムの昨季のメインシステムは4-4-1-1(4-2-3-1)。そしてオプションとしての4-4-2。この二つのシステムを併用しているが、ここまでの5戦を見ても恐らく今季も同様の形と考えられる。共通しているのはピッチ中央に2枚のCMFを配し、攻守においての舵取りを担わせている点だ。攻守どちらにおいても高い貢献を求められる重要なポジションを主に争うのはモドリッチ、パーカー、サンドロの3名。ここに現在負傷離脱中のハドルストン、ニコと伸び盛りのリバモアが加われるか?といった構図だが、現段階では前述した3人による2枠の争い。

モドリッチ パーカー サンドロ 

ここまでの5戦の組合せ
vs Manchester United ● 0-3 クラニチャール、リバモア 
vs Manchester City ● 1-5 クラニチャール、モドリッチ
vs Wolverhampton ○ 2-0 パーカー、モドリッチ 
vs Liverpool ○ 4-0 パーカー、モドリッチ
vs Wigan Athletic ○ 2-1 パーカー、サンドロ 

開幕から2戦で8失点と守備が崩壊。この2戦でCMF起用されたニコがこのポジションでは苦しい事が浮き彫りになった形だ。無論、彼だけの責任では無いが、運動量に乏しく決して守備が得意では無い彼を中央に据えるのはあまりにもリスクが高い。3戦目からは新加入のパーカーが合流。さっそく連続起用され、モドリッチ、サンドロと組んでいるが、どちらとのコンビでも豊富な運動量と的確な読み、巧みなボール奪取力を発揮して中盤のバランスは良く見えた。酷使は出来るだけ避けたいが、現段階では2枚のうち1枚はパーカーを起用するべきと考える。

ではコンビを組む相方はモドリッチ、サンドロのどちらがベターか?個人的な見解だが、サンドロを推したい。
理由その1:カバーリング、対人守備に秀でるサンドロを置くことで、バックラインの前に強固な壁が出来る
理由その2:モドリッチをよりゴールに近い位置で仕事を(攻撃に専念)させたい
理由その3:将来を見据えて、伸び盛りのサンドロをもう1段階成長させる為に常時出場の機会を!
デメリット:ピッチを幅広く使うような大胆な展開力に欠ける。低い位置からのビルドアップに苦心?

恐らくサンドロとパーカーのコンビが一番守備が堅いとは思う。どちらもハードワーク出来るし、相手を受け止め、潰す力に長けている。その為、中央の守備は安定するし、サイドが上がった際のカバーにも問題は無い。
だが、共にロングパスで局面を打開するようなタイプでは無く、特にサンドロは細かい繋ぎは不得手。モドリッチに比べれば低い位置からボールを運ぼうとする場合に苦労するかもしれない。ココら辺をどう捉えるか。

ただ、そんなデメリットに目を瞑ってでもモドリッチを攻撃に専念させるメリットは大きいと感じる。
昨季は1年間CMFとしてゲームメーク。広い視野と巧みなボールキープ、パスセンスでコンスタントに安定したパフォーマンスを披露し、そんな彼のプレーぶりに何の不満も無いのだが、僕はやっぱり彼はゴールに直結するような決定的な仕事をさせてこそ輝くと思ってる。CMFとしてのモドリッチはどこかバランサーとして小さくまとまってしまってるというか。もちろん、それでもチームへの貢献度はズバ抜けて高いんだけど、彼を「使う側」として重きを置かせてしまうのはもったいないと思うのだ。彼は人を使うことも出来るが、「使われる側」としても自らがエリア内や相手の危険な位置に飛び込んでいくことで力を発揮できる選手。むしろ、そういうプレーこそが最大の持ち味だと思うのだ。08/09~09/10にかけて左サイドでプレーした彼は本当に素晴らしかった。だからこそ、中盤からの起点としての仕事はパーカーらに任せ、よりゴールに近い位置でFWと絡む仕事をもっと見たい。

結論
数人いる離脱者が戻ってくれば状況も変わるが、現段階ではサンドロ&パーカーのコンビが一番良いのでは。
モドリッチは中盤ならどこでも遜色なくこなせる。レノン復帰が遅れてる現状では右サイドがベターか。

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【第6節】 vs Wigan Athletic
Category: プレミアリーグ  
epl-6.jpg

England Premier League 2011/12
DW Stadium

Wigan.jpg Wigan Athletic  1
tottenham.jpg Tottenham Hotspur   2
得点
Latics:ディアメ
Spurs:ファン・デル・ファールト、ベイル

1112w6.gif
Unused subs: Cudicini、Bassong、Corluka、Carroll、Townsend

開幕から2連敗したものの、2連勝で復調気配のトッテナム。敵地DWスタジアムに乗り込んだウィガン戦は、好調の勢いそのままに序盤からスパーズが優勢に試合を運ぶ。しかし、ホームで負けられないウィガンも必死の抵抗で食い下がる。一方的な展開の前半から一転、後半は一進一退の攻防。ゲームの行方は終盤までもつれることに…。

攻守に圧倒、ほぼ完璧な前半
前半はとても良い出来だった。前節のリバプール戦と同様に許したシュートは0。GKのフリーデルはほとんど仕事が無くキングとカブールの両CBがしっかりと壁を築き相手FWに仕事をする隙すら与えていなかった。
攻勢のまま終わった45分間だったが、早い時間に先制点が飛び出したのが大きい。相手DFのもたつきをアデバが見逃さず鋭くボールを掻っ攫うと、自ら持ち出してDFを引きつけた。空いたスペースに走りこんだのはラフィー。
アデバから送られたパスを冷静に蹴り込んだ。1トップのFWがチャンスメークし、トップ下が詰める理想的な形で先制したスパーズはその後も巧みなポゼッションでウィガンを圧倒。空席が目立つウィガンサポーターを尻目にアウェーでも大挙詰めかけたであろうスパーズサポの大合唱が響き渡る中で、面白いようにパスを繋いで見せた。

印象的なパフォーマンスを披露したのが右SBのウォーカー。この日はモドリッチが右サイドに入り、中央寄りに位置してゲームを作った。前方に空いた広大なスペースを享受したウォーカーは自慢のスプリント力を遺憾なく発揮し、再三に渡って敵陣深くまで進軍した。対面したモーゼスの突破にやや苦心した場面もあったが、溌剌とした動きは好印象だった。一方で逆サイドのベイルもこの日は動きにキレがあった。鋭い仕掛けからのクロスでチャンスを幾度も演出し、カウンターからのスピードに乗った単独突破でゴフリのイエローカードを引き出す。
23分にはモドリッチのCKをニアに走りこんでのドンピシャヘッダーで追加点。右はウォーカーの独壇場、左からはベイルが突破。両翼からの攻撃とラフィー、モドリッチ、パーカーらが組み立てる中央突破がバランス良くミックスされて見ていて安心感があった。ハーフタイムの笛が鳴った時には思わず「強いな…」と唸っちまったよ。

6-2.jpg 6-1.jpg

笛吹けど踊らず、苦戦の後半
前半の展開を考えれば楽に勝てるはずの試合だった。しかし、何度かあった決定機をモノに出来ず突き放す事が出来なかった事で思わぬ苦労を味わうことになった。気が抜けたのか、どことなく遅緩した空気が漂うスパーズにハーフタイムで修正を施し反抗に出たウィガン。両者が丁度良くリンクしたかのように生まれた一瞬の隙。エコトがクリアボールを相手に当てると、そこから一気にシュートまで持ち込まれ後半開始早々に1点を詰められた。
ウィガンがこれで行けるぞ!と息を吹き返しかけた矢先、ベイルが縦への突破でゴフリを退場に追い込む。数的有利になり流れを再び手繰り寄せるかに思われたが、アデバは2度ほどあった相手DFとの交錯を境に集中力を欠き(試合後片眼のコンタクト無しでのプレーを強いられたと判明)、パスは回れどシュートまでは行けない1トップ時の課題がまたしても顔を覗かせる。カブールの強烈FKなど単発のチャンスは数回あったが、とても数的有利になったとは思えない不安定な戦い方だった。時間の経過と共にラフィーの存在感も消え、攻撃も単調に…。

そうなると俄然燃えるウィガン。ショートパスを繋ぐマルティネスのスタイルを放棄、是が非でも同点に!と矢継ぎ早に交代カードを切り、ロングボール放り込み戦法を発動。これが単純なんだけど、厄介かつ脅威だった。
キングもカブールも空中戦には強いので跳ね返すんだけど、跳ね返してもそれをまた再び跳ね返す…の繰り返しで常に押し込まれる展開、差はわずか1点で一つのミス、ほんの些細な紛れが命取りになるシチュエーション。
正直、かなりハラハラした。ロスタイムにも決定的なピンチがあって交代で入ったドスサントスが体を張った執念のシュートブロックで難を逃れたものの、追いつかれていたとしても決して不思議では無かったよ。

試合後、レドナップは早い段階でゲームを決めておくべきだったと語った。試合中も油断したかのような選手たちに珍しく声を荒げ、タッチライン際で激しく指示する姿が見られた。パーカーは最後の最後まで走り回り、ピンチには体を投げ出して獅子奮迅していたし、モドリッチも常に動き、ロスタイムにも執念のボールキープで時間を作るなど献身的に働いたが、後半のチームには明らかな緩みがみられたのは今後に向けた課題かもしれない。

6-3.jpg 6-4.jpg

管理人採点&ザックリ総評(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル3、エコト3、キング5、カブール4、ウォーカー4、ベイル5、モドリッチ4、パーカー4、サンドロ3、ラフィー4、アデバヨール4、ドスサントス3、リバモア-

90分通して受けた印象はもっと楽に勝てたはずの試合、もっと楽に勝たなければいけない試合だったと思う。もちろん、アウェーなので苦戦しながらも勝ち点3を取り切った事は評価したいし、クリーンシートは逃したもののリーグ戦3連勝は素晴らしい結果。だけど、試合の時間の使い方はもっと上手くやらんとね。相手が10人になってたのに、最後の方はどっちが10人だったか分からないぐらいの展開だったぞ(苦笑)前半の出来は良かったので懸案の1トップに目処が立ちそうなのは収穫だが、後半はいつもどおりの中央大渋滞で攻撃が硬直化したのでこれで1トップでも行ける!と太鼓判押せるほどでは無いな。まだ4-4-2の方がスムーズ。ただ、怪我で出遅れていたサンドロが及第点の働き、ラフィーはゴール。この二人が戻ってきたのは大きいね。あとはレノン、ハドらが戻ってくれば層も厚みが増す。そして来週はお隣とのNLD。これはもう必勝!お隣叩いて4連勝と行っちゃいましょう!

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Spurs Next Generation #1
Category: S.N.G  
一つのクラブを追いかけるうえで、クラブの未来を担う事が期待される若手の成長を見守るのも楽しみの一つ。
ということで、スパーズのアカデミー上がりの生え抜きや、若手有望株を紹介する企画を不定期でお届けする。
題して『Spurs Next Generation』(以下S.N.G)。ハッキリ言って自分もまだ若手の面々を詳しく語れるほどに把握しているわけじゃないので知ったかぶりですよ、ええ(笑)でもね、知ったかぶるってのは割と大事よ。
知識や理解って知ったかぶる事で詳しく知ろうという欲が生まれ、深まっていったりする。そんなもんです。
幸いなことに今季はPSMに始まり、ELなどのカップ戦で若手に多くチャンスが与えられてるので観る機会も幾つかあったので、そこからイメージを膨らませて、彼らの輝ける未来を妄想しちゃおうじゃないか!と。

キャロル
  48 Thomas Carroll  
  トム・キャロル
  Position:MF  Age:19  Nationality:England

風貌は本当に幼くてまだ少年といった雰囲気を残しているキャロル。でも、そのプレーぶりは凄く落ち着いていて頼もしさすら覚えるほどだったりする。サイドでも中央でも起用されてるんだけど、そのどちらでもキラリと光るパスセンスを感じさせてくれている。自分が特にいいな~!と思ってるのが、その動きの質の良さ。パスを出したら出しっぱなしじゃなくてサポートの動きをしたり、オフザボールの時でも常に動きながら味方からのパスを貰いやすい位置、味方が出しやすい位置に動いてる。個人的にも凄い好きなタイプの選手で今後に期待大!

ウォーカー
  28 Kyle Walker  
  カイル・ウォーカー
  Position:DF  Age:21  Nationality:England

現段階で既にトップチームでレギュラー奪う勢いを見せているS.N.Gの筆頭格とも言えるウォーカー。同時加入のノートンの方が当初は評判が良かったが、今では立場が逆転した感がある。しっかりとしたガタイを生かしてライン際を突進する攻撃参加はダイナミック。守備はまだまだ改善の余地があるけど、スケールが大きくて見ていてワクワクする選手だな~と。とにかくスプリント力が半端なくてギュン!と一気に加速して相手を置き去りにしたりなんかして。ハットンが去った今、次の「2番」を狙う最右翼。今季を飛躍の1年に出来るか注目ですぜ!

まだまだいるので追々と小出しにしていく予定。ブログネタに困ったら登場させよういう魂胆なのは秘密。
当ブログでは今後も若手を応援しつつ、全く定着しないであろうS.N.Gという造語をゴリ推ししていきます(笑)

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【第5節】 vs Liverpool
Category: プレミアリーグ  
epl-5.jpg

England Premier League 2011/12
White hart lane

tottenham.jpg Tottenham Hotspur   4
Liverpool Liverpool  0
得点
Spurs:モドリッチ、デフォー、アデバヨール2
Reds:

1112w5.gif

前節のウルブス戦で連敗を止めたトッテナム、上昇気流に乗るためにも重要な今節の対戦相手は、恐らく今季激しく4位を争うであろう直接ライバル。ビッグ4陥落からの復権を狙い昨冬、今夏と大型補強を繰り返し充実の戦力を整えたリバプールである。直近の対戦ではスパーズが連勝中と分が良いものの、実力伯仲で拮抗した展開が予想されたがゲームは一方的な展開に。ホワイトハートレーンを包んだのは歓喜の雄叫びか、それとも落胆の溜息か。

許すということ、愛するということ
様々な想いに揺れた夏を越えて、スパーズサポーターが心から待ち望んだ瞬間は正にこの時だったのかもしれない。開始7分。移籍騒動に揺れたモドリッチがサポーターの信頼に、最高の形で応えて見せた。左サイドを起点に丁寧にパスを繋ぎ、デフォーが執念で潰れる。全てはこの瞬間の為に。導かれるようにボールはモドリッチの足元へと転がった。『自分が今居るべき場所、今やるべき事』思い切って振り抜いた右足に込めた想い。ボールは素晴らしい軌道を描いてゴール右隅に突き刺さった。そしてその刹那、彼は一目散にサポーターの元へと向かった。
その駆け寄る歩幅に、突き上げ、握った拳に、迷いは無かった。どんな謝罪の言葉よりも、サポーターの心を揺さぶったに違いない。許すということ。鳴り止まぬ万雷の拍手喝采。讃えるチャント。それこそが全てだった。

宿敵アーセナルの選手として幾度と無く辛酸を舐めさせられた相手。アデバヨールはスパーズサポの目の敵であり、忌み嫌う存在だった。そんな彼がスパーズに加入する。複雑な想いを消せぬまま、どこかモヤモヤした気持ちで彼を迎えたサポーターも多かったはずだ。デビュー戦でさっそくゴールを挙げた彼は言った。「過去は全て水に流し、今は共に歩もう」と。スパーズサポにとって初めて目の当たりにするホワイトハートレーンに立つ「スパーズのアデバヨール」。彼もまた自身の力でスパーズサポの信頼を勝ちとって見せた。ゴール前で抜群の落ち着きで奪った1点目、リバプールの息の根を完全に止めたトドメの一撃。サポーターに向けた誇らしげな笑み。そんな彼にスタジアム全体が沸き、チャントが包んだ。差別的な侮蔑のそれではなく、心からの歓迎と愛情。長らく不遇を囲った彼が何よりも欲っしたもの。それは「自身への信頼と愛」。言葉にするとどこか陳腐だけど、これ以上無いダイレクトな形で届いたはずだ。愛するということ。彼を心から受け入れ、信じること。そうすれば彼は必ずや僕らの期待に応えてくれる。この試合を見て、そう確信した。僕もなんだか好きになったよー、アデバヨー。

5-2.jpg 5-1.jpg

怒涛の猛攻、復活の予感
この日のスパーズは素晴らしい立ち上がりを見せ、序盤からリバプールを圧倒した。ここまで内容と結果が噛みあった試合も久しぶりかもしれないな。開始早々フリーデルのパントからニコとアデバが絡んでの決定的チャンスを皮切りに怒涛の猛攻を開始。左サイドのベイルがシュクルテルを何度も脅かし、デフォー&アデバの2トップも精力的に動いて中盤のパスを引き出す。リバプールはカード覚悟で止めるしか術が無く、アダム、シュクルテルと2人の退場者を出した。結果的にこれらが一方的な展開を加速させたのも事実だが、恐らくはそれらが無くても結果は変わらなかっただろう。スパーズが前半に許したシュートは0。このスタッツに象徴されるようにピンチらしいピンチはほとんど無く、スアレス&キャロルの強力2トップにほぼ何もさせず完璧に封じ込んだ。

キングとカブールの両CBを中心としたバックラインに安定感があったが、フィールド中央のせめぎ合いを制した事が勝敗の分かれ目だった。モドリッチとパーカーは絶妙なバランスと補完性を見せ、守備ではことごとくパスをカットし、攻撃においては自由自在にコントロールした。何より光ったのは前線からの激しいプレスと連動した組織的な守備の復活だ。昨季はなかなかお目にかかれなかったものだが、積極的な守備からボールを奪い、素早くゴールに迫るダイナミズムが久しぶりに見られた。中盤で完全に押し込んだ事で、両SBの攻撃参加も冴えた。エコトは珍しく頻繁に高い位置に進出し、ウォーカーは相変わらずの運動量とスプリント力で上下動を繰り返した。

数的有利で割り引いて考える必要はあるが、パスワークも見事だった。アデバヨールが入ったことで前線にもボールが収まり、個々の役割が明確になり持ち味が存分に発揮されていた印象だ。デフォーも好調をキープ。彼らしい鋭い動き出しが頻繁に見られ、前線の引き出しが格段に増えた。ゴールの場面もDFをしっかりとブロックしつつ、強引にシュートまで持っていくストライカーとしての嗅覚を見せる。復活の予感をひしひしと感じた。

5-3.jpg 5-4.jpg

管理人採点&ザックリ総評(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル3、エコト4、キング4、カブール5、ウォーカー4、ニコ4、モドリッチ5、パーカー5、ベイル4、アデバヨール5、デフォー5、ラフィー4、ドスサントス3、バソング3

欲を言えば、1-0になってから追加点がなかなか奪えなかったのと相手が9人になってからの時間帯でトドメを刺す意識がやや低かった事かな。マンUとかだったらもっと容赦しないと思うしね。ただ、ここまで良い内容で圧倒したので、重箱の隅を突付くのも野暮かもしれないな(笑)2人多い時間帯はボールが回って当たり前なので参考にはならないけど、11人同士であっても押し込めた前半30分間を見る限りは現状ではこの形がベスト。敢えて変える必要性を感じないし、この形で更に磨きをかけるべき。そうなると昨季からの継続した問題だけどラフィーどうすんの?ってことになる。ただね、彼を当てはめることありきで考えるのが正直ナンセンスに思えるよ。

まあ、「良い時はいじるな」の格言もあるし、このままでいいんじゃないでしょうかね。ラフィーが必要になる時期はどのみち来るわけで、その時に考えればいい。カップ戦はいいとして次のウィガン戦でどう組んでくるか。サンドロも復帰が近そうだし、色んな可能性があるよね。ポジティブに悩めるって素晴らしい(笑)
ただ、連勝で気分も良いけどこれで4位以内は行けそうだ!なんて楽観視は当然禁物。まだ先は長い。この良い流れを繋いで行かないとね。カーリングカップもあるけど、次のウィガン戦で3連勝と行きたいですね!

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【EL】 vs PAOK
Category: EL・国内カップ  
El-5.jpg

UEFA Europa League Group stage
Toumbas Stadium

PAOK.jpg PAOK  0
tottenham.jpg Tottenham Hotspur   0
得点
PAOK :
Spurs:

1112el3-1.gif
Unused subs: Gomes, Barthram, Nicholson, Stewart, Pritchard.

いよいよ火蓋が切って落とされたヨーロッパリーグ(以下EL)のグループステージ。トッテナムの初戦の相手は謎のベールに包まれたギリシャの古豪PAOKテッサロニキ。発煙筒が焚かれ、上半身裸の熱狂的なサポーターが気勢を上げる異様な雰囲気の中で、スパーズの未来を担う事が期待される若武者達がアウェーゲームの試練に挑んだ。

This is Away Game
普段あまり目にすることの無いギリシャのクラブとの対戦。事前情報を幾つか頭に入れてはいたものの全く未知の強豪で正直どんな感じになるか想像がつかなかったんだけど、もの凄い雰囲気だった。まず、サポーターが熱い。スパーズのサポーターもイングランドでは屈指の熱さを誇ってるんだけど、イングランドのそれとはまた違う類の熱さというか。上半身が裸の集団がそこかしこにいて、その男たちが大声を張り上げる様は壮観だった。
スパーズがチャンスになるたびに、微妙な判定が下されるたびに地の底から響くような野太い声でブーイングが飛ぶ。発煙筒が焚かれ、爆竹が鳴る。時間の経過と共にそれらが更にヒートアップ。これぞアウェーの洗礼。

スパーズはプレーオフのハーツ戦と同様に若手主体のメンバーで挑んだ。スパーズの未来を担うS・N・G。
彼らにとってこういう環境での試合は、何より得難い良い経験になったんじゃないかな。ELという国際舞台での真剣勝負ってだけでも貴重だが、こんな雰囲気の中での試合はそうそう経験出来ないだろうからね。
その点だけをとっても、この試合の意義は大きいと感じる。僕は以前にも述べた通りELには否定的な見解を持ってるが、こと若手の修行の場と位置づけるならば、これほど有意義な場もなかなか無いかもしれない。
トップチームに怪我人続出、中2日でリバプール戦…と主力温存の理由は数あれど、仮にそれらの条件が重なっていないとしてもELは若手に機会を与え、経験を積ませる場として活用すべき。改めてそう感じた試合だった。

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過酷なアウェー戦での収穫と課題
そんな過酷なアウェー戦だっただけに、若手主体のメンバーでドローという結果は悪くないと思う。むしろ、よくやったと評価しても良い。だが、内容は決して芳しくなかったし、思っていたよりもPAOKは強くなかった。
(期待をしているからこそ)敢えて厳しくみるならば、まだまだ満足には程遠い出来であったのも確かだ。

まず収穫から。中盤で落ち着いてパスを繋ぎ、ゲームをコントロールしていた。リバモアとキャロルのコンビは上手くバランスを取りながら時折前線に飛び出したり、鋭いパスを通していて二人共に安定感があった。
中盤で何本もショートパスを繋いで丁寧に押し上げる様は、何だか別のチームの試合を見ている様だった。ゲームメイクは主にドスサントスが担い、新加入のファルケと共に個人技を披露したが、ボールロストは多かったものの、これぐらいのレベルの相手であればある程度やれるというのは示せた。あくまである程度…だが。
微妙な判定でシミュレーションを取られたもののビッグチャンスを作ったケインは前線で体を張り、タウンゼントとウォーカーの両SBは頻繁に攻撃に絡んで存在感を見せた。あと一歩クロスの精度があれば…とは思ったが。

お次は課題。まずファルケ。どんな選手か全く知らなかったので楽しみにしていたんだけど、あまり見せ場は無かったかな。ちょっと球離れが悪くてリズムを生み出せなかった。まあ、これからでしょ~とは思うんだけど彼はローン加入だからね。そんなに悠長な事も言ってられんよ。少ない機会で買取りたいと思わせる働きしないと。この程度じゃ話にならん。お次はドスサントス。端的に言えば彼がなぜ3年も在籍してるのに未だ戦力構想に入っていないのかという事をハッキリと示したような試合だったと思うんだよね。ある場面では思わず唸るテクニックを見せつける、だけど試合の大半では消えていて、ボールロストしても追わないで歩いてる。
過去に何度も見た光景だけど、これをやってるうちはプレミアでチャンスは巡って来ないと思うよ。何故使われないのか、本人がもっと自覚しないと。黙っててもチャンスが来るほどに甘くは無い。ちょっとガッカリ。

まあ、ハッキリ言って何がしたいのか解らない内容ではあった。システムも判別出来ないぐらいにぐっちゃぐちゃで。良く言えば流動的なポジショニング。悪く言えば組織は皆無で各々が好き勝手動くカオスなスタイル(笑)
チーム全体を通せば、中盤の攻防はこちらに分があったけど、肝心のフィニッシュには繋げられず、あまり意味のないポゼッションに終始したという印象。クディチーニのビッグセーブがあったから辛くもドローに持ち込めたけど、守備も安定していたとは言い難いといった感じで。若手だけでよくやった!と思うが、トップチームで見てみたい!と思わせるような働きをした選手は少なかった。人によって評価は分かれる試合かもしれないね。
ただ、前述した通り良い経験にはなったと思うので、各々で糧にして前に向かって欲しいな~と思います。

管理人選定マン・オブ・ザ・マッチ:カルロ・クディチーニ

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新トレセンのトッピングアウト
Category: Future Plans  
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トッテナムは現在、将来に向けたプロジェクトを幾つか進めているんだけど、そのうちの一つとして新トレーニングセンターの建設を行っている。で、この新トレセン、実際は2年前から工事が始まってるんだけども、先日めでたく『トッピングアウト』が行われました。トッピングアウトとはなんぞや?というと、日本で言うところの『棟上式』ってやつで、ザックリ言うと、ある程度工事が進んだところで行われるお披露目会というか、工事に携わってる方たちを労う会みたいなもんで、自分もあんまり詳しくないんだけど、神社から神主さん呼んで、建物の四方にお酒とか撒いて無事に工事が進んで完成に至るように祈願する…と。新築の家建てる時によくやるみたい。
欧米でも似たような風習があって、日本とはちょっと違うんだろうけど、工事関係者だったり、支援してくれてる政治家とかお偉いさん連中を招いて、飲み食いしましょうや的なのやるんだって。一つ勉強になったわ。

この新トレセン、かなりの設備でして発表されてるところによると現時点で世界最高レベルの施設らしいっす。
・計画されてる新スタジアムに採用されるのと同程度の芝で11面のピッチを併設(もちろん暖房完備)
・メインとなる建物は地上2階、地下1階からなり、70×50mの屋内ピッチも併設
・医療設備、プール、フィットネスジムはもちろん、メディア・センターに若年層の為の学習施設まで完備
こりゃ、すげーや。流石レヴィ会長、目先の補強はケチっても未来への投資に関しては惜しみませんな。

スパーズにとってこの新トレセンの果たす役割は非常に大きい。トップチームがこれまで使用している練習場(スパーズ・ロッジ)よりも良い環境で練習に取り組めるのはもちろんなんだけど、何よりも大きいのがアカデミーの整備が進む事。スパーズは他のビッグクラブに比べてアカデミーの整備がかなり遅れをとっていて、それこそ10年遅れてるって言われてるぐらいの有り様。ようやく最近はイキのいい若手がチラホラ出始めてるけど、まだまだ他に比べれば若年層の強化・育成が進んでいないのが現状。そこに、この新トレセンは大きな後押しになるはず。

魅力ある施設の存在は、将来性豊かな若者がスパーズのアカデミーに入りたい!といなっていく流れを生む。
充実した環境が整っていれば、それだけ強化が効率的に進む。そこで育った若者がトップチームに…という流れが出来れば、更に将来有望な若手がスパーズを選ぶという良いサイクルが生まれるんじゃないだろうか。

まあ、『言うは易く行なうは難し』で一朝一夕に上手く行くものでもないし、膨大なコストと時間がかかるものなんだけど、とりあえずハード面の充実無くしてビッグクラブの仲間入りは無い、僕はそう思ってる。
長い目で見れば目先の選手獲得よりも、こういう施設の充実こそがクラブの根本的な力をつける要素になる。
だからこそ、この新トレセンの完成を今から楽しみにしてるんだ。ちなみに、完成は来年の予定でございます。

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陽気なブラジリアンと描く未来
Category: 選手の話  
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スパーズに所属している選手はもちろん全員好きだし、期待してるんだけど、その中でも個人的に特に大きな期待を持ってる選手がいる。サンドロ・ラニエリ・ギマラエス・コルデイロ。そう、若干20歳にしてセレソンに名を連ね既に代表7キャップを記録、今後ますますの飛躍を期待されている大型MF、サンドロである。
そんな彼がつい先日、5年の契約延長にサイン(2016年まで)した。クラブの大きな期待の表れと言えるだろう。

ブラジルの名門インテルナシオナルで頭角を現した彼がスパーズに加入したのは昨年の夏。当初はイングランドの速い流れに戸惑い、苦しんでいた。プレーの判断が遅くボールを持ちすぎては奪われ、肝心の守備でも覚束ない。
あ~こりゃ、プレミアリーグに順応して戦力として計算出来るまでには相当に時間がかかるな~。というのが当時の感想だった。慣れるまではローンで修行に出せばいいのに…と思っていたものだ。だが、レドナップは手元に置いて育てる方針を貫いた。経験の無い若手を積極的にローン移籍させて経験を積ませる方針をとっている中で、敢えてスパーズでトレーニングし、レギュラーを競わせる事で成長を促したのだ。それが見事に当たった。

元々フィジカルが強く、運動量も豊富でイングランド向きの選手という印象はあったが、あらゆる局面においてスピードと精度が向上し、瞬く間にレギュラーを掴むまでになった。わずか半年で見事にフィットしたのだ。
昨季後半の彼の守備は見事だった。的確なカバーリングにハードでありながら余計なカードを貰うこと無いクリーンなボール奪取力、そして時折見せるダイナミックな前方への飛び出し。そして、チェルシー戦で飛び出した豪快なミドルシュートはスパーズサポの多くが度肝を抜かれた事だろう。早くも大物の風格すら漂わせている。

パスの精度だったり、展開力の乏しさなどまだまだ課題は多い。パーカーの加入もあり、モドリッチ、ハドルストンら同ポジションの層は厚く激しいポジション争いは続く。残念ながら今季はプレシーズンの怪我で出遅れているが、復帰するのが楽しみだ。まだ英語は完璧じゃないみたいだけど、その明るさでチームを盛り上げているという陽気なブラジリアンから今後もますます目が離せない。彼なら『プレミアリーグではブラジル人はなかなか活躍できない』というイメージを覆してくれるんじゃないか。そんな期待を抱かずにはいられないのだ。

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【第4節】 vs Wolverhampton
Category: プレミアリーグ  
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England Premier League 2011/12
Molineux

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tottenham.jpg Tottenham Hotspur   2
得点
Wolves :
Spurs:アデバヨール、デフォー

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開幕から2連敗のスパーズと開幕3戦で2勝1分けの勝ち点7と好調なウルブス。対照的なスタートを切った両チームの対戦は2-0でスパーズに軍配。スパーズの新2トップがしっかりと結果を残したものの、試合展開そのものは完全にウルブスのペースでスパーズは大苦戦。辛くも連敗を止めたが、苦しい道のりは未だ続きそうな気配で…。

良い攻撃は良い守備から生まれる
立ち上がりこそ積極的な姿勢を見せたスパーズだったが、それも長くは続かず、60分辺りまではウルブスのアグレッシブなスタイルに苦しめられるタフなゲームになった。前から果敢にプレスをかけ、球際では激しく当たり、個々の出足も鋭いウルブスに対して、スパーズは守備も常に後手に回り、パスは繋がらず、運動量も乏しい。ウルブスに主導権を握られるのは必然の流れだった。ウルブスが開幕から好調なのも頷ける。きちんと組織された守備は保ちながら丁寧にパスを繋ぐ。そして何よりファイトしている。明らかに優勢だった前半に訪れた決定機を決めていれば結果は逆だったかもしれない。スパーズはまたしてもフリーデルに助けられた。ここ2試合で8失点と守備が崩壊する中でも孤軍奮闘していた40歳の新守護神は、この試合でもビッグセーブを連発し、チームを救う。

この日は守備の要のドーソンが負傷。代わりにキングが戦列に復帰し、カブールとコンビを組んだ。しかし、キングがどこかチグハグ。クリアも中途半端で対応も軽い。相手のキックフェイントにCB2人が揃って翻弄される場面を含めて守備陣は不安定だった。両SBも自慢のスピードで何とか持ちこたえていたが、裏を返せばそのスピードに頼るだけの危うい対応が目立った。ウォーカーは裏を取られ追いかける場面が多く、エコトは浮き球の処理にもたついたり、意味不明なバックパスで混乱を引き起こした。バックラインが不安定だった影響はそのまま悪い形で前にも波及し、良いリズムを生み出せない要因となっていた。どうしても分けて考えがちだけど、攻撃と守備というのは実は両輪で片方が悪ければもう片方も上手くは回らない。その事を強烈に考えさせられた前半だった。

フットボールが奥深くて面白いな~と思うのはここから。あれだけ後手後手に回り、常にバタバタしていたバックラインが先制点を機に一気に引き締まった。個々の判断、プレーにも余裕が生まれ、対応が見違えるように良くなると中盤から前のパス回しもスムーズに。正直、負けも覚悟した前半とは打って変わって残り20分間は安心して観ていられたから不思議なもんです。1点の持つ重みなのかな。これだけガラっと変わるのも珍しいけれど。
守備の不安をごまかせるほどに圧倒的な攻撃力があるならそれでいいんだけど、今のスパーズはまだ前がしっくり行ってないんで、やっぱり後ろを安定させるのが復調への第一歩なのかな~と。後ろで良いリズム作れれば、自ずと攻撃の歯車も回って来ると思うし。あと、もっと戦う姿勢を出さないとね。ガツガツ行かなきゃ!

新加入の2人
今夏に加わった新戦力の2人、パーカーとアデバヨールが揃って初先発。まだ連携が深まっていないので、各々の良さを存分に引き出せたとは言い難いが、どちらも及第点の働きはしたと思う。まず、アデバ。ゴールの時の落ち着きや、前線でのキープ力は流石だった。どっちかというとデフォーがサイドに流れて、彼が中央で張る場面が多かったけどしっかりと競り合い、繊細なボールタッチで収めてた。チームが期待している役割は黙々とこなしてくれてた印象。お次はパーカー。まだモドリッチとの役割分担というか、どちらが寄せるのか、スペースを埋めるのかという判断が曖昧だったけど、1試合目だから仕方ないかな。時折鋭いチェイスでボールを奪い、攻撃に繋げてたし、終盤は疲労困憊になるぐらい走ってたのは好印象。アデバへのアシストもパーカーだったしね。
どちらもまだまだこれからでしょう。とりあえず、今後に期待を抱かせる動きをみせてくれただけで十分。

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ベイルの右はどうだろう?
長くなってきたので簡単に触れるが、この日はベイルが右でスタート。昨季も試合途中で左右を入れ替えたりすることはあったけど、スタートからってのは初めてじゃないかな?レノンの負傷で苦肉の策かもしれんが、あまり効果的じゃ無かった。現状だと、相手は右のベイルはあまり怖くないかもね。どうせ左に持ち替えるからそこだけケアしてれば事足りるもん。ここがベイルが一皮剥けられるかの試練って気もする。もっと右足使えるようになればね。イメージはダウニングみたいな。そうすれば突破力は良いもの持ってるんだから恐ろしい選手になるよ。
今のままだと左に置いとくのが無難。現にこの試合も左に移ってからマシになったし。そのまま右起用を諦めて左で使うか、彼の幅を広げる為に我慢して使うか。ここは考えどころではあるよね。今後要チェックって事で。

管理人採点&ザックリ総評(評価は5段階、最高5,最低1)
フリーデル5、エコト3、キング2、カブール3、ウォーカー3、ニコ2、モドリッチ3、パーカー3、ベイル3、アデバヨール4、デフォー4、リバモア3、ドスサントス-

悪いなりに何とか耐え凌ぎ、先制点を機に流れを引き寄せ、すぐにダメ押し、そして磐石に逃げ切る…と。タフなアウェーゲームで簡単な試合では無かったけども、辛抱強く戦い結果を出せたのは収穫と言えるかな。正直、前半の出来を見てこりゃ、やられるな~と思ったよ。でも、アデバの先制点でガラっと変わった。デフォーの追加点もグッジョブ。とりあえずは連敗を止めれて何より。この試合に関しては内容<結果だしね。3連敗でもしようもんなら辛抱足りないウチの会長が何しでかすかわからんもん(笑)アウェーなのに見に来てたし。
今週はミッドウィークにELのギリシャ遠征、週末には難敵リバプール戦と厳しい日程が続くけど、1つ勝ったんでこっから乗ってきたい。怪我人も多いがここは頑張りどころ。何とか離されないように喰らいついて行こう!

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25人の登録リスト&新ナンバー決定
Category: プレミアリーグ  
今夏の補強が終了し、とりあえず1月までのメンバーが確定。新加入選手のナンバーも決まってます。
プレミアリーグに提出した25人の登録リスト&リスト除外の若手メンバーはこいつらだ!ドン!

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※青地はホームグロウン適用選手、リストに入っていたアニックがL・オリエントへローン移籍した為24人

こうしてみると、補強自体は少ない割になかなか良いメンバー揃ってんじゃね?と思うんだけどどうかな?
FWにアデバヨール、MFにパーカー、GKにフリーデルとセンターラインをしっかり補強したことで、なんかこうピシっと締まったというか。勢いのある若手から渋さが光るオッサン(もとい、ベテラン)が程良くミックスされてバランスも良い。そして、この個性豊かな面子を束ねるのは就任4年目を迎えるハリー爺ことレドナップ。
その両脇を支えるのは熱血漢ジョー・ジョーダン(助さん)と戦術分析は任せろケヴィン・ボンド(格さん)
この水戸黄門も真っ青の息ぴったりなトライアングルが織りなす、絶妙なベンチワークも見所の一つ!
ハリー爺と愉快な仲間たちが今季もホワイトハートレーンを舞台に存分に暴れまわってくれることでしょう!

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2011 夏の移籍市場総括(3)
Category: 補強関連  
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前回に引き続き夏の移籍市場総括を。(1)、(2)を読んでいない方は出来ればそちらからおねげーします。

敏腕会長、ダニエル・レヴィ
我らがトッテナムの補強を語るうえで、避けては通れないのがクラブの会長であるダニエル・レヴィの存在。
当ブログでもこの名前を再三連呼しているし、賢明なスパーズサポの皆様はよくご存知でしょう。
2001年からクラブのボスとして君臨しているレヴィ会長だが、超がつくほどのインテリで交渉事においては非常に強か、加えてビジネスの手腕においてもかなりのキレ者。正直、一番敵に回したくないタイプです(笑)

で、このレヴィ会長、ザックリと言えば「金も出すけど口も出す」ことで広く知られており、まあこれだけ存在感のある会長もなかなかいない(苦笑)という人物。金を出すと言っても彼がポケットマネーをポンと出してるわけでは無いけど、彼がほぼ牛耳っていると言っても過言では無いほどに大きな権限と影響力を持ってます。
そんなレヴィ会長の補強における手腕、手法を良い面と悪い面の両方から考えてみようというのが今回の趣旨。
と言っても、もう10年近くも会長やってるのでそれら全てを対象にして振り返ってもキリが無いので、主に今夏の補強における動きにスポットを当てていくことにする。まあ、だいたいいつも同じ様な傾向があるのだが。

「安く買い、高く売る」土壇場の交渉術
今夏の補強のメインテーマは人員整理だったわけだが、そもそもスカッドが膨れ上がった一つの要因が彼の妥協しない頑なな姿勢にある。本来であれば昨夏、或いは昨冬に売却するべきだった数名の選手を少しでも高く売却しようと粘った事から売り逃し、ローン移籍でお茶を濁した事で、そのしわ寄せが今夏にドッと出てきた。
今夏に放出した選手は実に13名。そのうち若手のローンを除く8名中5名の放出を移籍市場最終日にまとめている。スパーズではもはや恒例行事ともなった土壇場の交渉だ。最後まで粘りに粘った甲斐もあって最終日だけで£2200万の売却益を引き出したわけだが、余りにもギリギリ過ぎる。もちろん水面下で交渉は続けていたのだろうが、それにしても動きが遅い。何とか交渉をまとめたから良いものの(それでも2選手はローン移籍に留まった)もし、また売り逃していたら余剰戦力を抱え込んだまま市場がクローズしているところだった。

獲得にしても毎年同じ傾向がみられる。昨夏は最終日にラフィーを電撃的に獲得(本当にリミットギリギリで交渉成立が際どかった)、昨冬にも最終日ギリギリでC・アダムにオファー(失敗)など、枚挙にいとまがない。
今夏も例に漏れずパーカーを最終日に獲得。£550万という好条件を引き出したのも、巧みな交渉の成せる業だが、仮にここまで引っ張って獲得失敗だったらどうだったか。余りにもリスクが高い交渉術に思える。
現にG・ケイヒルの獲得とドスサントスの放出には失敗。どちらも、もう少し早く動いていれば…と思わざるを得ない。特にドスサントスに関しては獲得を望むクラブが幾つかあったにも関わらず、移籍金を高く設定したことで売り逃した印象が強い。表向きには戦力構想内とのことだが、果たして本当にそうだろうか?

獲得が最終日近辺まで遅れるデメリットとしては既にシーズンが始まっても尚、体制が整わない点も挙げられる。本来は出来るだけ早く獲得し、プレシーズンの間で連携を深めるのがベター。現場を預かる監督からしてみれば、こうした補強の遅れはマイナスこそあれプラスの要素はほとんどない。EURO開催前に交渉をまとめたモドリッチの様な例もあるが、スパーズの補強のほとんどが8月、それも最終日近辺に集中しているのはあまり良い傾向とは言えないのではないか。早々に補強を終了し、熟成に時間を割いて好スタートを切ったマンUとは対照的だ。

会長主導による補強の是非
本来、補強の権限は監督にあるべきだ。補強を司るSD(ダイレクター)がいるならば話は別だが、そうでないなら監督が望む選手を獲るのに全力でサポートするのがボード(会長含む経営陣)の役目だ。スパーズも過去にはSDを置いていた時期がある。チェルシーに強奪されたアルネセン然り、現リバプールのSDを務めるコモッリ然り。
だが、一時期は上手く進んだが次第に問題が表面化してきて、遂にはレドナップ就任と時を同じくしてSDを廃止している。これはレドナップが監督就任の際に求め、それをレヴィ会長も容認したものだ。会長はSDを置いた体制を失敗だったと潔く認める旨の発言もしている。にも関わらず、今夏の動きを見てもレドナップにさしたる権限が与えられておらず、補強を取り仕切っているのはレヴィ会長、ほとんどが彼の主導であることは明白だ。

今回の総括の(1)でも触れた通り、レドナップの未来は不透明なのでレドナップ色の強い補強を避けたと見る向きもあるが、それにしても今夏(正確には昨夏以降)は余りにもその傾向が色濃く出ていたように思える。
レドナップ自身はあくまで「会長と同じ考えを共有して一緒に話を進めている」と語っているが、一方では事ある毎に「交渉を進めているのは会長であり、全て会長に任せている。成り行きは私には解らないよ」と繰り返し語っていたのはどこか不自然とも思えるほどだった。実は両者の間で上手く連携が取れていないのでは?と考えるのは勘繰り過ぎなのだろうか。少なくとも補強において良好な関係を築いてるようには見えない。
与えられた駒で結果を残すのが監督の仕事だが、責任を負うのもまた現場の監督だ。しかし、これほどに補強に「口を出して」いる以上、監督だけじゃなくレヴィ会長にも大きな責任があることを忘れてはいけない。

今夏のレヴィ会長の補強における評価
今夏は主力のモドリッチの慰留に全力を注ぎ成功、ローンとはいえ、アデバヨールのローン獲得にこぎつけ、レドナップの望むパーカーの獲得も実現(会長は最後まで高齢で転売が効かず、週給も高いパーカー獲得には消極的だったが…)したので、相変わらず動きはかなり遅かったけれど、全体を通してみれば体裁は整った。
レヴィ会長の諸々の交渉が見事であったのは間違いないし、彼だからこそ、多くの資金を費やさずに効果的な補強を実現したのだし、多くの余剰戦力から、本来望むべき以上の移籍金を手にすることが出来たのだ。

しかし、相変わらずの土壇場の補強政策でチームの始動を遅らせたのも見逃せない事実。サポーターに公言し、結果的には最後まで貫いたモドリッチ慰留にしてもこの夏は有限実行で自身の名誉を守ったが、ただ単にこの夏は売り時では無いと判断したに過ぎないかもしれない。なぜなら彼が何より優先するのはクラブにとっての(金銭的な)損得に他ならないからだ。彼の補強におけるスタンスは概ね正しい。今夏の補強だって十分に合格点を与えられていい。だが、それは同時に大きなリスクを伴う戦略である事も、僕らは胸に留めて置く必要があるだろう。

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2011 夏の移籍市場総括(2)
Category: 補強関連  
前回に引き続き夏の移籍市場総括を。前回を読んでいない方は出来ればそちらからおねげーします。

今夏のモドリッチ移籍騒動の顛末
モドリッチの突然の移籍希望発言に端を発し、この夏の間中ずっと報じられ続けたモドリッチ移籍騒動。多くのスパーズサポの皆様がヤキモキさせられたことでしょう。「彼はクラブに必要な選手、絶対に残すべき」「いやいや、移籍希望の選手を残してても意味ない。ここは売却してその資金で補強を…」云々。連日のようにメディアは憶測を並び立て、それに釣られるように喧々諤々の議論が続き、色んな想いを抱きながらの3ヶ月間だった。

結果は皆様ご存知の通り「残留」。クラブはチェルシーからの執拗な誘いに屈せず、断固放出拒否の姿勢を採り続けたが、それを最後まで貫き通した形だ。チェルシーからの公式なオファーは3度。£2200万、£2700万、そして移籍市場最終日前日には£4000万と怒涛の攻勢をかけてきたが、どれも跳ねつけた。過去に同様にビッグクラブから主力引き抜きの脅威にさらされたケースでは結局最後には折れてやむなく放出してきたスパーズだったが、今夏は最後まで守り抜いた。半ば放出を覚悟していた自分にとっては少々の驚きとと共に、『簡単には主力を流出させない』という断固たる意思を見せ、それを最後まで貫き通してくれたクラブの姿勢が嬉しかった。

主力流出に怯える根本的な問題
今回の騒動における根本的な問題の解決がなされたわけでは無い。あくまで、今夏の放出を阻止できただけであって、この騒動は恐らく今冬、或いは来夏に再び降りかかるはずだ。今夏以上の脅威を伴って確実に訪れる。
移籍を志願したモドリッチの主張はこうだ。『常にタイトルを争えるクラブへ行きたい』。代理人に唆された可能性もあるが、恐らくは本音だろう。残念ながら今のスパーズにその野望を叶えるのは難しい。彼の気持ちも理解は出来る。そして、ステップアップの希望と共に、捨て切れないであろう待遇面での魅力。これも厄介だ。
モドリッチに提示された週給は現在のおよそ3倍に当たる£13万だったという。彼のこれまでの言動から考えても金で釣られるとは考えにくい。だが、彼とて人間。目がくらむ様な大金が手に出来るチャンスが目の前に転がり込んできたとしたらどうだ?そのチャンスに飛びついたとしても、果たして僕らは責めることが出来るだろうか?

スパーズは、週給に関しては厳しく制限を守っている。クラブのトップレベルでも週給£6万程度。他のクラブの主力のほぼ半分、選手によっては3分の1に過ぎない額しか提示する事が出来ないのが現状だ。無論、クラブの財政規模を考えればこの方針は否定出来ない。むしろ、それによって大きな負債を負うこと無く安定した経営状態を維持しているのだから肯定されて然るべきなのだ。だが、今後主力を維持していきたい、或いは他のクラブから能力ある選手を引き抜きたいと考えた場合、これは大きな障害になり得る。事実、過去も、現在もなっている。
待遇面の改善(具体的には提示する週給の上限を引き上げ)がなされないうちは、根本的な解決にはならない。
僕はそう考えている。そして、待遇面の改善には新スタジアムの建設が不可避だ。CLに常時出場して収入を確保し続けるのは現実的には難しい。それならば、入場料収入を上げるしか無い。今後ビッグクラブと伍していく野望があるなら、主力の引き抜きに毎度怯える現状を脱したいのならば、36000人収容のWHLは余りにも小さい。

過去からの脱却に小さな一歩
モドリッチを慰留出来たクラブの努力は素晴らしい。会長も意思を曲げず、最後まで貫き通したのは賞賛に値する。過去と同様にこの夏あっさりとモドリッチを放出していたならば、やはりスパーズは『選手を売るクラブ』から抜け出せないのか…とファンを落胆させただろうし、クラブに所属する選手たちにもゴネれば自身の希望が通るという『ゴネ得』がまかり通るのを許すことにもなる。断固とした姿勢を示したのは非常に有意義だと思う。
だが、今夏のモドリッチ移籍騒動はこの夏だけの問題では無い。そして、それはモドリッチだけではなく、ベイル、サンドロら今後ビッグクラブから狙われるであろう選手たちにも、降りかかってくるかもしれない問題だ。

今回の騒動は、現状のままでは同じ悩みをまた経験することになるんだという事実を、改めて再認識させられる出来事だったと思う。だが、ひとまず大きな山を乗り越える事は出来た。今までは乗り越えられなかった山を。
今回の慰留成功の件だけをもって、スパーズが『主力選手を手放さざるを得ないクラブ』から脱却出来たとは思えない。それでも、『ビッグクラブの思うがままに簡単には屈しない』という実績を、今回のモドリッチ移籍騒動を一つのモデルケースとして積み上げることが出来たのは、今後に向けて一歩前進と言えるのかもしれない。

その一歩を更に進めるにはスパーズが選手にとって魅力あるクラブで在り続けることだ。お金の問題は今すぐにはクリア出来ないだろう、だがピッチに立つ選手たちが「ここのクラブで上を目指そう」と思えるクラブになるために出来ることはあるはずだ。そして、それは他ならぬ選手達次第。自分たちが信念を持って結果を残す事に全力を尽くす。その積み重ねが自信に、引いてはクラブの明るい未来に繋がる。そんな流れが生まれればいいな。

今回はこんなところで。次回の(3)ではクラブの補強に大きな影響力と権限を持つダニエル・レヴィ会長の手腕、補強政策の良い面、悪い面を今夏の移籍市場での動きと併せて考えてみることにする。

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2011 夏の移籍市場総括(1)
Category: 補強関連  
喧騒に包まれた夏の移籍市場も9/1をもってクローズし、とりあえず冬までの陣容が確定した。ようやく落ち着きを取り戻したところで、忘れないうちにトッテナムの今夏の移籍市場の総括を3回に分けてお届けする。

獲得&放出
今夏の最大のテーマは膨れ上がった人員のスリム化であったが、ローン含めて大量13選手を放出。余剰戦力の整理と若手有望株の修行先の確保を同時に進め、財政を圧迫していた給与コストの削減を実現した。尚且つ、「出来るだけ高く」の粘り強い交渉で一定の売却益を得る事が出来た。獲得に関しては懸案のFW補強をアデバヨールのローン獲得で補い、中盤のレベルアップは実力者パーカーを加える好補強を実現。複数クラブとの交渉の末に売り逃したドスサントスと、最終日に獲得に迫ったG・ケイヒルは失注したものの、チェルシーからの執拗なモドリッチ強奪工作にも常に主導権を握ってコントロールして阻止。獲得、放出共に成功、90点は与えてもいいだろう。

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(移籍金額は推定)

ローン獲得の2名を含む合計6選手を獲得したが、費やした移籍金はわずか£700万余りというドケチぶりを発揮。多額の移籍金を費やした他のクラブ(※)を尻目に、限りなく少ない予算でのピンポイントの補強に留まった。

※今夏のプレミアリーグ主なクラブの資金増減(金額は各紙によりバラつきがあるのであくまで目安)
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これを見ても今夏のスパーズがどれだけ倹約だったのかが一目瞭然。よくどこそこは金満だのなんだのと、各クラブのファンが罵り合ってるのを目にするけど、僕に言わせれば『同じ穴の狢』。まあ、お隣りの場合は主力中の主力を2名も抜かれてパニックバイに走ったので理解も出来るが、それでも費やした金額見れば大概です。
まあ、僕は資金投入するのを卑怯だ何だと批難する気も無いし、それ自体クラブの力だと思ってるので、他をとやかく言うつもりはない。ここで言いたいのは他と比べてスパーズがいかに金を使わなかったかという事で。

使えなかったのか、使わなかったのか?
この夏のスパーズはおとなしかった。資金もほとんど使っていない。使えなかったのか、使わなかったのか?
恐らくは後者だと思う。無論、上で例を挙げた5クラブと対等に渡り合う程の資金投下は難しいし、来るべき新スタジアム建設計画を見据えて多少は財布の紐を閉じたのは事実だろうが、それでも昨季はCLに出場しておよそ£3000万余りを手にしているし、クラブの財政状態も概ね良好。使える資金はそれなりにはあったはずだ。
多少の獲得失敗は考慮したとしても、何らかの思惑があって積極的な投資を控えた…と考えるのが妥当だろう。

燻る1年後のレドナップ退任の噂
ここからの話はあくまで憶測。1年後の2012年夏、EUROを機に退任が予想されるイングランド代表監督カペッロの後釜に現WBA監督ロイ・ホジソンと共に有力な公認候補としてハリー・レドナップの名前が挙がっている。
ハリー爺は常々代表監督への意欲を口にし、『もしオファーがくれば断れない』魅力的な仕事と語っている。
一方で、スパーズで指揮を執り続ける意欲も満々なわけだが、クラブは彼がイングランド代表監督就任でスパーズを去るという決断を下した場合に備え、後任監督へのスムーズな移行が出来る下地を整えているともとれる。
今夏は大幅な変化を避け、改革があるかもしれない来夏を見据えて資金をプールした可能性も考えられる。

この夏の間中、ハリー爺はレヴィ会長に対して積極的な補強を求め続けたが、会長の腰はどこか重たかった。
その微妙なギクシャク感は、レヴィ会長との間に補強方針を巡る対立があるのでは?と噂されたほどだ。
最終日にハリー爺が熱望したパーカー獲得にこぎつけたものの、ハリー爺の補強における権限がさほど強くない事は傍から見ても明白。この辺の事情を鑑みても、クラブは資金の使い時を慎重に測っているとも言えそうだ。

今回はここまで。次回の(2)ではこの夏のもう一つの関心事であったモドリッチ移籍騒動の行く末と、この騒動と切っても切り離せない、現状のトッテナムが抱える根本的な問題を考えてみたい。

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”闘将”パーカー獲得
Category: 獲得・放出  
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「闘将」そう呼ばれる選手は古今東西、数多くいれども、こと現在のイングランドにおいてこの選手ほど「闘将」という表現がピタリと当てはまる選手もそうはいない。スコット・パーカー。齢30にして円熟味が増し、ここ数年およそキャリア最高とも思えるパフォーマンスを維持し続けているイングランド屈指のCMFが遂にスパーズに加入した。契約年数は不明だが、一部報道によれば移籍金は£500~600万程度とみられている。

遂に。そう、遂に…である。これまでスパーズは何度も彼の獲得を試みてきた。数え上げればキリが無い程に。だが、その度に移籍金や週給、その他諸々の事情で獲得が叶わず、あと一歩の所で逃し続けてきたのだ。
そして今夏。ウエストハムがチャンピオンシップへ降格したことで、彼自身がクラブに「トランスファー・リクエスト」を提出することでトッテナム移籍が実現。プレミアリーグでのプレーを望む彼の苦渋の決断だった。

僕自身、とても好きな選手で、パーカーがいつかスパーズに加わってくれたらな…と熱望し続けていたので、今回獲得が決まった時は本当に、本当に嬉しかった。幼い頃からの熱烈なスパーズファンのパーカーが、スパーズのユニフォームを身に纏ってプレーする…。想像するだけでワクワクが止まらないんだけど、なんだか夢のようで、未だにちょっと実感がわかないというか、何というか。とにかく、今はまだ心がふわっふわしてる(笑)

闘志を前面に押し出すプレースタイルに、強烈なリーダーシップ。ピッチに立てば「常に100%全力を尽くす」
誰もが口を揃えてこう評する、彼の加入はトッテナムにとっても非常に心強い。中盤の底でのハードワークにとどまらず、展開力だったり、試合を決定づけるチャンスを演出するような攻守両面においての期待値は高い。
何より僕が彼を一番買っている点は、チームが良い時だけではなく、チームが悪い状態の時においても力を発揮出来るところ。最後まで諦めず、決して試合を捨てない。そんな強靭なメンタリティーは現在のスパーズに決定的に欠けている部分。クラブの精神的支柱としても、その存在感を遺憾なく発揮して欲しいと願っている。
ようこそ!パーカー。スパーズを選んでくれてありがとう!その熱いハートでスパーズを引っ張ってくれ!

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右サイドを駆け上がった熱き魂
Category: 獲得・放出  
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クラブ公式サイトにてDFアラン・ハットンのアストンヴィラへの移籍が発表された。一部報道によると移籍金は£400万、契約年数は4年とのこと。2008年1月にグラスゴー・レンジャースより加入後、スパーズでは66試合出場、2ゴール。攻撃的な右サイドバックとして果敢な攻撃参加で数多くの熱いプレーを見せてくれた。

ハットンのプレーを今改めて振り返ってみると、いかにもトッテナムらしい選手だったな~という印象なんだよね。良い時はもの凄く良くって、悪いときはとことんダメで(笑)そのギャップの大きさたるや。コンスタントに安定した働きとは無縁な存在。実はそれこそが、僕が彼をどこか憎めなくって好きだった理由なのかもしれない。

良い時のハットンには何とも表現し得ない凄みがあった。ダイナミックにライン際を攻め上がり目を見張るようなブリリアントなクロスを放り込む。チームが苦しい時でもなんのその。上がる。とにかく攻め上がる。
そんで、カットイン。どフリーになってる味方がいるのに、空気も読まず自らエリア内に突っ込んでいく(笑)
でも、彼がボールを持って気持ちよく攻め上がってる時はなんだかワクワクしたもんさ。何か、僕らが想像出来ない何かをやらかしてくれるんじゃないか…と。闘志を前面に剥き出す数少ないファイターでもあった。

加入当初こそ鋭い守備でレギュラーに定着したものの、若手の台頭やチョルルカの加入、彼自身も調子の波が大きいせいか今ひとつ信頼を勝ち取れず、久しぶりに巡ってきた機会でも簡単に裏を取られて失点に繋がったりで、どんどん出番も減っちゃった。でも、僕はいつも彼をもっと使って欲しいな~という気持ちを捨てきれずにいたよ。お世辞にも守備が堅いDFでは無かったけど、それを上回る魅力を確かに持っていた、そんな選手だったから。

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彼がまだ加入したばっかりだった頃、パーティーでグデングデンに酔っ払ってふらふらだったキングに肩を貸して支えて介抱していたのが懐かしい。思えば、あれがハットンを好きになったキッカケでもあったな。あ~こいつはいい奴に違いないって(笑)そんな彼だから、きっとアストンヴィラに行っても愛されると思うんだ。

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さらば僕らの心優しきダイナモ
Category: 獲得・放出  
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クラブ公式サイトにてMFウィルソン・パラシオスのストーク・シティへの移籍が発表された。
一部報道によれば移籍金は£800万、契約年数は4年とのこと。2009年1月にウィガン・アスレティックから加入後、スパーズでは通算85試合出場、1ゴール。中盤の潰し屋として守備の立て直しに貢献してくれた。

08/09シーズン、スパーズは開幕から絶不調で降格圏を彷徨っていた。前任の指揮官ファンデ・ラモスに代わり招聘されたレドナップが最初に着手したのは崩壊していた守備組織の整備。そんなレドナップが就任後最初の移籍市場で真っ先にサインしたのがパラシオスだった。それまでのスパーズは巧い選手や速い選手はいたが、ピッチで誰よりも汗をかき、時にはカードを覚悟してでもピンチの芽を摘むような、所謂「汚れ仕事」を引き受けてくれる中盤の潰し屋が欠けていた。彼が入ることで中盤の守備が強固になり、スパーズの守備はみるみるうちに改善していった。僕自身もそんなチームを見るにつけ、彼のような存在の重要性を改めて認識させられたものだった。

「MFに必要な能力を全て兼ね備えた選手」とはハリー爺さんが、彼を評した言葉。最大級の賛辞と言っていい。
ちょっと大げさな表現ではあるけども、厳しい守備だけではなく、時には前線に猛然と駆けていく「Box-to-Box」の選手として高い能力を備えた良い選手だった。顔に似合わず(笑)足元の技術も高くてね。それが仇になって、たまに余計にキープしすぎて大きなピンチを招いたりもしたのも今となっては良い思い出だったりで。

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すきっ歯で愛嬌のある笑顔が印象的だったけど、その裏ではずっと大きな悲しみを抱いてのプレーだった。兄弟が誘拐され、遺体として発見される悲劇。深夜、遠征先のホテルでその報を受けた彼は、すぐに母国へ立ちたい気持ちを抑えてレドナップが起きるまでロビーで朝まで待ったという。彼はそんな男だった。クラブは無期限の休暇を与えたがすぐに帰国し、チームに合流、悲しみをひた隠して笑顔でピッチに戻ってきた。強く、心優しき男。
加入当初に比べて貢献度は下がってきてたけど、チームには数少ない貴重な守備のスペシャリストだっただけに、正直放出するには惜しいよな…と思う。ブリタニアでも頑張れよ!チームの苦境を救ってくれてありがとう!

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クラウチーの旅は続く
Category: 獲得・放出  
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クラブ公式サイトにてFWピーター・クラウチのストーク・シティへの移籍が発表された。一部報道では移籍金は£1000万(活躍次第で+£200万)とのこと。2009年7月にポーツマスより加入後、スパーズでは通算93試合に出場して24ゴール。その201cmという規格外の高さで幾度もチャンスを作り出し、WHLを沸かせてくれた。

彼が練習生としてスタートとし、初めてプロ契約を結んだのがトッテナムだった。でも、出場は出来ないまま移籍。以後、多くのクラブを渡り歩きながら着実にステップアップし、イングランド代表まで登りつめた。
そんな彼が運命の糸に導かれるようにトッテナムへ復帰。幼き頃共に汗を流したキングとの再会。彼にとっても感慨深かったんじゃないかな。事ある毎にクラブへの愛情を示してくれて、プロの見本の様な選手だった。

FWにしては得点力がそれほどあるわけではなかった。その尋常じゃない程の高さの割にヘッダーでのゴールも少ない。空中戦の競り合いは強いけど、相手の肩に手を置いて飛ぶ癖があってすぐにファール取られちゃう。
そんな彼を見る度にほんの少しの頼りなさも感じていたけど、それ以上に彼がその「高さ」でチームにもたらしてくれるものが心強かったのも確かだ。ゴールが少なくて多くの批判にさらされた。夢の舞台CLでは退場して、戦犯扱いもされた。でも、一昨季のマンCとの4位を賭けた大一番、CLプレーオフで絶体絶命だったヤングボーイズ戦、思い返せばこの2年間、クラブの歴史を変える重要な、極めて重要なゴールを叩き出したのは彼だった。

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今回のストーク移籍で所属するクラブは8つ目となる。そのいずれもでインパクトを残してきた彼の事、きっと存在感を発揮するに違いない。前線への放り込みが武器のストークに彼の高さ。考えるだけで面白いじゃないか。決してステップダウンでは無い。その実力を請われての移籍。彼の旅は続く。愛されクラウチーに幸あれ。

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