トッテナムを温かく・時に厳しく見守るブログ

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適材適所ノススメ~其ノ壱~
Category: 選手の話  
トッテナムはリーグ戦3連敗中と目下絶不調に陥り、序盤戦に稼いだ貯金を一気に吐き出しつつある。未だチェルシー、アーセナルを抑えて3位をキープしているものの、流石に3連敗となると若干ムードが悪いのは事実。
この3連敗の相手はアーセナル、マンU、エバートンといずれも強豪揃い、加えて2試合はアウェーなので簡単な3連戦では無かったし、内容自体も0-2からの大逆転を喫したNLDはともかくとして、それほど悪いわけでもない。
だが、結果として勝てないどころか1ポイントも稼げていないのが何とも不思議であり、それだけに悔やまれる。

ハリー爺の起用法、采配に疑問の声も挙がっているが僕自身は全面的に賛同はしない。それはエバートン戦でのマッチレポで軽く触れた通り。だが、結果が出ていない以上は悠長な事も言ってられないし、何らかの修正を施さなければならないという旨の意見には同意だ。修正の鍵はどこにあるのか。キーワードは「適材適所」。
両サイドの人選は?CMFコンビのベストチョイスは?はたまた前線の組み合わせは?2回に分けて考えてみたい。

レノン不在のリスク
今季のスパーズは基本的にアデバヨールを1トップに据える布陣を採用してきた。しかし、3連敗中に通して用いられたのは4-4-2。5-0と大勝したニューカッスル戦の戦い方を活かそうといういう意図だろうが、これが思いの外上手くはハマっていない。一番大きな影響を与えているのが右サイドのスピードスター、レノン不在だ。度重なる怪我でコンスタントな出場が出来ないでいる彼を欠く事で、サイド攻撃の迫力が失われている。

彼がサイドに収まっていればそれほど頭を悩まれる事はないはずだ。だが、定期的に不在を余儀なくされることで、その都度微妙に戦術の修正を余儀なくされている。今回のテーマを考えるにあたり前提となるのが彼の不在であり、「レノンの穴をどういう形で埋めるのか」の答えこそが、今のスパーズに必要なものなんだろうな…と。
純粋なサイドアタッカーがいればレノンが抜けても大きく戦い方を変える必要が無い。そういう意味では、冬の補強を見送った(ピーナールをローンで出してむしろ層が薄くなった)ツケが回ってきたとも言える。

両翼の人選はシステムと役割を考えるべし
まず、直接的にレノンの穴を埋める右サイドの人選から。エバートン戦ではベイルが、アーセナル戦ではクラニチャールが起用された。その他にもラフィーの起用やモドリッチのコンバートなど選択肢は多い。だが、そのどれもが一長一短で、これだ!と強く推す要素には乏しい。適材適所を考えるうえで切り離せないのが、用いるシステムとサイドにどのような役割を与えるか。そして、この2つのバランスだ。これがチグハグなのが今のスパーズ。

1トップの場合
今季基本的な構成である1トップの下に3人の攻撃的MFを並べる布陣の場合、ある程度自由なポジショニングが許されるし、求められるのは流動性。極端に言えば右サイドに誰を置いても構わないと思う。特にベイル、ラフィーはフリーダムな動きになるので、前線のアデバヨールを含めて柔軟にポジションを入れ替えていけばいい。
サイド突破はあくまでアクセントで、トップ下の3人が流動的に動き回る事で活路を見出していく形。

2トップの場合
4-4-2の場合、どうしても戦術的な柔軟性には乏しい。サイド突破からのクロスが多くなりがちになるし、それがスムーズにいかないとサイドが消えてしまう。ベイルを右に置く事自体は彼の成長を促すためにも悪くないと思うし、利き足と逆の選手をサイドに配してカットインしてのシュートを狙うのはトレンドの一つ。ロッベンだったりA・ジョンソンみたいな使い方。恐らくレドナップもそれを期待してのベイルの右サイド起用だと思う。だが、よりスムーズに4-4-2のサイド攻撃を生かすならベイルを左に置いたほうが無難だ。少なくとも左から突破してのクロスならば計算は出来る。長期的な視野で見てベイルの成長を促し、チームの総合力を上げるならばベイルが右も左と遜色無くこなせるようになるのがベスト。だが、今は目先の結果が欲しい。それならシンプルに左だ。
で、右は悩むんだけどニコかな。モドリッチもいいけど、彼はCMFで使わざるを得ない(詳細は次回)。

結論:ベイルは1トップならフリーダム、2トップなら左サイドに張らせる
アデバの下にベイル、ラフィー、ニコを並べるか、ベイルを左に固定する4-4-2がいいと思う。
現時点では個の突破に重点を置く4-4-2なら左でベイルが崩す形を徹底するのが無難。要は役割とシステムを合わせるのが大事。1トップならラフィーを軸に中盤の流動性で、2トップならベイルの左からの突破で崩す。

今回は主に右サイドの人選とベイルの生かし方を軸に考えてみた。次回はCMFと両SBの役割について。

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代表主将の資質
Category: 選手の話  
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今週はちょいと忙しく更新が途絶えてしまって申し訳ない(笑)なかなかスパーズ関連情報も追えずじまいのここ数日だった(とはいえ、特に大きなニュースも無かったけど)んだけども、ミッドウィークにあったイングランド代表の親善試合(対オランダ代表)はチェック出来たので、雑感を。ついでに、代表主将の人選についても少々。

親善試合の結果は2-3での敗戦。まあ、親善試合なので結果は取り立てて重要ではないので、特にあれこれ言う事は無いんだけども、良い面と悪い面の両方が垣間見れて意義ある一戦になったんじゃないかな~と思った。

収穫と課題
良い面を挙げれば、本大会でも最初の2戦を欠場する絶対的エースのルーニー不在の中でFWをどうやり繰りするか?という命題に一定の答えが出た点。本来であればキャロルが一本立ちしてもらわんと困るんだが、あいにくクラブでも不調で代表漏れ、ベントも今季絶望の負傷でアウト、これまで代表を支えてきたデフォーやクラウチらも招集外とあって、若手を試したのだが先発起用されたウェルベック、途中出場のスタリッジが共に見せ場を作り、及第点の働きを見せたのは明るい材料だろう。サプライズ招集のキャンベルはイマイチだったけれど、若手でイキのいい連中がノビノビやっていて好印象だった。彼らは本大会でも十分メンバー入りを果たせるのではないか。

悪い面ではやはり守備陣の頼りなさ。M・リチャーズはロッベン相手に奮闘していてよくやっていた方だけど、G・ケイヒル、スモーリングのコンビはバックラインからの繋ぎの稚拙さも含めてまだ絶対の信頼は置けない。テリー、R・ファーディナンド、A・コールらベテラン陣が軒並み衰えてきてるので世代交代が急務と言えるが、まだ帯に短し襷に長しって感じかな。期待のベインズも攻撃面では良さを見せたが、軽い守備も顔を覗かせたりで何とも言えん。P・ジョーンズは大いに期待出来そうな逸材だけど、本大会で誰をチョイスするかは悩ましいかもね。

主将の人選
細かな戦術の修正、メンバー選考などもこれからの3ヶ月余りで詰めていく必要はありそうだが、現在のイングランド代表は肝心要の軸が定まっていないというか、最も重要な部分が不確定であるのが一番の問題だと思う。
すなわち、代表監督の選考ならびに代表主将の人選だ。EURO本大会が間近に迫ってるのに監督も主将もしっかりと決まっていないというのがもはや異常事態。代表監督人事についてはスパーズにも大きく影響を及ぼす事項なので、近況もあわせて後日に別の形で触れる事として、今回は代表主将を誰にすべきか?という点に焦点を絞る。

結論から先に述べるが、この日暫定的に主将を務めたスコット・パーカーにEURO本大会でも主将を託すべきだ。
パーカーのこれまで代表キャリアは決して輝かしいものでは無かった。代表にコンスタントに招集されるようになったのも最近の事だし、ほぼ同世代の選手(ジェラード、ランパードら)に比べて圧倒的に国際舞台での経験が足りない。それでも、彼の持つリーダーシップ、誰からも模範とされる人格にプロフェッショナルな姿勢、どんな試合でも決して手を抜かない献身的なハードワーク…どれを取っても代表主将に必要な資質を兼ね備えている。
僕がスパーズサポだから、パーカーが好きだから推しているのでは無い。彼ほどの適任者が他にいるだろうか。
守護神に定着したハート?確かに悪くない。ジェラード?確かに生まれ持ってのリーダーだ。ルーニー?主将に抜擢することで奮い立つものもあるだろう。だが、現在のイングランド代表の面子を見渡した時に、心身ともに充実し、アームバンドを巻くに最も相応しい男は誰だ?と問われれば、僕は迷うこと無くパーカーの名を挙げる。

最後にパーカー自身の代表主将に対する想いを表すコメントで締めようと思う。

代表主将を任されて格別の想いさ。子供の頃からずっと夢に思い描いてきたし、こんなに誇らしいことは無い。同じように夢を描く子供たち、多くの若者の想いを代弁出来ただろう。正直、自分でも叶うとは思っていなかったけれど、代表主将を務める役割を果たせて、本当に、本当に心の底から誇らしい気持ちで一杯さ。
(スコット・パーカー)
苦労人のパーカーが、EURO本大会でアームバンドをその腕に巻き、先頭で入場する姿を見たい!

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パットが讃えるブラッド
Category: 選手の話  
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今季のスパーズの快進撃を支えている一人が、今夏にアストンヴィラからフリー・トランスファーで加入した40歳のアメリカ人GKブラッド・フリーデルだ。昨季まで3シーズンに渡り守護神として君臨したゴメスを押しのけて新守護神の座に就いた「鉄人」は、自身の持つプレミアリーグの連続出場記録を更新しながら、すこぶる安定したパフォーマンスを披露し続けてくれている。ここまで22試合を消化してチームは24失点。これはマンC、マンU、リバプールに次ぐ好成績で、攻撃陣にスポットが当たりがちなスパーズの今季の好調が実は守備陣の頑張りであることを示している。また、それら失点の数々を振り返っても彼自身にはほとんど責任が無い失点だったりする。

そんなフリーデルの活躍をスパーズのレジェンドも讃えている。スパーズでかつて13シーズン(1964~1977)という長きに渡ってプレーし、数々のタイトル獲得に貢献した伝説の守護神、パット・ジェニングスだ。現在はスパーズのGKコンサルタントを務めているジェニングスは、今季活躍しているフリーデルについてこう語っている。

ブラッドの活躍はアンビリーバブルだ。欠場も無い連続出場記録を300試合に伸ばそうとしているなんて、もの凄い偉業だよ。彼の歳でこの偉大な記録。今後、同様の記録を打ち立てる選手が現れるだろうか?
彼は豊富な経験を生かして実力を示している。チームに多大な貢献をもたらしてくれているね。
(ジェニングス)

良いGKなのは彼が敵として立ち塞がっていた時から解ってはいたんだけど、こうしてスパーズの守護神としてゴールマウスを守る姿を見て、改めて彼の凄さを実感すると共に、彼が守っていれば大丈夫だ!という安心感を覚える。やや守備範囲が狭いことと、キックの精度がイマイチ(というか単調)なのが難点だけど、そんなものは重箱の隅をつつくような指摘であって、彼の今季のプレーぶりにはケチがつけられない。正直、想像以上というかね。
契約はあと1年半残っているけど、彼の連続出場記録がどこまで伸びるか楽しみだ。これからも頼むぜブラッド!

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開花の兆し
Category: 選手の話  
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その身体能力の高さとポテンシャルを秘めながら、ここまでどこか伸びきれず、その才能を持て余してきた一人の男がいる。ユネス・カブールである。フランス代表の下部年代で主将を務めるなど若くして将来を嘱望された、言わばエリート。だが、そんな彼もクラブではなかなか芽が出なかった。オセールで頭角を現し、2007年にトッテナムに移籍。順風満帆な未来が待ち受けているはずだった。しかし、自身の力を証明することは叶わず、わずか1年でポーツマスに放出された。ここまで着実にステップアップを重ねてきた彼には大きな失望だったに違いない。

その時、ポーツマスを率いていたのが、現在スパーズで指揮を執るレドナップ。凡ミスは多かったものの、その当時から才能を買っていたハリー爺はスパーズに仕事の場を移した後にも呼び寄せた。スパーズに2度目の加入を果たした以降も、1度目の時期よりかはミスが減ったものの、あくまで序列はバックアッパーの域を脱する事が出来ずにいた。キング、ドーソン、ギャラスらの影に隠れ、いつしかSBとしての起用も増えていた。
だが、そんな彼に転機が訪れる。今季、開幕早々に昨季のCBファーストチョイスだったドーソン、ギャラスが相次いで負傷離脱したのだ。そんな危機を救ったのがカブールだった。開幕から14節までフル稼働。キング、バソング、復帰したギャラスと、コンビは変わってもすこぶる安定した守備で好調なチームを影で支えている

元々、人に強く、空中戦には絶対的な強さを誇っていたが、今季は判断力が増し、的確なカバーリングや正確なフィードも発揮するようになった。何より感じるのが精神面での成長。これまでは、どこかバタバタし、慌てる素振りが目立ったが、今季はどっしり構えてる。焦って追い回して、相手を引っ掛ける悪癖が消えつつあるのだ。

長期離脱していたドーソンの復帰は近い。キングも昨季以上にコンディション調整が上手く行っており出場を増やしてる。カブール自身もまだ完全に独り立ちしたと太鼓判を押すのは早いのかもしれない。だが、一つだけ確かなことは現在の彼は、昨季までの彼じゃないという事。そして、ドーソン&キング、或いはギャラスのコンビに割って入るほどの実力を備えつつあるということだ。燻り続けた大器の、溢れんばかりの才能が開花しつつある。
これが本格化への兆しなのか、一過性の好調なのか。今季の彼を見ていると、前者と信じて疑わない自分がいる。

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トップ4に導くためにここにきた
Category: 選手の話  
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今夏にマンチェスター・シティーからのローン移籍という形でスパーズに加わったエマニュエル・アデバヨール
ここまで9試合に出場し、5ゴールと信頼に応えている。かつて宿敵に在籍したこの男の加入にサポーターの多くは複雑な反応を示した。だが、その確かな得点力、懐の深さと靭やかなボディーバランスを生かした前線での巧みなボールキープで瞬く間にスパーズサポの心を掴んでいった。人種差別的な侮蔑を含んだチャントを浴びせたのも今は昔。スパーズの白に身を包んだ、このトーゴ人ストライカーを嘲る者など、もはや存在しないであろう。

当のアデバヨールはこう語る。『スパーズをトップ4に導くためにここにきた』と。彼の加入以降、9戦して8勝1分け。その力強い言葉に違わぬ活躍を、多大なる貢献をしてくれている。彼の加入によって、スパーズはまた一段高いレベルに上った、そう言っても決して過言では無いほどに、現在のチームは昨季までのチームから大きく変貌を遂げた。彼こそがスパーズに足りない「最後のピース」のだったのかもしれない。そう思える程に。

昨季まではどこか不安定で、面白みに欠けた1トップの布陣が今ではプレミアでも最高レベルの面白さと爆発を秘めるスタイルへと変化したのは、彼の存在あってこそ。ピッチ中央でのポストワークに留まらず、精力的にサイドに流れてボールを受ける事で、多彩な中盤の力を思う存分引き出している。それだけではない。前線からの守備も決してサボらず、懸命にプレスをかけ、諦めず追い回す。そんなハードワークが僕らの心を打っているのだ。

ここには素晴らしい監督がいる。僕はここにきて、ようやく自分を取り戻すことが出来たと感じているんだ。もちろん、自分がプレーするのはお金を稼ぐ為さ。だけど、一番大切なのは自分自身が楽しめるかどうかだ。今後どうなるかは分からない。それは両クラブが解決を探る事だからね。僕はただトップ4という目標に向けて全力を尽くすのみ。それが出来なければ失敗さ。大きな信頼で迎えてくれたスパーズに報いたいんだ。
(アデバヨール)

出来ることならば彼を今後もスパーズで見ていたい。だけど、現実的に考えると非常に難しいのが現状だ。
彼の週給は£17万。スパーズのトップクラスの約3倍だ。仮に完全移籍で獲得に動くとする。マンCはもはや彼を構想に入れるとは考えづらく、移籍金に関しては多少なりとも減額出来るとは思う。恐らくは£2000万以下でも応じるだろう。だが、給料の問題は簡単にクリア出来るだろうか。スパーズだと出せてもせいぜい£7~8万というところ。およそ半額になる給料ダウンを彼が呑む事が要件となってくる。いくら、スパーズでのプレーを今は心から楽しんでいると言っても、給料が半分以下となってもなお、スパーズでプレーしたいと言ってくれるだろうか。
いくらなんでもそこまでは望めないし、彼が首を横に振ったとしても僕らは責めることなど出来ないはずだ。

今はまだこの話は早いかもしれない。彼もまた今は目の前の戦いに集中し、全力を尽くしてくれている。
「スパーズのアデバヨール」を1試合、1試合、目に焼きつけたい。心からプレーを楽しんでいる彼の姿を。
リーグ戦は残り27試合。まだ道は長く険しい。CL返り咲きに向けて、アデバヨールとトッテナムの戦いは続く。

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環境を変える時期
Category: 選手の話  
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不遇の時期を過ごす二人
10試合を終えて、7勝2敗1分けで5位と好調なトッテナムだが、その好調の輪にどこか加わる事が出来ず、もがき苦しんでいる選手がいる。ジオバニ・ドスサントスロマン・パブリュチェンコだ。共にプレミアリーグでは短い時間の交代出場に留まり、起用はもっぱらELや国内カップ戦に限定されている状況だ。それでも、パブは2ゴール、ジオは1ゴールを記録しているものの、戦力として計算されているとは言い難い。FWは新加入のアデバヨールがファーストチョイス、トップ下でラフィーが起用され、6ゴールをあげているデフォーでさえサブに回る事が多いのが現状。よほどの事が無い限りこの序列が変わるとは考えられず、パブとジオにとっては辛い日々が続く。

無論、黙っていてもチャンスが巡って来る程に、プロの世界は甘くない。例え、練習で良いアピールをしていてもレギュラー組が結果を残している以上は変える道理は無いし、僕自身もアデバやラフィー、デフォーらを差し置いて彼ら二人を推す理由を見つけられない。もちろん、彼らは共にスパーズで4シーズン目、昨日今日加わった選手じゃないし、愛着はある。彼らのプレーだって見たいし、出来ることなら彼らの活躍で喜びたい。それでも…。

当然、出場機会が少ない二人の不満は募るばかり。早くも1ヶ月半後に迫った冬の移籍市場開幕を前に、移籍を希望する旨の発言がチラホラ出始めている。短い選手キャリア、不遇の時期を過ごす彼らの気持ちも解る。
本来はこの手の泣き言に厳しい僕だけど、流石に彼らも4シーズン目。もう、闇雲に頑張れとも言えず…。

現在の状況が変わるとは思えないんだ。自分が監督から戦力として見られていないってのは、なんとなく解ってるんだ。もちろんクラブが判断する事だけど、僕自身は環境を変えたい。EUROも翌年に迫ってるし、出たいからね。良いオファーが来れば検討してくれると信じたいよ。(パブリュチェンコ)

選手とすれば出来るだけ長くプレーしたいと思うのは当然だよね。僕は長いことここにいるけど、満足な時間を与えて貰えなかった。でも、僕には契約が残っている。出ていきたいとは言えない。僕が今言えるのはただプレーがしたいって事。多くのオファーが届いてるのを知ってるという事だけさ。(ドスサントス)

環境が変われば選手も変わる
もちろん、彼ら二人が言うようにあくまで最終的な判断を下すのはクラブだ。来月30歳を迎えるパブはともかく、ジオはまだ22歳。クラブは出来るだけ高く売却したいという思惑が働くので、簡単にはいかないだろう。
パブはクラブでもたまに爆発するけど、ジオはこの3年間スパーズではほぼ何もやっていないと言っていい。
それでも、代表では活躍する事が多く、キラリと光る才能や秘めたポテンシャルはある選手だと思うんだ。
だからこそ、クラブを、プレーするリーグを変える事が、本来の輝きを取り戻すキッカケになるかもしれない。

今年のアフリカ年間最優秀選手の候補を見てごらんなさい。エトオ、Y・トゥーレ、ドログバら錚々たる面子に混じって元スパーズの2選手がノミネートされているじゃないか。アデル・ターラブとケヴィン・プリンス-ボアテンク。ハッキリ言って彼らがここまでの選手になるだなんて、当時は思いもしなかったよ。ターラブはテクニックはあるけど自己中心的でチームプレーは皆無、ボアテンクはハートの強さは感じたけど、ただ荒いだけの選手だった。まあ、ターラブは所詮は2部で無双しただけで、まだ評価を勝ち得たとするには時期尚早な気もするけど、ボアテンクは強豪ACミランで堂々と頑張ってる。当時は背番号すら与えられず干されかけた選手だよ?

彼らの可能性を信じられなかった、或いは彼らの力を最大限引き出せなかったスパーズが悪いのか?確かに、それも一理ある。だけど、彼らがスパーズで機会を与えられて今日の姿があるだろうか?僕はそうは思わない。
指揮する監督との相性、共にプレーする選手との相性、採用する戦術、リーグの特性、環境、その他諸々…。
何か一つの歯車が噛み合うか、噛み合わないかで選手の運命は大きく変わると思うのだ。上に示したのは良い例で、他にもそういう選手は沢山いるはず。パブもジオもスパーズでは思ったほどに輝けていないけど、環境を変えて大きく飛躍、復活するかもしれない。彼らの身の丈にあったクラブが、リーグが、他にあるんじゃないかって。
彼らにとって今は正に環境を変えるべき時期だと思う。願うならば、今冬彼らにその機会が与えられることを。

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スコット・パーカー:Q&A
Category: 選手の話  
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今夏にウエストハムから加入して以来、献身的なハードワークと闘志溢れるプレーの数々でチームに貢献してくれているスコット・パーカー。ファンが選ぶ9月の最優秀選手にも選ばれ、早くもサポーターの心を掴んでいる。
そんなパーカーがファンからの質問に答える企画をちょっと前にスパーズ公式サイトが行なっていて、凄く面白かったのでお届け。彼らしく一つ一つ、真摯に応えてくれていて、とても好感が持てる内容になってますぜ。

Q.チーム加入から間もない段階ですが、すぐに貢献出来ている要因は何だと思いますか?
A.一番大きな要因は素晴らしい仲間に恵まれたという事だと思う。チームに合流する初日を迎えた私はそれこそ新しい学校に通い始めるような気分でナイーブだったんだけど、彼ら(チームメートやスタッフ)はとても暖かく私を迎え入れてくれたんだ。おかげですんなりとチームに馴染む事が出来たよ。

Q.あなたとモドリッチのコンビはプレミアリーグ屈指との呼び声も高いですが、彼についての印象は?
A.ウエストハムにいた時から彼は凄い選手だと思っていたよ。今は敵としてじゃなく、味方としてプレー出来る事が嬉しいね。彼は本当に素晴らしい。並んでのプレーは僕自身も助かっているんだ。でも、ここには彼以外にも素晴らしい技術を持った選手が沢山いるよ。だから、彼についてだけ話すのはフェアじゃないかもね。

Q.幼い頃に憧れていた選手は誰ですか?
A.ポール・ガスコイン。彼のプレーをいつも観ていたよ。幼い頃の私にとって、彼は全てを兼ね備えた、正に理想のフットボール選手そのものだったんだ。1990年のW杯を思い出すね。ずっと尊敬していたよ。

Q.ドレッシングルームを一番盛り上げている選手は誰ですか?
A.サンドロだね。彼は本当に良いキャラクターさ。いつも明るく振舞ってて、みんなに愛されてる。人を笑わせるのが好きなんだと思うよ。いつもジョークを飛ばしてるんだ。場の空気を和ませられる、良い奴だよ。

Q.今まで対戦した中で、最も手強いと感じたMFは誰ですか?
A.フィジカルの強さから言えば、デビューしたばかりの頃に対戦したパトリック・ビエラかな。体も大きくてフィジカルがとても強いし、おまけに技術もあったからね。そうそう、テクニックに優れてたといえば、エイアル・ベルコビッチも凄かった。当時まだ若かった私はマークにつくのがとても難しかったよ。

Q.選手として世界中から駆けつけるようなファンの存在をどう感じていますか?
A.私はもちろん意識しているし、全ての選手がそういったファンの存在をよく解ってると思うよ。私も試合に出ない時は子供を連れてくるし、ファンの人たちがハンバーガーやマッチデープログラムを買っているのをよく見ているからね。選手は皆ファンの存在を意識しているし、彼らのサポートにはいつも感謝しているさ。

Q.チームではベテランの一人になると思いますが、若手選手を助ける責任を感じていますか?
A.もちろんさ。私がチャールトンでデビューした頃だっていつも先輩を尊敬したものさ。今は立場も変わって今度は私が面倒をみる立場になった。チームには良い若手が沢山いるし、彼らが望むならどんな事でも手助けしたいと思うし、彼らを育てる責任が私にはあるからね。アドバイスを望むならいつでも言って欲しい。

Q.これまでのフットボール・キャリアで忘れられない瞬間は?
A.ウエストハム時代の事だけど、ゾラ監督の下で私たちは苦しんでいた。そんな時に迎えたホームでのウィガン戦。とても重要な試合だったんだけど、私のゴールで勝ち点3を得て最高の試合となった。後は私自身がカペッロ監督の下での代表デビューになった2010年3月のミレニアムスタジアムでのウェールズ戦かな。もの凄く重要な一戦で、私自身にとっても特別な試合になったよ。今選ぶとしたらこの2試合を挙げるかな。

他にも幾つか質問あったんだけど、印象的だったのをピックアップしてみた。紳士的なイメージのある彼らしい受け答えだな~と思ったな。ますます彼を好きになった。スパーズでキャリアを終えたいと語っているパーカー。
一年でも長く中心選手としてプレーして欲しいし、時には若手の見本としてずっとスパーズを支えて欲しいな。

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エコトの新境地
Category: 選手の話  
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今季のエコトは何かが違う。数々の男前発言でスパーズサポの株も急上昇?な彼だが、変わったのはそんなピッチ外の言動では無い。そのプレーぶりに昨季までの彼とは違う新たな変化の兆しみたいなのが感じられる。
今季ここまでリーグ戦の8試合でフル出場、守備面においては昨季同様、概ね安定した守備で好調なチームを支えているんだけど、攻撃における動き方だったりボールを持った時の選択肢が増え、新境地を開拓しつつあるのだ。
今日はそんな変わりつつあるエコトのプレーにスポットを当てて、昨季との戦術の違いを探ってみたい。

昨季:前線への正確無比なロングフィードで起点に

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昨季のスパーズの攻撃パターンで一番多かったのが、前線のクラウチの高さを生かした攻撃だ。クラウチが競りあって落としたボールを絶妙な位置で受けたラフィーが受けてゴール!という例のアレだ。特にシーズン前半はこの黄金パターンでゴールを量産し、チームの最大の武器になっていた。そして、そのクラウチへのフィードを担っていたのがエコトだ。彼は基本的には攻撃参加は自重、一列前のベイルがその攻撃性能を存分に発揮出来るように守備に重点を置きバックアップ、またベイルを最大限に活かす縦のスペースへのパスを数多く供給していた。

10/11シーズンはベイルが大きく飛躍したシーズンだったが、その成功を語る上で後ろで支えたエコトの存在とは切り離して考えられない。それ程に、この二人が織り成す左サイドの縦の関係は良好だったのだ。
そして、前述したように前線へのロングフィードも極めて正確で、ほとんどがクラウチにピタリと合っていた
SB時代のベイルや、チェルシーのA・コールのように敵陣深くまで斬り込まずとも、攻撃において相手の脅威となる武器をしっかりと確立していた。無論、守備がシーズン通して安定していたのは言わずもがなで、彼が今やプレミアリーグ屈指の左SBであることに、(よほど試合を観る目が無い人を除いて)異論は無いはずだ。

今季:自陣からのフィード + 自らも敵陣に進出
翻って今季。まだ8試合を消化した時点で、怪我人も多く試合毎に布陣が異なっている現状、ハッキリと断言するにはサンプルが少ないが、両SBの攻撃参加の頻度が明らかに増えているのが今季の大きな特徴だ。
右SBはウォーカー。NLDのゴールをはじめ、そのスプリント力を発揮し、右サイドで存分に暴れ回っている。
(まだレノンとの連携がイマイチだったり、守備に不安もあるが、今回はエコトの話なのでそこら辺は割愛)

で、肝心の左サイド。昨季同様、あくまでベイルのスピードを生かした突破がメインだが、ベイルが縦だけでは無く、意識的に中へのカットインを狙っている事が多い。恐らくはプレーの幅を広げたいという意図からだろう。
また、頻繁に左右のサイドを入れ替えている点もこの一端で、ココら辺からもハリー爺の思惑が垣間見える。
そして、このベイルのカットイン挑戦が副次的な効果を生んだ。エコトの攻撃参加の回数の増加である。

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改めて図におこしてみると、攻撃時においては4-1-4-1っぽい形になることが多い今季のスパーズ。パーカーが中盤の底に入った事でモドリッチがより攻撃に顔を出せるようになっている。攻撃の組み立てもロングボールの割合が減り、ポゼッションして丁寧に繋ぐ傾向が深まりつつある。全体的にはコンパクトに保ち、両SBは積極的な押上で厚みを加えていきたいのだろう。これまではほとんど上がらなかったエコトがベイルを追い越す、『縦のポジションチェンジ』を見せたり、モドリッチとのパス交換で打開を図る場面が以前より見られるようになった。

まだエコトの攻撃参加が完全に確立したわけではないし、まだまだ武器と言えるまでには至っていない。
だが、エコトがこれまでに無い新境地の開拓に意欲的に挑んでいるのは個人的には興味深いし、嬉しい傾向だ。
キックの巧いエコトがクロスからのアシストを増やせば、心強いオプションだ。ベイルやレノンのカットインの精度向上への挑戦と共に、エコトの攻撃参加にも注目して試合を観てみる…ってのも面白いかもしれない。

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ルーニー不在でも俺がいる
Category: 選手の話  
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先に行われたEURO2012’予選最終戦のモンテネグロ戦でチームの絶対的エースFWであるルーニーが相手選手にローキックを見舞い退場した。下された審判は3試合の出場停止。前回大会の予選敗退からの復権を目指すイングランド代表にとっても、本戦のグループステージをルーニー不在で戦う事になるのは大きな痛手だ。指揮官カペッロはぐじぐじと愚行を犯したルーニーへの不満を漏らしているが、今更起こってしまった事を嘆いていてもしょうがない。本人も深く後悔している事だろうし、ここは彼を叩き続けるより、代替選手に期待するのが建設的だ。

いるじゃないか。イングランド屈指の点取り屋が。そう、ジャーメイン・デフォーである。

今季のデフォーは絶好調だ。公式戦9試合で5ゴール。不慣れな1トップで起用された昨季は大きく期待を裏切ったが、アデバヨールという心強い相棒を味方につけた今季、彼の類稀なる得点感覚は蘇りつつある。
元々、僕は彼の得点力に疑いを持っていなかった。絶不調に陥っていた昨季でさえ。得点が出来ないのはFWのせい、FWを補強しろ、デフォーは放出だ!と一部のファンが叫んだが、僕に言わせればとんでもない話で。
彼の得意な2トップで固定して使いなさいよ、と。そうすれば、彼は二桁ゴールなんぞ余裕で獲りますよ、と。

バックラインの裏へ抜け出す駆け引き、自分の形に持っていっての鋭いシュートはイングランドにおいても一級品だが、一昨季から取り組んでいる肉体改造によって上半身の強さが増し、相手を背負えるようにもなった。
相変わらず強引な仕掛けが目立ち「コンビを組むFWを生かす」という点においては難があるが、彼は生粋なストライカー。自分が一番得意な形に持っていき、ゴールが見えたらシュート。これでいいのでは?とも思う。

そんなデフォー本人も代表入りに並々ならぬ意欲を燃やす。彼のコメントを紹介して締めよう。
現在の俺はキャリアでも最高の状態にあるよ。調子が良いし、身体にキレもある。昨季の俺とは違う。
今の調子を持続していれば代表でもゴールを量産出来る自信があるんだ。正直、今は代表漏れして悔しい。
だけど、俺が代表でゴールを決められる存在だということをカペッロ監督もきっとわかってるはずさ。
今までだって俺はしっかり結果を残してきた(46戦15ゴール)し、W杯でも経験を積んだからね。
とにかく、今は本戦出場を目指して目の前の試合に全力を尽くすだけさ。必ず報われることを信じてね。
(デフォー)

代表のFWで他の目ぼしい候補はスタリッジ、ウェルベック、ベント、キャロル、クラウチといったところか。
若手の二人も伸び盛りで面白いし、代表ではイマイチなベントはともかく、残りの二人の高さも魅力だ。
だが、イングランドの命運を託せるFWは誰?と問われれば、僕は迷うこと無くデフォーの名を挙げるだろう。

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新加入選手の躍動と小さな懸念
Category: 選手の話  
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プレミアリーグが開幕して約2ヶ月。トッテナムはここまで6試合を消化(ロンドン暴動の影響で開幕戦は延期)、成績は4勝2敗。開幕して2戦はマンチェスター勢に立て続けに完敗し、先行きが心配されたものの、夏の補強が出揃った後の4戦は破竹の4連勝を飾りチームは好調を維持している。上々のスタートを切ったと言っていいだろう。

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まだ順位をどうこう言う時期では無いが、現在6位。しかも、6試合中4試合は昨季のトップ6との対戦、そのうえ他のチームより消化が1試合少ないのだから、今後に向けて非常にポジティブなムードに満ちているのも頷ける。

そんな好調スパーズを牽引しているのがフリーデル、パーカー、アデバヨールの今夏新加入組の3選手である。
指揮官レドナップ(祝!9月の月間最優秀監督受賞!)も彼ら3人の貢献を高く評価しているようだ。
・パーカー
スコットの補強は大きいね。彼はこれからの数年間スパーズを引っ張れる存在だ。彼の能力に疑いの余地は全く無かったが、正に私が期待した通りの活躍を披露してくれているよ。彼はトップクラスだし、真のプロフェッショナルであり、人間性も素晴らしい。彼のプレーを見ればファンは必ずや彼を愛するはずさ。
・アデバヨール
マニュは素晴らしい実力を備えた選手だよ。彼が加入して4戦で4勝、これは決して偶然なんかじゃない。彼がチームにもたらしたものは計り知れない。彼とスコットの加入がチームを大きく変えたのさ。
・フリーデル
ブラドもまた素晴らしいプロフェッショナルだ。更新中の記録(プレミアリーグの連続出場記録)も信じられないよ。彼の獲得は難しい決断でもあった。素晴らしいGKであるゴメスとカルロが既にいたからね。だが、私はもう一人加えたかった。連敗時も彼のパフォーマンスは素晴らしかったね。人間的にも魅力的な男だよ。
(レドナップ)

ハリー爺が語ってる通り、彼ら3人がチームにもたらしたものは大きいと感じる。アデバは前線のキープ力と確かな得点力を、パーカーは献身的なハードワークと闘志を、フリーデルは守備に落ち着きと安定感を…。
センターラインがしっかりとしたことで、どこかふわふわする事が多かったチームに一本の筋が通った。
彼ら3人の活躍によって、他の選手の力をも引き出される相乗効果が早くも生まれ始めているのだから凄い。

だが、そんな彼らの躍動が際立てば際立つほどに小さな懸念が生まれてるのも事実。特にアデバヨール。彼への依存度の高さが気になるのだ。彼の存在感は絶大でガラリとチームを生まれ変わらせたが、一方で彼が不在となったらどうなるのか?という不安が頭を巡るようになったのだ。そんな不安を増長させたのが彼の負傷の情報。
ハムストリングに不安を抱え、次節ニューカッスル戦の出場が微妙という。ハリー爺も『強行出場させて更なる悪化を招き、長期離脱する危険性を犯すわけにはいかない』と語る。僕も無理強いは危険な賭けだ…と思う。

もちろん、チームにはデフォーがいてパブリュチェンコもいる。同じく少なからずコンディションの不安を抱えてはいるが、ラフィーもいる。次節のニューカッスル戦でどういうチョイスをしてくるかは非常に興味深い。
と同時に、災い転じて福と成す、良い試金石となるかもしれない。相手はここまで4位と好調をキープ、しかもスパーズにとって敵地SJPは直近6シーズンで勝利なしと鬼門の地。簡単な試合にはならないだろう。
そんな試合で仮にアデバ不在でも勝ち切る事が出来るか?チームの底力が試される、良い試練と思うのだ。

アデバが問題なく出てくれば頼もしい事は間違いない。だが、長いシーズンを乗り切るうえで、特定の選手に依存しすぎる体制は好ましくない。誰が抜けても遜色なく他の誰かが埋める。そんな結束力に期待したい。
4連勝した力が本物なのか、ただのアデバ依存の一過性の好調なのか。真価が問われる一戦になりそうだ。

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