トッテナムを温かく・時に厳しく見守るブログ

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2 In, 4 Out ~2012 冬の移籍市場総括・後~
Category: 獲得・放出  
前回に引き続いてトッテナムの今冬の移籍市場の簡単な総括を。今回は放出選手を中心に。

4選手の放出

■ ヴェドラン・チョルルカ (→レバークーゼン 今季末までのローン)
スパーズに加入いて以降の3シーズンで右サイドバックのレギュラーとして活躍してきたチョルルカだが、今季は怪我もありなかなかコンディションが整わなかった。同時にこのポジションでは若手のウォーカーが台頭、チョルルカはめっきり出場機会を減らし、序列が下がった格好だ。昨季も思うように本来の力を発揮出来ない時期が長かったが、それでもスパーズの右SBの中では守備力は随一、レノンとのコンビネーションの良さにも一日の長があるので、正直ローンとはいえ、放出は驚いた。サブとして置いておきたかったところだが、本人も出場機会の確保を望んでいたので、クラブとしてしぶしぶ認めたといったところか。EUROも控えてるし、仕方ないかな。

■ ロマン・パブリュチェンコ (→ロコモティフ・モスクワ 完全移籍)
スパーズに加入してから3年半過ごしたパブリュチェンコも遂に移籍の時を迎えた。FWでは3~4番手の序列になっていたし、これから先も序列の変化は望めないだろうと思っていたので、この移籍はクラブ、彼本人双方にとって良い移籍となるとは思うな。無論、新天地での彼の活躍を祈ってるし、今までの貢献には感謝してる。

■ セバスティアン・バソング (→ウォルバー・ハンプトン 今季末までのローン)
スパーズは怪我人さえ出なければCB陣の層が厚いので、バソングにとってはちと厳しい状況にあったのは事実。昨季もあまり出場機会は無かったけど、今季も同様。今夏にG・ケイヒル獲得が目前に迫っていた時も、バソングはQPRへの移籍が目前だった。結局ケイヒル獲得が失敗に終わり彼自身も残留となったが、戦力構想からはやや外れてたのでローンでの放出となった。こちらもクラブとしては出来ればサブとして留めたかったのが本音だとはお思うが、やむを得なかったかな…と。おかげで急遽ネルセン獲得したわけだが、ちょっとバタバタした印象。

■ スティーブン・ピーナール (→エバートン 今季末までのローン)
こちらもチョルルカ、バソングと同様にハリー爺としては選手層の厚みを維持する為に、留めたかったのが本音だろう。ピーナールの後日談を聞いてもやはり最後の最後まで放出には否定的だったようだ。だが、結局彼本人の希望を叶える形で1年ぶりの古巣への帰還が決まった。彼も出場機会は少なかったが、怪我で出遅れたのと、レギュラー組が好調だったという2つの不運が重なっただけ。中盤どこでもこなせるマルチロールだし、代わりの選手を確保出来なかった事を踏まえれば、この移籍に関しては失策だったかもしれないな。本人は嬉しいだろうけど。

ジオバニの放出には失敗で3選手がローン。獲得同様、夏への先延ばし
ある程度メンバーを固定して戦っているし、既にEL、CCから敗退で残るはリーグとFA杯のみ。全ての選手に機会を与えるのは難しい。ローンで放出した3選手に共通するのは実力者だが、やはりレギュラー組に何かのアクシデントが無い限りはベンチが濃厚である点。選手層を考えれば残したい選手ばかりだが、彼らの希望を考えてしぶしぶ放出を認めたというのが実情だ。ただ、それならば完全移籍で移籍金を得るという選択肢もあったはずで、やや補強戦略が後手を踏んだ感は否めない。獲得選手が「夏までの繋ぎで、決断を先延ばしにした」と先日述べたが、放出に関しても去就の決断を夏に伸ばした形。これが忙しくなりそうな来夏に吉と出るか凶とでるか…。

そして、放出面において最大の失策はドスサントスの放出失敗。ビジャレアルとの交渉はかなり込み入ったところまでいったが、結局成立には至らず。本人も移籍を希望、ハリー爺も放出を認め、後は行き先が決まるだけ…という状況だっただけに、なんとかまとめて欲しかった。この背景にはやはりレヴィの少しでも高く売ろうという強かな交渉が影響しているんだろうが、ジオの交渉に関しては何度同じ事を繰り返してるんだ?という想いも少なからずあるな。まあ、まだ若いし売り急ぐ必要は無いが、ちょっと引っ張りすぎて双方にとってあまり良い状況では無いよね。ジオ本人だって、ここからスパーズでレギュラー奪取に心入れ替えろってのも酷な話だしねぇ…。

ただ、獲得同様に今冬は動きづらい状況ではあった。ハリー爺の去就含めてクラブの行き先が定まれば、一気に動くんだろうな…と。パブ以外の3選手をローンで放出し、4人出して2人の獲得なので戦力的な上積みはほぼ無し。しかし、いずれもレギュラー格では無くやや余剰であった戦力を整理しただけなので、大きな影響は無いのが救い。噂にはならなかったけど、主力組をしっかり確保しただけでも十分及第点をあげてもいいんじゃないかな。

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2 In, 4 Out ~2012 冬の移籍市場総括・前~
Category: 獲得・放出  
1ヶ月間の移籍市場でほぼ動きが無かったトッテナムだが、さすがに何もないまま終わらないのがまたトッテナム。もはや恒例となった移籍市場最終日(特に最後の1時間)に駆け込み移籍交渉が続発。締め切り直前に余りに一気に動いた為に情報も錯綜、大混乱のまま移籍市場閉幕を迎えたわけだが、蓋を開けてみれば2選手の獲得、4選手の放出が決定した。移籍市場最終日に成立した動きを軸に今冬の移籍市場総括を。獲得・放出2回に分けて。

2選手の獲得

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■ ルイ・サハ (エバートン→ 6ヶ月ローン+1年の延長オプション)
放出となったFWパブリュチェンコの代わりとしてスパーズに加わる事になったのはエバートンのサハ。これまでの移籍報道でもあまり噂に挙がっていなかった名前だけに最終日に突如浮上した際には驚いた。33歳という年齢、近年の不振、怪我がち…と不安要素が少なくないだけに、本当にサハでいいのか?と正直思わざるを得なかったんだけど、その契約内容の詳細が明らかになると、多少考えは変わったかな。基本的には今季末までのローン、しかし、1年の契約延長オプション付きなので実質的には18ヶ月の契約でスパーズ側の移籍金負担はほぼ無しという内容。これまでのプレミアリーグでの彼の実績を考えれば、かなりお得な形で獲得にこぎつけることが出来た。

それでも今更サハ?と思う方もいるだろう。確かにその気持もわかるし、僕自身もやや懐疑的な部分はある。欲しいのはアデバのバックアッパーであり、1トップに適性のあるFW。サハは決してそういうタイプではない。ただ、最近は不振を極めてるとはいっても、復調さえすれば、その得点力は確か。3試合に1点は決めるFWだ。
また、多額の移籍金を費やしたわけでは無いので、リスクも少ない。実質的にはアデバ、デフォー、FW然と振る舞うラフィーに続く4番手の位置づけだし、オプションとして考えればそう悪い選択肢でもないと思う。
本人も新天地での挑戦に意欲的で気合も十分。コンディションさえ整えば、本来の輝きを取り戻す可能性は十二分にあるはず。若手が多いスパーズにあって修羅場をくぐり、酸いも甘いも噛み分けたベテランの加入は大きい。

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■ ライアン・ネルセン (ブラックバーン→ フリー、6ヶ月契約)
サハの獲得もサプライズだったが、それ以上のビッグサプライズとなったのがネルセンの獲得。もちろん、ここまでの報道でもほとんど触れられなかった名前だったので、正直ひっくり返りそうになった(笑)CBは確かに怪我がちの選手が多く、計算が立ちづらい陣容ではあるんだけど、ここでネルセンを獲るのはそれこそパニック・バイで、この選択はどうなんだろう?と思う気持ちも無くは無い。だが、彼もまた契約内容が非常にスパーズにとって好都合。ブラックバーン側が契約解除しての移籍金ゼロでの獲得、期間はとりあえず半年(1年延長オプション付きという話も)。これなら、当面の緊急事態を回避するリスクヘッジの意味でも納得出来るかな…と。

キングとギャラスが怪我がち、バソングとチョルルカがローン放出となったのでCBの層はやや手薄。そこにネルセンが加わることで、何らかのアクシデントが重なってもCB不在という最悪の事態は避けられる。サンバらの名前も挙がっていたが、ここにお金を使うことなく問題を解決。来夏以降は状況をみながら去就を判断すればいい。
もちろん、彼自身も現状CBの5番手である事は承知の上で、しかし、あわよくばレギュラー奪取の想いも秘めて加わってくれただろうし、その熱いプレースタイルやリーダーシップは心強い援軍になるのは間違いない。

費やした資金はほぼゼロ。大きな投資は夏に先延ばし?
ローン獲得と、フリーでの獲得、それも両名ともに半年契約。その内容をみても、将来にわたって軸となるべき選手を加えたというよりかは、当面の選手層を維持しつつ来夏以降に判断を先延ばしした、言わば「繋ぎ」の補強と言えるだろう。EUROを半年後に控えている、ファイナンシャルフェアプレー施行、世界的不況、来夏以降のレドナップの去就が不透明…と様々な要因が絡みあって、今冬は大方の予想通り資金を費やし辛い状況。ある意味では妥当な補強戦略と言えるかもしれない。今冬は現状維持で、来たるべき改革の夏に向けて節約。そう考えれば、プレミアリーグでも実績十分の実力者2名を資金を費やさずに加えたのだから、獲得に関しては十分に合格点だ。

今回はここまで、次回は放出編を。

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愛すべき’Super Pav’との別れ
Category: 獲得・放出  
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クラブ公式サイトにてFWロマン・パブリュチェンコのロコモティフ・モスクワへの移籍が発表された。メディアによってその額は異なるものの、移籍金は£750万(プラス出来高)とのこと。2008年8月にスパルタク・モスクワより加入後、スパーズでは113試合に出場して42ゴールを叩き出してくれた。

彼にとってのスパーズでの日々は決して平穏なものでは無かったと思う。むしろ、悩み、苦しむ時間の方が遥かに長かったんじゃないだろうか…と、この3年半を改めて振り返って想像する。加入した時期からして彼にとっては難しい状況だった。08/09シーズンの夏はそれまでチームで圧倒的な成績を残していたキーンとベルバトフが同時に退団し、主力含めて10数人が入れ替わるスパーズの改革期。当然、チームは大混乱し、開幕から最下位に沈む大不振。彼自身も慣れない英国生活、喋れない英語、イングランドのスタイルへの順応に戸惑い、前任の「9番」ベルバトフと再三に渡って比較され、移籍金£1380万の価値に見合うのか?と散々非難され続けた。

当時はベントとのポジション争い、その後はハリー爺の就任に伴って呼び戻されたデフォー、キーンとのポジション争い。その中でも黙々と頑張り続けてチャンスを掴んだのも束の間、クラウチ、アデバヨールと新しいFWが来る度に序列は下がりベンチを温める事も多くなっていった。スパーズのようなトップクラブでは激しいポジション争いは宿命、とはいえ、彼にとってはあまりにも不運というか、過酷な状況が重なってしまったな…とは思う。

無論、彼自身にも問題はあった。出場時間が限られている中で挙げたゴール数こそ立派なものだが、ゴール以外での貢献(例えば、前線での守備だったり、ポストプレー、味方へのアシスト、ハードワークなど)に乏しく、そのプレースタイルも闘志を前面に押し出すというよりかはどこか飄々としていたから、やる気あるのかな?と感じる場面も少なくなかった。僕自身もあれだけの上背がありながら競り合おうとすらせず、ロングボールを収められない姿に何度も落胆を覚えたし、試合から完全に消え失せがちな様に絶大な信頼はとても寄せられなかった。

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でもね、なんだか憎めなかったよね。コンスタントな活躍とは無縁だったけど、チームが得点力不足に陥った時、連続ゴールで救ってくれたのはパブだった。簡単なシュートは外すのに、難しいゴールは見事に決めてみせたりさ。セレブレーションもお茶目で、あの笑顔を見せられたらちょっとぐらいの不安定ぶりも、なんだか許せちゃうというか、そんなキャラだった。その意外性のある活躍から『Super Pav』と呼ばれてサポからも愛された男。
勝手知ったる母国への帰還。パブの事だから、また愛されるに違いない。僕らがそうであったように…。

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イアゴ・ファルケ獲得
Category: 獲得・放出  
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今夏にユベントスからローン移籍という形でトッテナムに加入していた22歳のスペイン人MFイアゴ・ファルケの完全移籍での加入がクラブ公式サイトにて発表されている。移籍金、契約年数は不明。また、同時にリーグチャンピオンシップ(2部相当)のサウサンプトンへ今季終了までのローン移籍が決定している。

まずは晴れて正式にスパーズの一員になったことを祝いたい。まだ22歳と若く、これからの成長が楽しみな選手だし、バルセロナの下部組織出身だけあってテクニックもあり、溢れんばかりの可能性は秘めていると思うからだ。
だが、同時に少しだけ懸念というか、彼を完全移籍で獲得するにあたっての判断が少々早かったかな~という個人的な想いが無きにしもあらず…といったところ。ここまでの半年で公式試合での出場が6試合だったかな。

主にELを中心での出場。僕自身も何試合か彼が出ている試合を見てるんだけれど、そこまで印象に残る活躍をしていたわけでは無かった。とりあえずはローンでサウサンプトンに武者修業という形だが、22歳という年齢から、スパーズに復帰する半年後からはリーグ登録枠の25人に割って入る厳しい挑戦が待っている。果たして貴重な1枠を削ってまで加入させるべき選手だったのか?正直に言えば、現段階の彼を見た限りにおいては疑問符がつく。
しかもホームグロウンではない。ポジションはトップ下、或いはサイドだが、このポジションは激戦区の一つ。
体格にも決して恵まれているとはいえず、激しいフィジカルコンタクトの中で結果が求められるプレミアリーグに順応出来るかどうか、ドスサントスがこの4年間苦しんでいるのを見てきただけに懐疑的にならざるを得ない。

ただ、完全移籍を勝ち取ったのだから練習などを通して十分にアピール出来たのだろうと思うし、せっかくスパーズの一員になったわけだからこれからは色眼鏡で見るのではなく、期待の若手選手の一人として彼を全力で応援するつもりだ。願うならば僕の今抱えている不安・疑念を振り払うような活躍を見せて欲しい。頑張れファルケ!

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”闘将”パーカー獲得
Category: 獲得・放出  
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「闘将」そう呼ばれる選手は古今東西、数多くいれども、こと現在のイングランドにおいてこの選手ほど「闘将」という表現がピタリと当てはまる選手もそうはいない。スコット・パーカー。齢30にして円熟味が増し、ここ数年およそキャリア最高とも思えるパフォーマンスを維持し続けているイングランド屈指のCMFが遂にスパーズに加入した。契約年数は不明だが、一部報道によれば移籍金は£500~600万程度とみられている。

遂に。そう、遂に…である。これまでスパーズは何度も彼の獲得を試みてきた。数え上げればキリが無い程に。だが、その度に移籍金や週給、その他諸々の事情で獲得が叶わず、あと一歩の所で逃し続けてきたのだ。
そして今夏。ウエストハムがチャンピオンシップへ降格したことで、彼自身がクラブに「トランスファー・リクエスト」を提出することでトッテナム移籍が実現。プレミアリーグでのプレーを望む彼の苦渋の決断だった。

僕自身、とても好きな選手で、パーカーがいつかスパーズに加わってくれたらな…と熱望し続けていたので、今回獲得が決まった時は本当に、本当に嬉しかった。幼い頃からの熱烈なスパーズファンのパーカーが、スパーズのユニフォームを身に纏ってプレーする…。想像するだけでワクワクが止まらないんだけど、なんだか夢のようで、未だにちょっと実感がわかないというか、何というか。とにかく、今はまだ心がふわっふわしてる(笑)

闘志を前面に押し出すプレースタイルに、強烈なリーダーシップ。ピッチに立てば「常に100%全力を尽くす」
誰もが口を揃えてこう評する、彼の加入はトッテナムにとっても非常に心強い。中盤の底でのハードワークにとどまらず、展開力だったり、試合を決定づけるチャンスを演出するような攻守両面においての期待値は高い。
何より僕が彼を一番買っている点は、チームが良い時だけではなく、チームが悪い状態の時においても力を発揮出来るところ。最後まで諦めず、決して試合を捨てない。そんな強靭なメンタリティーは現在のスパーズに決定的に欠けている部分。クラブの精神的支柱としても、その存在感を遺憾なく発揮して欲しいと願っている。
ようこそ!パーカー。スパーズを選んでくれてありがとう!その熱いハートでスパーズを引っ張ってくれ!

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右サイドを駆け上がった熱き魂
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クラブ公式サイトにてDFアラン・ハットンのアストンヴィラへの移籍が発表された。一部報道によると移籍金は£400万、契約年数は4年とのこと。2008年1月にグラスゴー・レンジャースより加入後、スパーズでは66試合出場、2ゴール。攻撃的な右サイドバックとして果敢な攻撃参加で数多くの熱いプレーを見せてくれた。

ハットンのプレーを今改めて振り返ってみると、いかにもトッテナムらしい選手だったな~という印象なんだよね。良い時はもの凄く良くって、悪いときはとことんダメで(笑)そのギャップの大きさたるや。コンスタントに安定した働きとは無縁な存在。実はそれこそが、僕が彼をどこか憎めなくって好きだった理由なのかもしれない。

良い時のハットンには何とも表現し得ない凄みがあった。ダイナミックにライン際を攻め上がり目を見張るようなブリリアントなクロスを放り込む。チームが苦しい時でもなんのその。上がる。とにかく攻め上がる。
そんで、カットイン。どフリーになってる味方がいるのに、空気も読まず自らエリア内に突っ込んでいく(笑)
でも、彼がボールを持って気持ちよく攻め上がってる時はなんだかワクワクしたもんさ。何か、僕らが想像出来ない何かをやらかしてくれるんじゃないか…と。闘志を前面に剥き出す数少ないファイターでもあった。

加入当初こそ鋭い守備でレギュラーに定着したものの、若手の台頭やチョルルカの加入、彼自身も調子の波が大きいせいか今ひとつ信頼を勝ち取れず、久しぶりに巡ってきた機会でも簡単に裏を取られて失点に繋がったりで、どんどん出番も減っちゃった。でも、僕はいつも彼をもっと使って欲しいな~という気持ちを捨てきれずにいたよ。お世辞にも守備が堅いDFでは無かったけど、それを上回る魅力を確かに持っていた、そんな選手だったから。

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彼がまだ加入したばっかりだった頃、パーティーでグデングデンに酔っ払ってふらふらだったキングに肩を貸して支えて介抱していたのが懐かしい。思えば、あれがハットンを好きになったキッカケでもあったな。あ~こいつはいい奴に違いないって(笑)そんな彼だから、きっとアストンヴィラに行っても愛されると思うんだ。

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さらば僕らの心優しきダイナモ
Category: 獲得・放出  
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クラブ公式サイトにてMFウィルソン・パラシオスのストーク・シティへの移籍が発表された。
一部報道によれば移籍金は£800万、契約年数は4年とのこと。2009年1月にウィガン・アスレティックから加入後、スパーズでは通算85試合出場、1ゴール。中盤の潰し屋として守備の立て直しに貢献してくれた。

08/09シーズン、スパーズは開幕から絶不調で降格圏を彷徨っていた。前任の指揮官ファンデ・ラモスに代わり招聘されたレドナップが最初に着手したのは崩壊していた守備組織の整備。そんなレドナップが就任後最初の移籍市場で真っ先にサインしたのがパラシオスだった。それまでのスパーズは巧い選手や速い選手はいたが、ピッチで誰よりも汗をかき、時にはカードを覚悟してでもピンチの芽を摘むような、所謂「汚れ仕事」を引き受けてくれる中盤の潰し屋が欠けていた。彼が入ることで中盤の守備が強固になり、スパーズの守備はみるみるうちに改善していった。僕自身もそんなチームを見るにつけ、彼のような存在の重要性を改めて認識させられたものだった。

「MFに必要な能力を全て兼ね備えた選手」とはハリー爺さんが、彼を評した言葉。最大級の賛辞と言っていい。
ちょっと大げさな表現ではあるけども、厳しい守備だけではなく、時には前線に猛然と駆けていく「Box-to-Box」の選手として高い能力を備えた良い選手だった。顔に似合わず(笑)足元の技術も高くてね。それが仇になって、たまに余計にキープしすぎて大きなピンチを招いたりもしたのも今となっては良い思い出だったりで。

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すきっ歯で愛嬌のある笑顔が印象的だったけど、その裏ではずっと大きな悲しみを抱いてのプレーだった。兄弟が誘拐され、遺体として発見される悲劇。深夜、遠征先のホテルでその報を受けた彼は、すぐに母国へ立ちたい気持ちを抑えてレドナップが起きるまでロビーで朝まで待ったという。彼はそんな男だった。クラブは無期限の休暇を与えたがすぐに帰国し、チームに合流、悲しみをひた隠して笑顔でピッチに戻ってきた。強く、心優しき男。
加入当初に比べて貢献度は下がってきてたけど、チームには数少ない貴重な守備のスペシャリストだっただけに、正直放出するには惜しいよな…と思う。ブリタニアでも頑張れよ!チームの苦境を救ってくれてありがとう!

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クラウチーの旅は続く
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クラブ公式サイトにてFWピーター・クラウチのストーク・シティへの移籍が発表された。一部報道では移籍金は£1000万(活躍次第で+£200万)とのこと。2009年7月にポーツマスより加入後、スパーズでは通算93試合に出場して24ゴール。その201cmという規格外の高さで幾度もチャンスを作り出し、WHLを沸かせてくれた。

彼が練習生としてスタートとし、初めてプロ契約を結んだのがトッテナムだった。でも、出場は出来ないまま移籍。以後、多くのクラブを渡り歩きながら着実にステップアップし、イングランド代表まで登りつめた。
そんな彼が運命の糸に導かれるようにトッテナムへ復帰。幼き頃共に汗を流したキングとの再会。彼にとっても感慨深かったんじゃないかな。事ある毎にクラブへの愛情を示してくれて、プロの見本の様な選手だった。

FWにしては得点力がそれほどあるわけではなかった。その尋常じゃない程の高さの割にヘッダーでのゴールも少ない。空中戦の競り合いは強いけど、相手の肩に手を置いて飛ぶ癖があってすぐにファール取られちゃう。
そんな彼を見る度にほんの少しの頼りなさも感じていたけど、それ以上に彼がその「高さ」でチームにもたらしてくれるものが心強かったのも確かだ。ゴールが少なくて多くの批判にさらされた。夢の舞台CLでは退場して、戦犯扱いもされた。でも、一昨季のマンCとの4位を賭けた大一番、CLプレーオフで絶体絶命だったヤングボーイズ戦、思い返せばこの2年間、クラブの歴史を変える重要な、極めて重要なゴールを叩き出したのは彼だった。

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今回のストーク移籍で所属するクラブは8つ目となる。そのいずれもでインパクトを残してきた彼の事、きっと存在感を発揮するに違いない。前線への放り込みが武器のストークに彼の高さ。考えるだけで面白いじゃないか。決してステップダウンでは無い。その実力を請われての移籍。彼の旅は続く。愛されクラウチーに幸あれ。

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アデバヨールがやってきた
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かつて宿敵アーセナルに所属し、ノースロンドンダービーでは幾度も苦い想いを味わされたあの男がスパーズにやってきた。トーゴ人ストライカー、エマニュエル・アデバヨール。マンチェスター・シティ移籍後、次第に居場所を無くして昨季はレアル・マドリードへローン移籍していた大型ストライカーが1年間のローン移籍という形でこの度トッテナムに加入することが正式に発表された。待望の「9番タイプ」のFW獲得の実現である。

彼のキャリアについては今更語る必要は無いだろう。多くのスパーズサポにとっては、その憎たらしい風貌と強烈な個性、確かな得点力は目に、心に焼き付いているはずだから。賛否両論、人によって色んな想いはあると思う。ギャラス加入の時と同様に複雑な思いで彼の加入の報を聞いた方も決して少なくことないだろうと想像する。
だが、スパーズにとってこれほど頼もしい男もそうはいない。プレミアリーグ通算186試合出場81ゴール、素晴らしい成績を残してきた一流のストライカーである事に疑いの余地は無いし、前線の火力不足に悩み、1トップに適性のあるセンターフォワードを待望していたスパーズに正にうってつけ。言わば埋まっていなかった最後のピースとなり得る選手だと思うのだ。ここは余計な先入観を捨て、彼を諸手を挙げて歓迎しようじゃないか。

今となっては彼自身、アーセナルに対して人一倍燃える気持ちを秘めているはず。マンCの選手として古巣アーセナルと対戦し、ゴールを挙げた時、真っ先にアーセナルサポーターの前に全力疾走で駆け寄りセレブレーションを見せつけたシーンは記憶に新しい。決して褒められた行為では無いかもしれないけど、とても人間くさくて、思えば僕が初めて彼に好感を抱いた瞬間だった。その溢れる程の野性味というか、ひたむきなパワーをスパーズでも発揮して欲しいな…と願っている。スパーズにとってローカルライバルであるアーセナルに対して彼の持つ反骨心は一種のシンパシーすら感じるし、ライバルと相対する時に大きなアドバンテージになるんじゃないか…と密かに期待してるよ。来るべきノースロンドンダービーの楽しみがまた一つ増えたというかね。面白そう。

彼の加入でセンターラインに一つ芯が通ったと共に、デフォーやクラウチらFW陣に刺激を与えると思う。彼自身の活躍はもちろんだけれど、そんな相乗効果が生まれればいいなと期待を込めて。ようこそ、アデバヨール!

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バイバイ、キーノ
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クラブ公式サイトにてロビー・キーンのMLS、LAギャラクシーへの移籍が正式に発表された。
2002年にスパーズに加入して以降、主力として活躍し、2008年夏にリバプール移籍。半年後の2009年2月に復帰を果たすと降格圏に沈むチームを主将として熱いプレーで牽引し、どん底からの立て直しに貢献してくれた。
ここ2年間は自身の不調とチーム方針の変化から出場機会が激減。セルティック、ウエストハムと立て続けにローン移籍。今季も構想から外れたため、新天地としてアメリカに戦いの場を求めることになった。

覚悟はしていました。いつかはこの日が来るだろうと。そして、「その時」がほぼ確実にこの夏だということを。
だからショックはありません。何と表現してよいやら複雑な気持ちだけど、それでもリバプール移籍の時に感じた心の底を深く、深くえぐられるような悲しみがなかったのは、心の準備が出来ていたからかもしれない。
チームの主将として、絶対的なエースとして数々のゴールを挙げてきた稀代の点取り屋。そんな彼の持つ本来の輝きはリバプールでの失意の半年で失われてしまったように思う。それでも、何とか自信を、いや自身を取り戻そうと、もがき続ける姿を見て、正直どこか辛かった…というのが僕の偽らざる気持ちです。

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僕にとってキーノはスパーズと自分を繋いでくれた選手。彼を好きになり、後を追うようにスパーズファンになり、今ではかけがえのない心のクラブになった。いくら感謝しても足りない。そんな想いです。本気で完全復活を望んでいた。そして、彼なら必ずかつての輝きを取り戻してくれると頑なに信じていた。だからこそ、残念でならない。こんなはずじゃない、もっとやれるはずなのに…そんな歯がゆい気持ちを抱いたまま別れを迎えることに。

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ここ数年でスパーズファンになりました!ってな人はきっと本当のロビー・キーンを知らない。もう終わった選手でしょ?、早く売れよ!、キーン(笑)…。僕自身、そんな罵声や軽い扱いを目にする度に心底腹が立った。でも、一方ではそう思われても仕方ないぐらいのプレーしか出来ていないよな…と、客観的に受け入れてる自分がいた。それが何より悲しいし、キーンのかつての輝きを知らない人にもう一度本当の彼を示して欲しかった。

スパーズに在籍した通算8年半、彼が積み上げたゴールは実に122。クラブ歴代9位の素晴らしい記録だ。
決して抜群のテクニックがあるような巧い選手では無かった。飛び抜けた身体能力があるわけでもない。
それでも、果敢にバックラインの裏を狙い続け、泥臭くボールに喰らいつき、ここぞという大事な場面で試合を決めてきたのはいつも彼だった。誰よりも熱いハートで駆け回り、常に100%を尽くす、魂のこもった選手だった。
スパーズでのキャリアは終わったけど、アメリカでは伸び伸びと楽しんでプレーして欲しいな…と思う。
今まで多くのゴールをありがとう。熱いプレーの数々でスパーズを好きにさせてくれて、本当にありがとう。
ぶつぶつと独り言をつぶやく仕草も、へんてこりんな前転からのマシンガンも、僕は絶対に忘れないよ。

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