トッテナムを温かく・時に厳しく見守るブログ

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【FAカップ】 vs Bolton
Category: EL・国内カップ  
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FA Cup Quarter-final
White hart lane

tottenham.jpg Tottenham Hotspur   3
Bolton Bolton Wanderers  1
得点
Spurs:ネルセン、ベイル、サハ
Trotters:K・デイビス


Unused subs: Friedel, Kaboul, Giovani, Kranjcar.

ボルトンMFファブリス・ムアンバが試合中に突然倒れるというアクシデントを乗り越えて開催に漕ぎ着けたFAカップ準々決勝、ボルトン戦の再試合。両チームのサポーターにとっても特別な一戦となったが、ウェンブリー行きのチケットを勝ち取ったのはトッテナム。今冬加入のネルセンの執念のヘッダーを皮切りに、3発快勝!

ムアンバへの想いを込めて
まず一フットボールファンとして、この試合が無事開催に至った事を喜びたい。僕も含めて、ムアンバが倒れた試合をリアルタイムで目の当たりにしたサポーターにとっても、そしてもちろんピッチで悪夢の様な光景を体験した選手、監督、スタッフ、全ての関係者にとって、この試合は特別なものになった事だろう。ムアンバが幸いにも一命を取り留め、快方に向かっているのは、全てのフットボールファミリーの祈りが届いた奇跡だと思う。
この日のホワイトハートレーンは試合開始前から素晴らしい雰囲気に包まれていた。両クラブのサポーターはムアンバの回復を願い、彼に勇気と激励を送るチャントと盛大な拍手で選手たちを迎え入れ、選手たちは皆ムアンバへの祈りを込めたTシャツを着用してこの試合に臨んだ。そこには、ありふれた日常に突如として降りかかったとてつもないショックを乗り越えた大きな安堵と、ただ純粋にフットボールが出来る事への喜びに満ち溢れていた。
ムアンバの為にもグッドゲームを。ウェンブリー行きを賭ける準々決勝という意味を超えた特別な一戦の幕開け。

魅力的なスパーズ、久しぶりの復活
試合は開始早々からホームのスパーズが圧倒的に支配した。モドリッチを中央に配置する4-2-3-1(変則3トップ気味)の新布陣が思いの外に機能、ボールが回り人が動く。面白いように連動し、次々と決定的なチャンスを作り出していく。中盤の低い位置でパーカーが支え、リバモアは効果的なサイドチェンジでリズムを生み出せば、モドリッチは縦横無尽にピッチを走り回り、好機を演出する。ベイルは自ら仕掛けて鋭いクロスやシュートを連発して相手を脅かせば、アデバヨールもサイドに流れたり、中盤と連動しての攻撃で存在感を見せ続けた。ラフィーもそのテクニックを遺憾なく発揮して、チャンスメーク。誰もが持ち味を存分に出し、シーズン序盤戦に見せていた魅力的な攻撃的フットボールを展開していた。多くのサポーターが待ち望んでいたスパーズの姿がそこにはあった。

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雨あられのようにシュートを浴びせ、CKも多数。チャンスは星の数ほどあった。だが、相手GKボグダンの再三の好セーブもあり、なかなか決まらない。0-0で前半を折り返し、内容こそ良いものの結果が伴わないここ数戦同様に、この日も決定力不足に苦しむのか…。そんな嫌な予感が頭をよぎりそうになった後半30分、今季絶不調だったセットプレーから意外な男の一発が生まれる。白髪交じりのいぶし銀、ネルセン。体ごと飛び込む執念のヘッダーで貴重な先制点を叩きこむ。産みの苦しみから解放されたスパーズは直後に、スピードに乗ったカウンターからベイルが加点。1点を返されるものの、終了間際には途中出場のサハがダメ押しの1点を挙げて勝利をモノにした。

宮市vsエコト&ベイル
ボルトンでプレーする宮市をこの試合の一つの注目ポイントとして挙げていた方も多かったのではないだろうか。アーセナルからローン移籍中の期待の若武者はボルトンで、そのキラリと光る才能を見せており、ここまで上々の働きをしている。そんな宮市がこの日マッチアップしたのは今やプレミアリーグ屈指の左SBエコトであり、同サイドのアタッカー、ベイルだ。結果はエコトが貫禄を見せつけての圧勝。宮市には、ほぼ何もさせなかった。
スピードはある。テクニックも非凡のモノは感じる。だが、まだまだ縦を切れば怖さは感じない。そういう印象かな。エコトも一度だけ振り切られそうになったもののしっかりと対応し完璧に封じ込め、中盤からは自らの攻撃参加によって宮市を自陣に釘付けにした。エコトやベイルにとって宮市は、まだまだ成長途上の「ひよっ子」であり、軽くあしらえる相手だった。スパーズの左サイドは全く綻びを見せること無く、完全に制圧していた。

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だが、彼にとっては良い経験になったんじゃないかな?と思う。この日はボルトン全体が攻めに出れるような状態には無かったし、サポートも満足には受けていなかった。対面するのがベイル、エコトじゃプレミアに実績ある選手でも対応するのは困難だ。それでも、1、2度は果敢に仕掛けにトライしていたし、そもそもプレミアリーグの中堅クラブで堂々スタメン張ってるだけでも大したもんよ。ペトロフ、イーグルス、トゥンジャイら実力者揃いのボルトンでプレースキッカー任されてるんだから。お隣の選手だけど日本人としては応援したいよね、やっぱり。

管理人選定マン・オブ・ザ・マッチ:ギャレス・ベイル

ほとんど攻めっぱなしだったんで守備を問われる場面はほぼ無かったけれど、攻守において全員が良い出来だったと思う。特に攻撃陣は久しぶりに各々の個性がしっかり噛みあっての3発快勝。ずっと勝利から遠ざかってたんで久しぶりに気持ちのいい試合だったね。これでウェンブリー行きが決定。セミファイナルの相手はチェルシー。
もうね、ここまで来たらタイトル目指そうぜ。4年ぶりのタイトルまで、あと2つ。次も楽しみです。

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【EL】 vs PAOK
Category: EL・国内カップ  
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UEFA Europa League Group stage
White hart lane

tottenham.jpg Tottenham Hotspur   1
PAOK PAOK  2
得点
Spurs:モドリッチ
PAOK:サルピンギディス、アタナシアディス


Unused subs: Cudicini, Townsend, Fredericks, Carroll.

ヨーロッパリーグ(以下EL)のグループステージもいよいよ佳境。僅差でのグループ3位につけるトッテナムはホームにPAOKを迎える。これまでと比べて主力数名を含むスカッドを投入して勝ちに行った試合だったが、早々に2失点する苦しい展開に。逆転に向けて怒涛の猛攻を仕掛けたスパーズに守るPAOK。激戦の行方は…?

やや中途半端になった、この試合の位置づけに生まれた隙
試合前のコメントにおいて指揮官レドナップは「勝ちを狙いに行く」と語った。この試合で勝利を納めれば、最終戦はアウェーとはいえ、グループ内でも一段レベルが落ちるシャムロック戦。言わば、決勝ラウンド進出の鍵を握るのは事実上この日の一戦だったわけだ。だからこそ、スパーズは若手中心のメンバー構成で臨んでいた方針を半ば捨ててまでも「ある程度」強力なスカッドを投入したのだ。前線にはデフォー、中盤にはレノンとモドリッチ。
まあ、モドリッチは前節のリーグ戦は体調不良で欠場だったため、コンディション調整を兼ねての起用だろうが、それでも得意のホームで一蹴出来るはずだった。だが、その思惑はわずか開始15分で脆くも崩れる事に。

ギャラスが不用意に自らのポジションから飛び出し敵陣でボールロスト、そこからの流れであっさりと失点を許してしまう。チョルルカの対応も緩く、ゴメスもただゴールに吸い込まれていくボールを呆然と見守るだけだった。止まらない負の連鎖は逆サイドにも。左SBで先発したローズの守備は余りにも軽く、度々突破を許した。失点もサイドを崩され簡単にクロスを許したもの。急造バックラインで連携不十分であることを差し引いても、余りにお粗末。立て続けの2失点。守備陣が落ち着かない間に許した2点のビハインドが重くのしかかる事になってしまう。

試合の入り方はそう悪くは見えなかった。選手たちの動きも、特段重そうには映らなかったし。だが、肝心の精神面、この試合にかけるモチベーションはどうだったか。リーグ戦はすこぶる好調、舞台はホーム、相手はアウェーで若手主体ながら互角の戦いを見せたチーム。「それなりに」戦えば普通に結果はついてくるだろう。例え、主力をゴッソリ投入した布陣じゃなくても、勝てるだろうと弛緩した空気があったのではないか?そこに何らかの隙が生まれた可能性も否めないんじゃないか…と。そう勘繰りたくなるぐらいの前半の戦いぶりだった。

レドナップも勝ちに行くとは言ったものの、あくまでプライオリティはリーグ戦で、土曜日に控えるボルトン戦は出来るだけフレッシュな状態で臨みたい。だから、この一戦は半主力の面子で勝利を得てくれ!と少し色気が出たのではないか。本気で勝ちにいくならば、ベイルやウォーカー、パーカーらを最初から使っていたはずだ。
そうした諸々から生まれたわずかな隙をPAOKは見逃さず、強かに突いた。そういう試合だったんじゃないかな。

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攻めども、攻めども遠いゴール
ややラッキーな判定で得たPKをモドリッチがきっちり沈めて1点差で迎えた後半。スパーズは逆転に向けて怒涛の猛攻を開始する。相手は退場者を出して既に10人。数的不利となったPAOKは追加点を諦め、ほぼ全員でゴール前をひたすら固める作戦に出た。スペースが無く、ガッチリ固められたゴールをこじ開けるのはなかなかに難しいもの。「何が何でも守る」と腹をくくった相手ならば尚更だ。ベイル、ウォーカー、ファルケを立て続けに投入し、さながらハーフコートマッチの様相で攻め立てたスパーズだが、結局最後まで得点は奪えなかった。
デフォーのゴールも不可思議な主審の判断に取り消され幻に。決勝ラウンドが遠くに霞む手痛い敗戦となった。

ボールは回った。相手はポゼッションを放棄したのだから当然といえば当然。だが、そこからの崩しにもう一工夫足りなかったし、矢継ぎ早に動いた采配も効果的とは言えなかった。チョルルカとレノンの連携が良かったのに、チョルルカを左に回したり、ベイルとウォーカーというサイドを崩してクロスを挙げられる選手を入れたのに、前線のケインを下げデフォーの1トップにしたため、中央に的が無いなど。とりあえず、ベンチにいた主力を数人ヤケクソに投入しただけで、こう崩すんだ!という明確な意図は感じられなかった。十重二十重に連なる相手DF陣に踏み込めず、ボールが足元から足元へ行ったり来たりするだけで、無情に時間は過ぎ去っていった印象だ。
確かにPAOKの守備はしぶとかった。よく組織されたチームだったし、サポーターの後押しも強力だった。
だが、この日のスパーズの戦いぶりが少々情けなかったのも事実。観ていてヤキモキする時間が長かったな。

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結果的には主力組とサブの面々の実力の差が出てしまったということだろうか。レギュラーを奪われているチョルルカやピーナール、ギャラスにローズ…彼らがこういう試合で必死にアピールする姿に期待していたんだけど、これじゃサブでもしょうがないよな~と思っちゃうパフォーマンスで終わったのが少し残念ではあった。

これで可能性は残っているとはいえ、決勝ラウンド進出はかなり厳しくなった。自力突破は既に消滅。他力本願での最終戦ということになる。僕はELにそんなに注力しなくても…という考えなので、この敗戦にもそこまでのショックは無いし、むしろこれでリーグ戦に集中出来て良いじゃないか…と前向きに捉えてすらいるんだけど、この試合が若手主体で敗れたのならいざ知らず、主力含めたスカッドでしかもホームであっさりと負けたのがなんとも言えない気持ちにさせられたな。先発したケインはともかく、若手に経験も積ませられず、結果は敗戦となれば「何も得られなかった試合」と言ってもいいよね。二兎を追った結果、どちらも逃したというか、何というか。
まあ、それも結果論で、この日勝っていればターンオーバーしてしっかり結果残したと賞賛されて然るべき采配なので、(ただそれが裏目に出たってだけで)仕方ないっちゃ仕方ないんだけどさ。悔いは少し残るかな。

管理人選定マン・オブ・ザ・マッチ:ルカ・モドリッチ

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【EL】 vs Rubin Kazan
Category: EL・国内カップ  
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UEFA Europa League Group stage
Centralni

RubinKazan.jpg Rubin Kazan  1
tottenham.jpg Tottenham Hotspur   0
得点
Rubin:ナチョ
Spurs:

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Unused subs: Gomes , Stewart , Nicholson , Pritchard , Lancaster

ヨーロッパリーグ(以下EL)グループステージもいよいよ折り返しの第4戦。ホームでは1-0で下したルビン・カザンとのアウェーマッチ。気温も氷点下に届きそうな勢いの厳しいロシア遠征に向かったのは主力を大幅温存した若手主体の「ヤング・スパーズ」。結果はロースコアだが、内容はほぼ一方的のタフなゲームとなった。

待ってました!ピーナール&ギャラス復帰
リーグ戦から11人を総入れ替え、ベンチにもズラリと若手が並ぶ徹底した念の入れ様で主力を温存したスパーズ。当然、先発にも若手選手が多く起用されたが、長期離脱していたギャラスとピーナールがようやく戦線に復帰、今季の公式戦では初めてメンバーに名を連ねた。CBでは要のドーソンが離脱中、キングも計算が立たないのでギャラスの復帰は心強いし、中盤ならどこでもこなせるピーナールが戻ってきたのもチームにとっては非常に大きい。

で、肝心の二人の状態なのだが明暗が別れた格好。まずはギャラス。若手が並び不安定なバックラインだったが、懸命に統率し及第点の働きを見せてくれていたものの、後半途中で負傷して交代。幸い、大事には至らなかった模様で日曜日のリーグ戦には戻れそうとのことだが、復帰初戦での負傷交代で今後に向けての不安を残した。
一方のピーナール。こちらは上々の復帰戦となった。軽快な動きを随所で披露、相変わらずのテクニックで時折見せ場を作り、ピンチには全力疾走で守備に戻るなど、復活に向けて良いアピールになったんじゃないかな。

この苦い経験を糧に…
若手選手たちにとってはやはりルビンは厳しい相手だった。ホームではそれなりに戦えた相手でも、アウェーとなれば話は別。ルビンの厳しいプレッシャーと素早いカウンターに終始苦しめられた。特に苦い経験となったのは両SBのタウンゼントとフレデリクス。両名とも本職は一列前の選手だとは思うし、対したのはカラデニズとカザエフという実力ある曲者。彼ら二人には少々荷が重かったかもしれないが、ま~コテンパンにやられてた。
気になったのがポジショニングの悪さで中途半端にスペース空けたところを、上手く使われていた印象で、得意の攻め上がりはあまり見せられず守備に追われた。ただ、彼らにとっては本当に良い経験になったはず。

ここでガツンとやられたことは決してマイナスにはならないと思うんだ。ベイルもかつてはSBで散々守備の脆さを指摘された。それでも課題を克服して、今や大きく羽ばたいてる。今のベイルの活躍だって元を辿ればSBとして暴れたのが発端だし、一列前でプレーしてる現在もSBとしてやってた経験が生かされてるだろうからね。
タウンゼントもフレデリクスもまだまだこれからの選手。こういう厳しい相手にこうやったらやられるんだ、こうやれば自分の持ち味を出せるんだ…と、成長の糧にしてくれれば、この経験も意義あるものになるはずさ。

中盤のキャロルやファルケも同様。キャロルは比較的落ち着いてて、密集の中でも冷静にボールを捌いたり、巧みにポジショニングしたりで苦労しながらもよくやってたと思う。だが、効果的な楔を入れる回数は少なかったし、リスクを恐れて全体的にこじんまりとした働きに終始してしまった。ファルケも数は少ないながらもキラリと光るセンスは見せたけど、球離れは悪いし、状況判断の遅さはとても目につく。加えてボールロストも多い。
彼らにとっても苦い経験になっただろうけど、リーグ戦で起用されるには、こういう試合から学ばないとね。

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試合全体を通してチャンスらしいチャンスは少なく、見所に乏しい試合ではあった。終始ルビンの素早いカウンターにさらされピンチの連続、その度にクディチーニのビッグセーブに救われるといった具合。正直1失点で済んだのが不思議なぐらいに散々な有り様だったけれど、まあ、若手主体だし、こんなもんだろうとは思うさ。

何度も言ってしつこいかも…だけど、僕はELで勝ち進む事なんぞどうでもいい。この試合の勝敗でグループステージの勝ち抜けの可能性がどうこうにも全く興味が無い。ただ、若手たちが与えられたチャンスでどれだけのアピールを出来るか、また、今後大きく成長して、一人でも多くの選手が現在の主力を脅かす存在になって欲しい、その為の大事な過程として捉えてるだけ。その点から言えば、少し物足りなかったかなというのが正直なところ。
強敵相手によくやったと思う一方で、リーグ戦に抜擢してもいいんじゃ?と思う出来の選手はいなかった。

あとは、既にトップチームで経験積んでる選手のだらしなさね。デフォーは彼らしさをやや見せたものの、パブの空気っぷりたるや凄まじいし、失点のキッカケとなったバソングの対応はあまりにお粗末。彼らの立場はかなり危ういわけですよ。それが、巡ってきたこういう少ない機会でこの体たらくじゃお話にならんっての(怒)
もっとシャッキリせんかい!と、活を入れたいね。レギュラー奪う気持ちがあるなら、もっと気合入れんと。
もっと出来るはずの選手よ、二人共。良い時の二人を知ってるだけに、一層の奮起を求めたいですな。

管理人選定マン・オブ・ザ・マッチ:カルロ・クディチーニ

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【EL】 vs Rubin Kazan
Category: EL・国内カップ  
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UEFA Europa League Group stage
White hart lane

tottenham.jpg Tottenham Hotspur   1
Rubin Kazan Rubin Kazan  0
得点
Spurs:パブリュチェンコ
Rubin:

1112 w4
Unused subs:Cudicini , Townsend, Falqué, Kane.

ヨーロッパリーグ(以下EL)グループステージの第三戦。近年ではCLでバルセロナ相手に金星を挙げるなど躍進しているロシアの強豪ルビン・カザンをホームに迎えた。拮抗した勝負にケリをつけたのは、そして決定的なピンチを救ったのは今季のリーグ戦ではなかなかチャンスが巡ってこない「忘れかけられた男」の意地だった。

柔軟で組織的なルビンに大苦戦
噂には聞いていたけど、実際にまもともに観たのは初めてだったルビン・カザン。やはり侮れない力を持ったチームだな…と感じた。スパーズはここまでと同様、ELにおいては若手と控え組主体のチーム構成ではあったが、負傷離脱していたレノン、サンドロらが復帰したことにより、これまでの二戦よりは強力なスカッドを組んでこの試合に臨んだ。しかも、得意のホームでの対戦。それでも、十分に試合をコントロール出来たとは言い難かった。

開始10分頃まではややスパーズが攻勢に出たものの、ルビンは慌てず騒がず全体的に引き気味な布陣で待ち構え、虎視眈々とカウンターを狙う強かさで対抗していた。スパーズのバックラインがかなり高めだった事もあり、その裏のスペースにロングボールを送り、バルデスを走りこませるといった具合。それもある程度脅威だったのだが、更に怖いなと思ったのが61番の選手。カラデニズ。彼がサイドで良いアクセントをつけており、対面するローズが対応に四苦八苦していた。ルビンの凄さはここから。最初は引いてカウンターの様相だったのに、試合展開を見てこれはいける!と踏んだのか、次第に攻撃に人数を割いてきた。試合途中で戦術を変える柔軟性を持ち、それを実行出来る駒が揃ってないとなかなか出来んよ。ピッチの横幅を広く使ってたのも印象的で、中から外、外から中と多彩な攻めを見せてきた。そんでもって、攻守の切り替えと、ボールホルダーへの集散が非常に速い。

そんな具合なのでスパーズは大苦戦。何度かあわやの場面を作られた。それでも、久しぶりの先発を任されたゴメスが発奮。時折、彼らしい?(笑)慌てぶりで混乱する場面も見られたが、全体を通せば安定したセービングでチームを引き締めた。両SBがどこか不安定な守備を見せた一方で、CBでスクランブル起用されたリバモアは及第点の出来、主将を任されたバソングもしっかりと役割をこなした。途中出場したカブール、エコトは流石の安定感でとても頼もしく、苦しみながらもクリーンシート達成した守備陣の頑張りは評価したいな…と。

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翻って攻撃陣は軒並み不調。レノンはコンディションもまだまだで彼らしい動きには程遠かった。何度かキレのあるドリブルも見せたが縦に抜けるスペースあるのに仕掛けず戻したり、中央に強引に入っていってボールロストなど良いところは無かった。ウォーカーとの連携もイマイチで、これは今後に向けて課題となるのかな。
ジオもまた散々。左右入れ替えて少し改善したが、著しく精彩を欠いた。良いアピールとはならず…。
個々の出来も芳しくなかったが、全体的にパスがずれる場面が多く、効果的な崩しは見られずじまいであった。

強烈なFK!スーパーパブ!
あまり効果的な攻撃が出来ず硬直した展開だったが、試合を決めたのは余りにも鮮やかで強烈な一発だった。
ローズが仕掛けて得たゴール正面のFK。キッカーはパブリュチェンコ。何も考えず思い切り蹴り込んだのが功を奏したのか、ゴール右上隅に強烈に決まった。これ以外ではあまり仕事をしていなかったけど(笑)試合を決める一発を決めたので、FWとしては最低限の仕事は果たしたと褒めるべきかな~と思ったりはする。
デフォーもパブもイマイチで存在感を発揮できずにいたけど、前線になかなかボールが入らなかったので、どちらかというとチーム全体の問題かもしれない。それだけルビンが上手く守ってたという感じでしょうかね。

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苦戦したとはいえ、結果的には1-0で勝ちきり、グループステージ突破に大きく前進。しかも、若手と控え組主体での結果なので上々だと思う。これでロシア遠征となるアウェーのルビン戦は更に主力級を温存出来るだろうし、この試合の勝利は大きいんじゃないかな。チャンスも貰ってる若手も課題は見えつつも、キラリと光る可能性も感じさせてくれてるし、彼らの成長を見守れるだけでも無理して早起きする甲斐は十分にあるな~と思う。
特に目を引いたのはキャロル。役割は非常に地味。きちんと目をこらして見ていないと何もやってないように映るけど、スペースを埋めたり、ボールを散らしたり、よくやっていた。華奢だけど、落ち着きもあるし、視野も広い。今のところ若手では一番いい働きしてると個人的には高く評価したい。いいぞ!キャロル!

管理人選定マン・オブ・ザ・マッチ:ロマン・パブリュチェンコ

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【EL】 vs Shamrock Rovers
Category: EL・国内カップ  
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UEFA Europa League Group stage
White hart lane

tottenham.jpg Tottenham Hotspur   3
Shamrock R Shamrock Rovers  1
得点
Spurs:パブリュチェンコ、デフォー、ドスサントス
Rovers:ライス

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Unused subs: Gomes, Kaboul, Bale, Modric.

ヨーロッパリーグ(以下EL)グループステージの第二戦。ホーム、ホワイトハートレーンにシャムロック・ローバーズを迎えた一戦は、スパーズ圧倒的優位の戦前予想を覆し、先制を許すまさかの展開。だが、その1点がスパーズに火をつける。わずか5分間の3得点逆転劇。輝きを放ったのは一時は構想外となったあの男だった。

ジャイアントキリングの条件
試合前はかなり楽観的な予測が大半だった。かたや世界最高峰のプレミアリーグで上位を争い、昨季はCLでベスト8に進出したクラブ、もう一方は決してレベルが高いとは言えず、世界的にも無名なアイルランドリーグの強豪。だが、試合終了の笛を聞いた時に、このゲームに詰めかけた3000人のアウェーサポーターの誰一人として愛するクラブに対して罵声を浴びせる事は無かっただろう。いや、むしろ胸を張り誇らしげに家路についたはずだ。
シャムロックローバーズは獅子のように勇敢に戦い、(わずか束の間ではあったが)リードを奪ったのだから…。

フットボールの世界においては稀に圧倒的な戦力差が存在する試合において、格下が格上を打ち負かすことがある。それを人はジャイアントキリングと呼ぶが、この試合は正にその「稀に起こる奇跡」が起こりかけた。圧倒的格下がジャイアントキリングを起こすのに必要な条件、それはチーム全員の献身的なハードワークであり、ゴール前で体ごと投げ出す執念の守備であり、GKのスーパーセーブであり、運だ。この日のシャムロックにはその全てが備わっていた。そして、彼らは少数ながらWHLを「占拠」した熱狂的なサポーターに支えられていた。

試合は序盤からスパーズが圧倒。素早いテンポでのパス回しに、質の高い個人技にシャムロックはついていくのがやっと。ほぼ90分間全ての時間帯でハーフコートマッチの様相だった。それでも60分間は執念で耐え凌ぎ、ワンチャンスで先制点を奪ってみせたのだから立派だ。むしろ冷や汗をかいたのはスパーズの方だ。攻めに攻めながら50分にリードを許し、その後10分間程度はあわやの場面を作られたのだから。シャムロックにとっては結局は自力の差を見せつけられての逆転敗北となったが、奇跡はすぐ目の前にあった。素晴らしき敗者だった。

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嵐のような5分間~圧巻の3連発~
前半から何度も決定機はあった。だが、シャムロックの執念のDFと、2~3度クロスバーに当たる不運も重なってゴールだけは決まらないヤキモキした時間帯が続く。それでも、ゴールは時間の問題の様にも思えた。それほどに内容では完璧だった。キャロルとリバモアの両CMFは堅調、両SBのローズとウォーカーは幾度も敵陣深くまで切り裂きクロスを供給し続けた。パブは雨あられのように(その大半をDFにぶつけたが…笑)シュートを放った。

リードを奪われてお尻に火がつくと、流石に集中が研ぎ澄まされたのかわずか5分間で3得点。怪我明けでイマイチだったレノンに代わって後半から投入されたタウンゼントが左サイドでアクセントをつけると、パブがヘッダーで同点弾、直後にはまたしても左サイドのクロスからデフォーがヘッダーで逆転。とどめはドスサントス。自陣でタックルでボールを奪ったデフォーが4、50mをドリブルで持ち出しお膳立て、それを豪快に蹴り込んだ。

ドスサントスのパフォーマンスは素晴らしかった。彼がここまで躍動したのは久しぶり…いや、スパーズ加入4年目にして最高のパフォーマンスだったかもしれない。実力差を考えればあまり参考にはならないのも事実だが、シンプルにボールを捌き、思い切ってシュートを放つ積極性、巧みなパスセンス。守備にも全力で戻るなど、スパーズサポが長年待ち続けた彼の姿がそこにはあった。これがプレミアレベルでも出来たなら…と思ったよな。

管理人選定マン・オブ・ザ・マッチ:ジオバニ・ドスサントス

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【EL】 vs PAOK
Category: EL・国内カップ  
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UEFA Europa League Group stage
Toumbas Stadium

PAOK.jpg PAOK  0
tottenham.jpg Tottenham Hotspur   0
得点
PAOK :
Spurs:

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Unused subs: Gomes, Barthram, Nicholson, Stewart, Pritchard.

いよいよ火蓋が切って落とされたヨーロッパリーグ(以下EL)のグループステージ。トッテナムの初戦の相手は謎のベールに包まれたギリシャの古豪PAOKテッサロニキ。発煙筒が焚かれ、上半身裸の熱狂的なサポーターが気勢を上げる異様な雰囲気の中で、スパーズの未来を担う事が期待される若武者達がアウェーゲームの試練に挑んだ。

This is Away Game
普段あまり目にすることの無いギリシャのクラブとの対戦。事前情報を幾つか頭に入れてはいたものの全く未知の強豪で正直どんな感じになるか想像がつかなかったんだけど、もの凄い雰囲気だった。まず、サポーターが熱い。スパーズのサポーターもイングランドでは屈指の熱さを誇ってるんだけど、イングランドのそれとはまた違う類の熱さというか。上半身が裸の集団がそこかしこにいて、その男たちが大声を張り上げる様は壮観だった。
スパーズがチャンスになるたびに、微妙な判定が下されるたびに地の底から響くような野太い声でブーイングが飛ぶ。発煙筒が焚かれ、爆竹が鳴る。時間の経過と共にそれらが更にヒートアップ。これぞアウェーの洗礼。

スパーズはプレーオフのハーツ戦と同様に若手主体のメンバーで挑んだ。スパーズの未来を担うS・N・G。
彼らにとってこういう環境での試合は、何より得難い良い経験になったんじゃないかな。ELという国際舞台での真剣勝負ってだけでも貴重だが、こんな雰囲気の中での試合はそうそう経験出来ないだろうからね。
その点だけをとっても、この試合の意義は大きいと感じる。僕は以前にも述べた通りELには否定的な見解を持ってるが、こと若手の修行の場と位置づけるならば、これほど有意義な場もなかなか無いかもしれない。
トップチームに怪我人続出、中2日でリバプール戦…と主力温存の理由は数あれど、仮にそれらの条件が重なっていないとしてもELは若手に機会を与え、経験を積ませる場として活用すべき。改めてそう感じた試合だった。

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過酷なアウェー戦での収穫と課題
そんな過酷なアウェー戦だっただけに、若手主体のメンバーでドローという結果は悪くないと思う。むしろ、よくやったと評価しても良い。だが、内容は決して芳しくなかったし、思っていたよりもPAOKは強くなかった。
(期待をしているからこそ)敢えて厳しくみるならば、まだまだ満足には程遠い出来であったのも確かだ。

まず収穫から。中盤で落ち着いてパスを繋ぎ、ゲームをコントロールしていた。リバモアとキャロルのコンビは上手くバランスを取りながら時折前線に飛び出したり、鋭いパスを通していて二人共に安定感があった。
中盤で何本もショートパスを繋いで丁寧に押し上げる様は、何だか別のチームの試合を見ている様だった。ゲームメイクは主にドスサントスが担い、新加入のファルケと共に個人技を披露したが、ボールロストは多かったものの、これぐらいのレベルの相手であればある程度やれるというのは示せた。あくまである程度…だが。
微妙な判定でシミュレーションを取られたもののビッグチャンスを作ったケインは前線で体を張り、タウンゼントとウォーカーの両SBは頻繁に攻撃に絡んで存在感を見せた。あと一歩クロスの精度があれば…とは思ったが。

お次は課題。まずファルケ。どんな選手か全く知らなかったので楽しみにしていたんだけど、あまり見せ場は無かったかな。ちょっと球離れが悪くてリズムを生み出せなかった。まあ、これからでしょ~とは思うんだけど彼はローン加入だからね。そんなに悠長な事も言ってられんよ。少ない機会で買取りたいと思わせる働きしないと。この程度じゃ話にならん。お次はドスサントス。端的に言えば彼がなぜ3年も在籍してるのに未だ戦力構想に入っていないのかという事をハッキリと示したような試合だったと思うんだよね。ある場面では思わず唸るテクニックを見せつける、だけど試合の大半では消えていて、ボールロストしても追わないで歩いてる。
過去に何度も見た光景だけど、これをやってるうちはプレミアでチャンスは巡って来ないと思うよ。何故使われないのか、本人がもっと自覚しないと。黙っててもチャンスが来るほどに甘くは無い。ちょっとガッカリ。

まあ、ハッキリ言って何がしたいのか解らない内容ではあった。システムも判別出来ないぐらいにぐっちゃぐちゃで。良く言えば流動的なポジショニング。悪く言えば組織は皆無で各々が好き勝手動くカオスなスタイル(笑)
チーム全体を通せば、中盤の攻防はこちらに分があったけど、肝心のフィニッシュには繋げられず、あまり意味のないポゼッションに終始したという印象。クディチーニのビッグセーブがあったから辛くもドローに持ち込めたけど、守備も安定していたとは言い難いといった感じで。若手だけでよくやった!と思うが、トップチームで見てみたい!と思わせるような働きをした選手は少なかった。人によって評価は分かれる試合かもしれないね。
ただ、前述した通り良い経験にはなったと思うので、各々で糧にして前に向かって欲しいな~と思います。

管理人選定マン・オブ・ザ・マッチ:カルロ・クディチーニ

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7,222マイルの旅 ~EL GS Draw~
Category: EL・国内カップ  
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ヨーロッパリーグ(以下EL)、グループステージの組み合わせ抽選会が行われ、対戦相手が決定した。
ルビン・カザン(ロシア)、PAOK(ギリシャ)、シャムロック・ローバーズ(アイルランド)
バラエティに富んだ組み合わせとなったが、ロシア遠征を含めて移動距離が長く、やや厳しいという印象です。

対戦相手を一言紹介
Rubin Kazan Rubin Kazan
ルビン・カザン。近年実力をつけてきたロシアの強豪クラブ。2009/10、2010/11と2年連続でCLに出場。バルセロナとは2年連続で対戦し、09/10には見事に大金星を挙げるなど曲者ぶりを発揮している。
FC PAOK PAOK
PAOKテッサロニキ。正直どんなクラブなのか全く知らんのだが、過去にはスパーズと同様にカップ・ウィナーズ・カップを制したこともあるギリシャの古豪。国内でも人気を誇るクラブのようだ。
Shamrock R Shamrock Rovers
シャムロック・ローバーズ。国際的な知名度こそ無いが、アイルランド国内ではリーグ優勝15回、カップ戦を24回制する屈指の強豪らしい。クレストもユニフォームもセルティックに似てるね。

試合日程
Matchday 1 - PAOK v Spurs 9/16
Matchday 2 - Spurs v Shamrock Rovers 9/29
Matchday 3 - Spurs v Rubin Kazan 10/20
Matchday 4 - Rubin Kazan v Spurs 11/3
Matchday 5 - Spurs v PAOK 11/30
Matchday 6 - Shamrock Rovers v Spurs 12/15

総移動距離7,222マイル(約11,630km)の大旅行。しかも、極寒のロシア遠征あり、地味に遠征が厳しいギリシャあり…で結構しんどいアウェー戦になりそうだけど、こういう経験がまた一つチームを逞しく成長させてくれるはず!とポジティブに捉えよう。ただ、出来れば主力は温存したいところだよな。以前にも書いたけどELは思い切って若手の修行の場と位置づけて戦ってくれればいいな~と個人的には思ってる。グループステージの戦況にもよるけど、ある段階ではリーグに集中するべき判断を下すタイミングが来るはず。そこをどう乗り切るか。
大胆なターンオーバー含め、ハリー爺のチームマネジメントのお手並み拝見というところでしょうかね。

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【EL】 vs Heart of Midlothian
Category: EL・国内カップ  
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UEFA Europa League Play-off 2nd
White hart Lane

tottenham.jpg Tottenham Hotspur   0
Hearts Hearts  0
得点
Spurs:
Hearts:

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ハーツとのヨーロッパリーグ(以下EL)のプレーオフ。第二戦は場所を移してトッテナムのホーム、ホワイトハートレーン。今季公式戦初のレーン登場とあって大声援が包む中、ピッチに降り立ったのはスパーズの未来を担う若者たちであった。試合自体はごくごく平凡な内容だったが、そんな彼らに温かい拍手と激励が送られた。

S・N・G(Spurs Next Generation)
この日の先発にはアカデミー上がりたての若手がズラリと並んだ。左サイドにキャロル、右サイドにフレデリクス、そしてFWのケイン。既に今季からトップチームに名を連ねてる同じく若手のリバモア、タウンゼントを含めて実に5人がアカデミー上がりたての将来有望株だ。正に次代のスパーズの主力を担うことが期待されるS・N・G(Spurs Next Generation)だ。S・N・Gというのは僕が期待を込めて数年前に当ブログで作った造語なのだが、そんな若手たちのプレーを見れる!という期待感が、消化試合同然のこの試合観戦の唯一のモチベーションだった。なんせ初戦は5-0。勝ち抜けは確定的。しかも平日早朝。スルーしようか?とどれだけ迷ったかことか(笑)

で、意を決して早起きして眠い目こすって見守ったわけだが、これがまた眠いのなんのって(苦笑)試合内容は単調だし、期待の若手たちも目を見張るような積極性を見せたわけでもない。局面ではそれなりに頑張っているんだけど、まだどこか遠慮しているというか溌剌さにはやや欠けたかな…と。でも、無理もない。彼らにとってはこういう舞台で戦う事自体が初めてだしね。でもね、ホームなんだし、失うものが無い状況だったんだから、もう少し積極果敢にチャレンジする姿勢が見たかったな…というのが正直な感想かな。リスクを避けて無難なプレーを選択しがちで、小さくまとまっちゃてるように見えた。なんかこう突き抜けた個性が感じられないというかね。

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そんな中で良かったな~と思ったのはキャロル。凄い小柄で表情も幼くてまだ子供みたいに見えるんだけど、落ちついたプレーぶりでパスセンスにもキラリと光るものを見せた。惜しくも失敗に終わったけど、ケインの突破(PK奪取)に繋がるスルーパスはおっ!と声が出たよ。逆サイドのフレデリクスはまだおっかなびっくりやってる感じで、もう少し一歩先、二歩先のプレーを思い描いて常に準備する気持ちを持てば、なお良いかなと思う。
タウンゼントはPSMでも起用されていたので、流石に少し自信がついているのか得意のドリブルで見せ場を幾度か作ったがこの日は少し足にボールがついてなかった。リバモアは中盤をコントロールしてて好印象。
前線でパブとコンビを組んだケインは鋭い飛び出しでPKゲットしたものの失敗。お前もか、ケイン(笑)
後半途中から入ったニコルソンは正直印象に残ってないけど、大きなミスもなく無難にプレーしてたかな。

ちょっと厳しめに各選手を評したけど、別にこの試合の出来だけをとりあげてどうこう言うつもりは毛頭ない。望むのは、この貴重な経験を彼ら自身がどう捉え、どう次に生かすかだ。若手だからある程度のミスは許される。されど、若手だから…と許される期間もそう長くはない。そして、彼らに与えられる機会も恐らくは今後そう多くは無い。だからこそ、巡ってきた一つ一つの機会を大切に、もっと貪欲にアピールして欲しいのだ。
今までのスパーズはアカデミー上がりの生え抜きがなかなかトップチームに定着出来ていない。だからこそ、生え抜きのスター誕生を僕は心待ちにしているのだ。そして、彼らにその素質があることも十分に分かっている。
数年後、大きく飛躍した彼らがデビューしたのは、このハーツ戦だったよな…と懐かしく振り返られる日がくるといいな。暮れゆく夕陽がやがて来る闇夜と溶け合うように混じって、綺麗に染まった紫色の空の記憶と共に。

管理人選定マン・オブ・ザ・マッチ:トム・ハドルストーン

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【EL】 vs Heart of Midlothian
Category: EL・国内カップ  
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UEFA Europa League Play-off 1st
Tynecastle

Hearts.jpg Hearts  0
tottenham.jpg Tottenham Hotspur   5
得点
Hearts:
Spurs:ファン・デル・ファールト、デフォー、リバモア、ベイル、レノン

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ヨーロッパリーグ(以下EL)のプレーオフ。敵地に乗り込んでの第一戦は、EL本戦出場をほぼ確定させる
圧巻の5-0快勝。プレミアリーグ開幕戦延期の影響が心配されたものの、そんな不安はどこ吹く風。流れるようなパスワークと得意の高速カウンターが炸裂、今季に期待を抱かせる素晴らしいシーズン初戦となった。

SPUR-fect Start
まず、試合の入り方がとても良かった。序盤から積極的に攻撃を仕掛け、ホームの大声援を背に意気盛んだったハーツの出鼻を挫いた。先制したのは開始5分。デフォーがラフィーとのワンツーでチャンスを作り出し、こぼれたボールをラフィーが落ち着いて決める。その後も優勢に試合を進めると、12分には左に回ったレノンがラフィーとのワンツーを経由してデフォーに繋ぐと、中央で待つデフォーが鋭く抜け出し追加点をねじ込んだ。
27分には試合を決定づける追加点が。エコトから中央のラフィー、リバモアと渡ったボールはデフォーのポストプレーを経由して再びリバモアへ。受けたリバモアはDFに寄せられながらも豪快にネットに突き刺した。

全てのゴールに共通するのが極めて高い連動性。1トップのデフォーのキレが良く、ポストプレーが冴え渡った。
素早いテンポで小気味良くパスを回し、ほとんどのプレーがワンタッチ、ツータッチでシンプル。ハーツはスパースの速いパス回しに付いてこれず、守備が後手に回っていた。開始してから20~30分のパフォーマンスは正に圧巻で試合後レドナップも「就任して以来、最高レベルの出来」と評したほど。確かに素晴らしかったよね。
中盤では負傷者続出でスクランブル的にニコ、若手のリバモアが起用されたが、前者はシンプルなさばきでチームにリズムを生み出し、後者は鋭い飛び出しとハードワークでポジティブなインパクトを残してくれた。
相手にはほとんど攻撃をさせず、終始試合を支配する展開に、序盤はスパーズがボールを持つ度に大ブーイングを浴びせたハーツのサポーターが時間の経過と共にみるみるトーンダウンしていく様は痛快ですらあった。

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凄く良い内容で正直驚いた。1トップでここまで機能した試合を見た記憶が無いし、予想外の出来の良さだった。
昨季との大きな違いとして印象的だったのは『ダイレクトプレーの増加とプレースピードの向上』。ちんたらポゼッションしながらゴールに迫っていた昨季と違いなるべく早く前線に預けたり、数人が連動してダイレクトプレーで打開する場面が数多く見られた。必然的に全体のテンポが速くなるので、速攻も生きて来る。
相手の力量がやや落ちるのでこれで手放しに賞賛するわけにもいかんし、楽観するのはまだ早いとは思うが、少なくとも連携が確実に深まっていることと、しっかりと個々の選手を生かすプラン(戦術)を徹底出来れば大型補強が無くても戦えることは証明出来たと思う。あとは、これがプレミアレベルの相手に出来るかどうか。

若手のリバモア、タウンゼント、ウォーカーらが及第点以上の働きを見せたこと、これまでCMFで起用されなかったニコがこのポジションで結果を出したこと、デフォーを活かす改良型1トップに光が見えたこと…etc
ポジティブな要素が多く見られ、間近に迫ったプレミアリーグ初戦に向けて弾みがついた。初戦は苦手のマンU戦、しかも敵地オールドトラフォードだけども、一泡吹かせる準備は整っている。とても楽しみです。

管理人選定マン・オブ・ザ・マッチ:ニコ・クラニチャール

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ELとの向き合い方
Category: EL・国内カップ  
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2011/12シーズンのUEFA EUROPA LEAGUE(以下EL)のプレーオフ組み合わせ抽選会が行われた。
トッテナムの対戦相手はハーツ(スコットランド)に決定。対戦する可能性のあった5クラブには実力的にさほど大きな差があるとは思えず、地理的に近く遠征にかかる負担が少ない点を考えれば最高の結果と言えるだろう。
対戦相手も決まり、気持ちは早くもプレーオフへと向かっているわけだが、ELの存在意義、引いてはこのELにどのように向き合うのか?という点において、あくまで個人的ではあるが考え方を明らかにしておきたい。

結論から先に言う。僕はあくまでプライオリティはリーグ、ELに注力する事に否定的であるというスタンスです。
それは何故か?をELを戦うことでのメリット・デメリットを検証して改めて考えてみたいというのが今回の趣旨。

ELのメリット
・ヨーロッパの舞台で戦うことによって得られる経験値
・普段出場機会の少ない選手(特に若手選手)に出場機会が生まれる
・放映権料、獲得賞金、グッズ、チケット等の収入増加
・ヨーロッパのコンペティションに出場することでの知名度・ブランド力の向上
・あくまでファン視点から、1試合でも多くの試合が楽しめる(リーグ戦では起こりえないカードの実現)

ザックリと挙げるとこんなところだろうか。確かにそのどれもがクラブにとって重要であり、決して軽視出来ないものだし、それを否定するものでは無い。リーグ戦とはまた違った環境で培われる経験は必ずや選手の成長の助けとなるし、長い目でみればチームの総合力の底上げに繋がるだろう。特に伸び盛りの若手にとっては。
わずか数試合で完全に消せるとは思えないが、出場機会が少ない控え組の不満を抑える貴重な場にもなり得る。

ELのデメリット
・試合数の増加によって疲労の蓄積、怪我などのリスクの増加(試合間隔が狭まり、日程がハードに)
・EL前後のリーグ戦のパフォーマンスに与える影響が甚大(メンタル、フィジカル両面において)

一方でデメリット面として考えられるのはおよそ上記の2点。一見するとメリット>デメリットでは無いか?とも思える。メリットに比較して少ないから。だが、主にリーグ戦への影響が如実に現れる点が最大の懸念なのだ。
昨季を思い返して欲しい。CLの前後のリーグ戦はどうだったか。散々たる有り様だったではないか。CLに重心が傾き、モチベーションのコントロールに苦心した。集中力は薄れ、単純なミスが増え、リーグ戦のパフォーマンスの低下は目に見えて明らかだった。結果、下位からの取りこぼしが増えてポイントは思うように伸びなかった。
負傷者も続出した。決してCLとの並行だけが原因では無いが、蓄積した疲労は確実に選手の負担を増加させた。

メリットとして挙げた収入面について。やはりCLとの差は余りにも大きい。一昨季、ELで準優勝に輝いたフルアムが大会を通して得られた収入はわずか€1000万程度。一方でCLで準優勝したバイエルン・ミュンヘンが得たのは約€4500万。無論、これは賞金、放映権料の分配のみの額だが、ELとCLでは得られる収入が段違いなのだ。
そして、ELにおいての知名度・ブランド力向上について。確かにヨーロッパの大会に出場することで少なからずクラブの名声はアップする。だが、これもまたCLとでは比較にならない。「CLに出たいから」と移籍先の希望を口にする選手は数多くあれど、「ELに出れるから」などという台詞を聞いたためしが無い。少なくとも選手の野心を満たす程の魅力がELには無いことは明らかだ。建前ではELへの意気込みを語るコメントも目にするが、それはあくまで建前であって本音とは程遠い。実際、選手のステータスに影響を及ぼすのはCLであって、ELでは無い。

以上を踏まえたまとめ
幾つかの要素を考えてみたが、残念ながら僕にはELに価値を見出すのが難しい…というのが現実だ。誤解しないで欲しい。ELが無価値であると言っているわけではないし、そのレベルを過小評価するものでは無い。
事実、昨季のELを数試合観戦したがどの試合もレベルが高く、内容もエキサイティングで面白かった。各クラブのレベルが拮抗しているという点においてはELの試合の方が面白いのでは?とも思ったぐらいで。

ただ、現在のスパーズがノルマとすべきなのは、目先のELに勝ち進む事、タイトルを目指す事では無い。
あくまでプレミアリーグで4位以内を達成し、再びCLの出場権を得ることこそが目指すものであるべきだ。
その目標は簡単な事では無い。常にタイトルを争える実力を備えたマンU、チェルシーの二強、もはや覇権すら伺える陣容を擁すマンC、大型補強で復調気配のリバプール、お隣だってコンスタントにCLを確保し続けている。
それらの強豪の一角を崩す事は容易では無い。今のスパーズはリーグ戦一本に集中して、やっとこ針の穴ほどのわずかな道が開けてくるのが現実なのだ。一昨季、4位になれたのはリーグ戦に集中出来たからに他ならない。

ELとの並行をこなせないんじゃ、CLなんて夢のまた夢…という意見もある。正論だろう。だが、僕に言わせればそれはビッグクラブが口にすべき言葉であって、スパーズのようなクラブの現実からかけ離れた理想論だ。
二兎追うものはなんとやら…という言葉があるが、ELに力を注げば、そこに待っているのは再びのEL出場だ。
モドリッチの移籍騒動でもよく分ったであろう。残念ながらELレベルではこういった問題がまた降りかかる。

唯一、ELに存在意義を見い出せるとするならば思い切って若手の修行の場を位置づけることだ。主力を休ませ若手主体で臨み、経験を積ませる為にこの大会を活用する!と言うならば、百歩譲って頷ける。だが、果たしてそれが可能なのか?ハリー爺は若手登用を示唆しているが、どこまで思いきれるのか。中途半端に主力を起用するってんなら、また昨季の二の舞になるのは目に見えてる。ELの為にグダグダなリーグ戦を見せられるのは勘弁だ。

そこで皆様に問う。それでもELに夢を託しますか?それとも「勇気ある撤退」でCLを目指しますか?

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